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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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CDアルバム『K』

[2012年06月20日(Wed)]
『K』(川村カオリ、ユニバーサル ミュージック、2009年)

1206『K』.JPG

1988年、小説家の辻仁成さん(当時は、ロックバンド エコーズのリーダー)プロデュースによる「ZOO」および同名のアルバムでデビューした歌手の川村カオリさん。

知り合いから紹介されてアルバムを聴いたとき、18歳とは思えない歌詞にちょっとした衝撃を受けました。初期の数枚のアルバムは持っていて、2009年に乳がんで38歳の若さで亡くなったことは知っていましたが、亡くなる2ヶ月前に出されたラストアルバムを買うことができないままに3年経っていました。

商社駐在員を務めていた日本人の父と、ロシア人の母(今回、調べていたら両親の仲人は当時父親の上司をしており、第二次世界大戦中にナチス・ドイツから6000人の避難民を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝さんだったのですね)を持つ彼女の初期の作品にもかっこいい名曲が多かったのですが、『K』も、なかなかよいです。付属のDVDには、デビュー20周年を記念して、「ZOO」を、デビュー当初の映像なども背景に写しながら歌う映像が納められており、思い入れのある私は泣けました。

このアルバムの中でおススメはと言われれば、シングルカットもされた「バタフライ〜あの晴れた空の向こうへ〜」です。

もっと活躍して欲しかった人です。


デコペン花札バージョン

[2012年06月19日(Tue)]
私などは、カメラは質実剛健。使えてなんぼと思っているので、カメラをデコレーションするなど考えも及ばなかったのですが、オリンパスのペンなどはかわいらしくて女性などにも人気なので、デこったりする女子なども増えてきているようです。

私がデコると言えば、mt(マスキングテープ)でってことになるわけですが、カメラは持ち替えたりと触る頻度が高いので、貼ってはがせるマスキングテープでデコるのはちょっと適さないかも、と思いながら。オリンパスOM-D(とTG-1)の登場で、引退の憂き目にあいそうな、オリンパスPEN E-PL1をデコってみました。デコったペンなので「デコペン」。

12061901デコペン.JPG

花札柄をメインに使って、かわいくかつちょっと渋めに。

12061902デコペン.JPG

12061903デコペン.JPG

黒地で地味めなので、キラキラ系のうろこ模様や三角模様のものを使って少しだけきらびやかにしてみました。さらにファインダーはいつものぞかれてばかりなので、逆に顔柄でみんなを見返してやりました。リバティ柄なども何気に使っているのですよ。

朝の5時前くらいからこんなことをしている私って。



277_昨日のはたけ

[2012年06月19日(Tue)]
現在台風4号が迫っていて、外は雨が降っています。あまりひどくならないことを祈るばかりです。

昨日はまだ、時には晴れ間が出るくらいでしたので、朝ははたけに行って、ミニトマトやナス、ピーマン、キュウリなどの風対策として、ネットや支柱に、古シャツで作った紐で軽く結んだりしました。その時のはたけの様子を。

遅めに植えたキュウリは、ようやく1番果が成り始めました(というかまだ花?)。

120617キュウリ1番果.JPG

ミニトマトも実が大きくなってきています。

120617ミニトマト.JPG

先週植えたトウモロコシは、芽が出始めました。

120617トウモロコシの芽.JPG

バジルはどんどん大きくなっています。

120617バジル1.JPG

ふと見ると、バジルの葉に小さなコガネムシが。コガネムシはバジルは食べないような気がするんだけど、休んでいるだけでしょうか。

120617バジルにコガネムシ1.JPG

ちょっと、後ろ足を上げているところがかわいいんですよね。

120617バジルにコガネムシ2.JPG

撮影:オリンパスTG-1(合焦が早くて(特にマクロ)とても快適です)


松元ヒロ ソロライブ in 岩国 報告

[2012年06月19日(Tue)]
先日紹介した、松元ヒロ ソロライブに参加してきました。

今回は、住民投票の成果を活かす岩国市民の会主催ということで、会場に到着したときには、総会が終わりかけ。岩国に試験配備される予定になっていて、先週アメリカで墜落事故を起こしたばかりのオスプレイという輸送機の事故映像などが流されていました。

