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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『カラヴァッジオ』

[2014年04月19日(Sat)]
『カラヴァッジオ』(イギリス映画、監督:デレク・ジャーマン、1986年)

1404カラヴァッジオ.JPG

先日たまたま知り合っていろいろと話しをした10代のアメリカ人がしきりに薦めていたので観てみました。

実は最初、レンタル屋さんで借りたのは同名の別の映画だったようで、悪い映画ではないけどまあまあだなと思って改めて調べてみたらこちらのほうのようです(こちらのほうはレンタルされていませんでした)。

これは、確かになかなか渋いいい映画です。

いわゆるアート系というか、隠喩がところどころにあって、それを読み取る楽しさがあったり、その時代にはありえないものや衣装が登場して、逆にそれが、いろいろ考えるきっかけになるような興味深いつくりで見飽きません。

映像も美しい。

時代背景として、最近読んだ『ヴァティカンの正体』(岩渕潤子著、ちくま新書、2014年)が早速役立ちました。

その中に、カトリック教会が、プロテスタントによる宗教改革によってその存在意義を問い直す中で。1545年から63年にかけて行われたトリエント公会議の中で、積極的に芸術・美術を取り入れることを決めたという記述がありました(こういうことは、興味のある人や、キリスト教徒の人にとっては常識なのかもしれません)。

画家 カラヴァッジオは、1571年から1610年まで生きていた人ですので、ちょうどカトリック教会が積極的に芸術・美術を取り入れはじめて、枢機卿などが芸術家のパトロンになっていった時代なのでしょう。

画家としては、湖口としての宗教画が成り立ちはじめた時代とも言え、自分の求める芸術と、雇われ画家としての立場との葛藤が、この映画でも描かれている部分があり、それは現代にも通じるテーマではあります。

デレク・ジャーマンという人のことを知らなかったのですが、俄然興味を持ちました。

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三倉岳 人力フェスティバル 「マチュピチュ・エン・ハポン」2014

[2014年04月18日(Fri)]
週末オススメ情報。

4月20日(日)10時〜15時
大竹市の三倉岳休憩所(ログハウス)周辺で、広島・山口を中心に中国5県をメインにフォルクローレの14団体が集うお祭りが開催されます。

中南米の民族音楽フォルクローレといえば、「コンドルが飛んでいく」の名前を出せばわかっていただける人が多いと思いますが、そのほかにも名曲が多く、このお祭りに参加するのは本当にすばらしい演奏をする団体ばかりで、聴き応えがあります。

日本のフォルクローレの演奏団体としてとても有名なMAYAも出演。

ロケーションも最高で、周りでは、地元の名産品やうどんなどの販売もあります。

岩国から行くと少し手前の「マロンの里交流館」でも19、20日に春まつりが開催され、牛の丸焼きや特産品の販売などが行われます。

天気が崩れなければいいのですが。

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383_はたけの虫たち13

[2014年04月18日(Fri)]
久々に、はたけの虫たちシリーズ(調べたら、昨年の8月以来)。
というか、3月から少しずつ撮りためていた写真がある程度の数になったので。

狭い畑の中だけでも、虫たちはたくさん生きています。もう調べるのも大変なので、名前を出すのはやめました。植物に比べると、いろんな種類がいすぎるので、同定がどんどん難しくなるからです。

これからは、これまで登場してなかったと思われる虫たちに登場してもらいますが、記憶がいい加減なのでダブっていることも結構あるかと思います。また、大きく目立つ虫は大体出ていると思いますので、小さなマイナーな虫がメイン(もしくは、すでに登場しているけど、面白い生態がわかるようなもの)になるでしょう。虫嫌いな人は見ないようにしてください。

雀野帷子(スズメノカタビラ)の花にとまってます。

140316スズメノカタビラに虫.JPG

土の上を這っています(こういう虫は、すばやいので写真が録りにくい。

140316甲虫.JPG

繁縷(ハコベ)の葉の上。

140316虫02.JPG

仏の座(ホトケノザ)の花に。

140330虫01.JPG

繁縷(ハコベ)の葉の上なのですが、不思議なことに背中を下にして、足をスリスリしてました。死にかけだったのでしょうか?

