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642_アスパラガスの赤い実
[2019年07月31日(Wed)]
十数年アスパラガスを育てていて、はじめて実を見たことをこのブログに書いて、知り合いに話してみると、「ああ、赤い実が成るよね」とあっさり言われてしまいました。
アスパラガスの森の全景。
ジャガイモみたいに、実の成りやすい品種とそうでない品種があって、たまたま今まで育てていたのは実の成りにくい品種だったのでしょうか?(今回、十年以上育てていたのが猪(イノシシ)掘り返されてダメになったので、久々にタネから育てています)
最初は直径数ミリの薄緑色だったのですが、聞いていた通り赤くなってきました。この中にタネがどんなふうに入っているのか調べて見ることにしました。
指でつぶしてみると、実というよりも、4、5個のタネがぎっしり入っている感じですね。雰囲気としては、小さい朝顔のタネって感じ。インターネットで調べてみると、このこぼれダネが良くないと書いてあるので、株が増えすぎて栄養を取り合って細くなってしまうのかな?うちの場合は、狭い範囲で作っているので、畝間にタネが落ちそうなので、多分影響はないでしょう。
アスパラガス第二期の収穫(春先が第一期)も、ぼちぼちできています。結構太いのが出てきます。
ついでに書くと、先日、扁平枝が出てきたミニトマトのことを書きましたが、その枝を取らずに置いておいたら、その枝からさらに脇芽が出て枝が育ってきました。その枝は普通の丸い断面の枝のようです。遺伝子のバグは長続きはしなかったみたい。にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:55 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
8月のシネマ ケノービーは『ワンダーランド北朝鮮』190818
[2019年07月30日(Tue)]
2019年8月18日(日) 第一回目11時〜 第二回目14時〜 シネマ ケノービーにて 事前申込み 1000円(当日1100円、大学生以下800円)
岩国駅前の中通商店街にある店舗を改装して5月から月1回ペースでドキュメンタリーフィルムの上映を行っているシネマ ケノービー。
5作品目は、『ワンダーランド北朝鮮』。
なかなか情報の流れてくることのない北朝鮮。韓国出身の監督が、北朝鮮の本当の姿を映画にするため、韓国籍を放棄し、ドイツのパスポートで北朝鮮に入国して、エンジニア、兵士、農家、画家、工場労働者など“普通の人々”の取材を行う。
9月以降の予定もチラシの裏に掲載されています。
音響のいい大画面のスクリーンで楽しむことができます。にほんブログ村にほんブログ村
風のまつりで知久寿焼さんのライブを聞いてきた190726
[2019年07月30日(Tue)]
事前にこのブログで告知していた、岩国の北部にあるらかん高原キャンプ場で開催されている「風のまつり」。7月25日から28日に開催されていましたが、いつもいろんな用事と重なってなかなかのんびり参加できません。
今年も、金曜の夜しか日程が合わないので、どうしようかと迷いながらも、行ってきました。
元「たま」のメンバーと言って、わかる人がどれくらいいるかわからないのですが、知久寿焼さん狙い。
少し時間的に余裕があったので、本部テントで販売されていた野菜中心のワンプレートのおいしい食事を楽しみながら、他の人のステージも楽しみました。
キャンプ場に常設の野外ステージで、「たま」時代の名曲をはじめ、数曲を堪能。というか生で知久さんのライブを観るのは初めてで、ギターとハーモニカだけの1人の演奏に感動してしまいました。
知久さんは、声から、曲から、詩から、特徴がありすぎなのですが、なんとも言えず好きです。
今年発売された、2種類のCDを持ってきていたので、その1(これまでの音源をひとまとめにしたもの)を購入して、サインしてもらいました。その2(ほとんど弾き語りの新録もの)も欲しかったのですけど、1度に2枚はつらかったのでぐっと我慢。
買ったCDと、チケット代わりの焼き物のペンダント。にほんブログ村にほんブログ村
8月の読むロバの会(読書会)、課題図書は『ヒロシマ・ナガサキ セレクション 戦争と文学1』190828