見るからに不安定そうな飛行機で、人口密集地に基地のある日本に配備するのはどうかと思わせるものでした。

総会後にはじまったソロライブ。今回のネタは、山口が生んだ画家 香月泰男さんのこと、映画の紹介、昨年亡くなった立川談志さん(ヒロさんは談志さんに見初められて、談志さんの前座を務めたりしていた)のことなど、とても楽しいものでした(特に、香月さんの話は、何だか時空を超えて、かつ立体的に(4Dってこと?)香月さんのことを紹介してくれていて泣けて、笑えて、地元としてはうれしい限りでした)。

ネタばれになっては面白くないので、一つだけ興味深かった話を。

ヒロさんの東京でのライブの後、ドイツ出身の女性が懐かしくて泣いてしまったとのこと。なぜかというと、その女性が言うには、ドイツでは一人で行うスタンダップコメディというのは社会問題や政治ネタを扱うのが普通で、テレビにも普通に放映されたりするらしいけど、日本ではそういうことはテレビではやらないので、ないのかと思っていたのに、ヒロさんのライブではやっていたので、思わず懐かしくなってしまった、と。

公演が終わって、主催者にお願いして、交流会にも加えさせてもらい、裏話などもたっぷりうかがわせていただきました。

一つだけおすそ分けすると、何かの流れで教育の話になった時のこと。

ヒロさんはテレビに出ることはほぼないのですが、数年前に、あるテレビ局のディレクターから当時ヒロさんがおこなっていた「憲法くん」というネタを取材させてほしいとの依頼が。半信半疑のヒロさんが、「テレビ局のスタジオで、笑いどころの指示を出さないといけないようなお客さんの前ではできない」というと、「いつもやっているところを取材に行くから」との申し出で、実際に取材クルーを出して取材してくれて、井上ひさしさんなどもゲストに呼ばれた8月6日の記念特番のようなもので放映されたそうです。

そのディレクターは、あとで上司になぜあんな偏ったステージを出したのかと責められたらしいのですが、番組後テレビ局には、たくさんの賛同の意見と、一部の反対意見のメールが来たのだとか。ディレクターの人は、広島出身で、子どものころから平和教育を受けていたので、特別に構えて番組を作ったというより、8月6日にそういう特集をやるのは当然でしょうというスタンスだったそうです。その時はたまたま企画が通ったのですが、テレビ局としては、一部でも反対意見があるのが怖いらしいのです。そうやって、自主規制されていくのですね。

松元ヒロさんのステージは、おなかがよじれるほどおかしくて、ほろりとさせられておススメです。


6月の軽トラ新鮮組

[2012年06月19日(Tue)]
岩国市中通商店街の6月の軽トラ新鮮組(毎月第三日曜日開催)は、父の日と重なった関係で、商店街の駅側入り口には、地元の園芸店が臨時出店。華(花?)やかな雰囲気。

120617軽トラ新鮮組.JPG

中ほどには、カブスカウトの子どもたちが、関係者の梅を収穫してチャリティで売るコーナーがあったり、

120617カブスカウト梅.JPG

今回発見したのは、若者が野菜や鉢植えやプランターに植えた野菜の苗を売っていたお店。聞いてみると、日頃はサラリーマンをやっているのですが、おじいちゃんが亡くなって放置された畑を借りて珍しい野菜(アイスプラントなど)作りはじめておばあちゃんと話したりすると、おばあちゃんも元気になって、また少し畑を始めた、などとたのしそうに話してくれるのでした。

鉢植えの野菜なども提案していきたい、といろいろ考えているようで、野菜好きの私としては、うれしくなってしまいます。

いつもの出店者と一言二言言葉を交わしたりするのも楽しい。


276_ゴボウの蕾(つぼみ)

[2012年06月18日(Mon)]
去年タネから植えて、冬を越してどんどん大きくなっていたゴボウ。

薹が立って来て、私の身長を余裕で越し、蕾がついてきました。

120617ゴボウの蕾1.JPG

ゴボウの花というのをちゃんと見たことがないので楽しみです。

蕾をよく見てみると、何かに似ていると思いませんか?

