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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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82『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』 広島の八丁座にて44

[2017年07月29日(Sat)]
『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』
(監督:松谷光絵、出演:ターシャ・テューダー、セス・テューダー、ウィンズロー・テューダー、エイミー・テューダー、105分、2017年、日本ドキュメンタリー映画)

1707ターシャ・デューダ.JPG

2017年、映画鑑賞82作品目にして、劇場での鑑賞44作品目。

恥ずかしながら、ちょっと気になってはいたけど、ターシャ・デューダーさんというと、何か美しい庭を作っていた人らしい。庭と言うと、イギリスの印象があるのでイギリスの人かな(アメリカの人でした)。程度の知識しかありませんでした。

2015年に生誕100年を記念して、展覧会が開催されていたのも知ってはいましたが、行きはしませんでした。

この映画、とにかく映像が美しい。雄大な自然というわけではなく。
ターシャさんの息子が手作りしたという家とその中の調度や、そのまわりのどこが境界かわからないような庭。そして、老いさえも。逆に美しくないものがない。
(個人的には、自分が借りているはたけの、野菜の花や野草の花で充分楽しいのですが、あそこまでの花。そして共感できる育て方は圧巻です)
映画の最後のほうでは、涙が出そうになりました(別に泣けるようなシーンはありません)。

ひたすら手仕事の人なので、多分多くの時間を何か手を動かして過ごしていて、その忍耐力はすごいのでしょうけど、好きなことしかしなかったと語る映像に出てくる彼女は、とても穏やかで、凛としていて、なんだかある意味一番人間としてすばらしい生き方をしているように感じるのです。

アメリカでもっとも愛される絵本作家でもあるようで、何作品か、ターシャさんの朗読で紹介されたりしていて、それも魅力的。

心が洗われるような映画です。


追記:ちょっと違うのですが、都会の団地の中でいろんな木々や野菜や果物と生きた建築家夫婦を描いた『人生フルーツ』と言う映画。横川シネマで最初に上映されたときに見て感想も書いたりしました。その後横川シネマで3回もアンコール上映があり、ついに、8月には広島の八丁座での上映も決まったようです。

特に都会の人たちにとって、こういう生き方へのあこがれが強くなっているのかな、と感じます。

8月4日まで、広島の八丁座にて。


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