[2019年07月29日(Mon)]
2019年8月28日(水)18時〜(1時間程度) 課題図書:『ヒロシマ・ナガサキ セレクション 戦争と文学1』(原民喜ほか著、2019年(単行本としては2011年)、集英社文庫) ヒマールにて
7月の読むロバの会の課題図書は、『パタゴニア』。南米の最南端で、チリとアルゼンチン2国にまたがる地方であるパタゴニア(私は、国の名前だと大きな勘違いをしていた)の紀行文学で、面白かったのですが、いろいろ話しが飛びすぎて、骨が折れて読みきることはできませんでした。他の人もそうだったみたいで、読みきった人は少なかったようです。でも、特に後半、面白いエピソードがあったみたいで、そういう話も、1人でただ挫折しただけだったらわからなかったなあと思ったものでした。それにしても、西洋人の世界中いろんな場所への進出の奥深さと言うか罪深さを感じてしまいます。
8月の読むロバの会は、例年終戦にあわせて、戦争に関する本を課題図書にしています。今年は、16の短編小説と、詩、短歌、俳句、川柳からなる大部な作品集なので、少なくとも1編を読んで、その感想を話し合う会となります。
事前に課題図書を読んできて、1ドリンクを注文すれば誰でも参加できます。 にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 21:10 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
今年もやってきた「サタフラ×島のむらマルシェ」190803・17
[2019年07月29日(Mon)]
2019年8月3日(土)・17日(土) ともに17時〜20時(サタフラは18時から) 八幡生涯学習のむら(周防大島久賀1102-1)
周防大島の夏の風物詩「サタフラ」(7月中旬から8月末にかけての毎週土曜日、グリーンステイながうら、道の駅サザンセトとうわ、竜崎温泉、H&Rサンシャインサザンセトなどで開催されるフラダンスイベント)と「島のむらマルシェ」のコラボ企画が今年も開催。
いつも島のむらマルシェが行われている会場で、夕方、食べ物やマルシェを楽しみながら、フラダンスも楽しめるというお得な企画。私も、過去2年行ってみておススメです。
詳しくは、「サタフラ」や「島のむらマルシェ」で検索してください。 にほんブログ村にほんブログ村
63『おクジラさま ふたつの正義の物語』2019シネマ ケノービーにて54
[2019年07月28日(Sun)]
『おクジラさま ふたつの正義の物語』 (監督:佐々木芽生、95分、2017年、日本・アメリカドキュメンタリー映画)
2019年、映画鑑賞63作品目にして、劇場での鑑賞54作品目。
イルカの追い込み漁を行っている和歌山県太地町。その残忍さを糾弾する映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞して以来、環境活動団体のシーシェパートのメンバーなどがやってきて監視を続けたりしている。
長年ニューヨークに住み、フリーのジャーナリストを経てNHK総局に勤務する監督は、そのことに関心を持ってドキュメンタリーフィルムにおさめることにする。
400年前からの続く伝統的な文化だと主張する漁師や地元の人、長期休暇をとって自費で監視をするアメリカ人、両者を仲裁して対話の場をセッティングする右翼チックなおじさん、長年日本でジャーナリストとして働き、本当のところを探るため太地町に住み込むことになったアメリカ人などいろんな視点を取り上げる。
いろんな正義が交錯する中、環境的に見ると、捕獲されているイルカは絶滅危惧種ではないこと、本州の南端に近い太地町は、人口3000人の小さな町で、まちの存続もあやういことなどもわかってくる。
さまざまな視点、と言う意味で勉強になることはたくさんあるが、一つひとつの問題についてもう少し突っ込んで欲しかった気もする。にほんブログ村にほんブログ村
岩国徴古館展示『いきものばかりー岩国徴古館に描かれた動物たちー』190707〜0901
[2019年07月28日(Sun)]
2019年7月7日(日)〜9月1日(日) 9時〜17時(月曜休館、月曜が祝日の場合は翌日休館、8月13日は開館) 入館無料
岩国徴古館に所蔵されている絵画や古文書、工芸品などに描かれていたり形作られている「いきもの」に焦点を当てた展示。