120617ゴボウの蕾2.JPG













そう、アザミによく似ています。

葉っぱは全然違うのに、もしかしたら親戚かなと思って調べてみると、キク科。アザミ科みたいなのがあるかと思っていたら違っていたので、アザミも調べてみたらキク科。

やはり親戚なのでした。

そういえば、春先に山菜などを食べる時にに、アザミの根っこを天ぷらにして食べたりしますよね。アザミの根っこは結構大きくて、ゴボウのようでおいしいです。

アザミのように赤い花が咲くのでしょうか?それとも白い花?



275_ようやく、トウガラシの収穫?

[2012年06月18日(Mon)]
12月くらいに干し始めて、玄関先にほったらかしになっていたトウガラシ。

梅雨がはじまって、新しい苗も植えたこの期に及んでようやく保存作業へ。

いつかも紹介しましたが、もう枝などカビだらけ。

12061701トウガラシ干し1.JPG

ということで、枝につながっているヘタの部分をどれだけ残しとけばいいのだろうと、考えていたら、案ずるより産むがやすし。
十分熟して、乾燥しているので、つまんで引っ張ると、

12061702トウガラシ保存作業1.JPG

実の部分だけきれいに採れるのでした。

12061703トウガラシ保存作業2.JPG

色が変になって使えないものもおおかったのですが、2株分で、クッキングペーパー山盛りのきれいなトウガラシが採れました。

12061704トウガラシ.JPG

あとは、ビニール袋にでも入れて、乾燥材を入れておけば、1年くらいは余裕で持つでしょう。ペペロンチーノなどいろいろ楽しめます。


映画『ピナ・バウシュ 夢の教室』

[2012年06月17日(Sun)]
前の記事に書いた映画『ピナ・バウシュ 夢の教室』。詳しくは、公式ホームページがあるのでそちらを、なのですが、映画の紹介をそのホームページから抜粋します。

たいせつなのは、自分を解き放つことー
稀代の舞踊家ピナ・バウシュの指導風景を収めた、生前最後の公式映像。
そこには彼女が最後に伝えたかった、未来を生きる少年・少女へのメッセージが溢れていました。

ピナとともに過ごした、かけがえのない10ヶ月。
ダンス経験のない40人の10代が、名作「コンタクトホーフ」を踊るまで。

世界的な舞踊家、ピナ・バウシュのもとに、40人のティーンエイジャーが集まった。演劇好きの少年、ロマの子、不慮の事故で父を亡くした少女やヒップホッパー…。性格も家庭環境もバラバラで、ピナの名前すら知らない彼らに共通するのは、誰一人として、ダンスを習った経験がないこと。そして、たった10ヶ月後に、ピナ・バウシュの代表的作品「コンタクトホーフ」の舞台に立つこと。ピナ自身が企画した、この無謀ともいえる挑戦を実現するため、ヴッパタール舞踊団で活躍したダンサー、ベネディクトとジョーによる、毎週土曜の猛特訓が始まった。ピナも何度も稽古場に足を運び、子供たちと語り合う。慣れないダンスに恥らったり、弱音を吐いてばかりの少年たちは、本当に大勢の観客が見つめる舞台で自分を表現できるようになるのだろうか…。


まだ観ていないので何とも言えないのですが、『pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』が、基本的にはピナさんとダンサーの創り出したダンスを映像のみで迫ろうとしていたのに対して、こちらは、ピナさんの取り組みを追った正統派のドキュメンタリーといった印象。予告編だけで私などは涙がでてしまうので、ちょっと泣かせる映画だと思います。

でも、こちらのほうが、ピナさんのことはわかりやすいかもしれません。

広島のサロンシネマで6月30日(土)から公開です。
ただし、7月6日(金)までの1週間限定で、11時から12時35分までの1日1回のみ。つまり7回しか上映がありません。私は6月30日も7月1日も予定が入っているので、平日に休みを取るしかないという厳しい状況。

土日に行ける人や平日がお休みの人は是非。



映画『pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』の広島での上映が終わってしまいました

[2012年06月17日(Sun)]
広島バルト11で公開されていた映画『pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』が、この金曜日で終わってしまいました。

