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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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2月の焚き火遊び−竹ホットケーキ−

[2017年02月28日(Tue)]
冬季に月一ペースで知り合いの丘を借りて、地元の小学校にチラシを配布して自由参加で行っている焚き火遊び。相変わらずやってます。

今年は、12月が雨のために中止になったため、1月が第一回目で今回が2回目。1月は恒例の竹で作る炊き込みご飯が、いつものとおりおいしくできあがりました。

2月も恒例の、竹に巻いて焼くホットケーキづくり。

「牛乳とか卵とかも持っていくんですか?」とか聞かれることがありますが、水で溶くだけです。それでも外で食べると結構おいしい。というか、絶賛する子どももいるくらいです。

170226焚き火02.JPG

ポイントは、水を少なくしてかためにすること。手でさわっても手にくっつかないくらいです。そうしないと、おき火で焼いている最中に竹からずり落ちてしまうことがあるからです。適当なかたまりを手のひらでひも状に伸ばして竹に巻きつけることも、あまりやわらかいとやりにくいですし。

今回は、その対策として、生地を巻くところに引っかかりの切れ込みを入れてみました(切れ込みを入れたほうがいいかも、と言ったら、スタッフの人が手早くやってくれました)が、効果のほどはよくわかりませんでした。

170226焚き火01.JPG

もう一つのポイントは、遠火の強火。事前に良く焚き火を燃やしておいて、おき火をたくさん作っておくこと。

170226焚き火03.JPG

うまくいけば、外はパリパリ、中はふわっと(グルメレポートでありがちな表現ですが、今回子どもが実際に言ってました)。

あともう一つは、あまり厚くしないこと。中まで火が通るのに結構時間がかかる(2〜30分は軽く)のです。

今回の焚き火遊びで感じた面白かったことは、別記事で。

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春の書院市(大人も子どもも楽しめるクラフト市)

[2017年02月27日(Mon)]
てづくり市の話が出たので、岩国の話しを。

170326書院市.JPG

岩国市にある国の登録文化財にもなっている趣のある建物、水西書院で開催されるので、書院市。今回で4回目。

2017年3月26日(日)10時〜15時。

私も2回ほど参加させていただいたことがありますが、今回は他の用事と重なったため参加することができません。

場所の雰囲気とあいまって、まったりと過ごすことのできる楽しいイベントです。

是非ご参加を(詳しくは、書院市のフェイスブックで)。

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池袋MOTTAINAIてづくり市−耳たぶについてのあやしい仮説−(3年ぶりの江戸行き その8 一応完結)

[2017年02月26日(Sun)]
東京芸術劇場に演劇『足跡姫』を観にいったとき、たまたま、劇場前の公園でてづくりの小物を売る市をやっていたので、少しのぞいて見ました。

確か、何年か前に東京芸術劇場に行ったときもやっていたと思うので調べてみたら、毎月第2土曜日あたりにやっているようです。

残念ながら写真を撮りそびれたので様子を紹介できませんが、まあ、岩国でも行われているてづくり市の少し規模が大きいものと思って間違えはないと思います。やはり、江戸なので、若干クオリティが高いようにも感じました。しかし、こういった分野の横のつながりというのは、多分、私のようなものの想像をはるかに超えていると思われ、地方都市でもそんなに負けているとは思いません。

ステージもちゃんとあって、私が寄ったときはたまたまオーボエのソロ演奏で、なかなか聴かせてくれました。

(まちと田舎の)勝ち負けはどうでもよくて、何より、こういった催しの楽しみは、店主と直接やり取りができるということ。素材のことや、てづくりのこだわり、など、聞いてて楽しい。

それはそうと、

今回見て回って、気づいたのは、もちろん、アクセサリーが多いのですが、中でもピアスやイアリングの種類と量がダントツに多いということ、少し前より、増えているような気がしました。

そこで、ふと、思ったこと。

私自身、30年以上も前の学生の頃、いたずらでイアリングをしてみたことがあり、「何だ、イアリングって、男がしてもかわいいじゃん」と感じ、一時日常的にイアリングをしていたことがありました。以来、耳たぶっていうものはイアリングなどで飾るためにあるものだ、と思っていました(他人に要求するわけでもなく、今では自分でするわけでもないですが)。

