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12月2日「ふくしまの現在(いま)を考える」ミニ勉強会等の報告 [2014年12月07日(Sun)]
 農都地域部会は、12月2日(火)夕、「ふくしまの現在(いま)を考える」ミニ勉強会と合同運営会議、会員交流会を、港区エコプラザほかで開催しました。
 勉強会では、5名の発表者によって、テーマに沿った報告とスピーチが行われ、それについての質疑・意見交換がありました。参加は約30名でした。

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 最初に、いわき市の株式会社花咲じいさんの山中譲氏から、サトウキビの搾りかす等を原料とした多孔質カーボンを利用した土壌改良剤を使用して飯館村や南相馬市で放射線量低減の実証検証を行っており、低減及び持続効果があることが説明されました。
 また、Speediについて、インターネットから常時閲覧可能であり、現在でも飛散状況が見られるということでした。


 
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 続いて、株式会社ラジアントの杉浦武雄氏から、温水パイプを通して土壌を加温する深層地中加温(ラジアント有機農法)による土壌消毒と加温による連作障害の防止と増産効果の説明がされました。イチゴでは、生育ムラがなくなることで10a当たり1トンの増収ということでした。

 技術経営研究所の松井武久氏は、リスクマネジメントから放射能汚染対策を考える必要があり、プラス面だけでなく汚染土壌の集積等にともなうマイナス面も考慮し、適切な対策が必要であること、また、直近のことを考えるだけでなく、100年先を考えた対策であるべきだと強調されました。

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 池洋株式会社の高木道文氏からは、福島県で汚染により営農が再開できない農家が農業生産ができるように、福島県に農業法人を設立して中国江蘇省如東県で農地を借りて農業生産を行い、農産物を日本に輸入するという事業の提案がありました。

 次に、福島県相馬市のNPO法人ワークシェアリングこの指とまれの高橋和美氏から届けられたメッセージの紹介が、杉浦農都部会代表からありました。「言うは易く行うは難しの震災以降であり、海岸沿いは漁業、山間部は飯館に匹敵する高線量地区の高齢者集落と問題は多いですが、的を絞って事業化の動きを進めています」などの内容でした。
 ふくしまの情報が少なくなりつつある情況だが、改めて現状を知り、これからを考える機会を設けたいなどの説明もありました。

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 最後に、会津自然エネルギー機構の金澤秀光氏から、震災を踏まえ、新しいスタイルのシステムが必要ということから昨年2月に会津自然エネルギー機構を発足させ、8月には再生可能エネルギー発電を行う株式会社会津電力を設立、エネルギー自立をめざした取り組みを行っていることの紹介がありました。
 再エネ発電については、市民ファンドと環境ファンドによる6億円でまず太陽光発電に取り組み、ついで小水力やバイオマス発電に取り組もうとしていること、そのために木こり養成学校を始めているということでした。

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 3名の農都部会アドバイザー各氏からは、ふくしま復興フォーラムの経緯や「電力システム改革の方針が決まってないから対応が定まらない、現状は不作為の不法性とも言える、福島が原発を止めると決めれば除染も進むはず」などのコメントがありました。
 

 意見交換では、「夫婦とも福島の出身だが(実家は帰還困難区域)、未来の子どもたちへ残したいものがある」、「福島は電力の植民地が現状だが自分たちで作る電気は自分たちで使う、地域から変えていく」、「ふくしまを自分に引き寄せて、忘れちゃいけない」などの意見がありました。

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 参加者アンケートでは、「会津自然エネルギーのような取り組みが国に広がっていかない(スピードが遅い)ことが問題」、「Speediのデータが現在一般公開されてないということに対し憤りを感じる」、「若者と老人の夢は異なり、若者を優先すべき」、などの意見をいただきました。
 発表者のプレゼン資料は次になります。

 →山中譲氏プレゼン資料(PDF)
 →山中譲氏 Speediの説明資料(PDF)
 →杉浦武雄氏プレゼン資料(PDF)
 →松井武久氏プレゼン資料(PDF)
 →高木道文氏プレゼン資料(PDF)


 勉強会に続いて、第3回合同運営会議(農都部会とバイオマスWGの運営委員による)が開かれ、両会の現況(会員76名、うちWG63名、メーリングリスト参加者合計約550名など)や再生可能エネルギーについてのWGの第3次提言等の報告と、来年度の部会・WGの運営の方向性や本日のミニ勉強会をいかして勉強会・フィールドワークに取り組む等の提案と議論が行われました。
 その後、会場を移して多数の会員とML参加者が加わり、第2回会員交流会が行われました。

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 交流会では、農都地域部会とバイオマスWGに今秋結成された「女子部」の小林ゆか代表からお話があり、森林・バイオマス活用、地域活性化、地域との協働などについて賑やかに意見交換が行われました。今後も、広く農都部会・バイオマスWGの皆様と交流できる場をつくってまいります。
Posted by NPO農都会議 at 23:45 | 食農環境G 勉強会 | この記事のURL | コメント(0)
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