結局6月2日からの1週間は1日3回上映だったものの、9日からは夜の1回のみで15日までのたった2週間。私が初日に行った時も入館者は10人程度だったしなあ。

3月11日に京都で観て感動して以来、機会を見てはこのブログで個人的に宣伝して、実際に私の知っている範囲で何人かの人が観に行ってくれてとてもうれしかったです。

ただ、反応はいろいろで、「金返せ!」とまでは言われなかったのですが、「よくわからなかった」といったものや、「3Dの迫力には感心したけど、もう少し何が表現されているのかわかったらもっと楽しめたと思う」みたいな感想も聞きました。

この映画で取り上げられているコンテンポラリーダンスというもの自体がもともとマイナーな分野で、難解だと言われたりします。私自身も、どれだけわかって観ていたのかと言われると、実際には半分もわかっていかなかったのかもしれません。

わかっても、わからなくても、私自身は、ああいった身体表現を観るのが好きなんだなあ(身体表現を観ると何か体の中から湧き上がるものがあるのです)、というのを再確認した次第です。多分、どういうものに感応するかは人それぞれで、それが絵画や音楽、小説などいろいろなのでしょう。

8月にはこの映画のDVDが出るようなので、きっと買ってしまうでしょう。

で、実は最近、ピナ・バウシュを取り上げたドキュメンタリー映画が、もう一つ作られていたことを知りました。そのことを次の記事に書きたいと思います。


クライミングウォール(山口県セミナーパークにて)

[2012年06月17日(Sun)]
先日、山口県の研修施設であるセミナーパークに寄る用事がありました。この施設、ちょっと田舎にあるのですが、広い敷地があり、グラウンドや体育館、テニスコート、簡単な農園、山口県のいろんな植物を植えてあってめぐることのできる場所、野鳥観察施設、クロスカントリーの大会を時々やっているほど立派な敷地を周回できる芝生のランニングコースなどがあって、官民を問わない研修(教員や福祉関係者専用の設備もある)、学生の勉強合宿やクラブの合宿など幅広く利用されています。

中でも私が前から気になっているのが、クライミングウォール。屋根もちゃんとついていて、全天候型です。

120615クライミングウォール.JPG

120615クライミングウォール2.JPG

今年度山口県で国体があり、クライミング(ボルダリング)の大会が開催されたこともあってか、子どもや初心者?向けに施設が充実していました。

講習会なども時々行われており、一度基本的なことを学んでみたいなあと思っているのですが、県東部からは100キロくらい離れているのでなかなか参加できません。

たまに、観光地などにも簡単な施設があることがあってやったりすることがあります。バランスのとり方が結構難しく、身体に聴きながら次にどう進めるのかを考えるのはなかなか楽しい。

ぶら下がるのって、慢性の肩こり症の私にはよさそうな気もするのです。

ちなみに、危険が伴うので、現地には看板も書いてあるとおり、許可なく使用することはできないようになっているようです。


『武器としての決断思考』

[2012年06月16日(Sat)]
『武器としての決断思考』(滝本哲史著、星海社新書、2011年)

1201ketudannsikou.JPG

「将来がどうなるか、いまや誰も明確には予測できない」。こんな時代に「自分の人生や家族の将来を見据えながら、ひとつひとつ現時点で最善と思える「意思決定」」を行うための具体的な方法としての「ディベート」について、若い世代に教えようとする本。

実際に、著者が京都大学で行っている授業を新書にまとめたのだと語っていて、10万部以上の売り上げがあるベストセラーのようです。

ある程度年を重ねてしまった私からすると、常識の範囲内を越えないながら、よくまとまっていると感じました(こういうことを、あえて授業にしないといけないこと自体が少し悲しい)。

ただ、私がディベートというものをどうしても好きになれないのは、あくまで勝ち負けにこだわってしまう傾向があることと、個人の技量として語られることが多いこと。

現代の課題は、とても多岐にわたっていて、解決するには、個人の技量より、多様な知見をいかに最適解に結び付けていくか(そのための円卓会議やワールドカフェ、そういった会議を進めていくためのファシリテーションスキル)のほうが大切なのではないか、そのための前提として、普通に議論し合える環境を社会全体としてつくりあげていかないといけないということだと思うし、それは決して生存競争のように戦いを繰り広げることではないと思っています(ニワトリが先か、卵が先か的な話の部分もありますが)。