それ以上でも以下でもなかったのですが、もしかしたら、大昔のいつかの時点で、イアリングのようなものがはやって、ますますイアリングを付けやすいように、みんなが耳たぶを少しずつ引っ張って、もともとそれほど大きくなかった耳たぶが、遺伝情報に残るほど大きくなってしまったのではないか、という仮説を思いついてしまいました。

耳たぶは、耳のほかの部分と違って、軟骨っぽいものもないし、化石などとしても残りにくいと思われるので、検証するのが難しいかもしれません。

でも、もしかしたら、耳飾の遺物が多く出る年代や、地域などがあって、調査している人がいたりして。

インターネットで調べたりすると、耳たぶがあることによって、集音効果があるとか、耳たぶ自体が音の振動を感じ取るんだとかいったもっともらしいことが書いてあったりするのですが、本当に効果があるのか疑わしいような気がします。

まあ一応上に書いたような効果があるとしても、以前このブログで書いたことがありますが、顔というのは、人間どおしのコミュニケーションにとってとりわけ関心の高い部分であり、そこを飾るために自分たちで徐々にその形態を変えてしまった、というほうが楽しくないですか。

もちろん、それが本当だなんて主張するつもりはありません。

でも、何かそれにまつわる情報があるとうれしいなあ。というか、これも、心の中の棚に釣っておいて、何かが引っかかってくることを待つとしよう。

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考えるメモ帳?(3年ぶりの江戸行き その7)

[2017年02月26日(Sun)]
今回の江戸行きで買ったものをもう一つ紹介。

国立西洋美術館のミュージアムショップにあった、国立西洋美術館に所蔵されているロダンの「考える人」を使った連絡メモ帳。

170218考えるメモ.JPG

席空きの人に連絡が入ったときなどに、連絡メモを書いて、二つ折りにして、机の上やキーボードの上に置くといった使い方をするもの。

目立つし、「考える人」ってところがなんだか意味深というか、笑えますよね。

ちょっと、考えなきゃなんない伝言にぴったり。

職場で使う機会を狙っている今日この頃。

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3月の読むロバの会、課題図書は『さすらう者たち』

[2017年02月26日(Sun)]
2月に1年以上のブランクを経て久々に参加した読書会「読むロバの会」。

1703さすらう者たち.JPG

次回の課題図書は、イーユン・リーさんの『さすらう者たち』。

2017年3月22日(水)18時〜(1時間程度)
岩国市役所近くの「ヒマール」にて
1ドリンク注文で、どなたでも参加できます。


同じ本で、こんなことを感じる人もいるんだ、とか、自分の考えていることが話してみることで思わず進展したり、楽しいです。

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かわいいマスキングテープ ミュージアムショップのめっけもの(3年ぶりの江戸行き その6)

[2017年02月25日(Sat)]
江戸に行くと、美術館や博物館に行って、付属のミュージアムショップにも寄るようにしています。これが、なかなか、かわいいものやかっこいいものがあって楽しいのです。

マスキングテープだけで言っても、オリジナルのものやふつうあまり見かけないものが置いてあったりします(一時の熱はさめたものの、マステはどうしても見てしまいます)。

今回ゲットしたのは、こちら。

国立西洋美術館オリジナルのモネの睡蓮を使ったもの。

170218モネマステ.JPG

そして、東京芸術劇場にあった何気にかわいいの。

170218東京芸術劇場マステ.JPG

今回は買いませんでしたが、国立科学博物館には、化学記号を使ったものなど科学博物館らしいマスキングテープがたくさんあります。ちなみに、科学博物館のミュージアムショップは、科学好きにはたまらないグッズが結構たくさんあります。

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『足跡姫 時代錯誤冬幽霊』 売り切れチケットが購入できる便利さ(3年ぶりの江戸行き その5)

