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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『はだかの起源』

[2018年09月30日(Sun)]
『はだかの起源』(島泰三著、2004年、木楽舎)

1801はだかの起源.JPG

「ヒトはなぜ体毛がほとんどないのか?」という疑問について、私はかねてから気になっていて、昨(2017)年にたまたま関連する本を何冊か読んで、それをまとめて中間報告的に2017年12月15日にブログの記事を書いたことを最近書いたばかりですが、実は、そのことズバリをテーマにしている本(しかも、10年以上前に書かれていた)があったことを見落としていて、ようやく読んでみました。

著者は、人類学が専門で、野外でのサルの研究などもしていて、ニホンザルの追跡調査を暴風雨の中でしているとき、サルたちは雨が降っていないときと同じように食べ、遊んでいるのに、自分たちは毛皮が無いためにどんどん体力が消耗してしまうことから、なぜ、こんなに大切なものを、人間は失ってしまったのか、という問題について実感を伴って追うことになったようです。

この本ではかなりの部分を、ダーウィンの性淘汰説(はだかの方が好まれたため、その傾向のある個体がパートナーとして選ばれ、はだかの子どもが残るようになった)と、水生類人猿説(アクア説=ヒトが進化の過程で水生生活に一時期適応することによって直立歩行、薄い体毛、厚い皮下脂肪、意識的に呼吸をコントロールする能力などを得たとする説)
について、自分の野外での調査経験も交えながら手厳しく批判することに費やしています(批判している点はもっともなのですが、素人的にはこの二つの説はもともと無理筋な感じがします)。

ヒトのほかに「はだか」な生物について、多くの例でその理由を検証している部分はなかなか興味深い。ゾウやサイなど大きな動物の場合(1トンが目安)、大きさの割りに表面積が小さくなるので、少ないエネルギーで体温を保つことができるため、はだかでも大丈夫。とか、ハダカデバネズミは、アリのような社会生活をすることによって小さな体でも体温や水分の喪失を防ぐことができる、など。

著者は、いろんな動物でも無毛化という遺伝子上の突然変異は起こるけど、通常は弱くて生存に適さないので絶えてしまうが、ヒトの場合、はだかになったという遺伝子上の突然変異が、それを受け入れうる素地(寒さから護るための家や衣服の活用)と同時に起こったために固定されたという説のようで、それは、20〜30万年前に東アフリカの高地で起こったと推論しています。

ただ、裸化には利点はないと言い切ってしまっているところが残念。私がいろいろ読んだり考えたりする中で、裸化にはより積極的な意味があると思っているので。

もう少し著者の考えていることを知りたいので、最新刊『ヒト―異端のサルの1億年』(2016年、中公新書)も読んでみようと思います。


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85『ウインド・リバー』2018サロンシネマにて73

[2018年09月29日(Sat)]
『ウインド・リバー』
(監督:テイラー・シェリダン、出演:ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル、107分、2016年、アメリカ映画)

1809ウインド・リバー.JPG

2018年、映画鑑賞85作品目にして、劇場での鑑賞73作品目。

厳しい自然環境のアメリカ先住民居留区、雪の中で見つかった少女の死体。

FBIの若い女性捜査官が、家畜を襲うピューマなどの駆除を請け負うハンターの協力の元、事件の真相に迫っていく。

広大なアメリカに潜む問題点も浮き彫りにするクライムサスペンス。

銃社会の現実も含め、緊迫感が半端ない。

10月18日まで、サロンシネマにて。


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583_南瓜(カボチャ)三種揃い組み

[2018年09月28日(Fri)]
今年は、近所からもらった苗と、自家採種したタネから育てた苗合計3種の南瓜を育てています。

数日前から、本格的な収穫期を迎え、この週末には、ご覧通り。

180924カボチャ3種.JPG

特に、細長いのがとても甘くておいしい。南瓜は、採ったばかりより、10日くらい置いておいた(キュアリングと言います)ほうが甘くなるように思いますが、この南瓜は採った直後でもおいしい。


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84『判決、ふたつの希望』2018サロンシネマにて72

[2018年09月27日(Thu)]
『判決、ふたつの希望』
(監督:ジアド・ドゥエイリ、出演:アデル・カラム、カメル・エル=バシャ、113分、2017年、レバノン・フランス映画)