私が、そのために思いつく一番遠回りのようで一番の早道かもしれない具体的な方法は、「仮説実験授業」を学校や社会で行い、「仮説実験授業」的な考え方を社会の常識にすることだと考えています(仮説実験授業については、このブログのカテゴリー「05仮説実験授業」をご覧ください)。

仮説実験授業は、科学の基本的な概念を、その概念が発見されていく過程を問題をみんなで考えながら解いていくうちに、その概念がイメージできるようになるとともに、多数決が必ずしも正しくないこと、多様な意見がみんなを豊かにしてくれること、などを具体的に実感できるという面をもっていて大人がやってもとても楽しいものです。



オリンパスTG-1

[2012年06月16日(Sat)]
f2.0から始まる明るいレンズ・防塵・防水12m・耐衝撃2.0m・耐荷重100kgf。オリンパスのタフシリーズの最上位機種発売。

1206 TG-1.JPG

はたけ仕事で泥のついた手で野菜の花や昆虫を撮ったり、カヌーで川下りをしたり、キャンプや焚き火遊びを楽しむ私としては、心強い日常使いカメラ。

これまで、μTough-6010を使っていたのですが、大分くたびれてきたので更新しました。

更新したポイントは、

1 レンズが明るく、また合焦がこれまでより早い
2 そのままでも焦点距離が25oから100oと広角側に強いのに加えて、コンバージョンレンズと画像補完機能によって魚眼に近い画角から、340o相当まで撮れる(カヌーに乗って野鳥の写真が撮れるかも)
3 暗い部屋や、夜間の野外でも手持ちで撮影できるローライトモードの搭載
4 レンズが真ん中についていること(近接撮影の時にストレスがない)
5 オリンパスならではのマジックフィルター搭載
6 そして、オンラインショップでは発売記念でモバイルバッテリーがおまけについてくること(途中でバッテリー切れになると困るので、必ず買う予備バッテリーの出費がなくなる)

理想を言えば、私の使い方としてはスペックは低めでもいいので、もう少し小さければ(GPSとかはいらない)。

オリンパスOM-DとこのTG-1で、しばらくは必要十分なカメラ生活がおくれそうです。



『ホットスポット ネットワークでつくる放射能汚染地図』

[2012年06月14日(Thu)]
『ホットスポット ネットワークでつくる放射能汚染地図』(NHK ETV特集取材班著、講談社、2012年)

1204ホットスポット.JPG

東日本大震災があった2011年3月11日。同時の起こった福島原子力発電所の事故。政府も東京電力も十分な情報を提供してくれていないし、他局も自主規制(?)のために行動を起こしていない事故発生4日目から現地に入って取材し、独自に放射能汚染地図を作り、その過程を報道番組に仕上げたNHKのETV特集取材班によるドキュメンタリー。

おススメです。

詳しい内容は、是非読んでもらいたいのですが、この本の肝は、副題にも書いてある「ネットワーク」。あとがきに3つのネットワークとして書かれています。

一つは、「科学者のネットワーク」。長年放射能被害に関する研究を行っていて、東海村JOCの臨界事故の時に行政手続きに1週間かかったために十分な調査ができなかった悔しさを抱えた科学者である木村さんが、所属していた労働安全衛生総合研究所の職員に宛てて送信された一斉メール「行動は本省ならびに研究所の指示に従うこと。勝手な行動は慎んでください」を見限って、辞表を出して現地に向かった行動力と、現地でサンプリングした土壌などが、速やかに京都大学、広島大学、長崎大学、金沢大学などに送られ、正確を期すためにクロスチェックされるなど、心ある科学者の協力があってこそできた番組であったこと。

二つ目は、「縦のネットワーク」。NHKのドキュメンタリー番組を作ってきたスタッフの伝統。

三つ目は、「視聴者のネットワーク」。局の報道規制を越えて行動していた取材班がなんとか番組制作にこぎつけて放映されるやいなや、視聴者から直接、そして視聴者同士が情報を共有することによって、番組制作を支援する声をあげたこと。

私は最近、NHKというのが、長引く不況で広告費がひっ迫する中で、結果として、大きなジャーナリズムの中では唯一の存在になってしまっているのではないか、という気がしています。