140405死にかけ?の虫.JPG

田辛子(タガラシ)の花にとまって。

140405虫02.JPG

蔞(ヨモギ)の葉の上にいるテントウムシ系の幼虫。

140412てんとう虫の幼虫.JPG

八重葎(ヤエムグラ)に止まる、これはハエですね。

140412ハエ.JPG

烏野豌豆(カラスノエンドウ)の先にとまってます。

140412細長い虫.JPG

菜の花の花びらにとまるユスリカの一種。

140412菜の花にとまるユスリカ.JPG

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『わたしはロランス』

[2014年04月17日(Thu)]
『わたしはロランス』(カナダ=フランス映画、監督:グザヴィエ・ドラン、2012年、168分、原題:Laurence Anyways)

140416ロランス.JPG

モントリオール在住の国語教師ロランスは、美しく情熱的な恋人のフレッドに「これまでの自分は偽りだった。女になりたい」と打ち明ける。それを聞いたフレッドは、ロランスを激しく非難するも、彼の最大の理解者であろうと決意するが・・・。1989年からの10年間の2人の物語。

若干25才(映画制作時は23才?)の監督が描く世界は、ときに激しいものの、基本的には静かに丁寧に2人の心の動きを描いていて、素晴らしすぎる。余計な描写がなく、音楽、映像ともに奇跡的。多分、たくさん見落としているところがありそうなので、もう何度か観てみたい(近々発売されるDVDを買ってしまうでしょう)。

人が人を好きになるということって、どういうことなんだろう?

排除でも、思考停止でもなく、“違い”を大切にすることとは?

ある意味、究極のラブストーリーなのだと思います。

今年に入って観た映画の中で、1番です。

広島の横川シネマで、1週間限定の上映。4月18日(金)まで、@9:40〜12:30、A14:10〜17:00、B17:10〜20:00の3回。お見逃しなく(同時上映、『ラジオの恋』)。

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『アトリエ・ワン マイクロ・パブリック・スペース』

[2014年04月17日(Thu)]
140416マイクロ・パブリックスペース00.JPG

さまざまな地域の歴史、文化や環境、そこに身を置く人々のふるまいの調査をもとに、小さな構造物や家具によるインスタレーション作品を発表し続けているアトリエ・ワンの作品展が、広島市現代美術館で開催されています。

会場では、(現代アート作品であると同時に、実際に使われているものですから)フラッシュなしでの撮影はOKでしたので、写真で紹介します。

自転車の荷台につけた移動式のテーブルやソファー。

140416パブリック01.JPG

読者をすっぽり包み込む書棚(マンガ・ポッド)

140416パブリック02.JPG

人形劇を行うための建物(人形劇の家)(人形劇の舞台になるところから、客席を見たところ)。

140416パブリック03.JPG

被災地での使用も想定して作られたジャンボ折り紙アーチ

140416パブリック05.JPG

移動可能な教室(スクール・ホイール)

140416パブリック06.JPG

10メートルにおよぶ長さを持った純白の屋台(ホワイト・リムジン屋台)

140416パブリック07.JPG

など、小さいながら、いや、小さいからこそ、そこに公共スペースを創りだす仕掛けの数々の実物を見ることができます。そのスペースで、お話を聞いたり、お酒を飲んだりするのを想像するだけでワクワクします。

最近行った、西条酒蔵芸術祭では、西条駅周辺に点在する酒蔵にアート作品を展示するイベントでしたが、そういった歴史的な建造物がないところでも、駅周辺などの中心市街地では空き地や空き店舗、駐車場などがあります。そこにこういったマイクロ・パブリック・スペースを設置したりして、アート展示等とともに展開すると、コミュニティ再生という意味からも面白いのではないか、と思わされました。

5月6日まで、開催中です。

同時開催の開館25周年記念コレクション展2014−T『○△□―美術のなかの幾何学的想像力―』も意外と見応えがあっていいです。

追記:ちょっとのんびり展示を噛み締めたくて、美術館内のカフェて少し休憩。
入口で目にとまった、「エスプレッソしるこ」を注文。
品名通り、エスプレッソの中にあんこと白玉が入っていて、思いがけず美味しい。

