仮説実験授業研究会 夏の全国合宿研究会 宮城・松島大会オオサンショウウオの生息地見学会
7月28日、岩国市錦町の深谷峡温泉で、国の天然記念物 オオサンショウウオの生息地見学会が行われました。
オオサンショウウオは、主に、岐阜県より西の近畿、中国地方に多く見られ、四国と九州の一部にもすんでいます。一般に標高が400〜1000mの谷川に住むといわれますが、標高の低い平野部の水田の水路などでも見られます。水温は真夏でも25℃を超えないようなところで住んでいます。 昔はもっとたくさん住んでいたようですが、今では、ここ山口県では、宇佐川が確認されている唯一の生息地となっているようです。 ちょっと様子だけでもと現地をうかがった時は、説明を終えて、実際にオオサンショウウオを観察するところでした。オオサンショウウオが住む清流にかかる橋の上で、いろいろと解説してくれています。 現地を流れる錦川の支流の宇佐川のさらに支流は、宇佐川よりも水温がさらに低く、オオサンショウウオの生息に適しているとのこと。実際に、保護のための身体測定やチップを埋めたりするめに一時捕獲したものを見せてくれました。 少し小ぶりのもの。こちらは少しやせているそう。 大きなものは、小さなものと別にしておかないと小さなものを食べてしまうこともあるそう。大きさを確かめるために手をかざそうとしたら、オオサンショウウオは歯があり(実際に解説をしてくれた先生はけがをしたこともあるらしい)、かまれるととても危険なのでやめたほうがいいと注意されました。 こんなに間近に、たくさんのオオサンショウウオを観るのは初めて。錦町はそれだけ自然環境が残されているとこのなんですね。 9月29日(土)・30日(日)には、錦ふるさとセンターをメイン会場に、第9回日本オオサンショウウオの会が開催され、今回観察会が行われた深谷峡温泉での観察会も行われるようです。 299_トウモロコシの花粉
トウモロコシが大きくなってきて、先端の雄花が咲き始めました。
咲き始めましたと言っても、あんまり花らしくなくて、ススキの穂が閉じたような感じ。ちょっとはじいただけで、花粉がまわりに飛び散ります(というか、ふんわり漂いながら落ちる感じ?)。飛んでる花粉が見えるでしょうか? トウモロコシはまっすぐ伸びた枝の先端部に雄花が咲き、枝の途中に雌花が、花粉を受け止める毛のようなもの(丸のままのトウモロコシを買った時に先端についているヤツです)をたくさん出して咲き(これも花らしくない)、受粉するようになっています。下の写真の毛の下の部分がだんだん太ってきて枝から分かれてトウモロコシになります。 毛のようなものが一つ一つトウモロコシのタネ(私たちが食べるところ)につながっていて、うまく受粉しないと、タネにならないので、実がスカスカの歯抜けの状態になってしまうことがあります。 また、できるだけ隣の(他の)トウモロコシの花粉で受粉するために、雄花が咲く時期と雌花が咲く時期が少し違います(まず雄花が先)。 なので、植えた本数が少ないとうまく受粉しなくて、歯抜けの状態になるので、密集させてたくさん植えたほうがいいのです。 おまけに、トウモロコシの隣に植えているトウ=唐つながりのトウガラシ。 気が早いのはもう真っ赤になっています。 ともに中南米原産だと思いますが、トウ=唐がつくのは、中国経由で日本に入ってきたからだったかな? 8月26日 石井啓一郎ファミリーコンサート
◆日 時 2012年8月26日(日)19時〜(18時15分開場)
◆場 所 シンフォニア岩国 多目的ホール ◆前売券 全席自由 一般3000円 高校生以下1500円(当日券はいずれも500円増) ◆問合せ 啓&啓倶楽部事務局 0827-32-8352 今年から本拠地を岩国移しているバイオリニストの石井啓一郎さんと啓子さんの毎年恒例のファミリーコンサート。陽子さんのフルートも加わります。 演奏曲目は、愛の挨拶(エルガー)、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ロ短調(レスピーギ)、2つのヴァイオリンのためのソナタより(ミヨー)、アヴェ・マリア(シューベルト/ウィルヘルム)、蓮の国(スコット)、チゴイネルワイゼン(サラサーテ) 私は、陽子さんのフルートはこの春に初めて聴いたのですが、結構好きです。 有名な曲を、極上の演奏で。 なお、啓&啓倶楽部で検索するとホームページが出てきていろいろ情報を得ることができます。 298_流浪の狩猟民ではなかった?