1809判決、ふたつの希望.JPG

2018年、映画鑑賞84作品目にして、劇場での鑑賞72作品目。

とても苦い、けれども、希望がないわけではない映画です。

レバノンの首都ベイルートで、キリスト教徒で自動車修理工の男性と、パレスチナ難民で建築工事の監督を任されている男性の間に起きたささいな言い争い。

謝罪がほしかっただけなのに、裁判になってしまい、メディアがとりあげるところとなって徐々に国を二分するほどの騒乱に。

そして、それぞれの二人が抱える歴史的な背景が徐々に明らかになって、十分に知らない私にも難しさが伝わってくる。

世界のいたるところで起こってもおかしくない問題について考えされられる。

10月11日まで、サロンシネマにて。


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不協和音〜合同作品展〜180915〜0930

[2018年09月26日(Wed)]
不協和音〜合同作品展〜
2018年9月15日〜30日 12時〜18時
(27日はお休み、29日は21時まで)
入場料1000円
Freespace haco(ライブデポ1F)にて
出展作家:牧平博(鉄の造形)、石浪克美(パッチワーク)、佐古かおり(織物師)、cosmo(イラスト)

不協和音180915〜30_01.JPG

西岩国の臥竜橋通りの空き店舗を活用して、新規起業の貸し店舗や貸し展示スペースなどを展開しているライブデポの1回で開催している展示会。

古びたトタンを足場などに使う単管パイプで骨組みで固定して四方を囲んだ秘密基地のようなスペースの中に4人の作品が所狭しと並べた展示空間。

不協和音180915〜30_02.JPG

私は、30年位前から、コンサートは、プロであろうと素人であろうと入場料を取るのに、展示会に関しては、無料が普通であるというのがずっと気になっています。コンサートはその場限りであって、展示の場合は、その作品を売る場合もある、などいろいろと違いはあるのですが、それに向けて準備があったり、会場にそれなりの費用がかかるなど同じような状況もあるのに、などといろいろ考えて、結局は、習慣の違いなのかな、と思ったりしていました。

しかし、試行錯誤しながら新たな表現を追及する人たちが、持続的に活動し、その発表の場を確保していくためには、やはりお金が必要です。買ってもらえるような作品が創れなければダメ、というのは簡単ですが、はじめたばかりの人や、評価されにくいものなどいろんな状況があるはずです。例えば、入場料を支払うことによって、多くの人が薄く広くその費用負担をしていくということが、普通になって、社会全体でそういう人たちを支える雰囲気が育って欲しいと思っています。

そんな話をしながら、作品を楽しませてもらいました。


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『子供の「脳」は肌にある』

[2018年09月25日(Tue)]
『子供の「脳」は肌にある』(山口創著、2004年、光文社新書)

1809『子供の「脳」は肌にある』.JPG

「ヒトはなぜ体毛がほとんどないのか?」という疑問について子どもの頃から気になっていて、2017年にたまたま関連する本をたくさん読んで、私なりにある程度納得したことがあったので、2017年12月15日に、中間報告的にまとめたものをブログに掲載しました。

この本も、そのテーマに関係しています(体毛がほとんどないことによって外界にさらされている皮膚についてのことだからです)。

著者は、プロローグの最後に、「本書では、感性豊かな「体」を育むための原点が「肌」への接触であることを基本理念として、様々な角度からそれを述べていきたい」とはじめています。

肌は、自己と外部との境界であり、皮膚を介して外部とやり取りをすることによってこそ自我と言うものが形成されていくと言う意味で、赤ちゃんのころから皮膚でいろんなものや人に触れたりすることが大切であり、もともと日本では、「べったり育児」といわれることが行われてそういうことが保障されていたが、アメリカなどで合理的な育児法として子どもに触れないことが推奨されたりして失われがちになっていたという面があるらしい。

くすぐり遊びというのがあるが、「くすぐったい」という感覚自体不思議なもので、何の役にも立たないようにも思われるが、実は自他の区別ができない段階の赤ちゃんはくすぐったがらないという。つまり、コミュニケーションにとてもかかわっている感覚であるという指摘も面白い。

全体的に、仕組みや根拠を示すというより、現象としての皮膚感覚の大切さを、具体的な例も示しながら説明してあって、触覚というものを考えるにあたっていろんなヒントが書かれています。

ふれあうことの大切さがわかりやすく書いてあるのはいいのですが、本書の中にも親との接触があまりなく育った人が、他人との接触を拒否する傾向があることの指摘が書いてありますし、不本意な身体的接触経験によって、他人との接触が難しくなっている人に対する配慮も十分になされないといけないことは忘れてはならないと思います。