有名な伊藤若冲さんの鶏の軸物からはじまって、
顕微鏡によって観察されたいきものの姿や物語に出てくる動物、想像上の動物、
刀の鍔(つば)に施されたいきものはなかなかかわいい。
当時珍しかったと思われるマンボウの解説図なども面白い。
前回から、解説プレートの出典の頭に作品の特徴を小見出しにしていてわかりやすい。
いきものの絵が中心なので、夏休みの子ども連れの鑑賞にもぴったり。
展示されている中で、どの「いきもの」が一番好きかという人気投票も行っています(私も投票しました)。にほんブログ村にほんブログ村
かこさとしさんのマステをもらいました
[2019年07月27日(Sat)]
マステ好きを公言しているため、うれしいことに時々珍しいマステをもらいます。
今回もらったのは、絵本で有名なかこさとしさんのマステ。だるまちゃんシリーズの絵を使っています。
8月4日まで、ひろしま美術館で、「かこさとしの世界展」が開催されているようです。
かわいい。
7月28日(明日)にライブデポで行われるtukiichi 5 で行うマステカード作りワークショップにも持っていきます。にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 18:31 | 27今、mtが熱い | この記事のURL | コメント(0) |
郷土史研究会「道中記からみる人々の関心」190721
[2019年07月27日(Sat)]
毎月一回、岩国徴古館の近くにあるサンライフ岩国で開催されている岩国徴古館主催の郷土史研究会。
今回のテーマは、「道中記からみる人々の関心」。
江戸時代に旅が増加した背景から、当時の岩国の状況の概略を説明した上で、領主、武士、庶民とそれぞれの階層に分けて、実際に岩国徴古館に所蔵されている旅行記に即して古文書史料の抜粋を読みながら解説してくれました。
領主などはお供の人などもいて人数が多いので経費がかかるためか、旅程がきっちりしていて、庶民になるほど目的はあっても、途中で寄り道をすることが多いという傾向があることなど具体例に即していて面白い。
それにしても、立ち寄るところは神社仏閣が多いのは、当時旅で寄るのはそういうところしかなかったのか、景勝地というのはいつごろから流行るようになったのか、幕末の志士などは人を訪ねて全国を旅していたという印象が強いが、そういうのは面白い人がいるという情報が流れるようになった幕末まではなかったのか、などいろいろ気になってきた。にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 11:44 | 16雑感 | この記事のURL | コメント(0) |
『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』
[2019年07月25日(Thu)]
『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』 (土屋陽介著、2019年、青春新書)
7月のひろしま哲学カフェが終わった後で、たまに行っているらしい二次会(これはこれで、いろいろ話が出て楽しかった)に参加したときに紹介された発刊されたばかりの本。
著者は、中学高校大学などで子どもの哲学対話を実践し、哲学カフェにもかかわっている人。
「哲学カフェ」については、私も以前から名前は知っていて関心を持っていたのですが、なかなか実際に参加する機会がなかったところ、この3月に岩国で出張的に開催されたので参加してみて、面白かったので、広島で定例的に開催している会に参加するようになりました。
この本では、哲学対話的なものが、社会運動が盛んだった1960年代のアメリカで、感情に流されず、それぞれがじっくり考えることの重要性を子どもたちに学んでもらう手法として学校の授業の中で「子どものための哲学」を開発し、取り入れることからはじまったことだと書いてあります。
その後、それがいろんな国で広がっていき、四半世紀ほど前の1992年にパリのカフェで、偶然に大人の哲学対話としての「哲学カフェ」がはじまったとのこと。
日本では、2000前後からはじまり、全国に広まっているようです。
