トイレ起き 春雨の朝に 鳴くカエル重たい問題
昨日、1年8か月ぶりに日本で死刑が執行されたというニュースが流れました。
この問題は、デリケートな問題で、昔から賛否両論があり、なかなか冷静な議論ができない部分があります。 昨日私が初音ミクに関する記事の中に書いた「有益な殺傷ってあるの?」ということと絡むのと、私の住む山口県で起きた事件の加害者も今回の執行された方の中に含まれていた、ということで一言だけ。 法務大臣が命令(いわゆるハンコを押す)をしなくては、執行されないということについて。 そんなことが、一人の裁量に任されていいのか、という議論があります。 しかし、死刑も、人の命を奪うというとても重たいことであるということから考えて、事務的に一定の時間が経てば行うのではなく、せめて1人、そのことに責任を負う人がいるということは、最低限必要なことだと、私は思います。 追記:私は、どちらかというと下書きも書かずに、一気にブログの記事を書いてしまうタイプなのですが、この記事に関しては、何か書かなくては、と思って午前1時半くらいにパソコンに向かって、2時間くらい悩んでしまいました。書きたいことはいろいろあるのですが、それがちゃんと伝えられるのか、どういう表現をすれば誤解を招かないか、いろいろ考えて身動きできなかったのです。それで、結局これだけって感じです。直に会って話をするというのと、ブログに書くというのは相当違うのだなあと改めて感じました。 初音ミクについての追記(日本が世界に誇る平和産業による技術開発)
一つ前の記事で『初音ミク』について書きました。その後、インターネットで初音ミクを検索してみると(記事にまでしたわりに、そんなに知っているわけではないし、『初音ミク』のソフトも持っていません)、3月9日に大きなライブイベントがあったみたいで、そのダイジェスト版が正式にYou Tubeにアップされていました。
10分くらいのものなので見てみました。なかなかすごい。 3Dのアニメ映像に向かって沢山のだいの大人がペンライトを持って大盛り上がりなのです(私もちょっと気持ちがわかるのが怖い)。 3D映像もすごく発達してきているのですね。You Tubeの平面画像でみてもなかなかのものだと感じるくらいですから。 製作スタッフが、ライブに向けて徹夜で頑張ったみたいな書き込みがあって、少し感慨深いものがありました。 ああ、これって、日本がこれから目指すべき、世界にお手本を示すことのできる分野なんだなと。 これまで、多くの最先端の技術は、軍事産業の副産物のようにして生み出されてきました。インターネットだって、拠点施設が破壊されても通信が途絶えないようにコンピュータ同士が緩やかなネットワークを組むことによってできた技術だし、宇宙開発も軍事産業がベースになっている。数を上げればきりがないでしょう。 しかし、私はそういうのに対して、ちょっと苦々しいというか、後ろめたい気持ちを持っていました(そういった技術の恩恵に浴することが、結果として軍事産業に加担していることになっているのではないかと)。 例えば、ミサイルを正確に命中させるための技術開発として、GPSが開発されたり、その活用方法が考えられたりしていて、それは、もちろん開発する側からすると人道的な側面も持っている(正確に命中させることができれば、無駄な殺傷や破壊をしなくてすむ。だけど有益な殺傷ってあるの?)とは言え、結局人殺しのための技術開発ですから。 でも、『初音ミク』を実体化するために寝ずに3Dの技術開発をするのって、関係ない人には無駄なことのように見えるかもしれませんが、平和でいいですよね(いや、体は壊さない程度にやって欲しいですけど)。そして、それは、今後、例えば、離れて暮らす独居老人の家に、リアルに行くことができない家族が、3D映像で尋ねて、安否を確認したり、話をしたり、というところに技術転用することができる可能性を秘めているのです。 