[2017年02月24日(Fri)]
江戸に行くとなると、演劇鑑賞というのが、私にとって楽しみの中の大きな選択肢の一つになります。

170218足跡姫.JPG

今回も調べていると、野田秀樹さん作・演出で宮沢りえさんと妻夫木聡さんが出演する『足跡姫』というのが目につきました。宮沢りえさんは昔からファンなので、一度は生で観てみたいものだと思っていたのでチャンスです。

しかし、江戸行きが直前に決まったこともあって、空席はないようです。それでも、劇場で当日券を販売すると書いてあったので、並べば買うことができるかもしれないのでそうしてみようかと思っていたら、知り合いが、最近は余ってしまったり行けなくなって余ったチケットを売買するサイトがあるということを教えてくれたので、探してみました。

すると、確かにチケット情報が掲載されています。急いで登録して、入札したのが、出発当日の早朝。何枚か出ている中で、売買が成立していないのは1枚だけだったので、決済方法も確かめないで入札してしまって、出発した後の合間の時間に決済の手続きを行うことにしました。

もしかして、クレジットカード決済しかないのだったら家に置いてきたのでどうしよう、とか考えながら手続きに進むと、さすが、コンビニ決済がある。ということで、ローソンのロッピーでお金を支払ったのが、公演の前日の夕方。

時間に余裕があれば、郵送などの方法もあるのでしょうが、当日劇場で手渡ししてもらうことになりました。仲介業者のサイトでラインのような仕組みで直接やり取りができるようになっています。振り込まれたチケット代は、一旦は仲介業者に留め置かれて、チケットが確実に入手できたことをこちらが入力した後にチケットを手放す側に支払われるという仕組みです。なるほど。

今回は直接やり取りになったので、チケットを渡してもらって、その場で携帯に入手の確認の入力をしました。ちなみに、チケットを売ってくれた人が、少し安めにしてくれたので仲介手数料を加えてちょうど定価くらいで入手することができました。ありがたい。

便利になったものです。当日券のために並ぶ必要もなく、安心して、ラスコー展などを楽しむことができました。若者にとっては常識かもしれませんが、私のように知らない人もいるでしょうから、一応書いてみました。

前置きが長くなってしまいました。

実際の公演ですが、江戸時代に規制されていた女歌舞伎を題材に取ったドタバタシリアス系(演じるとは何か、何を演じるのかということも描かれていた)という感じで、ギャグありアクションありで、まあ、楽しむことができました。宮沢りえさんを生で観るという目標も達成しましたし。ただ、やはり、映画と演劇との違いというのがあって、どうしても通る声を出すために発声法からして違うので、彼女は映画のほうがより魅力的かな、と思った次第です。
テレビドラマ「逃げ恥」にも出演していた古田新太さんは、さすがに演劇人だけあって安定しているなあと感心。

池袋の東京芸術劇場で、3月12日まで。

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2月の読むロバの会『ガダラの豚』で考えたこと−呪いについて−

[2017年02月23日(Thu)]
江戸行きの報告はまだ少し続くのですが、昨日ヒマールであった読書会で考えたことについて少し。

課題図書は中島らもさんの『ガダラの豚』。中島さんの本は初めて読んだのですが、とても面白く、3冊もあったのに、前日になんとか読み切りました。

読書会でもいろいろな感想が出てなかなか面白かったです。その中身についてというより、参加者と話しているうちに、思わず、考えがまとまったというか、進んでしまったことについて書いてみたいと思うのです。

私がこの本に感じたのは、すごくリアリティがあるということ。もちろんフィクションであり得ない部分もあるのですが、私たちは日常的にも、お互いに操ったり操られたりします。それは意図してだったり、意図しなかったり(意図しないほが多いかも)。それを少し強調して見せてくれているというという印象なのです。

だから、人を操ることとか、騙すこと、騙されること、恨むこと、呪うこと、祟ることとかについて、あらためて考えさせられました。

この本に出てくる新興宗教やアフリカの呪術師の中にはいい人もいるだろうし、悪い人もいるだろう。それは、もしかしたら、普通の人の場合と割合的には変わらないかもしれない。すごく感受性が豊かで感のいい人というのはいて、そういう能力にたけている人が一般には教祖や呪術師などになるのでしょう。そして、その人自身やそれを補佐する人が知恵者で、ちょっとしたトリックを加えることによってますます信憑性が高くなる。そのあたりから、怪しくなってくるというか、他人を操って誰かが得をするということになってきて困ったことになっていくわけです。