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新しいマスキングテープのもらいもの1809

[2018年09月24日(Mon)]
例えば、東急ハンズに行ったりするとマステコーナー(この数年で徐々に大きくなってます)には必ず寄ってしまって、ついついどんな新しい柄のがでてるだろうか、と物色してしまいます。で、欲しくなるのですが、何せ、すでにたくさん持っているのでぐっと我慢してます。

それでも、少しずつですが、知り合いからのお土産でもらって増えていきます。

最近もらったもの。

北アルプスへの山登りのお土産。穂高連山のパノラマを養生テープにプリントしたもの。
ああ、北アルプスや屋久島に山歩きをしていた頃が懐かしい(ひざを悪くしてるので、本格的な山歩きは難しい)。


1809北アルプス養生テープ.JPG

それから、沖縄限定の花柄のマステ。それぞれ別の人からもらいました。

1711沖縄マステ.JPG

1809沖縄マステ花.JPG

岩国錦帯橋空港からの1日1便の沖縄便も定着してきて、沖縄への旅行なども定着してきたのでしょうか。
私も一昨年、岩国錦帯橋空港からの沖縄便で初めて沖縄に行ってきました。


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『この世界の片隅に』

[2018年09月23日(Sun)]
『この世界の片隅に』(こうの史代著、2008〜09年、双葉社)

1809この世界の片隅に.JPG

軍港・呉を主な舞台に昭和のはじめから終戦にかけての、おっとりとした妄想女子であるすずさんたちの、大変な中でも日々工夫をして楽しみも見つけながら、ささやかに暮らしている様子を描いた作品。

2016年に、片渕須直監督によってアニメ映画化され、広島では2年くらい映画館で上映され続けるロングランとなっていましたし、私も2年位前に観て多くの人に薦めたいとてもいい映画だと思っています。

最近、知り合いがマンガ原作を持っていることを知り、貸してもらいました。

紙ベースの本ならではの、挿入マンガなどがあり、自分のペースで読めるという点でも、あらためて楽しむことができました。

12月には、既にあるアニメ映画に、りんさんの話などいくつかのエピソードを加えた『この世界の さらにいくつもの 片隅に』が上映されるようです。

1812さらにいくつものこの世界の片隅に.JPG

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10月の読むロバの会(読書会)、課題図書は『海うそ』181017

[2018年09月22日(Sat)]
2018年10月17日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:『海うそ』(梨木香歩著、2018年、単行本の発行は2014年、岩波現代文庫)
ヒマールにて

181017海うそ.JPG

9月の読むロバの会の課題図書は、『日の名残り』(カズオ・イシグロ著、ハヤカワepi文庫)。イギリスの名家の執事として長年勤めてきた主人公が、新しいアメリカ人の主人から休暇をとって自動車でのイギリス国内旅行を提案されて、旅の道すがらそれまでの執事人生を振り返る一人語り。ある意味真面目すぎる主人公の行動は時に滑稽で面白い。

読むロバの会は、最近文学作品をほとんど読まない私にとっては、文学に触れる貴重な機会にもなっています。

課題図書を読んできて、1ドリンクの注文をすれば、誰でも参加できます。

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83『最強のふたり』2018レンタルにて

[2018年09月21日(Fri)]
83『最強のふたり』
(監督:オリヴィエ・ナカシュ、エリック・トレダノ、出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ、113分、2011年、フランス映画)

1809最強のふたり.JPG

2018年映画鑑賞83作品目。

頸隋損傷で首から下が完全に麻痺してしまって特別なケアが必要な大金持ちと、たまたまその介護人として雇われることになった貧しい移民の若者との交流を描いた作品。

観てみて、邦題の『最強のふたり』は少し強烈過ぎるのではないかという印象を持ったので、原題を見ると“Intouchables”、英語で言うと“Untouchables”、「触れることができない」という意味のようです。

二人は生活環境も年齢も全く違うので、当然のように趣味や考え方などが違うわけですが、それをそれぞれが特別に妥協したり哀れんだりするわけでもなく、主張しあいながら暮らしていくうちに、見えない友情が芽生えていく。そこが“Intouchables”なのかなと。