140416パブリック08.JPG


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満月の月の出

[2014年04月16日(Wed)]
月の出写真にハマっている今日この頃。

満月前日と、満月の日に月の出を撮りに行きました。
この2日は、だんだん暗くなってくる時間帯に月が出るので、景色も撮れるし、刻々と色が変化していくので楽しいはずですが、あまりちゃんと意識して写真を撮ったことはありません。

まずは基礎データを。

2014年4月14日(月) 月齢14.3
月の出17:49  日の入18:45

2014年4月15日(火) 月齢15.3
月の出18:48  日の入18:45

つまり14日は日の入り1時間前に月が出て、15日は月の出と日の入りがほぼ同時。
満月の時には月は太陽の真反対の位置にあり、それが30日で繰り返すのですから、1日1時間弱ずつずれていくのは当たり前と言えば当たり前。

こういう撮影は、大気が澄んでいる晴れた日が理想。前日に雨が降って、大気中の塵などを落としてくれている状態がベスト。そういう意味では、13日の日曜日が雨だったので理想的ですが、今は春。どうしても霞み気味です。

月の出の時間から待つこと十数分。ようやく月が見え始めました。いつもの撮影場所ではないので、どこから出るのかはある程度しか予想できません。しかも、水平線に近いほど霞んでいるので、かすかにだんだん見え始めます。

140414002月の出トリミング01.jpg

ちょうど、鳥が通りかかりました。真ん中少し右あたりです(太陽なら明るいので、もっと下のあたりから見え始めるのですが)。

140414004月の出01.jpg

140414008月の出02.jpg

地平線から空にかけての色の変化がきれいです。もっと暗くなるまでには時間がかかるのですが、この日は、ほかの用事があったのでここまで(現場にいた時間は約30分)。

翌15日。昨日より月の出の時間が遅いので、あたりが少し暗めで、気持ち少し月の発見が早い。

140415満月ブログ01.jpg

140415満月ブログ02.jpg

140415満月ブログ03.jpg

そして、どんどん周りが暗くなると同時に、月は赤く明るくなってきます。

140415満月ブログ04.jpg

満月なのでかなり明るいため、月自体は撮影が難しくなってきます。海への照り返しがきれい。

140415満月ブログ05.jpg

あえて撮ると、こんな感じ(真ん中に見えるのは、たまたま通った飛行機の航跡です)。

140415満月ブログ06.jpg

140415満月ブログ07.jpg

そして、まわりはどんどん暗くなるので、海への照り返しを撮って楽しむことになります。

かなり暗くなるまでいたので、現場にいたのは1時間弱。空のグラディエーションを楽しみたければ、14夜。刻々と暗くなる光の変化を楽しみたければ、15夜。
いや、どちらも楽しい。

気象条件、大気の具合によっても変わりますし。

撮影はすべて、オリンパスOM-D EM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

追記:だんだん見えてくる月の出の月を、目を凝らして肉眼で探すのも楽しいのですが、今度チャンスがあったときには双眼鏡を持って行ってみるのも面白いかも、と思っています。

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『I【アイ】』

[2014年04月16日(Wed)]
『I【アイ】』(いがらしみきお著、小学館、第一集2011年、第二集2012年、第三集2013年)

1403 I.JPG

1986年から連載が始まり現在単行本が38巻に達している4コマ漫画『ぼのぼの』。私は連載当初からの大ファンです。その作者のいがらしみきおさんが連載していた漫画が、最近3巻で完結していたのを知り、一気に読んでみました。

『ぼのぼの』のあまりのファンなので、それと全く違う作品でついていけなかったらどうしようかと少し不安だったのですが、なんだかこれは読まなければいけないような気がして。

『ぼのぼの』とは系統はちがうものの、私(わたし)的には通じるものを感じ、とても共感のできる部分も多く、少し涙が出ました。

第一集の帯には、

「幼い頃からずっと考えてきた、生と死のこと。命の意味。その先にある“答え”を、今なら描ける気がする」―
 連載開始当初、そう著者自身が語った作品、『I【アイ】』。


とあります。

仙台市在住のいがらしさんが、月刊IKKIに2010年8月から2013年8月にかけて連載していた作品です。

第三集の帯には、

生まれてきた意味がただ知りたくて、
全てを捨てて旅を始めた。(第一集)