3000万人の電力を供給する世界最大の電力会社である東京電力は、大きな広告主ですから大きなマスコミのそれに対する矛先が、自主的であれ緩んでしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

一方、NHKは、受信料をほとんど強制的に視聴者から集めているという問題点が昔から指摘されながら、しかし、それが逆に、どこからも左右されることのない安定的な財源を持つことになっているわけで、自由に番組を作ることができる可能性を持っているということになっているのだと思います。

だからこそ、上にあげた、「視聴者のネットワーク」というものが大切になってくるのでしょう。私たちが、適切に声を上げて、よい番組作りを支援していく。私たちのお金で運営されている放送会社なのですから。



274_豆類の葉っぱの撥水性

[2012年06月13日(Wed)]
植物の葉っぱの撥水性はさまざまで、一番わかりやすいサトイモやレンコンなど。

もともと雨の多い湿地帯が原産地なので、いつも雨にさらされているため、雨に影響を受けないために撥水性が強くなっています。

一般的には、撥水性は高くないと思われますが、雨あがりの今朝、はたけに植えたモロッコ豆と枝豆でははっきりとした差が。

モロッコ豆はしっとり系。

120613モロッコ豆の葉.JPG

枝豆は、結構撥水しています。

120613枝豆の葉.JPG

なぜなのかはよくわかりませんが、見かけるたびに考えていると、もしかしたらこうかな、みたいな考えが浮かぶことがあります(自然観察に限らずですが、あきらめずに考えていると、何かのヒントで答えが見つかることがあります)。

ついでに、キュウリの葉っぱにみかけたカメムシ君。
さわろうとしたら、死にフリをして落下。本人は、土の上に落ちたつもりなのでしょうが、途中でキュウリの芽の部分に引っかかってしまって、かなり間抜けな感じ。

120613死に真似するカメムシ.JPG

カメムシは、すぐに臭いにおいを噴射すると思っている人も多いと思いますが、危険を回避するための手段なので、優しく触ると案外噴射しなかったりします(もちろんカメムシ自体が嫌いだったり、においが嫌いな人にはおススメしません)。珍しい渋めの柄だったので観察して近影を撮影。

120613キュウリにいたカメムシ.JPG



超抹茶

[2012年06月13日(Wed)]
私はもともと、抹茶は好きだけど、抹茶を使ったお菓子とか抹茶ミルクとかは苦手でした。

でも、最近世の中は抹茶ばやりのようで、抹茶関係の商品がたくさんでてきていて、これは、と私をうならせるものもあり、抹茶のお菓子を見直している今日この頃です。

120612超抹茶.JPG

最近のヒット商品は、森永の超抹茶。薄さ2ミリの円形の抹茶チョコで、抹茶感がすごい。すぐに口の中でなくなってしまうはかない感じも絶妙。

暖かくなってもうそろそろ、チョコレートの時期も終わりですね。次のチョコの時期にはどんなすごい抹茶菓子が出てくるか楽しみです。

意外(?)と菓子フリークな私でした。



錦帯橋記念切手シール

[2012年06月12日(Tue)]
いまどき、やりとりはメールが基本ですが、ものを送ったり、やはり手紙にしたいときなどがあって、ときどき手紙を出すことがあります。そんなときには、普通の切手ではなくてできるだけかわいらしいとか岩国にちなんだのを使いたいので、時々郵便局へ行って「今ある記念切手を見せてください」と、買ったりします。昔は、岩国の錦帯橋の記念切手もあって額面通りの値段なので少し多めに買ったこともありました。

1205錦帯橋切手.JPG

今も錦帯橋の記念切手はあるのですが、台紙のしっかりした切手シートになっていて、80円切手が10枚で1200円(50円切手もあるけどやはり割高)。400円も高い!!

