149これは何でしょう?148カボチャの芽147移植ゴテで耕す
先週の週末、カボチャばたけを作るために、しばらくほったらかしにしてあったはたけを耕しました。
耕し方には何通りかあって(と言うほど大げさなものではない)、 1 耕運機(通称:管理機)で耕す 2 クワで荒く耕して、移植ゴテで耕す 3 いきなり移植ゴテ(スコップ?シャベル?)だけで耕す 私は、管理機を持っていないので、焚き火遊びの時に使うサツマイモづくりのために借りているはたけ以外は、2か3ということになります。カボチャとスイカ用のはたけは、それしか作らなくてあとの半年は(冬季)遊ばせているという贅沢な作り方なので、土が比較的良い状態で耕しやすいこともあって、3のいきなり移植ゴテ。 手間がかかるのですが、案外私は好きです。なぜかというと、土の状態を確かめながらミミズも殺さずに進めることができるからです。管理機はとても便利なのですけれど、ミミズを巻き込んで殺してしまうのではないかと心配になってしまいます。 耕すって、結局は、はびこった草を取り除く作業で、草によって根っこがしつこくて土とわけにくいのや、簡単に取れてしまうものがあっていろいろなところも面白い。場所や季節によって、主に生えてくる草の種類が決まっているのも面白い。時に、めんどくさくってやってられなくなることもあるのですけどね。 市民活動団体交流会への資料作成
5月29日に、市民活動団体の交流会が開催されるので、参加するにあたって、資料を作成してみることにしました。
タイトルは、「錦川流域を森−川−里−海−島のつながりで考える ―岩国市の市民活動団体の連携を考える軸の一つとして―」。 交流会では、「NPO法人ほっとさろんにしき」の理事長の講演のあとに、市民活動団体のアピールタイムがある予定なので、時間が許せば、少しだけ説明させてもらおうかと考えています(時間が押せば、配布するだけでもいいと思っています)。 市民活動はそれぞれの専門領域で活動しているので、(個人的なつながり以外での)団体間の日ごろのつながりというのは案外少ないものだと感じています。それはそれでいいのですが、何かつながれるきっかけのようなものがあってもいいように思うので、最近読んだ本に触発されて、資料を作ってみたのです。 極ローカルな話なのですが、市民活動団体の交流会にこういう資料を出してみるのも一つの考え方かなということで、少しは参考になるかもしれないので、PDFにしたものを添付します。よかったらご覧ください。 山口・仮説実験授業入門講座
6月12日(土)午後1時〜13日(日)1時まで
岩国市中央公民館にて 主催:岩国科学を楽しむ会 後援:山口県教育委員会・岩国市教育委員会 告知記事が続いてしまいます。 チラシの前文からの抜粋 「子どもたちの笑顔がたくさん見られる授業がしたい」「子ども達と笑顔を交し合える先生でありたい」それは先生として誰もが持っている夢、願いだと思います。そんな先生の願いを具体的に実現してくれるのが仮説実験授業です。仮説実験授業は「子どもたちと楽しく授業がしたい」ということに熱心な先生なら若い先生でもベテランの先生でもたのしい授業が実現できる教材をつくりあげてきました。それが授業書です。(後略) 今回は、《空気と水》《光と虫めがね》《おもりのはたらき》《溶解》の4つの授業書の入門講座(授業書に沿って、授業を行うに当たってのポイントや準備品などについて説明します)と愛知県で長年仮説実験授業を実践している二人の先生の講演を行います。 お近くの人で興味のある人は是非。 なお、仮説実験授業については、カテゴリーの「05仮設実験授業」の部分を見ていただくか、2008年6月26日の記事『仮説実験授業のABC』を見ていただけると幸いです。 松元ヒロソロライブin岩国
6月5日(土)19時〜(開場18時半)