寝ずに頑張るほど好きな(平和的な)ことに熱中して、その技術開発の副産物で社会に役立つ技術が生まれるかもしれない。 これこそが、平和産業で戦後を乗り切って発展してきた日本が、世界に示すべきお手本なんじゃないかと思うのです。 アニメ文化は、日本が誇る文化であるということをいろんな人が言うのを、今までも聞いていたのですが、実は私はあんまりこれまでピンと来てなかったところがあったの(アニメ自体は嫌いじゃないですけど)ですが、たまたま『初音ミク』のことを考えていて、腑に落ちた気がします。 『初音ミク』さん、ありがとう、って人じゃないですから『初音ミク』は。 初音(はつね)ミクに萌える理由を考えてみた
ヴァーチャル・シンガー『初音ミク』
2007年に発売された、音声合成デスクトップミュージックソフトウエア。メロディと歌詞を入力すると合成音声によって歌ってくれる。女性アイドルのキャラクター設定がされているので、自分の手の中でアイドルに歌を歌わせることができるという優れもの。ヴォーカルとアンドロイド(人造人間)を組み合わせて、ヴォーカロイドなどとも呼ばれていて、3D画像と合わせたコンサートも開かれるなど、人気急上昇中。 『初音ミク』は、私たちが歌で感動するとはどういうことかを考えさせてくれます。 私たちは、人が歌う歌を聴いて、心が動いたり感動したりするとき、やはり、その歌う人の人柄とかその人の経験とかを含めて聴いていて、だから感動するんだと思ったりします。 でも、『初音ミク』に私たちが与えることができるのは、音程とビブラートや強弱、テンポなどで、直接演奏するわけではないので想いをを込めることはできません(設定をした後はクリックするだけで自動的に演奏するのですから)。直接演奏すると想いが込められると言うのも謎ではありますが。 それでも多くの人が熱狂しているし、感動する人もいます(私もちょっと魅力を感じている一人です)。 それは錯覚なのか、それとも生身の人の歌を聴くのとは別の体験なのか。 そもそも、合成音声を創り出すシンセサイザー(もうこの言葉も死語か?)というのは、(限界はあるにしても)どのような音も創り出すことができます。 昔(20年くらい前?)富田勲さんが『展覧会の絵』や『惑星』をまったくシンセサイザーで演奏したとき、ある種のショックを受けて、これからどんな音楽が創られるのかと思ったものですが、その後そんなにびっくりするようなものが出てきたわけでもないような気がします。 とてつもなく広い選択肢の中から、音を創って積み上げて交響曲を創り上げるというのは、想像力を刺激されるにしても、ちょっと荷が重すぎる感じもします。既存の楽器で交響曲を創り上げるだけでもとてつもなく大変なのに。 歌はなぜ私たちを感動させるのか、ただ人工的な音で歌わせるのなら、そのメロディに相応しい音を新たに創り出して演奏するのではいけないのか、それは、それぞれの曲にあった既存の楽器で演奏するのとは違うのか。次々に疑問が沸き起こってきます。 そして、結局『初音ミク』の声はあたらに作った人工音ではなくて、現実にいる声優の声をサンプリングすることによって創られているということはどういうことなのか?ちょっと早いフレーズに、たどたどしくなってしまうことすら愛らしい感じがするは? 多分、完璧に人間が歌っているようなものになってしまうと、ちょっと違うのかもしれない。 「人を真似た人形は、人よりもかわいい」という言葉があります。素晴らしい人形劇を見たとき、その人形に人間を感じるのはなぜなのか? 『初音ミク』の魅力は、人が人をまねて創り出したものに人がこもっている魅力といえるのかなあと思ったりします。 音楽の専門家などに言わせると、多分、『初音ミク』の創り出す世界は、音楽ではないというのではないかと思いますが、これだけ人気があるとねえ。まあどちらかというと音楽というより、社会現象と言ったほうがいいのかもしれませんけど。 『初音ミク』は、楽器の一つと言っていいのか。だとすれば、例えば、リアルな交響楽団と『初音ミク』の共演は可能か? その歌声に涙する人がいるとして・・・。 ロボットと人間の共存という問題は、こんなところから徐々に入ってきたりするのではと思います。 mt文化普及・促進委員会の活動 その2