宅急便などに押されて、郵便も苦戦していて、記念切手の場合は、コレクター頼りなので、とっておけるような立派なものをつくるのでしょうけど、そういった事情も若干わからないことはないにしても、日常的に使いたい人用に、シールなどになってなくていいので、額面通りのも出してほしいなあ、と思う人も結構いると思うのですけど。



273_ピーマンの一番果の収穫その他

[2012年06月11日(Mon)]
昨日の朝一番のはたけしごとは、一番果にしては立派に育ったピーマンの収穫。

120610ピーマン一番果1.JPG

120610ピーマン一番果2.JPG

そして、トウガラシの苗とトウモロコシのタネを植えました。

120610トウガラシ苗.JPG

ついでに書くと、少し遅めに植えた、近所から種芋を分けてもらった里芋も芽が出始めました。

芽の出始め。

120610里芋の芽.JPG

小っちゃいながらも立派な葉っぱになったの。

120610里芋の芽2.JPG



272_芋づる植え完了

[2012年06月11日(Mon)]
6月10日の午前中、地元の子どもたちと冬になると焚き火で焼き芋をしたりするために借りているはたけでサツマイモの芋づる植えを子どもたちといっしょに行いました。

120610芋づる植え.JPG

金曜日に雨が降ったので、土の湿り具合は適度だったし、芋づるというのは案外強いし、天気予報では火曜日に雨が降るので、大丈夫だとは思うのですが、昨日は本当にいい天気で暑かったので少し不安。

毎年、芋づるの強さに感心しながらも、ちゃんとついてくれるかというのはいつも気をもんでしまいます。



追記:今朝(6月11日)、今日は曇りの天気予報だったのに、晴れているので気になって水をやりに行きました。ちょうどはたけのご近所の人がいて、水とホースを貸してくれたので、30分ばかりで水をやることができて大助かり。
今朝、6時半。300本の芋づるを植えたはたけの状況です。

120611芋畑.JPG

松元ヒロ ソロライブ

[2012年06月11日(Mon)]
1206松元ヒロソロライブ.JPG

◆日 時 2012年6月17日(日)14時30分〜

◆場 所 岩国市中央公民館(錦帯橋の近く、岩国小学校の向い)

◆参加料 1500円

◆問合せ 住民投票の成果を生かす岩国市民の会 大川(090-7899-2730)

主催者が変りながらも、このところ毎年のように岩国に来てくれている「松元ヒロ」さん。
今回は、住民投票の成果を生かす岩国市民の会が主催となっていますので、14時からは、会の発足6周年記念総会が行われるようです。

松元ヒロさんと言えば、昨年亡くなった希代の落語家・立川談志さんが「最も愛した芸人」として有名(?)で、6年前に松元さんの独演会を客席で見て感動した談志さんが「今までヒロを見損なってきた。ちゃんと見てこなかったということを謝ります」と言って舞台に上がり、松元さんに対して土下座した、という逸話があるほど。

つまりは、最近ではもうテレビで取り上げられることのほとんどなくなった、きわどい政治・時事ネタが真骨頂で、テレビに出演さえてもらえることはあまりないという意味では、生でしか見られない貴重な舞台ということになります。今回も岩国のホットな話題を取り上げてくれるでしょうか?

とは言え、松元ヒロさんは、友人や知り合いとの人情話的なネタや本当にバカバカしいネタもたくさんあり、笑いを満喫させてくれますので、是非。
(毎回最後にやるネタは、本当におかしくて、それまでにやった、辛らつなネタやほろりと来るネタを忘れさせるほどで、それはそれで問題ではないかと一部では物議を醸し出して?いたりして)

私も、チケットを少しだけなら預かっています。

岩国での公演のチラシを持ち合わせてなかったので、スターピアくだまつでのチラシを使わせてもらいました。こちらは、6月16日の19時からです(日程が混乱しないように隠しました)。
    


271_はたけにも粘菌

[2012年06月10日(Sun)]
雨が降った翌日の朝(昨日6月9日のことです)、はたけを見に行ったとき、スギナの根元あたりから白いものが。

120609粘菌1.JPG

よく見てみると、明治期の怪人南方熊楠さん(一度じっくり研究本などを読んでみたい人です)などが研究していた粘菌です。植物のような動物のような不思議な生き物粘菌は、じめじめした森の中にいるという印象ですが、雨が降るとはたけにも出てきたりするのですね。

120609粘菌2.JPG

晴れてきたので、数時間後には消えていました。



追記:翌日の今朝(6月10日)の朝にも、昨日の近くに別の粘菌らしき生物が。
120610粘菌1.JPG

120610粘菌2.JPG

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