なお、2018年、映画鑑賞82作品目にして、劇場での鑑賞が71作品目となったのは、『息衝く』(監督:木村文洋、出演:柳沢茂樹、長尾奈々、古屋隆太、130分、2017年、日本映画)。嫌いな作品でもなかったのですが、コメントはパスします。


1809息衝く.JPG

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『タネが危ない』

[2018年09月20日(Thu)]
『タネが危ない』(野口勲著、2011年、日本経済新聞出版社)

1806タネが危ない.JPG

種子法が廃止になったり、種苗法が改正になって大変とか、いろいろうわさは聞くものの、実際のところどうなのか、いまいちわかっていないので、ちゃんと調べなきゃと思って、まずは読んでみた本。

ただ、この本には、種子法や種苗法のこと自体はほとんど出てきません。現在流通しているタネについての基本的なことがわかります。

著者は、手塚治虫さんのマンガに惚れ込んで、『火の鳥』の編集に携わり、のちに実家の老舗タネ屋を継いで、固定種にこだわっている野口さん。

現在流通している野菜のタネには大きく、固定種とF1種(一代雑種、交配種)があり、それぞれ以下のような特徴があると書いてあります。

・固定種
 地域で何世代にもわたって育てられ、自家採種を繰り返すことによって、その土地の環境に適応するよう遺伝的に安定していった品種。

・F1種(一代雑種、交配種)
 異なる性質のタネを人工的に掛け合わせて作った雑種の一代目。現在世の中に流通している野菜や花のタネの多くがF1。

F1種は、異なる品種を掛け合わせてできる一代目のタネが、遺伝子の中の顕性(2017年以前は優性と言っていたが必ずしも優れているわけではないので、優性・劣性を、顕性・潜性と言い換えようということになっています)の性質が必ず出ることを利用していて、大きさや収穫時期がそろうため、規格を合わせて出荷をする農家にとっては都合がいいので、流行っている。あくまで出荷に都合がいいだけで、かならずしも味がいいというわけではない。さらに、二代目以降は、いろんな性質がでてくるため、自家採種に向かないため、毎年タネを買わざるを得ないことになる。

F1種にするには、雌しべに別の品種の雄しべの花粉をつけて受粉させるわけですが、野菜の種類によって、自家受粉するもの、雄花と雌花が別々に咲くもの、自家不和性があるものなどいろいろあるので、それぞれ違った方法が考えられてきていて、さらには「雄性不稔(ゆうせいふねん)」という雄しべができない遺伝子の異変を活用する方法などがあることについて書いてあります。

なお、2007年にヨーロッパやアメリカで起こったミツバチの突然の消滅現象について、その原因にはいろんな説があるようですが、野口さんは、雄性不稔を活用したF1種の作成に大量のミツバチが利用されていることを疑っていて、その説も興味深い。

固定種のほうは、大きさも収穫時期もまちまちになるため、大量生産には向かないけど、自家採種によって、徐々にその土地にあった品種になっていくと言うメリットがあるようです。そのためには、よくできた野菜を選抜して、そこからできるタネを採って植えるということの繰り返しを行うわけです。つまり、自家採種自体が品種改良の過程だったのですね。私もたまに自家採種をしますが、そういう視点があまりなかったのでちょっと反省。

固定種は、大量に生産する必要のない家庭菜園に向いているとのことで、今後それぞれの地域にあった固定種を守っていくのも、家庭菜園(趣味のはたけ)の一つの役目なのかもと思った次第です。


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81『乱世備忘 僕らの雨傘運動』2018横川シネマにて70

[2018年09月19日(Wed)]
『乱世備忘 僕らの雨傘運動』
(監督:陳梓桓、128分、2016年、香港映画)

1809乱世備忘雨傘運動.JPG

2018年映画鑑賞81作品目にして、劇場での鑑賞70作品目。

1997年にイギリスから中国に返還された香港は、1国2政策の下「特別行政区」として、「普通選挙」で行政長官を選べることになっていたが、2014年、共産党が支持しない候補は選挙から排除されることとなったため、とても民主的な選挙が行われる状況ではなくなった。

真の普通選挙を求めて、学生や市民たちが香港の中心街を79日間に渡って占拠した「雨傘運動」については、当時、ニュースで概略だけは知ってはいましたが、この映画は、当時27歳だった監督が取材した身の回りの人たちの姿などを、時に警察に暴力をふるわれながらも運動の内側から撮り綴ってています。

普通選挙を求めていることでは一致していても、意見の相違などもあり、特別な成果もないままに、市民からの反発もあって終了してしまったものの、これからが始まりだと語る参加者の明るさが印象的。