欲望と快楽に塗られた
コミューンで、己の存在の
意義を問うた。(第二集)

そして……瓦礫の山を前にし、深い悲しみを経て、
雅彦は、イサオは、神様の姿を―――見る。


とあります。
なかなか考えさせられる漫画ですので、いろんな人に読んでもらいたいです。

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382_はたけの花たち05

[2014年04月15日(Tue)]
意外と続く「はたけの花たち」シリーズ
まずは、川辺で雀野豌豆(スズメノエンドウ)を見つけてしまったので、先日比較した烏野豌豆(カラスノエンドウ)と絹莢豌豆(キヌサヤエンドウ)とのづづきを。

最初は、雀野豌豆単体。

140412スズメノエンドウ01.JPG

そして、雀野豌豆と烏野豌豆の比較。大きさをわかりやすくするため私の親指にも登場してもらいました。

140412スズメノエンドウとカラズノエンドウ.JPG

最後に、三者揃い組。いかに、雀野豌豆が小さいのかがわかっていただけると思います。実がなってきたら、三つの実も比較できる写真を撮ってみたいと思います。

140412スズメ&カラス&普通のエンドウ.JPG

ちなみに、雀(スズメ)とか烏(カラス)というと、野鳥観察の世界では、鳥の大きさの目安として使われる鳥です(雀、鳩、烏が代表的)。雀野豌豆と烏野豌豆は、大きさの違いをわかりやすくするために付けられたのでしょう。

こうやって、はたけで咲く花を調べたりしていると、雀が一番よく使われているのに気づきます。それだけ、昔から私たちの生活に密着していた鳥なのだなあと改めて思います。しかし、最近、雀と私たちの関係というのが減ってきて、雀は減少傾向にあるようです(以前書いたと思いますが、山奥の限界集落のようなところで、人が住まなくなると、そこには雀はいなくなるようです。それだけ、人と密接な関係を持ってきた鳥なのです)。

次は、垣通し(カキドオシ)。なかなかしぶとい地を這う草で、草取りをしていると嫌いな香りではありませんが、強烈な香りがします。隣の垣根にかまわず侵入してくることから付けられた名前のようです。花はとても可憐。

140412カキドオシ01.JPG

140412カキドオシ02.JPG

スナップ豌豆の花。色が違うだけで、スナップ豌豆と絹莢豌豆の区別は付きません。

140412スナップエンドウ01.JPG

ご存知、白詰草(シロツメグサ)、別名クローバー。1846年にオランダから献上されたガラス製品の緩衝材(詰め物)として使われていたことから名前が付けられたようです。そして、明治維新以後、日本へは家畜の飼料用として導入されたもののようです。私はやったことはありませんが、女の子達が首飾りを作って遊んでましたね。

140412シロツメクサの花.JPG

紫華鬘(ムラサキケマン=直訳すると、紫の花のかつら)。第一印象はホトケノザに色と形が似ているのですが、よく見ると後ろが筒のようになってながく、簪(かんざし)のようでもあります。有毒なので、たべてはいけません。

140412ムラサキケマン01.JPG

八重葎(ヤエムグラ)。葎(むぐら)というのは密生して藪(やぶ)をつくる草のことで、八重葎という名前は葉っぱが八重になるので。この草の花を意識したことはなかったのですが、先端や枝の分かれ目に、とても小さな花が咲くのですね。全体に小さな刺のようなものが生えているので、軍手や服によくくっつきます。タネもよくくっつくので、子どもは楽しくてくっつけ合いをします。

140412ヤエムグラの花01.jpg

140412ヤエムグラの花02.JPG

140412ヤエムグラの花03.JPG

補記:あえて書いてはなかったのですが、最近植物などの名称を漢字で書いて、後ろに括弧書きでカタカナで書くようにしました。植物や動物などの名前は一般には読みやすいようにカタカナ表記するということになっています。しかし、最近だんだんそれが味気なくなってきて、後ろに括弧書きでカタカナ表記してやればいいんだと気づいて、そうするようにしています。そのほうが、意味を考えたりできるし、ちょっと楽しいからです。

