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105『ドリーム』 八丁座にて67
『ドリーム』
（監督：セオドア・メルフィ、出演：タラジ・Ｐ・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャモネール・モネイ、127分、2016年、アメリカ映画）
2017年、映画鑑賞105作品目にして、劇場での鑑賞67作品目。
痛快な映画です。
1960年代初頭、米ソ冷戦時代に宇宙開発競争が行われた時代（同時に黒人の公民権運動も盛んであったことが映画でも若干触れられている）に、黒人であり女性であると言うハンディを抱えながらも、自分の才能を活かして、あんなにも格好良く活躍した女性たちがいたとは（脚色があるとはいえ、基本的には事実に基づいている）。
アメリカ最初の有人宇宙空間飛行の軌跡分析に必要な数式を見つけたり、ちょうど導入され始めたコンピュータが、ただの鉄くずにならないように、いち早くプログラムを学んだり、彼女らの生き生きとした働きぶりと言ったら。
しかし、ふと思ってしまったのですが、映画の最初のほうで少しだけ触れられていたように、宇宙開発競争は軍事ミサイルの開発とも密接に関わっており、大国はそういった大量破壊兵器を完成してかなり前から保有しています。
そしてここに来て、遅れてそれに対抗して現在開発をしている小さな国の、小なり（また、他国に多大な迷惑をかけている）とは言えその国の代表者を「ロケットマン」と呼び捨てる、ロケットをたくさん持っている国の代表がいて、その代表に対して「100パーセント共にある」という国の代表者がいる、というのは何とも理解に苦しむ不思議な光景ではあります。
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（監督：セオドア・メルフィ、出演：タラジ・Ｐ・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャモネール・モネイ、127分、2016年、アメリカ映画）
2017年、映画鑑賞105作品目にして、劇場での鑑賞67作品目。
痛快な映画です。
1960年代初頭、米ソ冷戦時代に宇宙開発競争が行われた時代（同時に黒人の公民権運動も盛んであったことが映画でも若干触れられている）に、黒人であり女性であると言うハンディを抱えながらも、自分の才能を活かして、あんなにも格好良く活躍した女性たちがいたとは（脚色があるとはいえ、基本的には事実に基づいている）。
アメリカ最初の有人宇宙空間飛行の軌跡分析に必要な数式を見つけたり、ちょうど導入され始めたコンピュータが、ただの鉄くずにならないように、いち早くプログラムを学んだり、彼女らの生き生きとした働きぶりと言ったら。
しかし、ふと思ってしまったのですが、映画の最初のほうで少しだけ触れられていたように、宇宙開発競争は軍事ミサイルの開発とも密接に関わっており、大国はそういった大量破壊兵器を完成してかなり前から保有しています。
そしてここに来て、遅れてそれに対抗して現在開発をしている小さな国の、小なり（また、他国に多大な迷惑をかけている）とは言えその国の代表者を「ロケットマン」と呼び捨てる、ロケットをたくさん持っている国の代表がいて、その代表に対して「100パーセント共にある」という国の代表者がいる、というのは何とも理解に苦しむ不思議な光景ではあります。
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