最近私は、何かにつけてmtを持ち歩くようにしています。そして機会があれば、mtのことを紹介しています。
そうすることによって、mtが広まるし、新しいアイデアを得ることができるから。 やはり、若い女性は、その名前は知らなくても、存在自他は知っていることが多いです(「マステ」とか「マスキング」とか言っています)。 先日などは、たまたま知り合いの英会話の講師をしているアメリカ人(基地の町岩国では、アメリカ人は珍しくない)に会ったので紹介してみたら、普通のベージュのmtしか見たことないらしく、とても珍しがってくれました。写真をアレンジして貼り付ける「スクラップ・ブッキング」にもいいなどと。和紙で作られていて日本文化なんだと力説したらなるほどと感心していました。 考えてみると、岩国は基地があってアメリカ人がたくさん住んでいるので、宣伝次第ではアメリカ人にもたくさん売れそうな気がします。日本に居ながらにして、日本の文化発信になるわけです。 さらに考えが進んで、今年開港予定の軍民併用空港「岩国錦帯橋空港」は、羽田空港直結なので、まさに世界へつながることになる。 「岩国錦帯橋空港」は稀にみる公共交通からのアクセスのいい空港(JR山陽本線の岩国駅から約2キロ。極端に言えば荷物がなければ歩いてでも空港へ行ける)なので、JR岩国駅付近にmtのアンテナショップのようなものができれば、世界から直接mtを買いに来ることもできる・・・などと夢を見ている今日この頃。 紙コップにmt(お手軽mtの活用例_その2)
市民活動でのミーティングなどにコーヒーなどを出すとき、コミュニティセンターなどで行う場合には手軽に紙コップを使うことがあります。
その時に、できるだけ無駄を防ぐために名前を書いたりしますが、いろんな色や柄のmtを会場に置いておいて、好きなものを貼れば(もちろん名前も併記していい)、区別もつくし、例えば初めて出会う人でも、「なぜこのmt選んだんですか?」と会話のきっかけにもなって、アイスブレイク(緊張をとって打ち解けた雰囲気をつくる)にもなるし、mt自体が会場を和ませてくれるのでいいのではないでしょうか? 私は、先日の私的なミーティングで、私が勝手にその人のイメージにあわせて紙コップにmtを貼ってしまうということをやって楽しみましたけど。 もちろん、市民活動の会議でなくても、会社の会議でもいいし、さらにエコな会議でちゃんとしたコップを使うときにでもmtを使ってもいいと思います。 224_春です。でも寒いです
このところ、寒いですね。体が春を迎えつつあるのに寒いので、よけい寒さを感じます。
今朝も、はたけを見てみたら、霜が降りてます。この時期に、温暖な海岸沿いの瀬戸内気候のこの地としては、遅霜の部類に入ると思います。 季節のことを言えば、「よく今年は異常だ」という言葉をよく聞きますけど、はたけをちゃんと(?)やっていると、そういうのって、「いいかげんだなあ」と思ってしまいます。 気候というのは、結構毎年差があって、多少の揺れ幅があるのは普通です。 比較対照となる平年の気温とかって、過去10年とか20年とかの平均気温ですから、その平均気温と違うのは当たり前なのです。 そして、はたけのことで言えば、影響は気温だけではないのですよね。今年などは、霜が降りているにもかかわらず、アスパラガスはにょきにょき生えてきて、暖かかった去年よりもできるが早いし、けっこう太いのが生えてきています。 アスパラガスは宿根性で、ほったらかしで毎年生えるので、年全体の影響を受けるためか、結構毎年できる時期にばらつきがあります(あまりまじめに世話をしていないので大きなことは言えませんが)。 グーグルの検索予測機能が訴えられた件