しかし、本来の呪いとかの役割は、もっと素朴なものなんですきっと。日常生活の中で、どうしようもないことというのは起こってしまいます。すぐにいい例が思いつかないので、つまらない例を出しますが、とても急いでいる用事があるときに、その途中でその用事ができなくなるようなケガをしてしまう。いろいろ原因は考えられるでしょう。単純に急いでいたからとか、前の日に吞みすぎてしまったとか、一昨日誰それとけんかしてしまったとか・・・。そういう説明がつく場合もあるだろうし、つかない場合もあるでしょう。しかし、どんな理論的な説明がついたとしても、ケガをしてしまったことや、本来できるはずのことができなかった、という恨みは気持ち(心)の中に残ります。それは気持ちの問題なので、理論的な説明は効きません。そこで、呪術の登場となります。この例の場合にはうまく当てはまらない気もしますが、それが、日ごろから仲の悪い誰それがねたんでいたのでその呪いがケガという形で現れたのだと。だから、それを解決するためには、その誰それの髪の毛をどこかに埋めてしまうことによって呪いが解けるのだと。そして、そういう具体的な行動を提案することによって、心のモヤモヤが少し軽くなるというか、心の持って行き場というか、落としどころが出来ることによって、少しは安心できる。ただ、行動に移すことによって、それをたまたま相手が知ってしまって、今度は相手の心が動揺したりして、そのやりとりが延々続いてしまったりすることもあるかもしれませんが、結局は、関係者の心が落ち着く落としどころを見つけていくことになるのでしょう。

そのやり方が、やはり、その国や地方によって違って、それが文化というものかもしれません(ある程度の共通認識があることによって、その共同体の中でこそ効力がある)。

ちょっと、話が変わってしまいます。

私はかねてから、何度か鑑賞しているものの、能というものがどうも面白そうで気にかかっているのに、理解できない。やたら幽霊とか、怨念とか出てくるし。いつかはわかるようになるのかしらんと、ときどき思い起こしているのですが、ちょっと理解できるようになったかも。

どうしようもない心残りなこととか、心のやり場のない不安とか、そいうったことを、ある程度の知識がある人なら知っている歴史上の事柄をとらえて、それがどうやって解決し(落とし込まれ)ていくかを、音と歌と所作によって最小限に表現し、追体験することによって、昇華していくものなのかも、と。

まったく的外れなのかもしれませんが。

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『スケーエン デンマークの芸術家村』国立西洋美術館常設展(3年ぶりの江戸行き その4)

[2017年02月22日(Wed)]
少し時間があったので、国立科学博物館の隣にある国立西洋美術館もついでに。

170218国立西洋美術館.JPG

国立西洋美術館といえば、昨(2016)年7月、「ル・コルビュジエの建築作品−近代建築運動への顕著な貢献−」の構成資産として、世界遺産一覧表に記載されたばかり。あらためて、建物も見学。

常設展の中で、1900年前後にデンマークのスケーエンという場所で展開された芸術家村を59点の絵画作品で紹介する展示がありました。いつの時代にも、芸術家が集まる場所というのがあったりするのですね。概して明るい光のあふれる作品群。美術館なので、作品で語るというのは仕方のないことですが、もう少しその歴史や背景なども知りたくなります。
5月28日まで。

時間の都合で、有名どころの作品も展示してある本来の常設展をゆっくり観れなかったのは少し残念でした。

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『ラスコー展 クロマニョン人が残した洞窟壁画』ラスコー展 クロマニョン人が残した洞窟壁画(3年ぶりの江戸行き その3)

[2017年02月21日(Tue)]
博物館や美術館、劇場の情報を直前に調べていたら、国立科学博物館で、フランスのラスコー洞窟で見つかった2万年前の壁画についての特別展があったので行ってみました。

