産業連携ネットワークで6次産業化を加速 [2012年07月17日(Tue)]
農林水産省は、昨年12月、経済産業省や関係業界などとともに「産業連携ネットワーク」を立ち上げました。農林漁業と他産業、消費者等の様々な知見の共有と創発によりイノベーションを促進するためとのことです。
→農林水産省 産業連携ネットワーク 産業連携ネットワークは、多様な産業等の連携により6次産業化の流れを加速化し、農林漁業の成長産業化を実現するため、農林水産業界に加え、産業界、金融、消費者、シンクタンク、研究等の多様かつ広範な関係者の知恵を結集し、相互に連携する場(プラットホーム)の役割を果たします。今まで数度の交流会等が行われています。 →産業連携ネットワーク交流会等の開催概要 第2回交流会(6月28日開催)では、「企業の農業参入」をテーマに、農業に取り組む企業からの発表と質疑応答が行われました。 農業法人を設立し農業に参入した企業の現状や太陽光を利用した植物工場の試行、独自の工夫による特産品開発の報告では、高付加価値化など企業スタイルを農業に応用する姿勢がうかがえました。JGAP(ジェイギャップ、農業生産工程管理基準)とグローバルギャップについての話もありました。 |