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その辞書じゃないってば

[2014年04月15日(Tue)]
ちょっと小耳に挟んだ、ほっこりする実話。

知り合いの現在中学2年生の女の子。

中学1年生になって、英語の授業が始まり、時々授業の中で単語を引いたりするので辞書がいるということになり、大学生になって家を出ている兄の本棚からそれらしき辞書を勝手に拝借し、学校に持って行っていたそうです。

でも、授業で単語を引いてもなかなかその単語が掲載されていなくて、困ったなあと思っていました。時々先生に言っても、辞書を見た先生は「そうですねえ、ありませんねえ」と軽く流されていたそうです(時々調べた単語がでてくるのですが、全然違う意味だったり)。

中学1年生も終わりかけの頃、ようやくその子は、その辞書が仏和辞典であることに気づき、以来、教室の後の自分の棚に入れてあった辞書を引かなくなり、2年生になってようやく親にその話しをすると、家では大うけだったそうです。

その子が言うには、クラスメイトにそのことを言ってもあまりうけなかったのに、親たちに大うけだったのがとてもうれしかったそうです。

その後、急いで英和辞典を買ったかどうかは知りません。

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インド映画『きっと、うまくいく』を観てきた140413

[2014年04月14日(Mon)]
周防大島で開催された「島のむらマルシェ」があまり楽しすぎて、シンフォニア岩国で開催された上映会に、数分遅れて到着。

さすが、あいあいくらぶが上映会まで行おうという映画。めちゃくちゃ面白く、かつ泣けました。

映画大国インドの凄みを感じるに十分な作品です(3時間近い長さを感じさせない、めまぐるしい物語展開)。

工学系の大学での3人の物語で、個人的には私も大学の工学部に入学し、映画の中に出てくるような学業のプレッシャーによる悲しい出来事を体験したことがあり、それがまざまざと思い出されてちょっと胸に迫るものがありました。

レンタルビデオ屋さんで借りれば家で観ることができるのも確かなのですが、できれば大きな会場で、集中してたくさんの人と観るのが映画の醍醐味。何度も会場で笑いが起こっていたのが印象的でした。

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「島のむらマルシェ」に行ってきました140413

[2014年04月14日(Mon)]
予想通りというか、それ以上にオススメの楽しすぎるイベントです。

今年は、いつもより遅めの5月17・18日に光市で開催される「アースデイ@瀬戸内2014」(ホームページが立ち上がっていますので是非チェックを)と通じる、心地よさがあります。

当日は、あいにくの雨で人も少ないのではと思っていたら、さにあらず。開場直後の10時過ぎに行ったところ、すでにたくさんの人で賑わっていました(雨で暗くて、写真では会場の楽しさは伝わりません)。

140413島のむらマルシェ01.JPG

会場の「八幡学習生涯のむら」は、こじんまりとしていながら、真ん中の芝生に囲まれていろんな体験施設があり、軒が長いので芝生のぐるりに出店できるという、今回のようなイベントにぴったりのスペース。来ていた知り合いが、名前がもっとよければいいのにと言っていたのも、うなずける。ぴったりな可愛い愛称のようなものがあるといいのかもしれません(雨で芝生のスペースが使えなかったのが返す返すも残念)。

何より、自然とか、からだにいいものとか、こだわりのお店ばかりで素晴らしい。知り合いが出しているお店も多く、ついつい話が長くなってしまいます(ほとんどのお店の人と話したような気がする)。いちいち書くと長くなってしまいそうなのでやめます。

東日本大震災をきっかけにゆかりのある周防大島へ帰ってきて完全無農薬・無肥料自然栽培をめざす農場をはじめた人によると、その人も含めて最近周防大島でオリーブの栽培を始めた人がいるとのこと。そのうちに、周防大島産のオリーブオイルが買えるようになるかも。パスタ好きとしては楽しみです。

一つだけ、今回気になっていたモバイルソーラーバッテリーのワークショップを見学しましたので少し紹介を。

光の電気屋さんが講師。コンパクトながら、ソーラーパネルで充電し、携帯などの充電はもちろん、数十ワットも電気製品なら何でも使えるというスグレモノ。

ワークショップ会場に張り出された仕組み図。

140413島のむらマルシェソーラバッテリー01.JPG

小さなコンテナの蓋に5Wのソーラーパネルを張り、バイクのバッテリーを蓄電池として活用するもので、部品はすべてそのコンテナに収まります。もちろんそんなに大きな容量があるわけではありませんが、5WのLED電球なら1番くらいは持つとのこと。コンテナの側面にコンセントが付いて、なんだかかわいい。