シンフォニア岩国ミューズホールにて チケット1500円(当日2000円) 主催:NPO法人岩国子ども劇場 おやじの会 問合せ:0827-41-1715(月・水・金の10時〜15時) 政治風刺コントグループ<ザ・ニュースペーパー>の結成時のメンバーとして活躍したあと、ソロデビュー。「立川談志 日本の笑芸百選」(NHKBS2)に選ばれるなど独自の笑いの世界で楽しませてくれる松元ヒロさん。 岩国市にも何度も来られていて、私も何度か観させてもらってます。テレビでは見ることができないようなヤバイネタから、ほのぼのしたネタまで、飽きさせません。 前回の灰谷健次郎さんとの親交を描いたコントがしみじみと印象に残ってます。 『森里海連環学への道』
『森里海連環学への道』(田中克著、旬報社、2008年)
最近の記事でも紹介した『環境を知るとはどういうことか』という本に触れられていて、俄然興味を持ったので読んでみました。 思ったほど学問的なものではなくて、著者の研究歴からはじめて、京大にフィールド科学教育研究センターが発足し、2003年の森里海連環学の誕生へ至る道を早足で解説してくれている本です。まだ、これからの学問領域であるし、社会とのつながりを重視したものであるということはよくわかりました。 “森と里と海のつながり”に関する新しい21世紀型の統合学問領域であるという意気込みは感じましたし、和歌山の古座川や京都の由良川、高知の仁淀川などで実際に研究が進んでいるようですので、これからの成果が期待されます。 錦川もお仲間に入れて欲しいなあと思いますが、とりあえずは(すでにいろんな人・団体が活動をしていますし)、錦川流域に関して私なりにできることを考えていきたいと思います。 「江戸しぐさ」を持ち上げる人たちのの危うさ
「江戸しぐさ」というものが一部の人たちの間で、はやっているようで、岩国市でも近々講演会が開催されるようです。
私は、「江戸しぐさ」自体は、その時代の文化として興味深いものだと思っています。しかし、「江戸しぐさ」をことさら取り上げる人たちの背景に、 1 現在の若者の風紀が乱れていてなんとかしたい 2 けれども、道徳教育をしても受け入れてもらえない 3 江戸時代には、「江戸しぐさ」というものがあって、相手に配慮しながら暮らしていた生活習慣があるらしい。 4 「江戸しぐさ」を普及することによって、結果として若者の風紀がよくなるのではないか といったことが見え隠れするような気がして、個人的にはあまり関心が持てません。 当時世界最大規模の都市といわれた江戸では、多くの人が日々出会い、すれ違うため、相手のことを気遣う生活様式がなくては、日々の暮らしに支障がある、ということもあったのかもしれません。そして、多くの人と言っても、当時は、外国から無制限に事物や文化が入ってくるわけでもなくて比較的均一な文化的背景があったために、そういう生活様式に暗黙の了解が取りやすかったと言えるような気がします。繰り返しになりますが、そういうことが文化として、目に見える形で残ること、それ自体は興味深いことです。 問題は、社会が複雑化して他人との関係が見えにくくなってきている現代においては、他人を尊重しにくくなってきているということで、そういった社会情勢を置いたままで、他人との付き合いを「江戸しぐさ」というマニュアルにおさめようとすることは、逆に、人々のじかな触れ合いを遠ざけ、孤立化を進めるのではないかということです。 しぐさという点で、私が気になるのは、「今の若者は礼儀がなっとらん」と言っている高齢者が、携帯電話を手に入れたとたんに、周りの迷惑を顧みず大声で通話していることだったりします。 YCAMパフォーマンス・ラウンジ その2『快快「Y時のはなし」』YCAMパフォーマンス・ラウンジ その1『contact Gonzo パフォーマンス』
山口市にあるYCAM(山口情報芸術センター)で開催されたパフォーマンス・ラウンジ。まず、1時半からは、コンタクト・ゴンゾによるパフォーマンス。