はたけで時折見かけるカマキリ。その精悍な風貌から、流浪の狩猟民だと勝手に思っていたのですが、この何日か、日照り続きなので、早朝に、キュウリ、ナス、サトイモなど水が必要な野菜に水をやっていると、いつも同じピーマンの葉の上にいるカマキリをみかけます。
まだ子どもなので、もしかしたら、体が小さいうちはリスクをとらないようにあまりうろうろせずに、同じところにいるのかもしれませんし、カマキリも縄張りみたいなのがあって、一定の範囲内で動いていたりするのかも。 そういえばこれまでも、同じところで何度かカマキリを見かけたような。実際のところどうなんでしょう? ハナグモなどは、同じ花のところで何日か待ち伏せしているというのは容易に想像できるのですが。 告知 8月22日 マステでノートコラージュ!
以前から声をかけられていたマスキングテープを使ったデコレーションの子ども向けの夏休み教室。岩国市の由宇町の商店街のエムグラデーションさんと打ち合わせをして日程など決定しました。
マスキングテープについてのお話と、ノートの表紙をマスキングテープなどで飾ります。 ◆日 時 8月22日(水) @9時半〜10時50分 A11時〜12時20分 それぞれ定員5人 ◆参加費 500円 ◆持ち物 はさみ、のり ◆参加はどなたでも、ただし幼児の場合は保護者同伴 申し込みや詳しくは、エムグラさんのブログ、「楽天ブログ 岩国 エムグラ」で検索して6月22日の記事をご覧ください(作品例も掲載されています)。 他にも、石けんづくりやスイーツデコなど楽しそうな教室があります。 ちなみに、7月21日の由宇町の土曜夜市のときのエムグラの一角。 マスキングテープの品ぞろえのよさをご覧あれ。夜市なので子どもたちでにぎわっていました。 8月22日「お話と音楽の世界」
2012年4月3日のブログで『12の扉』という本を作成したアーティストとして紹介した野口美紀さん(アコーディオン&オカリナ奏者)が、お話と演奏をしてくれる講演会の情報が入りました。
◆日 時 8月22日(水)13時30分〜15時 ◆場 所 岩国市通津公民館 2階 ◆入場料 無料 ◆内 容 楽器のルーツ、講師の体験談、手作りオカリナの作り方などいろいろなお話とアコーディオンとオカリナの演奏。 予定曲目:ラ・クンパルシータ、愛の賛歌、昭和歌謡メドレー、コンドルは飛んでいく、ふるさと ほか。 公民館事業として行われ、夏休み期間ですので、子どもさんも含めて、どなたでも参加できます。 ただし、駐車場がほとんどないので、公共交通機関などのご利用を(JR山陽本線通津駅から徒歩7分くらいです。近所にスーパーがあるのですが、そのあたりは大人の判断で)。 お近くの方は、楽しいお話と演奏を是非。 マスキングテープによるカードのデコ例大人の科学教室<宇宙への道>
仮説実験授業研究会の岩国での月例サークルの前の時間に、大人が仮説実験授業を体験しています。少し前には、今年開催されるオリンピックにちなんで、<オリンピックと平和>(主に古代オリンピックの話しを仮説実験授業形式にした、なかなか考えされられる楽しい授業です)というミニ授業書をやっていましたが、今は<宇宙への道>(今はやっている宇宙兄弟にちなんだわけではないと思います)。この土曜日(7月21日)は、太陽系の話になっていて、30億分の1の模型を使って、地球から太陽の距離を実感する実験が楽しかったです。月の模型も使って行うのですが、体を使うのでより印象に残ります(仮説実験授業は個々の問題も楽しいのですが、授業を通して全体で科学上の概念が身につくものなので、もったいないから詳しくは書きません)。
大人向けといいながら、実際に受講しているのは小学5年生から数年前に定年退職した人まで幅広い年齢層ですが、それぞれの経験から出てくる意見が面白く、また、意見を自由に言える雰囲気なので、冗談なども言い合いながら、とても楽しく、ストレス発散にもなります。 仮説実験授業の授業の長さは、テーマ(授業書)によってさまざま。1、2時間で終わるものはむしろ例外的なので、何回にもわたって行います。 297_はたけに咲く花296_エダマメがうまくいきましたリフレクソロジーとデイケアサービスとの融合ビジネスモデル