170218ラスコー展.JPG

見ごたえがあったのは、やはり、展示の中ほどにあった、最新テクノロジーで1ミリ以下の精度で再現された壁画。照明も洞窟の雰囲気を出していて、作品保護のためフラッシュなしであれば撮影も可でした。その迫力に、2万年前に思いを馳せながら、しばらく見入ってしまいました(そのほか、洞窟の発見の歴史や、遺物の展示などバラエティに富んだ展示でした)。

170218ラスコー展01.JPG

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170218ラスコー展03.JPG

江戸での展示は終わってしまったのですが、巡回展として、東北歴史美術館(3/25〜5/28)と九州国立博物館(7/21〜9/3)でもあるようです。

ついでに書くと、あまり覚えていなかったのですが、この冬楽しませてもらったテレビドラマ「逃げるははじだが役に立つ」のロケ地にもなっていたんですね。

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『たかが世界の終わり』(3年ぶりの江戸行き その2)

[2017年02月20日(Mon)]
『たかが世界の終わり』
(監督:グザヴィエ・ドラン、出演:ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、99分、2016年、カナダ・フランス合作映画)


170217たかが世界の終わり.JPG

次に行ったのは、東京都写真美術館と同じ恵比寿ガーデンプレイスにあるEBISU GARDEN CINEMA。今年に入って2作目の劇場での映画鑑賞です。この映画も、実は、恵比寿映像祭に参加している形になっているようです。

そのうち広島にも来るのですが、若干27歳の天才と呼ばれているグザヴィエ・ドラン監督の最新作を劇場で観てみたくて。

たまたま3、4年前に広島の横川シネマで観た『わたしはロランス』がとてもよかったのですが、BDで観た『胸騒ぎの恋人』はまあまあで、今回も期待半分。

結果としては、まあまあでした。家族の関係というものを描いているため、日本のそれとは多分違うので、ちょっとした描写に気づけていない部分もあるのでしょう。

俳優たちは嫌いじゃないので、楽しむことはできました。

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恵比寿映像祭(3年ぶりの江戸行き その1)

[2017年02月19日(Sun)]
急に野暮用ができて、3年ぶりに江戸に行くことになり(2017年2月17、18日)、ついでにいろいろと楽しんできたので、何回かにわけて報告を。

写真好きなので、江戸に行くとほとんどと言っていいほど行ってしまう、東京都写真美術館。

170217恵比寿映像祭.JPG

今回は、第9回恵比寿映像祭(2017年2月10日〜26日)の期間だったので、展示は無料。ちょっとマニアな映像や講演などは有料だったりして、興味あるもののあったのですが、日程があわず、無料の展示のみ鑑賞。

中で印象に残ったのは、双子の姉妹?ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノの映像作品。2人だけだったりほかの人がいたりだったりだけど、似た人が、パフォーマンスするのってなんか楽しい。

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2月の読むロバの会、課題図書は『ガダラの豚』

[2017年02月09日(Thu)]
日時 2月22日(水)18時〜(1時間程度)
場所 ヒマール(himaar coffee & crafts 改め)
課題図書:『ガダラの豚』(中島らも著)


1702ガダラの豚.JPG

月1回ペースで、ヒマールで開催している読書会。久しく参加していなかったので、今回は参加したいと思っています。

中島らもさんというと、30年位前に日曜日?の朝日新聞で「明るい悩み相談室」という欄を担当していたのを思い出します。

しかしながら、彼の作品を読んだことはありません。今回の課題図書は3冊もあってまだ1冊目。面白いのですが、間に合うのか?