9月21日まで、横川シネマにて。


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582_2回目の芋ばたけの草取り

[2018年09月18日(Tue)]
今年はちょっと芋ばたけをほったらかしにすぎるかもしれません。

6月初旬に芋づるを植えて、ようやく2回目の草取りです。

はたけに行ってみると、ご覧の通り、一見ただの草むら。右下に微かに芋の葉が見えます。

180917芋畑草取り2回目01.JPG

近くで見ても、こんな感じ。

180917芋畑草取り2回目03.JPG

意外と土はふかふかしていて、草は手でも取れる感じだったので、ひたすら手で取っては、畝間に敷いていきました。

180917芋畑草取り2回目02.JPG

よく見ると、草取り一回目に畑に敷いた草がいい感じに枯れてある程度マルチの役割(草の芽生えの抑制)を果たしてくれた感じです。それでもこれだけの草が生えているということですが、草の数自体は少なく、1本1本が大きく枝葉を広げているので草むら状態になっているということです。

180917芋畑草取り2回目04.JPG

というわけで、朝から夕方までまる1日かけて何とか終了。

180917芋畑草取り2回目05.JPG

事務職の私の手は、握力が完全に死んでしまって、あとで家の近くのはたけの草を少しでも鎌で刈ろうと思ったら鎌がうまく持てないので止めました。

芋の収穫は、あと1か月くらいなのです。無事に育ってくれるといいのですが。


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「人を動かすチラシ・情報誌作り〜雑誌『くるとん』の編集現場から〜」180908

[2018年09月14日(Fri)]
いわくに市民活動支援センターが主催して、地域の情報誌『くるとん』の編集長 藤井さんを招いて開催した講座に参加してきました。

『くるとん』は最初は月刊で、最近は季刊となってさらに頻度が減ってしまっていますが、10年以上地域の情報誌として出版されていて、実際に岩国、大島、柳井の範囲を取材でまわっている藤井さんは、やはり、人の話を聞くのが好きなんだなあということが伝わるお話しでした。

ペラもののチラシと、ページ割の必要な情報誌(ミニコミ誌)にわけて、それぞれ人に関心を持って実際に動いてもらえるような工夫についての具体的なお話でしたが、時間が足りなくてもう少し実際の取材のときのエピソードなども聞きたかったのが残念でした。

私は、『くるとん』をぼぼ最初から定期購読しています。藤井さんもそのつもりだといっていましたが、地域を盛り立てる情報誌として、今後も是非、出し続けて欲しいと思っています。


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『勉強法 教養講座「情報分析とは何か」』

[2018年09月13日(Thu)]
『勉強法 教養講座「情報分析とは何か」』(佐藤優著、2018年、角川新書)

1805勉強法.JPG

佐藤さんの本は、時々、「ああ、もっと勉強しなきゃ」と打ちのめされるために読みたくなります。

この本のタイトルははそのものズバリ、『勉強法』。

もともとは、大学での講義が元になっているようで、国家が行う情報(情勢)分析であるインテリジェンスの具体例から始まって、歴史や宗教、語学を勉強するのに役立つ本やオンライン学習について、教養があるというのはどういうことかなどについて、けっこう細かく書いてくれています。

この本に実際に紹介されている本を読むことはあまりないと思いますが、こういう世界があるんだと言うのを、心の片隅に置いておくだけでもちょっと違う気がする。

佐藤さんは、現在の日本を覆う反知性主義を嫌っている。


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581_南瓜(カボチャ)続々

[2018年09月12日(Wed)]
最初は一つだけのはたけ(2メートル×1.5メートル)を作って2本の苗を植え、さらに苗をもらったので無理やりはたけを増やし、さらにつるが繁茂してきたので、はたけとはたけの間の草を軽く取って刈り取った草や藁を敷いて2メートル×6メートルくらいの範囲につるが広がれるように最終的にしています。

今では一面につると葉が広がり、実もたくさんできて、成熟間近な実もごろごろ。

180831カボチャ畑02.JPG

180903カボチャ02.JPG

180903カボチャ03.JPG

楽しみです。

ちなにみ、10年以上ぶりに更新のため、この春にタネから育てているアスパラガス。枯死したものもありますが、新しい芽が出てきて大きくなってきています。うまくいけば、来年から少しずつ収穫できるはずです。