ちょっとさかのぼってしまいますが、7月20日に、前の日に続いて、別の異業種交流会へ参加。
メインのゲストスピーカーは、山口市でリフレクソロジーサロンを経営している西村さん(実際に行っている事業については、「リフレクソロジーサロン モンシェール」で検索してみてください)。 リフレクソロジーについては、私もよく知らないので、詳しくはインターネットの解説などに譲るとして、「あんまともマッサージとも違って、主に足の裏や手のひらの特定の部分を押すことによって疲労改善などを図る療法」としておきます。 リフレクソロジストとして開業し、介護施設に、ボランティアでリフレクソロジーを経験してもらったりすることからはじめて、契約を結び、ビジネスとしてリフレクソロジーを介護施設に取り入れてもらうまでの苦労話を(具体的な労働形態のあり方なども含めて)、うかがいました。 確かに、リフレクソロジーは比較的健康な人が行うものというイメージがあります。でも94歳の寝たきりの女性が、リフレクソロジーを体験していくうちに歩けるようになった話などを聞くと、デイケアサービスも競争になってきている現状からの脱却という厳しいビジネスの面もありながら、現在の状態をなんとか維持しようというイメージのデイケアサービスからはちょっと違った一つの取組みかな、と思いました。 新しいビジネスモデルを、実際に模索して試行錯誤している人の話しは、参考になります。 西村さんの「科学的な効用を示す証拠や根拠を示して欲しい、と言われることがありますが、人と人が直接触れ合うことによる効果については、いろいろな要因が考えられる(施術をしながら、近くで直接いろいろな話をするということも影響がある)ので、証拠を見つけるのは難しいし、実際に寝たきりの人が歩くようになった実例があるというだけで十分なのではないか」という言葉が印象に残りました。 政府の福島原発事故調査・検証委員会の最終報告書
東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会の最終報告書が7月23日に提出されました。国会事故調の最終報告書が出たときも、特に目新しいことが出ていなかったので、もう事故報告書には付き合いきれないことを書きましたが、一応今回も概略版だけざっと目を通してみました。
やはり、報告書としては目新しいことはない(主観的な部分で強調されている部分が違ったりするものの、事実としての記述には大きな違いがないように思われる)ので、一点気になったことだけ。 二番目に重要な論点の総括が書かれていて、その8番目のタイトルが「国民の命に関わる安全文化の重要性」となっています。原子力発電の話の中で、「文化」という言葉が出てくることの違和感というものを、このブログの2012年5月8日の記事の中で、一般財団法人 日本原子力文化振興財団が毎月発行している「原子力文化」という雑誌について取り上げたときに書いたのですが、やはり、文化というやわらかい言葉と原子力というものが同居しているのがどうも落ち着きが悪いのは私だけでしょうか? いったん大きな報告書は出そろったわけですが、まだまだ原子炉付近は立ち入れないため、究明しなければならないことは多いですし、解決しなければならない問題も多いので、継続的にみんなが関心を持てるように発表しながら取り組んで行ってもらいたいし、私たちも関心を持ち続けないといけないと思います。 オスプレイ来岩
民間輸送船「グリーンリッジ」に乗って、はるばるやってきました。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ。
