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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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歴史と文化の町・岩国「幸せめぐりガイド」

[2014年03月08日(Sat)]
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最近新聞で知りました。岩国市内にある高水高校の地域文化部(1年前の春に、新聞部から衣替えしたらしい)が、最初の活動として岩国の観光パンフレットを作ったとのこと。

岩国市の観光振興課のホームページからダウンロードできるとのことで、早速印刷してみました。

夏休みを利用して作ったにしては、なかなかの出来です。

高水高校の生徒だけではなく、広島にある広島女学院大学の学生さんが学校支援ボランティアとして関わったそうで、なかなかいい取り組みだと思います。

岩国には、短大が1つあるのみで、大学がないけど、近くの広島にはたくさん大学があるので、こういう形で大学生が関わってくれるのはうれしいことです。

そのパンフレットの中に出てくる非公認ゆるキャラの「岩国殿」のホームページがあり、去年の9月からツイッターもはじめているようです(キャラは、そのほかに「岩国姫」「てっぽくん」の2人がいます)。

頑張れ、「岩国殿」!! 応援してます。


『ヴァティカンの正体』

[2014年03月08日(Sat)]
『ヴァティカンの正体』(岩渕潤子著、ちくま新書、2014年)

『ヴァティカンの正体』1402.JPG

私はヴァティカン市国が世界最小の国であることは知っていても、ローマにあることさえ知りませんでした。それでも2013年2月、何百年ぶりかに教皇が生前交代したのは、実はすごいことらしいということを何かの本で読んで、それがあまりにピンとこないので、そんなことが書いてあるのではと思って買ってみたのですが、その期待はハズレ。あまり書いていませんでした。

しかも、前半は、どうも関心が持てない話が多く、やはり私は宗教話は苦手だなあと途中で断念しかけました。

例えば、ヴァティカンで、ラテン語が儀式のときや研究で使われていることを、だから世界標準なんだと強調しているようなのですが、ラテン語が、日常的に使われない言葉であるから変化しない、とか特定なイメージと結びついていないという利点を活用して、誤解を排除したい学術の世界などでも使われることもあるわけで、私には特別な感じはしなかったり。

でも、後半からちょっと面白くなってきてなんとか読み終えた状態。

興味を持てたのは、例えば免罪符(贖宥状=しょくゆうじょう、と言うらしい)についての歴史(私にとっては、ルターさんが宗教革命のときに批判した、という位の認識しかなかったので)。

1000年代最後から1200年代後半にかけて行なわれた十字軍の頃に始まったもので、十字軍に参加したものは罪を帳消しにしてもらえるが、十字軍に参加できない人には教会への寄進することによって罪を赦されるようにしたところから始まったらしい。

人々の宗教心(救われたい気持ち)と、教会の資金調達の利害が一致した優れたビジネス・モデルであるとの説明は、そこまで現代に当てはめなくてもいいとは思いますけど(その後も、新しいビジネス・モデルとして、記念の年にローマに巡礼することによって特別の赦しを与えるとされる“聖年”というイベントが作られたことなども書かれています)。

ヨーロッパでは、栄華を極めた国家の最終期に美術や音楽に現(うつつ)を抜かす王様などが現れて終末を早めるが、しかし、その最後に蒐集した美術品などが残れば、後に美術館などとして観光名所になることが多いということを皮肉めいて書いてあって、少し面白い。反面教師にしては、一般の人を不必要に苦しめたのでしょうから単純に肯定していいものではないのでしょう。

著者は、イギリスの王室美術館があまり充実していないことについて、清教徒革命で有名なクロムウェルさんが(清教徒革命自体を否定しているわけではないものの)、追放したチャールズ一世の美術コレクションを、その価値もわからず、膨大な借金を返すために、著しく低い価格で売り払ってしまったことが原因であることを研究したのだそう。逆に、ヴァティカンは、宗教改革によってその存在意義を問い直す中で、1300年代後半からはじまったとされるルネサンスの最終期の1545年から63年にかけて行なわれたトリエント公会議によって、積極的に芸術・美術を取り入れること決めて価値を上げていったために、サン・ピエトロ大聖堂などの遺産を持つことができ、価値を出していることについて、そういったことから日本も学ぶべきであることを語っています。

前述のように、イギリスは、芸術面で少し負い目があり、しかし、1990年代前半に若い世代による先端的な文化・メディアが発生して世界に影響を持ちつつあった頃にメディアが「クール・ブリタニア」という言葉を使うようになり、のちにイギリス政府も使うようになって盛り上がったが、10年くらいで死語になったらしい。最近日本政府がそのまねっこで盛んにてこ入れしている「クールジャパン」について、日本の魅力を発信するにはもっと別の方法があるのではと、著者は手厳しい。確かに、他人が言うならまだしも、自分のことをクールというのはちょっと恥ずかしい。ただし、具体的なことについてはそれほど明確には書かれていません。

私も、これからの成熟社会において、芸術文化面がますます大切になってくることに疑いを持っていないのですが、こうやってキリスト教(カトリック)が芸術文化を牽引していた面について説明されると、そういう背景なしに、進めていくための核となるものはなんなんだろう、と考えざるを得ない。というか逆に、私は宗教のような核やお金持ちの王様の趣味などの力を借りなくても、芸術文化が盛んになって欲しいというか、そういう道を模索していきたいと思っているだなあと、改めて気づかされた次第。


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