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545_夏野菜の苗の状況180409
[2018年04月10日(Tue)]
3月15日に「人肌発芽」でミニトマトと中玉トマトの発芽からはじめた今年の夏野菜の育苗。3週間少し経過した時点での状況です。
衣装ケースミニ温室は、3箱目に突入。4年前から使っていた衣装ケースは太陽光で劣化して壊れてきたので、2箱は更新。ミニトマト、中玉トマト、ピーマン、長茄子、オクラ、南瓜(カボチャ)、食用鬼灯(食用ホオズキ)を植えていて、昨年の実からタネを採った最後の2種はじかに植えたばかりなのでまだ芽は出てません。最低気温が10度以上で安定してくるこれからは、じか植えしたポットを外に出しっぱなしにできるので、3箱でまかなえる予定です。
4月3日に「人肌発芽」で芽出しをして、ポットに植え替えたオクラも、地上に芽が出始めました。
寒さに強い苣(チシャ)系のロメインレタスと焼肉レタスは4月4日にじか植えしたポットを最初から戸外に出していますが、まず焼肉レタスから芽が出始めました(苣系の苗を種から作るのは初めてです)。
もう少し温かくなってから、モロヘイヤや落花生などの苗も作る予定です。
追記:これを書いた日の丸一日後の朝、オクラはこんな感じ。にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:43 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
招魂場の清掃180408
[2018年04月09日(Mon)]
毎年この時期に行われている招魂場(明治期以降、村から出征して戦死した人を祀ってある忠魂碑のある場所)の清掃(桜や生垣の剪定や草刈りなど)。
かつては、この場で慰霊祭や奉納剣道試合なども行われていてそのために行われていたわけですが、剣道の試合は行われなくなり、慰霊祭は小高い場所にあるために遺族が登ってくることが大変ということで地元の集会施設で行われるようになっています。それでもその場を維持のために遺族会の手で行われており、遺族も高齢化が進んでいるので、枝打ちなどの少し大変な作業は、私も所属している地元のNPO法人が協力しています(桜がきれいな場所ですけど、今年はもうほぼ散ってしまっています)。
招魂場は全国的に昔の村単位で作られていたと思われますが、合併なども進み、現在維持できているのはどれくらいあるのでしょうか?
ちなみに、明治期の戦没者の碑は、忠魂碑に向かって右奥の1列にあります(没年月が記されています)、第二次世界大戦のものが圧倒的に多くなっています。
そして、かなり立派な大きさの忠魂碑。改めて裏書を見ると、大正3(1914)年に山縣有朋さんが自宅で揮毫したと書いてあります。山縣有朋さん(幕末維新の長州藩士で内閣総理大臣にもなっています)の揮毫碑は全国にあるようで、この字が、全国的に使われているのかどうかはよくわかりません。
以前も書きましたが、戦争で亡くなったり被害を受けたのは日本の軍人だけではなく、属国にさせられた人たちや相手国の人たち、空襲などで日本にいながら被害を受けた人などさまざまの立場の人がいて、戦争のことを記憶にとどめておくなら、そういった人たちのことも一緒に祀るという考え方があってもいいと思います。それでも、(私自身はここに祀られている人たちの遺族ではないものの)より身近な人が亡くなったことを祀っている歴史的な場所として維持していくことは大切だと思っています。にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:14 | 15平和 | この記事のURL | コメント(0) |
31『ビッグ・シック』2018サロンシネマにて26
[2018年04月08日(Sun)]
『ビッグ・シック』 (監督:マイケル・ショウォルター、出演:クメイル・ナンジアニ、ゾーイ・カザン、レイ・ロマノ、ホリー・ハンター、アヌパム・カー、120分、2017年、アメリカ映画)
2018年、映画鑑賞31作品目にして、劇場での鑑賞26作品目。
これは、ちょっと泣ける映画です。
パキスタン出身のコメディアン男性とそのライブ会場で出会った大学院生の女性が出会ってしまって、不思議に意気投合、付き合うことに。しかし、同郷の女性しか結婚相手として認めようとしないかたくなな母親を否定しきれずに見合いを続けていたことがばれて、二人は破局を迎えてしまう。その数日後、彼女は原因不明の病気ため昏睡状態になり、男性のことを彼女から聞いていて怒っていた両親もかけつけ、当初はぎくしゃくしながらも、一緒に看病を行うことに。
あるカップルの実話がもとになっていて、その二人が脚本を書き、コメディアン男性は本人が演じるという作品で、コメディが背景にあることもあって、会話がきわどくも軽妙で、笑いながらもほろりとさせる作品です。
4月20日まで、サロンシネマにて。 にほんブログ村
「アースデイ周防大島」180414
[2018年04月07日(Sat)]
2018年4月14日(土)11時〜15時 筏八幡宮(周防大島町和田357)
