• もっと見る

MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

<< 2018年04月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
Google

Web全体
このブログの中
カテゴリアーカイブ
最新記事
PVアクセスランキング にほんブログ村

28『ジュピターズ・ムーン』2018サロンシネマにて23

[2018年04月02日(Mon)]
『ジュピターズ・ムーン』
(監督:コーネル・ムンドルッツォ、出演:メラーブ・ニニッゼ、ギェルギ・ツセルハルミ、ゾンボル・ヤェーゲル、モーニカ・バルシャイ、128分、2017年、ハンガリー・ドイツ映画)

1803ジュピターズ・ムーン.JPG

2018年、映画鑑賞28作品目にして、劇場での鑑賞23作品目。

医療ミスによって職場を追われ、難民キャンプで働きながら、医療的な理由を付けて難民を逃す手助けをすることによってその賠償金を稼いでいる人生に疲れた医師。ある日、国境警備隊によって違法に銃撃を受けた少年(青年?)が、重力を操り浮遊する能力をこと持つことになったことを知り、お金儲けに使えるとキャンプから連れ出すことに。

難民問題のリアルな状況を疾走感のある描写で描く中に、空中浮遊という非現実的な状況が、これまたリアルに美しく描かれ、なんとも不思議な物語が展開していく。

ちなみに、ジュピターズ・ムーンは、直訳すれば、木星の月、つまり木星の衛星。現在はたくさん見つかっていますが、ガリレオが1610年に最初に見つけたときは、ギリシャ神話の神様などから名づけられたイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つ。その中の一つエウロパは、ヨーロッパの語源にもなっていて、その環境から、地球外生命体が存在する可能性が考えられ、調査をする計画もある。

遠く宇宙空間に浮かぶエウロパ(ヨーロッパ)と、地球上にあって難民問題の大きな現場となっているヨーロッパ。

意味も理解できないままに浮遊する難民の少年の、不安げな表情が心に残る。

4月6日まで、サロンシネマにて。


にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
にほんブログ村

| 次へ
プロフィール

村夏至さんの画像
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 広島(市)情報へ
にほんブログ村
最新コメント
https://blog.canpan.info/nougeiraku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/nougeiraku/index2_0.xml
月別アーカイブ