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『ショコラ 君がいて、僕がいる』

[2017年02月05日(Sun)]
『ショコラ 君がいて、僕がいる』
(監督:ロシュディ・ゼム、原題:Chokolat、出演:オマール・シー、ジェームス・ティエレ、119分、2015年、フランス映画)

すでにチラシが手に入らなかったので、公式ホームページを写真でコピー
170205ショコラ.JPG

今年26作目にして、(購入かレンタルでなくて)映画館で初めて観た映画。なんとなく気になっていて、雨が降ってやろうと思っていたはたけ仕事(玉葱の草取りと施肥)ができなかったので、広島バルト11へ急きょ行くことに。

1900年前後に実在した白人と黒人の道化師コンビを、事実に基づいてフィクションとして描いた作品。

真面目な映画です。当時の人種差別のことやサーカスと演劇のことなどを、主張しすぎず、淡々と描いているので、少し物足りない(特に黒人道化師が中心になっているので仕方ないと思いますが、白人道化師の背景などがあまり描かれていない)ような気もしますが、善悪を明確にしていなくて、逆に考えさせられ、興味深かったです。

ちなみに、昨(2016)年に、初めて映画館で映画を観たとき紹介した『ハッピーアワー』以降、2016年に観た映画を書き出してみると(“再”は2回以上目、映画館で観たものは“映画館名にて”と表記)。
35『ヒューゴの不思議な発明』
36『FAKE』横川シネマにて
37『ダンシング・ヒーロー』
38『タンゴ・レッスン』再
39『花』再
40『ゴット・ヘルプ・ザ・ガール』
41『さよなら、人類』
42『君の名は』109シネマズ広島にて
43『秒速5センチメートル』
44『チャップリンからの贈りもの』
45『ボヴァリー夫人とパン屋』
46『怒り』109シネマズ広島にて
47『セッション』
48『オデッセイ』
49『シェルブールの雨傘』
50『利休』
51『短編集』(勅使河原宏監督)
52『砂の女』
53『哀愁』
54『サイレント・ランニング』
55『終着駅』
56『おとぎ話みたい』
57『逢びき』
58『胸騒ぎの恋人』
59『天然コケッコー』
60『溺れるナイフ』
61『君に読む物語』再
62『恋愛手帖』
63『あやしい彼女』
64『この世界の片隅に』サロンシネマにて
65『タイタニックの最後』
66『メッセージ・イン・ア・ボトル』
67『他人の顔』
68『ベルリン 天使の詩』
69『フローズン・タイム』
一番良かったのは、『ハッピーアワー』かな。『この世界の片隅に』もよかった。『利休』も素晴らしい。

さらに、ちなみに、今(2017)年にこれまで観た映画を書き出してみると、以下のとおり。

1『リリーのすべて』(監督:トム・フーパー、2015年)
2『海街ダイアリー』(監督:是枝裕和、2015年)
3『我等の町』(監督:サム・ウッド、1940年)
4『落とし穴』(監督:勅使河原宏、1962年)
5『愛の調べ』(監督:クラレンス・ブラウン、1947年)
6『燃えつきた地図』(監督:勅使河原宏、1968年)
7『ヒズ・ガール・フライデー』(監督:ハワード・ホークス、1940年)
8『サマー・ソルジャー』(監督:勅使河原宏、1972年)
9『愛のアルバム』(監督:ジョージ・スティーヴンス、1941年)
10『泥の河』(監督:小栗康平、1981年)
11『舟を編む』(監督:石井裕也、2013年)
12『愛を読むひと』(監督:スティーヴン・ダルドリー、2009年)
13『ガープの世界』再(監督:ジョージ・ロイ・ヒル、1982年)
14『勝手にしやがれ』(監督:ジャン=リュック・ゴダール、1960年)
15『世界から猫が消えたなら』(監督:永井聡、2016年)
16『パリ、テキサス』再(監督:ヴィム・ヴェンダース、1984年)
17『ミッドナイト・イン・パリ』(監督・脚本:ウディ・アレン、2011年)
18『軽蔑』(監督:ジャン=リュック・ゴダール、1963年)
19『ホテル・ニューハンプシャー』(監督・脚本:トニー・リチャードソン、1984年)
20『気狂いピエロ』(監督:ジャン=リュック・ゴダール、1965年)
21『ぼくたちのムッシュ・ラザール』(監督・脚本:フィリップ・ファラルド、2011年)
22『きっとうまくいく』再(監督:ラージクマール・ヒラニ、2010年)
23『アンコール』再(監督・脚本:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ、2012年)
24『ショーシャンクの空に』再(監督・脚本:フランク・ダラボン、1994年)
25『白夜』(監督・脚本:ロベール・ブレッソン、1971年)