そういった、歴史的な背景から、「哲学カフェ」の特徴、取り組むに際してのポイントなどについてわかりやすく解説してありますので、「哲学カフェ」の考え方の基本や、参加するに当たって事前に概略を知っておきたいという人には最適な本だと思います。
「哲学カフェ」は、少人数で同じテーマでじっくり話し合うことによって、自分で気付いていないことに気付けたり、自分の意見が変わったり、深まったりする楽しい体験です。一方で社会全体としては、インスタグラムやツイッターなど、短い文章のやり取りなどが増えて、じっくり考えたり、人の意見を聞いたりすることが減ってきていて、コミュニケーションが進まないままに、社会が変な方向へ行きつつあることも感じています。
じっくり考える楽しさを知っている人が、少しずつ広がっていくことによって、社会が変ることに繋がっていくという思いが、本のタイトルに込められているようです。 にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:12 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
8月の「ひろしま哲学カフェ」、テーマは、『「人にやさしくする」のは難しい?』190803
[2019年07月25日(Thu)]
このところ連続で参加している哲学カフェ。
7月の「ひろしま哲学カフェ」のテーマは、「嘘をつく方が悪い?騙される方が悪い?」で、進行役含めて11人の参加。
嘘にもいろいろある。嘘をついても、相手に気付かれなければ嘘ではないのか?などなど、 参加者それぞれの経験に根差した考えが出てきて、結構盛り上がり、楽しい時間でした。
次回のテーマは、『「人にやさしくする」のは難しい?』。 定員10人にしているのは、話しが分散しすぎずにじっくり話せるようにと言う配慮だと思いますし、実際にいい感じに進行するなあと思います。固定メンバーは一部で、テーマによって毎回人は変わるようです。 ただ小人数なので、定員になっているかもしれません。
2019年8月3日(土)14時〜16時 Social Book Cafe ハチドリ舎内スペース「土橋公民館」にて 定員10人(要申込) 参加費1000円(1ドリンク込み) 進行役:草間さゆり(カフェフィロ)
申し込みは、ひろしま哲学カフェのフェイスブックに掲載されているメールなどから。にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:05 | 14社会変革 | この記事のURL | コメント(0) |
玉蜀黍(トウモロコシ)の皮を依頼されました
[2019年07月24日(Wed)]
1か月前くらいに、編み物をしている知り合いに、編み物の材料にするために、玉蜀黍を作っていたら皮を分けて欲しいとお願いされたのですが、その時はうちの玉蜀黍は芽が出たばかりで数センチの大きさしかなかったので、知り合いなど何人かにお願いしました。
そしたら、うれしいことに本郷の農家から直接何人かで共同で玉蜀黍を買っているという人が持ってきてくれました。
早速、連絡したら、取りに来てくれて、その時実際に玉蜀黍の皮からつくった糸(?)を見せてくれました。塩水でゆでて乾かして、よって作るのだそうです。これを使って袋などの小物を作るのでしょう。どんなものができるのか楽しみです。
それにしても、いろいろな天然素材が製作の材料になるのですね。面白い。にほんブログ村にほんブログ村
「通化寺窯 穴窯展 〜この窯を次世代に〜」190718〜30
[2019年07月24日(Wed)]
2019年7月18日(木)〜30日(火) 11時〜17時(水曜定休日、最終日は16時まで) いろやギャラリー(岩国市横山2-4-17)にて (作家在廊日:7/18〜21、27〜30)
土の味わいを生かした、渋い作品ばかりです。
立ち寄ったとき、ちょうど窯主の田村悟朗さんがいて、現在通化窯の後継者を募集しているとのこと。
チラシも置いていましたので、大き目のデータにして掲載します。興味がある人や興味がありそうな人を知っている人は是非。 にほんブログ村にほんブログ村
21th<風のまつり> 190725~28
[2019年07月23日(Tue)]
岩国市の錦町にあるらかん高原キャンプ場で長年開催されている「風のまつり」。