完成品はこんな感じです。

140413島のむらマルシェソーラーバッテリー03.JPG

次回は秋に行うようです。今度は晴れてくれるともっとうれしい。

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381_玉葱(タマネギ)はたけの草取り

[2014年04月13日(Sun)]
先週取り掛かって雨で中断していた玉葱ばたけの草取り。地元の史跡の整備の前後に行ってようやく終了。

とは言っても、先週3時間で、昨日3〜4時間ですから合わせても7〜8時間。
2000本近い玉葱ばたけの草取りが実質一人で1日の作業で済んでしまうのですから、ビニールマルチの威力は本当に恐るべしです

140412タマネギ草取り終わり01.JPG

ごく一部、まったく草取りをしないとどうなるか、肥料も草取りもしないとどうなるかという部分を残しています。どうなるか楽しみ。

140412タマネギ草取らず実験.JPG

ついでに、家の近くのはたけの現状報告。

石刀柏(アスパラガス)が今年もにょきにょき元気よく生えてきています。

140411アスパラガス01.JPG

とても立派な大きさ(大味なのでは、と訝る人もいるでしょうが、今朝も軽くゆがいてサラダに入れてみて本当に美味しいです)。

140411アスパラガス02.JPG

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地元の史跡の草刈や樹木の整備

[2014年04月13日(Sun)]
先週総会が終わって、翌日には招魂場の整備を終え、活動が本格化してきたNPO法人。今週は、地元の史跡の整備。

明治維新前後に活躍した人の終焉の地で、地元の小学生たちが社会見学で訪れるところでもあるので、十数人で丁寧に整備を行いました。

整備前後の写真

140412東整備01.JPG

140412東整備02.JPG

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水西書院のこと

[2014年04月12日(Sat)]
「書院市」の会場となる水西書院。私の好きな場所です。

140409水西書院.JPG

古いので、決してきれいとは言えないのですが、明治19(1886)年に建設され、明治25(1892)年までは旧藩主吉川家の居宅として使われていた由緒ある建物。

その後、吉川家の別邸として使われ、現在は岩国市の所有となっており、現在はイベントなどに使われています。

最大30畳(隣の12畳との仕切りのふすまを除けば、42畳)で、その他にたくさんの部屋があって(あまりにたくさんあるので、開かずの間的なところも)、なかなか風情があり、時折近くを通る岩徳線と錦川清流線の音が聞こえてくるのも一興。

ちなみに、岩国出身の作家、宇野千代さんの小説『水西書院の娘』にも出てくるので、宇野千代さん関連のイベントにも活用されています。

私も今まで、岩国子ども劇場のコンサートや人形劇、去年は個人的に頼まれて篠笛のコンサート開催の手伝いをしたり、何かと使ってきたのでなじみのある場所でもあるのです(そう言えば、3年前くらいには、先日瀬戸内ジャムズガーデン&ファームで演奏していた二胡のミッキーさんと中国の琵琶や琴、キーボードとのアンサンブルの演奏会を開催したこともありました)。

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マイクロフォーサーズの新しい標準ズームレンズ

[2014年04月11日(Fri)]
オリンパスやパナソニックなど複数の企業が賛同している(マイクロ)フォーサーズ規格の新しい標準ズームが相次いで2本発売され、もともと持っていた標準ズームを知り合いに譲ってしまったのでどうしようかと迷った挙句、結局オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」を購入。

迷った対抗馬は、パナソニックの「LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S」。

ともに軽量コンパクトで、画角的にはより広角側が広いパナソニックの方が好みだったのでかなり迷ったのですが、パナのほうはマニュアルフォーカスが使えないというのと、デザインがシンプルすぎるという点で、最終的にオリンパスの方にすることにしました。

収納時と起動時の写真(本体は、オリンパスOM-D EM-5)