今朝、通勤途上に沖を見ると(少しかすんでいるのでカメラではぼやけていますが)しっかり目視できました。かなり大きな船なのですね(真中の横に細長い長方形がグリーンリッジです)。 間近にあるのですが、政府の答弁によると、(あそこはアメリカなので?)日本は何も言えないのだそう。そういえば時々、黒々とした煙と大きな炎が立ち上ります。廃油などを定期的に処理するらしいのですが、アメリカは国土が広いので、環境汚染などは薄められて関係ない(燃やしてしまった方が簡単に早く処理が済む)という認識なのでしょう。 ほんの数キロ先の間近に、私たちは普通の暮らしをしているのですけど。 江戸の官邸にいる人たちにとっては、ちょっとしたことなのでしょう。 このままでいけば、岩国基地を経由して、沖縄に配備される予定であることを思うと、申し訳ない気持ちです。 オリンパス テレコンバーターTCON-T01オスプレイ配備について295_イモ畑の草取り
天気に恵まれた今日(7月22日)。6月10日にみんなで植えて、翌朝水やりをして以来(その1日後に雨が降ったので)何もしていないイモ畑へ。
イモ自体は元気に育っているものの、草も元気になってきているので、ようやく草取りを行うことにしました(気にはなっていたのです)。 草取り前。遠くから見るとただの草原。 近寄ってみると、かろうじてイモ畑であることがわかります。 午前3時間半、午後2時間の合計5時間半で何とか畑らしくなりました。もう芋づるが繁茂してくるので(雑草が生える隙間がなくなるため)、草取りはあまりしなくてもいいのですが、つる返しをしなくてはなりません。その時ついでに、伸びすぎたツルを撮って食べることができるのが楽しみです。 いい汗かきました。 わくわく科学SUMMERフェスティバル
恒例になってもう数年目(何年目か覚えていない)の「わくわく科学SUMMERフェスティバル」。
今年も、2012年8月12日(日)9時半〜16時 岩国市中央公民館で開催。 「科学のもっとも基礎的な概念と原理的な法則」を教えるために提唱された授業である仮説実験授業を、1日じっくり楽しもうという企画。 今回は、 A低学年対象<ドライアイスで遊ぼう> B低学年対象<自由電子が見えたなら> C中学年対象<不思議な石・石灰石> D中学年対象<空気と水> E高学年対象<世界の国ぐに> F高学年対象<イオンと食べもの> G中学生・高校生・大人<生物と種> の全6クラス。講師はいずれも、仮説実験授業研究会の会員。 授業は、午前9時半〜12時、午後14時〜16時の合わせて4時間半(長すぎると思うかもしれませんが、楽しい授業なので退屈することはありません。授業の進行具合で、早めに終わることもあります)。お昼ご飯の後に12時半から13時50分までは、広い会場で「折り染め」や「スライム」、「くるくるシャトル」、「キミ子方式の色づくり」「マジックスクリーン」、「紙ブーメラン」などモノづくりが楽しめます。 まだ、若干余裕があります。岩国市内の小・中・高校へは、全校へチラシを配っていますのでお申し込みください。 私もスタッフとして参加します。 今朝の音_ヒグラシ
春先、カエルが鳴き始めたときに、近所の田んぼで聞こえる音を紹介しました。
今回は、今朝の5時ちょっと過ぎの家の前での録音です(ファイルを大きくしないために12秒くらいですから、すぐ終わります)。 ニイニイゼミと小川の音を背景に、ヒグラシが鳴いています。鳥の声や他の虫の声もわずかに聞こえるような。 803_120722朝の音.WMA 音だけ取り出すと、ちょっと違う(音だけなので耳につく)ような気もしますが、こんな感じの最近の朝の音風景です。慣れているせいもあると思いますけど、まったくうるさくはありません(というか私は好きです)。カッコウやウグイスも鳴いたりします。 草刈り
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