今年で21回目を迎えるようです。私も何度か行ったことがあります(日帰りですが)。キャンプ場でキャンプしながら野外ステージで、いろんなアーチストがライブを行い、まわりでは、アクセサリーの販売やマルシェ、ワークショップなどがある、ゆるゆる系のカウンターカルチャーイベントです。
何年か前行ったとき、今は、解散してしまいましたが、ズクナシというグループのライブが最高だったなあ。
今年もいろんなアーティストが来る中、26日(金)の夜に知久寿焼さん(元「たま」のメンバー、というとなつかしい人がいるかも)が来るようです。ちょっと行ってみたい。
土日はすでに他の予定が入っているので、行けるとしたらこのときしかない。でもちょっとあわただしいなあ。
詳しくは、風のまつりのフェイスブックやホームページで。にほんブログ村にほんブログ村
ムラシゲシネマ『恋のしずく』190831
[2019年07月23日(Tue)]
2019年8月31日(土)12時〜18時 村重酒造(岩国市御庄5-101-1)にて 参加費:7500円 先着30人
新幹線の新岩国駅や錦川清流線の清流新岩国駅から徒歩数分の場所にある村重酒造の企画。
岩国にある5つの酒蔵はそれぞれ特徴を出していろんな企画を行ったりしています。村重酒造は、敷地内の広めの駐車場を活用して、春秋には酒祭りを開催したり、酒蔵コンサートなどいろんな大き目な行事を行っています。
今回は、広島の酒どころ西条を舞台にした映画の上映や酒蔵見学、食事会や試飲会など盛りだくさん。
私が映画好きなのを知ってる知り合いが紹介してくれました。にほんブログ村にほんブログ村
62『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』2019八丁座にて53
[2019年07月22日(Mon)]
『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』 (監督:伊勢真一、出演:遠藤滋、「結・えんとこ」介護者のみなさん、96分、2019年、日本ドキュメンタリー映画)
2019年、映画鑑賞62作品目にして、劇場での鑑賞53作品目。
1歳で脳性まひと診断されるも、大学まで進学し、学校の教師となるが、病状の進行によりやめざるを得なくなり寝たきりの生活を送るようになった主人公。自ら介護者(遠藤滋のいるところと言う意味を込めて「結・えんとこ」と呼んでいる)とを集めて、自立障がい者となる。
数々のドキュメンタリーフィルムを製作している監督は、主人公と大学時代の友人であり、彼を主人公にした映画を以前に製作しているようですが、2016年の神奈川県相模原市での障がい者大量殺傷事件を受けて再取材して製作したとのこと。
遠藤さんの障がいはさらに進行し、言葉も聴きづらくなってきているものの、50代後半から短歌を詠むようになっており、その歌と共に、介護者との日常生活を綴っていく。
これまでこのブログにも書いてきたように、私も都会で大学生生活をしていたとき、たまたま近くに24時間介護が必要な自立障がい者が住んでいて、数年間介護をしていたことがあり、個人的にもあるあるな感じのシーンがたくさんあって、現場の雰囲気(大変さや楽しさなどいろいろ)が伝わる仕上がりになっていると思った。
今回の参議院選挙で、24時間介護が必要な障がい者がれいわ新選組から2人当選しましたので、これまでに比べてより多くの人にも状況が伝わってくるようになるとは思いますが、おススメな映画です。
8月1日まで、八丁座にて。 にほんブログ村にほんブログ村
tukiichi 5にマステカードWSで出店します190728
[2019年07月21日(Sun)]
西岩国の臥竜橋通りに面した3階建ての空き店舗を改修して、起業家がさまざまな事業を展開しているライブデポの全館を使って、月1回のペースでさまざまなプロの技を体験できたり、起業している人などとの交流を楽しめる企画「tukiichi」。
7月は28日に開催予定で、夏休みになるので、私も参加させてもらうことになりました。
これまで、いろんなところで10回くらいは開催している「マステカード作りワークショップ」です。
私が持っている200種類以上のマスキングテープを使って、カードを作ってもらうというシンプルなもの。
カードは白とピンクの2種類。必要があれば封筒もあるので、封筒もデコってもらえます。
見本として作っているシンプルなカード例.