180903アスパラガス02.JPG

ついでに、この夏もお世話になったモロヘイヤ。大きくなりすぎると収穫しにくくなるので上の部分は芽欠きをするのですが、もう2メートルを超えて繁茂してしまっていて、もうしばらくは温野菜サラダに加えて食べ続けられそうです。


180911モロヘイヤ.JPG

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80『ギフテッド』2018

[2018年09月11日(Tue)]
『ギフテッド』
(監督:マーク・ウェブ、出演:クリス・エバンス、マッケンナ・グレイス、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタビア・スペンサー、101分、2017年、アメリカ映画)

1711ギフテッド.JPG

2018年、映画鑑賞80作品目。レンタルにて。
チラシの写真は、劇場で見ようと思っていて撮影しておいたもの。

ギフテッドとは、先天的に、平均よりも顕著に高度な知的能力を持っている人のこと。
数学に特殊な能力を持つ小学生の女の子は、天才数学者であった母親が、志半ばで自死してしまい、独身の弟が養育している。

姉の思いを尊重して、女の子を普通な子どもに育てたい弟。そこに、おばあちゃんがあらわれて、自分の娘に託していた数学の夢を、孫に託そうとして法廷での親権争いに発展してしまう。

家族って、血がつながっているかどうかではないし、いろんな形があっていい。


ちなみに、今年になって映画館で観て買った映画は、次の4つ。

『婚約者の友人』

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『長江 愛の詩』

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『希望のかなた』

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『さよなら、僕のマンハッタン』

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よかったと思っても、何度も観てみたくなる映画と、1度観て満足する映画とがあるので、買った映画がすごくよかったとは限らないのですが、私としてはおススメ映画です。声をかけてくれれば、お貸しします。
直近に買った『さよなら、僕のマンハッタン』の監督が、『ギフテッド』と同じマーク・ウェブさんです。


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『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

[2018年09月10日(Mon)]
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子著、2018年、東洋経済新報社)

1805AIvs教科書が読めない.JPG

とても大切な指摘をしてくれている本です。

著者は国立情報学研究所教授で、同社会共有知研究センター長であり、2011年より人口知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクターを勤めている人。

まず、AIの開発に携わっている数学者の立場から、「AIは神になる?」−なりません。「AIが人類を滅ぼす?」−滅ぼしません。「シンギュラリティが到来する?」−到来しません。ときっぱり言い切っていて気持ちいい。

そして、「ロボットは東大に入れるか」プロジェクト(以下、「東ロボくん」と略します)の本当の目的を、(東大に入るという目標に向けて研究を行うことによって)AIにはどこまでのことができるようになって、どうしてもできないことは何かを解明すること、だと説明してくれます。

AIはしょせん計算機であり、意味を理解することはできず(←ここが肝心)、できることと言えば、数学で置き換えることができる、@「論理的に言えること」、A「統計的に言えること」、B「確率的に言えること」の3つだけだからだそうです。

そして、現段階では、人間の脳で行っていることを全て数学で置き換えることなど到底できないとして、
「科学や技術とは「なんだかよくからないけれども複雑なこと」を、数学の言葉を使って言語化し、説明していく営みです。それと同時に、言語化できなかったことを、痛みをもって記憶することでもあります。」
と、研究者としての倫理観のようなものを書いていて、この言葉の後半部分は特に気に入りました。

本の前半部分で、東大の入試問題を解くために、各学科ごとにどういうアプローチを行っているかについて具体的な例が示されているのも興味深い。

AIには限界があることを指摘しているわけですが、だからといって著者は、AIの開発が進む未来を楽観しているわけではありません。それは、後半部分の後で書きます。

後半部分で著者は、「東ロボくん」をはじめた同じ年である2011年に、日本数学会の教育委員長として「大学生数学基本調査」を行い、そこに「深刻な誤答」が見つかり、「どこの大学に入学できるかは、学習量でも知識でも運でもない、理論的な読解と推論の力なのではないか」と確信するにいたり、それを確かめるために全国の中高生を対象に「基礎的読解力」を調査することになったことについて書いてあります。

そこで、「東ロボくん」でわかった、AIは「文章の意味内容を理解するという、ごく当たり前の意味での読解力」が苦手であるという成果を元に基礎的読解力を調べる問題を独自に作りあげ、実際に中高生に回答してもらいました。その調査でわかったのは、中学校を卒業する段階で、約3割が(内容理解を伴わない)表層的な読解もできず、進学率100%の進学校でも、内容理解を要する読解問題の正答率は50%強程度であるという衝撃的な事実でした(問題の分析などの過程は丁寧に進めていて面白い)。