140405OM−D標準ズームレンズ01.JPG

140405OM-D標準ズームレンズ02.JPG

私の場合、カメラのレンズは、基本的には単焦点(ズームではない)派で、画角は決めてあとは足で稼ぐ(近寄ったり遠ざかったり)ほうが楽しいと思っているのですが、先日月の出の写真を撮った時などのように、遠すぎて足で稼げない被写体の場合に画角を変化させたい場合など、ズームレンズは便利。

また、出かけるときに、どのレンズを持っていくのかというのは、その度に悩むのが楽しみだったりします。そして、コンパクトカメラほど簡単に済ませたくないけど、写真を撮るのがメインでもない場合など、1本付けとくだけで済ませられる標準ズームというのは魅力です。

今回購入したレンズは、とても薄くてコンパクトなので、そういう要求を満たしてくれます。

先日、瀬戸内ジャムズガーデン&ファームの春まつりでも活躍してくれました。数日前に書いた報告に掲載した写真は、このレンズで撮影したものです。

それにしてもマイクロフォーサーズ規格のレンズは、次々と魅力的なものが発売されていて、悩ましい。

ちなみに、オリンパスは(防塵防滴でもある)プロレンズシリーズを展開中で、現在発売中の「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」をはじめとして、今年後半に発売予定の「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」、2015年発売予定の「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 PRO」など、フォーサーズ規格の特徴を活かして、明るさの割にはコンパクトな高級路線ラインナップが加わりつつあります。

特に、私の場合は、広角側の利用頻度が高いので「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」が最も気になります。すでに、暗めながらコンパクトで重宝している「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」を持っているので、実際に出回るようになってから評価などを見て、さらに悩むのでしょうけど・・・。

単焦点レンズにも魅力的なものが徐々に揃いつつあり、レンズ沼にはまらないように自制しながら楽しまなければなりません。

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4月13日「島のむらマルシェ」at八幡生涯学習のむら(周防大島町久賀)

[2014年04月10日(Thu)]
春になっていろんな催しが目白押しです。先週も周防大島のイベントを紹介しましたが、今週末も八幡生涯学習のむらで、イベントがあります。

140413島のむらマルシェ表.JPG

140413島のむらマルシェ裏.JPG

「オーガニックな生活をここから」というコンセプト。

このマルシェにならぶのは、自然環境に配慮してつくられた体にやさしい野菜やくだもの“オーガニックな生活”に寄り添う、加工品や遊びです。

という謳い文句にあるように、私の好きなゆるゆるな感じのイベントになるのではないかと期待しています。

今回が初めての企画で、次回は9月に開催予定。詳しくは、「島のむらマルシェ」フェイスブックで。


「みどりの書院市」での、マステワークショップに関する追記(マステデコ例)

[2014年04月09日(Wed)]
「みどりの書院市」で行うマスキングテープを使ったワークショップは、母の日カードを作るのがメインなのですが、その他、小さいものなら自分のものを持ってきてデコってもらうこともできます。値段はカードに準じて使うマステの量に応じて適当に。

例を写真で紹介します。
スマホや名刺入れ(百均のもの)、ガムのプラボトルなど。大きいのは、うちで昆布入れとして使っているプラボトル。

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『島のジャム屋物語』

[2014年04月09日(Wed)]
『島のジャム屋物語』(漫画:西村てつあき、物語・編集:藤井康弘、イラスト:砂田みどり、株式会社くるとん、2014年)

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春のジャム屋まつり2014「瀬戸内パンフェスタ」に参加して、瀬戸内ジャムズガーデンで購入しました。

瀬戸内ジャムズガーデン&ファームが開業するまでのお話を漫画で描き、何件かのコラムがはさまれています。前後にはカラーページが入っていて、周防大島やジャムズガーデンの写真、ジャムの種類、ジャムができるまでのイラストなどが楽しめます。

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漫画では、ご主人が新婚旅行でたまたまジャムの専門店に出会ったことから、奥さんゆかりの周防大島で開業するまで苦労された様子がうかがえます。

例えば、春まつりで駐車場整理をしていた青年の一人は、関東方面からIターンして周防大島でブドウづくりを始めたようで、「島のジャム屋」の周りは、まだまだ現在進行形でいろいろなことを挑戦していくようです。