かつて、光市の虹が浜で開催されていた地球環境について考えるアースデイにちなんだイベントの流れをくむ「アースデイ周防大島」。
昨年はじめて開催されて、そのゆる感がよかったので今年も行ってみたいと思っています。
場所は、周防大島のかなり奥のほうになりますが、なかなか素敵な場所です。
詳しくは、フェイスブックがあるのでそちらを見ていただくとして、趣旨の部分を抜粋します(出展者一覧や、昨年の様子を、地域おこし協力隊がインタビュー取材した周防大島のケーブルテレビの番組がアップされていますので雰囲気がわかると思います)。
「うららかな春のひとときを、 私たちが住んでいるこの星に思いを馳せて遊ぶ。
この地球上にある豊かな生態系、美しい海と空を守り続けることを祈念する神事 無農薬栽培を基準とする農産物、加工品の販売を中心としたバザール 無農薬栽培米で仕込んだ甘酒の振る舞い 地球環境についてみんなで考えることを趣旨としています。 マイバッグ、マイカップ、マイはし、カーシェアなど、ご協力をお願いします。」
ただ雰囲気を楽しんだり、そこで出会った人とじっくり話したり、のんびりとした時間を思い思いに過ごしたい人におススメです。にほんブログ村
読むロバの会(読書会)、4月の課題図書は、『西瓜糖の日々』
[2018年04月06日(Fri)]
2018年4月25日(水)18時〜(1時間程度) 課題図書:『西瓜糖の日々』(リチャード・ブローティガン著、河出文庫) ヒマールにて
3月の課題図書は、『青春怪談』。時間が間に合わなくて私は読みきれなかったのですが、1954年に新聞小説として連載されていたものとは思えない現代的なお話で、心理描写が面白く、読ませる作品でした。
読むロバの会は、課題図書を読んでくることと、1ドリンクを注文することの2つだけが条件で、誰でも参加できます。 1つの本を巡って、いろんな話しが聞ける楽しい会です。興味のある人は是非。にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:18 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
30『長江 愛の詩』2018横川シネマにて25
[2018年04月05日(Thu)]
『長江 愛の詩』 (監督:ヤン・チャオ、出演:チン・ハオ、シン・ジーレイ、ワン・ホンウェイ、115分、2016年、中国映画)
2018年、映画鑑賞30作品目にして、劇場での鑑賞25作品目。
圧倒的に雄大で美しい景色。
(パンフレットの写真もきれい)
父親の古い貨物船を引き継いだ主人公は、怪しい荷物を運ぶために長江を遡っていく。船室に見つかった20年前の詩集「長江図」に記された沿岸の地名と詩をなぞるように続けられる旅の港々で出会う謎の女性との、その度に違う不思議な関係が繰り広げられていく。
長江中流域に2009年に完成し、日本の全ダムの貯水量をはるかに超える貯水量を誇る世界最大の三峡ダムは上流と下流を分断しながらも、5段階の船舶通航堰によって1万トン級の船舶が通行可能で、主人公の乗る貨物船は、さらに上流へ。
悠久の河と時の流れと、人の営み、歴史の変化、男女の関係、さまざまな事柄や思いが去来し、交錯する映画です。
4月14日まで、横川シネマにて。にほんブログ村
544_「人肌発芽」、オクラの場合180402〜03
[2018年04月04日(Wed)]
3月15日(2018年)から、ミニトマト、中玉トマト、長茄子(長ナス)、ピーマンと4種のタネの「人肌発芽」を行って、発芽したタネからポットに植えていって、いったん終わったので、新たな発芽を行うことにしました(結果としてはそれぞれ1〜3粒くらいは発芽しませんでした。タネの袋にも発芽率が書いてありますが、100%発芽まではいきません)。
まだ朝晩は冷えるので、これまでの経験から寒さに弱いオクラの苗作りには早いかなとも思ったのですが、試しにやってみることに。
今回、もらいもののトートバッグを切って手縫いで、「人肌発芽」用の首から吊り下げるタイプの袋を作ってみました(これ、便利かも。今度ちゃんと丁寧に可愛いのを作ろうかしらん)。
4月2日の朝に暖めはじめて、何日後かに発芽するだろうと油断していたら、翌朝、つまり丸一日で、発芽し始め、
(参考に、右に水に漬ける前のオクラのタネを置いてます。体積で倍以上に膨らんでます)
そして、その日の夕方、つまり1日半でこの状態。
これまでいろいろなタネで試してみて、オクラはまだ試してなかったのですが、西瓜(スイカ)や胡瓜(キュウリ)並みに適温にすれば発芽が早いことがわかりました(寒さに弱いことと、発芽適温にしたときの発芽の速さは関係ないようです)。
苗用の土を、百均で買ったボールで水に湿らせ、
他の苗は、例えばポットにじか植えの場合など元気のよい苗だけ残して1本立てにするのですが、オクラは、お互いにけん制しあって上に伸びすぎずに収穫しやすくなるので3本立てにするため、発芽したタネを3粒ずつ植えます。
