市民キャビネット農都地域部会とバイオマス発電事業化促進WGは、５月２９日（金）、共同で、「ふくしま南相馬の暮らし、農林業のいま」勉強会を開催します。
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　市民キャビネット農都地域部会は、3年半前に「ふくしま復興フォーラム」を開きましたが、改めてふくしまの厳しい現実を見つめ、これからを考える場として、今年前半に２回の勉強会を開催することになりました。

　１回目は、4月27日に「ふくしまの森林・バイオマス」勉強会を行いました。
　２回目の今回は、暮らしと産業復興をテーマに、講演とワークショップを行います。南相馬では地域主導の取り組みが行われていることを現地の方々からお聞きし、私たちにできることをご参加の皆様と一緒に考えたいと思います。
　ふくしま復興に関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちします。

●日時　2015年５月２９日（金）16：00〜20：30 （15：30 受付開始）

●会場　港区神明いきいきプラザ 4階集会室Ａ
　港区浜松町1-6-7 TEL:03-3436-2500
　JR浜松町駅北口徒歩4分／都営地下鉄大門駅B1出口徒歩3分
　地図→　http://www.toratopia.com/s_map.html

●プログラム
【第１部　講演・質疑】
・箱崎亮三 氏（一般社団法人南相馬除染研究所 理事、一般社団法人えこえね南相馬研究機構 専務理事）
　「5年目にはいった南相馬の現状とこれからの見通し」
　＊一時は「福島に人は住めない」と言われた中で、地域の住民主導による暮らしの再建と街の復興への取り組みをお話しいただきます。
　＊箱崎氏は、南相馬市で家業の箱崎林業を経営しながらまちづくりNPOを運営されてましたが、震災・原発事故後は除染と放射線測定、再エネを復興に結び付ける活動などを行っておられます。

・斎藤喜章 氏（NPO法人ふくしま飛行協会 理事長、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター産業.街づくり支援担当 客員研究員）
　「避難生活と地域の復興―復興に潜む実態と深層」
　＊福島県内NPOが力を合せて復興に取り組んでいることや復興のための街づくり、産業未来図などについてお話しいただきます。

・佐藤喜久雄 氏（農業）
　「南相馬での農業を考える」
　＊南相馬市で農業を行っている中で起こった原発災害により東京への避難を余儀なくされ、農業再興に取り組むも、農地除染の遅れからいままた農業を続けられない問題と暮らしの問題、今後への期待をお話しいただきます。

【第２部　ワークショップ】
　話題提供：高橋和美 氏（NPO法人ワークシェアリングこの指とまれ 代表）
　「相馬で暮らす日々とこれからの取組み」

　グループディスカッション：「これから私たちにできること」
　＊第１部の講師の方々も参加されます。
　＊南相馬、相馬での暮らしと産業の現状を知り、復興へ私たちができることを、ご参加の皆様で意見交換していただきます。

※時間等内容は都合により変更する場合がありますのでご了承ください。
※終了後、交流会を予定しています。詳しくは会場でご案内します。

●主催　市民キャビネット農都地域部会・バイオマス発電事業化促進WG
●協力　食と農と健康、富士山クラブ、桜山きづきの森、ナルク、インキュベーションサーカス、農都共創会議、全国地域エネルギー推進協会、ほか多数を予定
●対象　ふくしま復興や食・農・環境政策などに関心を持つ市民・学生・NPO・団体・企業・行政・研究者等
●定員　６０名 （申し込み先着順）
●参加費　1,000円 （会員半額、新規会員及び年度更新の方は無料）
●お申し込み　 WEBフォーム（http://goo.gl/Rm0dHx ）からお願いします。


■参考
　→4月27日「ふくしまの森林・バイオマス」勉強会の報告
　→12月2日「ふくしまの現在（いま）を考える」ミニ勉強会等の報告
　→ふくしま復興フォーラム２ （2011年9月19日開催）
　→ふくしま復興フォーラム１ （2011年9月5日開催）

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■お問い合わせ
　市民キャビネット農都地域部会 事務局
　　東京都千代田区平河町1-3-7-2F　ユニバーサル志縁社会創造センター内
　　E-mail：noutochiiki@gmail.com　　URL：http://shimin-cabinet.net/