検索サイトとして有名なグーグルの検索予測機能(サジェスト機能)によって、日本人男性がプライバシーを侵害されたとして米国グーグル社を訴えた問題。
これは、私のブログの「インターネット補完計画」に関係するので少しだけコメントを。 このサジェスト機能は、当初から、計算機の代わりに使えるとか、ひらがなのあとに読点をいれると面白いのが出てくる(例えば「す、」と入力すると「す、すごいチョコボだよ」が出てきたり)とか、呼びかけに応えるようなものがでてきたりとか、プログラムと戯れるネタとしてはいろいろあったわけですが、笑えないようなこともあったりして、遂にという感じです。 しかし、この「サジェスト機能」、グーグルにとっては、基本理念に関わることなので問題は深刻と言えば深刻です。 グーグルは、インターネットに対して楽観的な見方をしているようで、それは、簡単に言うと「自由でフラットなインターネット環境を機械的に提供すれば社会はうまくいくはずだという楽観主義」と言えるでしょうか。「サジェスト機能」もそのための実装の一つということになるのでしょう。 「みんなが検索している頻度の多いものを選択肢として出せば、より効率的に検索できて作業効率が上がり、インターネットを使う人もより賢くなる」 グーグルとしては、その手助けをしているだけなのだから、文句を言われる筋合いはない、「サジェスト機能」だって、使わないような設定をすることだってできるのだから、と。 さらに言えば、せっかく作った「サジェスト機能」にプログラム変更をかけて、こういう場合は機能しないようにするとか表示しないようにするとかすると、プログラムの中に特定の人間の思惑がはいってしまうのでよくないというか、人の手が加わることが、グーグルの基本理念に反するのではないかと考えられます(「サジェスト機能」のプログラムは、人によってつくられているのにね)。 しかし、です。 私自身は、「サジェスト機能」(を外すのが面倒なので外してませんが、)は好きになれません。多くの人が関心のあることが、必ずしも私の関心のあることではないし、むしろ、多くの人の関心のあることが私の考えをじゃますることのほうが多かったりするからです。 例えば、調べ物をしていて、ある検索ワードを入れたとき、実は調べたかったことと別の言葉が出てきたときでも、そういえばこのこと気になっていたんだ、となって、本来調べようとしていたことを忘れてしまったりとかして、「サジェスト機能」が結局、個人を多数の意見に引き寄せてしまう機能があるということは見逃してはならないと思います。 無色透明なプログラムなどあるはずもなく、新しいプログラムは、新しく私たちに影響してくることを十分考えてからでないと実装すべきではないと思います。 グーグルは、多分、インターネットに対して楽観的なのでしょう。私は、人間に対しては楽観的ですが、インターネットに対しては、楽観的ではありません。 だから「インターネット補完計画」を着々と進めていかなくてはならないのです。 句会の時の写真を贈る(お気軽mtの活用例)
2012年3月10・11日に開催した句会の写真をCDにコピーして参加者に贈ることにしました。
せっかくなので、それぞれのメンバーのことを想いながら、どんな色や柄が合うかなあと考えながらCDケースにmtを重ねてみると、なかなか楽しい。 切って貼るだけなのでそんなに時間はかからないけど、充実した時間。 今で言えば、「写真はクラウドに放り込んで共有しちゃえばみんなですぐに見れるし。ていうか、iphoneだと撮った瞬間にクラウド入りですけど」となるのかもしれませんが、そこはやはり、ちょっと間を置いて写真をCDにコピーして、アクセントとしてmtでデコ。そうやって実物を触る時間を持つほうが、楽しいと思う私は、古臭い人間でしょうか? いずれにしても、mtこんな時にもとてもお手軽で役立つ心強いアイテムです(いつから私は、mtのコピーライターになったのでしょう?)。 