ちなみに、上下に根と芽が分かれていきやすいように、横方向に植えると成長が早いと思われます(実は、タネの植え方も成長に影響があることはいろんな人が研究しているようですが、それはまた別の機会に)。にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:25 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
29『J:ビヨンド・フラメンコ』2018横川シネマにて24
[2018年04月03日(Tue)]
『J:ビヨンド・フラメンコ』 (監督:カルロス・サラ、出演:サラ・バラス、カニサレス、カルロス・ヌニェス、ミゲル・アンヘル・ベルナ、90分、2016年、スペイン映画)
2018年、映画鑑賞29作品目にして、劇場での鑑賞24作品目。
フラメンコのルーツと言われる「ホタ」 の魅力を、歴史的な記録映画も交えて昔との比較などもありながら、当代の名ダンサー、名演奏家による数々の名演を、時間いっぱい延々繰り広げることによって魅せてくれる、ダンス好きにはたまらない映画。
あの熱いリズムにやられて、フラメンコで使っているカスタネットが無性に欲しくなったりしてます。
4月7日まで、横川シネマにて。にほんブログ村
28『ジュピターズ・ムーン』2018サロンシネマにて23
[2018年04月02日(Mon)]
『ジュピターズ・ムーン』 (監督:コーネル・ムンドルッツォ、出演:メラーブ・ニニッゼ、ギェルギ・ツセルハルミ、ゾンボル・ヤェーゲル、モーニカ・バルシャイ、128分、2017年、ハンガリー・ドイツ映画)
2018年、映画鑑賞28作品目にして、劇場での鑑賞23作品目。
医療ミスによって職場を追われ、難民キャンプで働きながら、医療的な理由を付けて難民を逃す手助けをすることによってその賠償金を稼いでいる人生に疲れた医師。ある日、国境警備隊によって違法に銃撃を受けた少年(青年?)が、重力を操り浮遊する能力をこと持つことになったことを知り、お金儲けに使えるとキャンプから連れ出すことに。
難民問題のリアルな状況を疾走感のある描写で描く中に、空中浮遊という非現実的な状況が、これまたリアルに美しく描かれ、なんとも不思議な物語が展開していく。
ちなみに、ジュピターズ・ムーンは、直訳すれば、木星の月、つまり木星の衛星。現在はたくさん見つかっていますが、ガリレオが1610年に最初に見つけたときは、ギリシャ神話の神様などから名づけられたイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つ。その中の一つエウロパは、ヨーロッパの語源にもなっていて、その環境から、地球外生命体が存在する可能性が考えられ、調査をする計画もある。
遠く宇宙空間に浮かぶエウロパ(ヨーロッパ)と、地球上にあって難民問題の大きな現場となっているヨーロッパ。
意味も理解できないままに浮遊する難民の少年の、不安げな表情が心に残る。
4月6日まで、サロンシネマにて。にほんブログ村
「土門拳記念館(酒田市写真展示館)〜日本最初の写真専門美術館〜」へ行ってきた
[2018年04月01日(Sun)]
山形県の酒田市に行く用事があって、酒田市について予備知識もなく、合間に2、3時間余裕があったので、急遽観光案内パンフレットを見て目にとまったのが、「土門拳記念館」。
写真が好きな私は、「土門拳さんは酒田市出身だったのか」と行ってみることを即決めたのですが、一緒に行った若者たちは誰も土門さんのことを知りませんでした。
戦後日本を代表するリアリズム写真家として有名だと思っていたのですが、もう亡くなって30年近くが経過していたのですね。
酒田市の名誉市民第1号となった土門さんが、自分の全作品を酒田市に寄贈することに決めたのを受けて、酒田市が整備し、1983年に日本で最初の写真専門の美術館としてオープンしたとのこと。
土門さんの写真を展示する2つのコーナーと、土門拳賞などをとった現代の写真家の写真を展示するコーナーなどがあり、楽しめました(館内の写真撮影は、フラッシュなしで接写をしなければOKという表示がありました)。
やってたメインの展示は、有名な「古寺巡礼」からの作品群。大きなサイズのマット調の印画紙に、大判カメラで撮影された精細な仏像や自然が、絵画のような重みを持って迫ってきて、なかなか見ごたえのあるもので、写真であっても本物の迫力というのは一味違うなあと実感。
もう一つめっけもんだったのが、勅使河原宏さんの庭園とオブジェがあったこと。勅使河原宏さんというと、華道草月流三代目家元としてその道の人には知られているのだと思いますが、私にとっては、映画『利休』や『豪姫』の映画監督としての存在感の方が大きい。そのこともあって、昨年は、何作品か彼の映画を観ていて、その中にベトナム戦争時代の岩国基地の脱走兵を描いた『サマー・ソルジャー』という作品もあり、印象に残っていたので、タイムリーでした。にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:46 | 24カメラを楽しむ | この記事のURL | コメント(0) |
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