誰かへのメッセージカードでもいいし、夏休みの思い出(まだ早いか)など、テーマは自由ですが、何かテーマを決めたほうがやりやすいと思います(材料費として1枚当たり100円の予定です)。
これまでの子どもたち製作風景や作品例です。
自分で、気に入った写真や台紙を持ってくれば、スクラップブッキング的なことをしてもらってもいいです。
私としては、託児企画として考えていますので、子どもさんを連れて来て、私のブースで子どもたちには楽しんでもらって、他の出展者との交流を存分に楽しんでもらえればうれしいです(もちろん、大人の人の体験も大歓迎です。色とりどりのマステの山を見るだけでも楽しいものです)。
tukiichiのベント案内にも近々同じ写真を使った案内が掲載される予定です。にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 21:20 | 27今、mtが熱い | この記事のURL | コメント(0) |
『私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン』
[2019年07月20日(Sat)]
『私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン』 (大西つねき著、2018年、白順社)
れいわ新選組の比例代表の一人として立候補している大西つねきさんの著書。
かなり大上段に構えたタイトルなので、そのあたりは本人が「はじめに」の部分で、
「(前略)私がこんなタイトルを平気でつけられるのは、私がこれを自分のためにやっていないからで(中略)私ができることは、そこへ至る道筋を示し、アイデアを語り、未来のビジョンを見せ、皆さんの心を動かそうとするだけです。もし多くの方々の心が動けば、逆に私がいようがいまいが関係なくなります。(中略)ただ、私は、その言いだしっぺの責任として、「じゃあ、お前がやれ」と言われた時のために、そこまでの役割を引き受ける覚悟を込めて、このようなタイトルをつけました。(後略)」
と説明しています。
中身は、かなり発想の転換を求められる内容です。でも、これまでお金について疑問に思っていたことを直球で答えてくれている感じがして気持ちいい。半分あきらめていたことを、こう考えてもいいんだ、と言ってくれているような気がする。
うまくまとめられないので、ちょっとだけ印象に残ったことを書いてみると、
日本は豊かな国だといわれているのに、いまひとつ実感がないことを、
世界経済を支えてきたアメリカが、赤字を解消するために1985年のプラザ合意でドル安誘導を行ったのに、日本は(高度成長を終えて、実体経済が低成長期を迎えていたにもかかわらず)さらに頑張りすぎて、低賃金やサービス残業に甘んじて(低コストで)低価格でよい製品を作ったため、輸出が順調に増えて、結果として対外純資産世界一の国になってしまった。つまり、一般の人が我慢して自分の時間を削って稼ぎ出したもので、その成果は一般の人に行き渡っていないからだと説明してくれています。
こまかな話かもしれませんが、私はクレジットカードの手数料負担の仕組みががいまいち納得できなくて疑問に思っていたけど、この本ではクレジットカードとは、要は短期の借金であって、その金利を手数料という名前でなぜかお金を貸す立場のお店が負担するような仕組みになって、お店によってはその手数料を込めた値段に設定するため、結局、金利で儲ける人にお金が回るようになっているというおかしな仕組みになっているという説明がしてあって、やっぱりかと。
国家経営とは何かと言うことに関しては、
1 国家として自立し、持続可能な状態を保つこと 2 人の時間と労力、そして資源を何よりも大事にし、最大活用できるようにすること
としており、そのために、税の取り方である税制を考えることは国家の基本であって、その意味で消費税はありえないと、というのが消費税は、みんなの消費行動を抑制し、人が自由に自分の時間と労力を使って付加価値を生み出すことを阻害するからだと。また、その逆に実体経済から離れてお金を動かすだけでお金儲けをする短期投資家などは今の社会には不要なので、特に1年未満での株取引などの売却益に対しては100%近い税金をかけるべきというのは、本当にそうだと思う。