mtのやさしい色合いと素材感が、きっと贈った人にも想いを伝えてくれるはず(うーん、ちょっと悪乗りしすぎな感のあるコピー)。 それはそうと、たまってきたmt。 今はとりあえず、ホームセンターでちょうどmtが2列入る透明プラスチック製の道具入れを使っていてそれはそれで便利なのですが、エコ素材にこだわるなら、同じようなサイズで、枠は木、そして中が外からも見えるように蓋にガラスをはめ込んだものがあるとベストなんだけどなあ(持って出かけて外でも使えるように、できるだけコンパクトで軽くて丈夫であるとうれしい)。 誰か、手作り好きな人が作ってくれないかなあ?(ブログでおねだり?) ふれあい交流館西岩国「私の絵日記創作展 第3回 喜びの花展」
一昨日撮り鉄で寄った西岩国駅には、駅舎を改装した展示室があり、さまざまな展示が行われています。
現在は、4月4日まで、地元の絵画家 進藤芙美子さんの絵画展が開催されています。 花瓶に飾られた花を中心とした作品たち。 進藤さんというと、先の戦争のときの引揚者でもあり、戦中の服などをコラージュした大作が私にとっては印象に残っている人で、平和へのこだわりから、子どもたちに平和をテーマにした作品を公募した「ジュニア平和美術展」(海外の子どもからも出展してもらっている)を開催しており、昨年ちょうど10周年を迎えて11月には錦帯橋たもとの吉香公園に記念植樹を行ったところです。 撮り鉄で西岩国駅に小一時間いたら、会場に進藤さんが来られたので、会場の写真撮影の許可をいただき、簡単にお話を伺いました。 進藤さんは、この展示室の空間が好きなので、展示に使わせてもらっているそうです(確かに、窓の感じや天井の照明や扇風機など風情があります)。 都会などに出ている子どもさんたちから誕生日の時などに送られてくる花を、しおれないうちに描いて、子どもさんたちに写メールでお礼がてら送ったりするという進藤さん。今回はそういった思いのこもった花の絵を中心に展示しています。 お近くにお寄りの節は、是非。 シロチドリ三昧 その4 迷言集シロチドリ三昧 その3 羽づくろいと伸びシロチドリ三昧 その2 夫婦でシンクロしてみましたシロチドリ三昧 その1 着ぶとりするタイプなんです久々の「撮り鳥」(とりとり:撮り鉄のまねっこ)は大豊作
今日(2012年3月25日)、天気も良かったので、久々に野鳥観察へ(3月6日に撮り鉄に行ってたまたまヤマセミをみたりしたのは除けば、多分1年以上ぶり)。
軽く1時間くらいで済まそうと考えていたら、3時間にわたる長丁場に。 なぜなら、海岸にいたシロチドリのつがいが、最初は警戒していたものの、だんだん心を許してくれて、5、6メートルの距離で2時間近く一緒にいさせてくれたからです。 冬に渡ってくるシロチドリのうち1つがいだけ帰らずに少し長めの滞在をしていて、ちょっとのんびりさんなのかも。 あまりにもったいないので、テーマをわけて何記事かにしてみます。 そのほかにも、予想以上にたくさんの鳥をみることができました。声を聴いただけのものも含めると、 1カワセミ、2カルガモ、3メジロ、4ウグイス、5コサギ、6チュウサギ、7バン、8トビ、9ハシボソカラス、10カワラヒワ、11ヒヨドリ、12イソシギ、13シロチドリ、14モズ、15セグロセキレイ、16ハクセキレイ、17キセキレイ、18コガモ、19ヒドリガモ とりあえず、カワセミとバンとモズだけ。 錦川清流線 撮り鉄シリーズ その2 西岩国駅
錦川沿いを走る第三セクターの鉄道である錦川清流線。山口県と広島県の県境にある岩国市を北西から南東に斜めに横切る形で通っている路線ですので、広島方面から山口方面へ行くためには必ず横切らないといけない線路になっています(多分誰も意識していないし、それを言うと、錦川もそうだね)。