フラッシュなしであれば写真撮影OKだったので、撮影させてもらいました。 顔をひっぱたいたり、殴りあったり、絡みあったり、濃厚な身体接触によってホワイエを所狭しと動き回り、時にコミカルになって、会場からは笑いが。記録をしているビデオカメラを持った若者や、演出上ダンボールを運んでいるスタッフも巻き込まれたりしてました。 何度もやっているのでしょうから、多分決め技的なものもあるのでしょうが、基本的には即興だと思われます。身体の濃厚な、じかなやり取りを間近に見ると何かが呼び覚まされるような感覚に襲われます。 ところで、今回は、このところ寝不足気味なので、電車で山口市に行くことにしました。これがなかなかよかった。居眠りしたり、本を読んだり。車だとその時間はくたびれるばかりなので、大きな違い。もともとあまり車が好きではないのだけれど、日ごろは仕方なしに使っていて、慣れると何も考えずに使ってしまう。できるだけ公共交通機関に心がけたい。 146芽生え 第2弾145ウリハムシ攻撃にあうキュウリの葉
キュウリの葉は、よくウリハムシに食べられてしまいます。
でもいつも不思議に思うのは、3本植えていて、40センチ程度ずつしか離れていないのに、食べられ方に違いがあることです。 一番食べられているのは、すでにこんな感じになっています。 一方、食べられていない苗はまだほとんど食べられていません。 そして、よく見ると、新芽は食べられずに、古い葉だけが食べられているのです。新芽は勢いがあって虫を寄せ付けないのか、それとも、植物を絶やさないために虫のほうが遠慮しているのか。 そういった食べられるか食べられないかの差が、どういう加減でそうなるのかはよくわかりません。 そして、無農薬で育てている私の経験上は、この程度食べられても、ちゃんと育ちます(極たまに枯れてしまうことがありますけど)。 みずやりをする時に、近寄ると、ウリハムシは人が敵だというのを知ってか、飛んだり地面に落ちて逃げたり、葉の後ろに隠れたり、します。一応、捕まえられる限りは捕まえてつぶすようにしています。 隠れたところ、見ちゃったよ。 この子も私につぶされる運命なのでした。 『此岸と彼岸・吉村芳生展』
『此岸と彼岸・吉村芳生展』
5月25日(火)まで 10時〜17時 画廊Doorにて 防府市出身の画家、吉村芳生さんの作品展が画廊Doorで開催中です。 今日の新聞に掲載されていたので、行ってみたのですが、お勧めです。 吉村さんの作品の中で、個人的には色鉛筆で書いたコスモスの花の絵がとても好きです(今回は展示されてはいません)。 今回は、新聞の1面にシルクスクリーンで自画像を印刷したものや、新聞の1面に自画像を書いたものを、拡大して新聞の紙面ごと描いたものや、ケシの花の大作や河岸に咲く菜の花の大作など。 吉村さんは、この2年間毎日4時間くらいかけて、(いろんな)新聞の1面に鉛筆で自画像を書いているそうで、昨年1年分の作品の写真複製(かなり縮小してあります)が会場に置いてあって、日々いろいろな表情や角度などになっていて、一面記事の内容と微妙に関係していてるようないないような、とにかく面白い。こうなると、一種の行(ぎょう)ですね。 日々暮らしている作家の行(ぎょう)と、写実のようで写実でない不思議な絵とのコントラストが楽しめます。 東沢瀉史跡整備
今朝は、地元の自然と環境を考える会の定例作業日(今年度から、暖かい時期に毎月第1・3土曜日の朝に行うことになりました)。
東沢瀉(幕末の陽明学者)の史跡がある場所の古い桜の木を切っていたものの残渣を処分しました。 軽トラック4台分になりましたが、6人で行ったので、比較的短時間に済みました。残渣は、メンバーの山に野積みにして腐らせて自然に返すので、処分も楽です。メンバーに山を持っている人がいると、とても助かります。これが、処分場に持っていって処分することになると大変です。 処分地から少し奥に行ったところが少し見晴らしがよくなっているので、休憩がてら行ってみると、米軍基地の飛行場がきれいに見えました。 2500億円の巨費を投じて、沖合い1キロに滑走路を移したばかりで、今月の末からテスト飛行をする予定です(白っぽい部分が新しい滑走路です)。 周辺を見てみると、滑走路の左上は工場地帯と市街地、右下は岩国特産のレンコンの水田(渡り鳥がたくさんやってくるので、最近、渡り鳥の渡来地に指定されました)。 この写真では、よくわかりませんでしたね。肉眼ではよく見えます。 米軍基地再編で大規模な部隊が移設してくる計画があり、地元は大きく揺れています。 紅葉(モミジ)のタネの紅葉(こうよう)?