今のところで今年一番よかったのは、『きっとうまくいく』。2014年に、シンフォニア岩国で知り合いが自主上映会を開催したときに観たのですが、映画らしい要素がいっぱい詰まった泣いたり笑ったりできる楽しい作品です。

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グーグルの検索結果のレイアウトの進化

[2017年02月02日(Thu)]
調べものにどうしても使ってしまうグーグルの検索結果は、少しずつ進化していて、かねてより気になっています。

以前は、スポンサーサイトと言って、広告料を払って特定の検索をしたときに検索上位に来るように契約しているサイトについては、特にスポンサーサイトであることは書かずに背景に薄い色がついていて上位に来ていたように思いますが、その後、(苦情か要望が出たためか)バーで区切って、スポンサーサイトであることがわかるように右肩部分に書かれるようになったり。そして、そのスポンサーサイトが、通常の検索結果を上下で挟むようなレイアウトになったり。下のほうに、関連するキーワードが表示されるようになったり。

以前から、「番線とは?」という私の記事がなぜだか比較的よく見られていることが気になっていて、最近、「番線とは」で検索してみると、その私の記事が、一番上に来ていてしかも、薄い線で枠取りされ、記事の抜粋と写真が最初に配置され、下に記事のタイトルとブログ名書かれるなど強調される形で表示されているのです。

1701強調スニペット.JPG

もちろん、私は、「番線とは」で検索したときに上位に来るように広告料を支払ったりはしていません。

この表示は何だろうと思って、囲みの右下にある「この結果について」という部分をクリックしてみると、「強調スニペット」というものだと書いてあります。どうも、よく検索されたり、役に立ったり、いろんな条件を満たしていて、検索した人にとって上位に来ることが望ましいサイトを強調する形のようです(当然、勝手に自分記事を「強調スニペット」にすることはできません)。

グーグルのことですから、手作業で行っているわけではなくて、プログラムを組んで自動的に作られているものでしょう。グーグルは、広告収入が大きな財源でしょうから、できるだけたくさんの人にグーグルのサイトを見てほしい(グーグルで検索してほしい)ので、検索した人が見やすい、役に立つレイアウトになるように常に工夫をしている。あまり役に立たないただ面白おかしいだけのサイトが上位に来たのでは困るわけで、それは、グーグルにとっても検索する人にとっても理想的です。

改めて、検索結果をよく見てみると、検索ワードに関連するニュース記事が途中にまとめられていたり、関連する画像がまとめられていたり、どんどん工夫されたレイアウトになっているのが興味深い。

それにしも、疑問のままなのは、どうして、私の「番線とは?」という記事が「強調スニペット」されたかです。現時点での私の予想は、番線というのは、多くの人にとってはあまり関係のない言葉です。しかし、マイナーであるがゆえに仕事上とか趣味の分野で気になる人が一定程度いて、しかもマイナーであるがゆえにそんなに記事がたくさんないため、ちょっと違った視点で書いている私の記事が注目されているということでしょうか?

気になって、いくつかの言葉を検索してみたのですが、単純な言葉の場合は、ウィキペディアの記事が「強調スニペット」されている例が結構見られました。まあ、ウィキペディアは前から検索上位に来ていたので当たり前といえば当たり前なのですが、少し面白みがないような気もします。今後、グーグルが、単純にはウィキペディアが「協調スニペット」にならないようにプログラムを考えるのかどうか気になるところです(検証することは難しいでしょうが)。

それより先に、きっとよりわかりやすくて役に立つ新しい検索結果のレイアウトをつくるプログラムを考えるのでしょうけど。

半分以上は、自慢の記事になってしまいました。

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追記:その後、しばらくして改めて「番線とは」でグーグル検索すると、私の記事は、上位には来ているものの、協調スニペットではなくなっていました。一時的なものだったのか、また復活することがあるのかはわかりません。

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