5月4日「みどりの書院市」で、マステワークショップをします

[2014年04月08日(Tue)]
ついつい買い足してしまったマスキングテープ。個人としては集めすぎて、飽和状態になってきていたので、何か活用できないかと思って身近な人に話をしたりしていたら、昨年の冬にはじまった「書院市」に誘われたので参加してみることにしました。

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「書院市」は、川西の水西書院を借り切って、手作り小物やパンや焼き菓子などの販売と子どもたちも楽しめるワークショップなど盛りだくさんの企画です。←詳しくは、「書院市」のフェイスブックで。10時〜15時です。

私が参加するコーナーは、
・村夏至「マスキングテープで母の日カードを作ろう!」です。

白とピンクのはがき大のカードを用意しますので、好きなほうをマスキングテープで飾って、母の日カードを作ってみてください。カードサイズに合わせたハートの型も作りましたので鉛筆などでなぞってハサミで切り取れば、ハート型のメッセージカードも作れます。

カードのみで1枚50円、封筒込みで1セット100円。何枚か作っていただいても大丈夫です。

ダブりもあるのですが、200種類くらいのマスキングテープを使っていただけます。見るだけでも楽しいかも。

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自由に作ったほうが面白いのですが一応、シンプルな見本を作ってみました(当日もワークショップコーナーに置いときます)。もちろん、アドバイスもします。

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当日、他のワークショップコーナーで作る消しゴムはんこを使ったり、ある程度いろんな色のペンや、文字はんこも持っていく予定ですので、いろいろ遊んでみてください。

マスキングテープシェア用巻き取り機 mt maki maki もありますので、どうしても分けてほしいという要望がありましたら、少しなら実費程度でお分けします。

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追記:最近、はがきサイズ(A6判)のカラーのかわいらしいチラシが目立つようになりました。ダイレクトメールなどにもそのまま入れられるとか、場所を取らないとかいろいろ理由があるようです。インターネットを通じた安価な印刷が普及してきたことも一因でしょうか?


春のジャム屋まつり2014「瀬戸内パンフェスタ」を満喫しました

[2014年04月07日(Mon)]
朝一で地元の招魂場の整備を行ったので、到着したのは11時過ぎ。とてもにぎわっていて、駐車場に入るまでに少し時間がかかりました。知り合いと待ち合わせをしてカフェオレやオリジナルクレープを楽しんだ後、出店している知り合いと話したり、初めての人と話したり。

お店の前では、アルプホルンの蔵田亜由美さんと、二胡のみっきーこと今井美樹さん率いるMiki’s シノワーズトリオのライブがそれぞれ30分2ステージずつ行なわれていました。

もしかしてとは思っていたものの、二人が演奏することは知らなかったので、久々のうれしい再会。最初に写真を取らせていただくことをお願いしてのんびり聴かせてもらいました(ちょっと寒かったですが、念の為にダウンコートを持っていったのが正解でした)。

蔵田さんは、山口弁で楽しく解説をしながら珍しいアルプホルンを演奏してくれます。衣装が爽やか。演奏後の体験コーナーは子どもたちに人気。

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みっきーさんのグループは、先日シンフォニア岩国で演奏を聴いて感動したサクソフォンの福光恒星さんと、キーボードのもんさん。

珍しい構成で、さまざまなジャンルの音楽を楽しませてもらいました。最後に演奏した『ボイジャーズ』は、NHKの番組「ダーウィンが来た!生き物新伝説」のエンディング曲でサックスのケニー・Gと二胡のウェイウェイ・ウーさんが演奏するサックスと二胡のために作曲された曲で、美しい。風が強かったために聞こえてきた潮騒がマッチしてました。

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それぞれが東北の被災地での演奏活動なども継続的に行なっている、笑顔がステキな2人です。

パン屋を中心に雑貨屋などいろいろ出店があったなかで、目を引いたのが宇部からやってきたブレンドティーの専門店chasitsu 。専用に作ったっぽい木の棚に、所狭しとオリジナルブレンドティーが置いてあり、香りを楽しめるようにそれぞれのお茶を入れた小瓶が添えてあります。

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お茶の専門店に勤めた後に個人で開業したのだそう。いろいろな香りを楽しんで、一番気にいったのをお土産に買って帰りました。もちろん、ジャムなども。


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