4月28日の記事「紅葉の花」で紹介した紅葉のタネの現況報告。
すごく小さいときには、薄緑色なのですが、だんだんと大きくなって、この状態でほぼ大きさは完成系。 羽の部分が赤くて美しい。 そのうちに、薄茶色に色あせて完成です。花ができてから、タネに向けてまっしぐらに変容していくので、一足先に紅葉(こうよう)?を迎えるのでしょう(すべての、紅葉のタネが紅葉するわけではないと思います)。 ついでに、ちょっと珍しいタネを。 通常2枚羽なのですが、3枚羽のものもあるのですね。はじめて見ました。四葉のクローバーのような感じで、ちょっと変異してしまったのでしょう。 「三つ羽の紅葉のタネ」。ちょっと長くて言いにくい。 見かけたら、何かいいことがあるといいですね。 144カボチャのタネ植え
今日もそうですが、今年はなかなか本格的に暖かくならないので、まだカボチャを植えるのは待っていたら、5月9日の段階で園芸店からカボチャの苗が消えていました。
お店の人に聞いてみたら、ゴールデンウィークに急に暖かくなったので、一気に苗が売れてなくなってしまったようです。 ということで、仕方なくタネから育てることにしました(2、3粒ずつ4つのポットに植えました)。 最近困るのは、はたけをする人が増えてきて、隣の人がやってたら私もって感じで、どんどん前倒しに苗を植える人が増えているようで、それにあわせて園芸店も早め早めに苗を出して、早々になくなってしまうことです。 今年などは、寒さがなかなか抜けきらないので、もうすこしのんびり構えてもいいのにと私などは思ってしまうのですけど、そういうのは極少数派なので、多数派に流されてしまうのです。例えば、カボチャなどは、3本くらいの苗で充分収穫できるので、たくさん入っているタネを買うより苗のほうが安上がりだったりするので苗を買うのですが、気候にあわせてのんびりしていると、もう手に入らなくなったりしてしまうのです。 ある意味、悪しき民主主義の典型、などと言ってしまうと言いすぎでしょうか。 趣味のはたけしごとというのは、自然に合わせて季節を感じながらのんびりするのが楽しいと思うのに、季節の移り変わりより、隣の人より少しでも早く、というほうが気になるのでしょう。 早めに植えて、しっかり防寒対策をすると暖かくなってからの生育も早いので、早く収穫できるというメリットはあるのですけど、私はそこまで手をかける気がないので、暖かさの必要な作物は、特別の防寒対策などしなくてもいい時期に育てたいなあと思います。 とは言っても、このポットに植えたタネたち。夜はまだ寒いので、玄関に入れてやるくらいの防寒対策はしています。 オリンパス ペン ライトのアートフィルター試写2
3月29日に掲載した、オリンパス ペン ライトに搭載されているアートフィルターの試写第2弾。
といっても、それほど大げさなものではありません。10分ほど早めに出勤して、通勤途上のお気に入りの風景が、新緑できれいになってきたので、お試しで撮ってみたというところです。事前に下見なしで、数分間で撮ったので、位置も微妙に変わっていたりしてますけど、そのあたりはご容赦を。 ノーマルモードでは、 ファンタジックフォーカスだと、 トイフォトだと、 ジオラマでは、 最後に、ジェントルセピアだと、 フィルターには、あと「ポップアート」というのと「ラフモノクローム」というのがありますけど、1記事あたりの写真が5枚までなので省略させてもらいました。 いかにも里山といった風景で、通勤途上で癒されるお気に入りの場所です。普段は通過するだけで、初めて撮影してみました。もう少し立ち位置を考えたら、もっと雰囲気が出そうなので、今度あらためて立ち寄ってみたいと思っています。 『何もなくて豊かな島』
『何もなくて豊かな島―南海の小島カオハガンに暮らす』(崎山克彦著、新潮社、1995年)
最近たまたま見つけた、オリンパス社員AMY(エイミー)さんのブログ。オリンパスの開発部門に勤めていて、私が最近購入してうれしげに使っているカメラ「オリンパス ペン」の開発秘話や旅行記が楽しいので時々見ているのですが、5月6日の記事にこの本に書いてあるフィリピンの小島の風景が紹介されていて(というか、この記事にこの本が紹介されていた)、あんまりきれいな風景だったので、思わず図書館で借りて読んでしまいました。 出版社を早期退職して、東京ドームくらいの南の島カオハガン島を買い取り、350人の島民と暮らしていく様子が淡々と書かれています。いろいろ苦労もされているだろうけど(そのことにも少しは触れられている)、島の所有者でありながら、島民を追い出すのではなく、いっしょに理想の暮らしを、お互いに学びながらつくろうとしている姿が、島ののんびりした暮らしとともに描かれていて、癒されるとともに、現在の私たちの生活について考えさせられます。 この島に行ってみたいなあと思うと同時に、自分の住んでいる場所で、そういう暮らしを模索していきたいなあと思います(というのも、カオハガン島のような自然環境はムリにしても、この本に描かれているのは、その素晴らしい自然環境だけでなく、そこに暮らしている人と人とのゆるやかなかかわりであったり、自然と関わりながら暮らしていく姿勢であったりするので)。 143ナスとキュウリのマルチ142一斉に芽吹き |
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