2012年3月6日から、新カテゴリー「26錦川清流線を楽しもう!」というものができたので、これからじっくり沿線情報や撮り鉄ポイントなどを紹介していきたいと思います。 ちなみに、錦川清流線にはJR山陽本線とJR岩徳線と岩国駅と西岩国駅と川西駅がダブっていますが、それも含めて下記の15駅があります。 15駅目は、正確に言うと、日原まで路線を伸ばす予定で作られていた線路を整備して、温泉地まで走る「とことこトレイン」という観光車両が止まる駅なので違うのですが、せっかくなので入れます。 1岩国 2西岩国 3川西 4御庄 5守内かさ神 6南河内 7行波 8北河内 9椋野 10南桑 11根笠 12河山 13柳瀬 14錦町 15雙津峡温泉 順番通りにはいかないと思いますが、シリーズとしては、この駅の番号をつけます。 まず最初は、西岩国駅。 駅舎がなかなか趣があるでしょ。 ドラマのロケなどにもたまに使われ、2006(平成18)年8月3日には国の『登録有形文化財』に登録されています。 よく見ると玄関部分は、錦帯橋を模した5連アーチになっています(窓の上もアーチ状にしてあります)。 それだけ貴重な建物なのですが、JRでは維持できなくなり岩国市に譲渡されており、2003(平成15)年「ふれあい交流館西岩国」として整備され、現在は地元の「NP0法人 西岩国・駅と広域まちづくりの会」が指定管理者として管理をしています。 ちなみに、駅前の広場では、毎週土曜日9時から朝市をしているので、私もこの日(3月24日)ネギなどを買いました。 さてさて、前置きが長くなりました。 にわか撮り鉄の私は、ぶっつけ本番で撮影に臨み、しかも時間は限られている(1時間弱)ということで、駅舎と錦川清流線を写真におさめるには、とりあえずここしかないだろうという正面玄関をポイントに定め、時刻表で時間を調べて、何とか上り下り2本の撮影タイミングがあるので少しだけ待って撮りました。太陽の方向から言うと、午後からがよさそう。しかも、下り列車を撮るときには、路線バスが玄関先に止まるために後ろに下がることができず、結局バスの運転手さんに言って、バスの中から撮ることになりました。 また、持って行ったレンズに限りがあったのと、カメラのシャッターが時間差があるものなので、撮り鉄には向かない状況(もうすぐオリンパスOM−D EM−5が手に入るので機材の問題は解決予定)。 オリンパスE−PL1、レンズ:28ミリF2.8。改札の奥右側に錦川清流線の列車のお尻の部分がなんとかみえます。もう少し焦点距離の長いレンズで、後ろに下がって撮れば、列車がもう少し大きく撮れるかな(でもこの写真は、玄関に止まったバスの中から撮ってます)? 西岩国駅は、なかなかおいしいところなので、もう1、2回は来ないといけないようです。 薄墨桜を愛でる会
岩国の錦帯橋の近く(と言っても歩くと20分くらい)にひっそりと佇む宇野千代生家。
3月24・25日の両日。「薄墨桜を愛でる会」が開催されているということで、久々にうかがってみました。 現在錦帯橋周辺を巡回している木炭自動車がちょうど生家の前に止まっていました。 岩国が生んだ文学家 宇野千代の生家は、1974年に本人によってほぼ昔のままに修復され、数年前から「NPO法人 宇野千代生家」によって維持管理が行われているので、火曜日と年末年始以外(午前10時〜午後4時)はいつでも行けるとは言え、年に何度か催しがあります。私は、時々たずねたくなる場所なので、そういう催しの合わせてうかがうことにしています。 いつもならこの時期。普通の桜より早く咲く生家の薄墨桜が満開なのですが、予想通り今年はまだつぼみ。 庭では絵手紙教室が開催されていました。わたしは、生家の中と庭をのんびり見て、縁側に腰を下ろし、宇野千代さんが好きだったといういがもちとお茶のセット(110円)をいただきました。 1996年に98歳で亡くなられた宇野千代さんは、その奔放な生き方から地元ではよく思わない人もいますが、私は学ぶべきところの多い、輝きを失わない人だと思います。 生家がこうして地元の有志の方々によって維持されていることは、本当にありがたいことです。 「手作り音楽雑貨 HANAの隠れ家」の音楽似顔絵はんこがすごい!!