問題の中身以前に、読解力が不足していることが誤答の大きな要因だったと言うわけです。ですから、今の子どもたちの学習にありがちな、問題を読まなくても回答できるドリル問題を解く練習を積み重ねてしまうと、AIと同じようにある程度までの得点はできるので、自分に読解力がないことに気づかないままにある程度まで進学できてしまい、そのあと学力が伸びなくなってしまう、ということが現実に起こってしまっているようです(ただ、基礎的読解力は、いつの時点でも挽回できるとも書いています)。

ここで、AIと今後の社会の問題が結びつきます。つまり、このまま基礎的読解力をないがしろにした教育を続けていると、基礎的読解力がなくてもできる仕事はAIによって代替できてしまうので、大規模な失業が起こるのではないかと。

基礎的読解力を伸ばすための具体的な方策については、安易な答えを出すことに慎重なようで現段階では名言を避けています(ただ、貧困は読解能力値にマイナスの影響を与えていることは確かなようなので、貧困対策というのは大切のよう)。

余談になってしまいますが、これに関しては、私が所属していて、このブログのアーカイブの一つにもしている仮説実験授業では、出てくる問題自体が多くの人が興味を持つ内容であり、さらに、教師は問題を正確に理解してもらうことにかなりの力を注ぐことにしているので、結果として、読解力を高める工夫を地道にしているという意味で、この本の流れでいっても間違っていないなあと改めて思いました。

仕事がAIに奪われてしまうことについて、特に競争が激しい分野についてはAIの導入が進み、失業者が溢れるだろうと悲観的な予測をしています。そして、著者がそれに対して一筋の光明を見出しているのは、新たなニーズを地道に見つけ(時にAIをうまく活用しながら)、需要が供給を上回る分野を開拓している小さな起業をしている人たちのようです。


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79『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』2018サロンシネマにて69

[2018年09月09日(Sun)]
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』
(監督:ルーシー・ウォーカー、製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース、出演:オマーラ・ポルトゥオンド(ヴォーカル)、マヌエル・“エル・グアヒーロ”・ミラバール(トランペット)、バルバリート・トレース(ラウー)、エリアデス・オチョア(ギター、ヴォーカル)、イブライム・フェレール(ヴォーカル)、110分、2017年、イギリス映画)

1808ブエナ・ビスタ・アディオス.JPG

1808ビエナビスタソシアルクラブアディオス.JPG

2018年、映画鑑賞79作品目にして、劇場での鑑賞69作品目。

ギタリスト ライ・クーダーさんらがキューバを訪れ、往年のキューバのミュージシャンたちの素晴らしさを再発見し、結成された「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を追ったドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(1999年)。

年をとるのも悪くないなと感じされ、エネルギッシュな演奏に魅了される、好きな映画の一つです。

それから、18年、メンバーが1人また1人と亡くなっていく中、最後の“アディオス(さよなら)”世界ツアーに至るまでの様子を描いた作品。

彼らの生き様に、音楽に、素晴らしいの一言です。

サロンシネマにて、9月13日まで。


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2018年度チャイルドライン受け手・スタッフ養成講座180916〜

[2018年09月08日(Sat)]
今年度のチャイルドライン受け手・スタッフ養成講座が9月16日からはじまります。

180916~CL研修01月.JPG

180916~CL研修02.JPG

チャイルドラインの活動の3つの目的として、次のことがあげられています。

1 18歳までの子どもの声を聴くこと
2 子どもの「声」から気づいたことを社会に発信すること
3 大人自信が自分をみつめること

この養成講座、13回を7日間にわけて行い、受講料も12000円(13回分)と決して安くない上、受講すれば必ず電話の受け手になれるわけでもありません(なのでスタッフ養成講座とも書いてある)。そして受け手になってからも何度も受講している人もいます。

私自身は、10年近く前に2回ほど通して受講し、昨年久々に全部ではないのですができる範囲で受講して、あらためて、チャイルドラインの考え方がこの社会にとって大切なものであることを実感しました。

チャイルドラインの考え方に触れる人が、少しでも増えてほしいと思っています。

詳しくは、チラシを大き目なデータにしているので読むことができると思いますので、ご覧ください。


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