7月10日の夜、広島駅前に講演会に来たので聞きに行ってみました。2時間半にわたる長いお話しでしたが、本に書かれていることをうまいことコンパクトにまとめていてわかりやすかったので、本を読むのが面倒くさい向きには、you tubeにアップされている全国各地で行われている講演会の動画を見ることをおススします(逆に、端折られている部分もちゃんと知りたい人は本がおススメです。その他、大西さんは、これまでも毎週こまめに経済のことについてなど動画を配信していて興味深いし、今後ともインターネットや講演で地道に発信していくと思います)。
選挙の講演など聞きに行くことはまずないのですが、今の世の中の仕組みをどう考えて、これからの世の中をどういう方向に持っていくべきなのか、これからじっくり考えていきたいテーマについてのヒントをもらえるものでした(話が面白かったので、会場でこの記事で紹介している本を買って読んでみました)。にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 06:51 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
641_伸びすぎた芋ばたけの草取り
[2019年07月19日(Fri)]
芋づるを植えて1ヶ月ほったらかしにして草が生え放題になっていることをお知らせしました。
このところ雨が降ったりもあって、こま切れの時間を活用して、10日くらい経過したところで、ようやくあと少しのところまでこぎつけました。
伸びすぎた草をどう処理しているかについて、少し詳しく書いてみましょう。
草の背丈が短すぎるとこうは行かないのですが、今回のように2〜30センチも伸びていると、根こそぎ抜いて、土をふるい、
半分に折り、
根を上にして、草を取り終えたところに敷いていきます。
そうすれば、夏の強い日差しが降り注げば、1日で枯れてくれて、土を覆うマルチの役割を果たしてくれて、次に草が生えてくるのを防いでくれますし、そのうち微生物やミミズの餌になって肥料になってくれます。
草取り後、少し天気がよかった1日後の様子です。
ただ、この時期は雨が多いので、根を上にしたとしても、草が復活してくることもあります。でも、一旦抜いてるので、伸びた根が切れるように持ち上げてやればいいので楽です。
草取り後、雨が降るとこんな感じ。
ちなみに、好調に収穫できているミニトマトの食害例を。
トマトは、あまり食害を受けないのですが、こんな感じで蛾の幼虫に食べられたりします。傾向としては、上のほうにある実が食べられます。
野菜全般に言えることですが、最初のほうに付く実は、まだ全体的に勢いがあって、害虫をはねつける力(具体的には、害虫が忌避する物質を出していたりするのだと思う)があるので食べられてしまうことはないようです。なので、末端に行くほど、収穫の終わりに近づくほど、食害を受けることが多くなります。にほんブログ村にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 21:06 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
61『ニューヨーク公共図書館』2019横川シネマにて52
[2019年07月19日(Fri)]
『ニューヨーク公共図書館』 (監督・録音・編集・製作:フレデリック・ワイズマン、205分、2017年、アメリカ映画)
2019年、映画鑑賞61作品目にして、劇場での鑑賞52作品目。
私は知らなかったけど、世界で最も有名な図書館の一つらしい。
本館と4つの研究図書館、そして地域に密着した88の分館を含めて92の図書館のネットワークからなっている。
そこで繰り広げられる、調べ物をしている人に対する対応(レファレンス)、幹部やスタッフたちのミーティング、著者による講演会、子どもたちの勉強会、歴史講座、コンサート、デジタル格差をなくすためのフリーワイファイの貸し出しの様子、ダンスワークショップ、バックヤードで働く人々などが、次々と切り取られ、特別にドラマティックな展開もなく淡々と映し出されていく。
しかし、底に流れる、人々の豊かで多様な生活と、民主主義を守ろうとする熱意が随所に感じられ、3時間25分にも及ぶ長編(途中休憩あり)でありながら、不思議と飽きることなく観ることができる。
予算の6割がニューヨーク市から、そして残りの4割は寄付で運営されており、「市立」でなく「公共」であり、市民協働の成功例であることに誇りを持って活動する人々の姿が素晴らしい。にほんブログ村にほんブログ村
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