3月18日の柳井市白壁のまちなみで再会したホルン吹きの蔵田さん。
ホームページを見てみたら、消しゴムはんこを作っていることを知ったので、ハングを演奏しているところを作ってもらおうと写真をデータで送ったら、ほんの2、3日で、素晴らしいものを作ってくれました(今現在は、データのみで現物は手にしていない)。 ちょっと、すごくないですか。私は感動してしまいました。 ところかまわず、このハンコを押してしまいそう。 料金の振り込みも済ませたので、送られてくるのが楽しみ。 音楽仲間で作ったりするといいですよね。 ちなみに、蔵田さんの演奏活動については「ホルン 蔵田」で検索すればでてきます。 3月27日〜31日は、東北の被災地で訪問演奏をされるそうです。 あだちの華笛をmtでデコってみた
昨日入手したばかりのあだちの華笛(鼻笛)。.
表面がきれいで、デコって欲しそうでしたので、さっそく大阪限定のmtをメインにデコってみました。 表面がかなりまあるく婉曲しているので、2枚ほど。 ちょっとだけ解説を(右肩から時計回りに)。 交通標識mtの「FREEWAY ENTRANCE」。この華笛の名前は、これにしました。普通に翻訳すれば、「高速道路入口」ということになりますが、直訳すると「自由な道への入り口」。この華笛を演奏することによって、「自由になりたい」という思いを込めて。 その下には、mtに関するデータをグラフにしたmtからとったもの。私は、グラフが好きなので(詳しくは、20「グラフの本」を作りたい、をご覧ください)。 そして、そのグラフの周りには、ITARU(至)の文字。モールス信号のmtを切り貼りしてます。 その下は、スマホのデコにも使った、メッセージの書き込めるmtと焼印mtからのmtの言葉を使って、「I LOVE MT」を作ってみました。 その右には、焼印mtからmtのイラストを。 その上には、誕生月の花mtから1月の誕生花を(私が1月生まれなので)。3種類のmtで枠取りしています。 最後にその上には、パンケーキのレシピmtの中から、計量カップがかわいかったので。 華笛はとても小さなものなので、その小ささがわかるように、手に持ったところを撮影しています。 あだちの華笛が手に入りました
3月7日の記事「鼻笛という楽しい楽器」で紹介した鼻笛。
「世界楽器てみる屋」で、新しいものを手に入れました(昨日届きました)。 名前は「あだちの華笛」。足立区で作っていて、新しく演奏者の意見を取り入れながら作られたもので、華のある音だから、華笛なのでしょうか? 音域が広い(高め)というのと、早いフレーズにも反応がいい、という説明書きに惹かれて買ってみました。 確かに、音が出しやすく反応がいい。 木なのでとても軽いし、手で持つ側面が軽く凹んでいてしっくり持ちやすい。新しいので、ヒノキ(スギかも)のいい香り(そのうち私の洟水と唾液のにおいが浸みつく)。 「小学校のリコーダーのようなツーツーした音」と書いてあったので少し不安でしたが、思ったよりも優しい音。 また、楽しみが一つ増えました。 裏面は、こんな感じです。右のほうに鼻を当てて息を吹き込み、右のほうが歌口になっていてそこに口を当て、口の中の形を変えることによって音の高低を調整します。
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