• もっと見る

MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

<< 2010年02月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
Google

Web全体
このブログの中
カテゴリアーカイブ
最新記事
PVアクセスランキング にほんブログ村

トヨタの問題は、ロボットと人間の共存の問題でもある

[2010年02月27日(Sat)]
ロボットの話が出てきたので、少し進めてみると、最近の家電製品などにはコンピュータ制御のものが増えてきて(というか普通になってきて)いて、鉄腕アトムのように人型のロボットではないものの、こういうのもある意味ロボットということができると思います(ロボット家電と言ったりします)。

ハイブリッドカーも、エンジンとモーターを切り替えるシステムをコンピューターで制御しているという意味では、ロボットと言えます。その制御のやり方には、いろいろ選択肢が考えられて、しかし、その制御の仕方に万人がなじめるかどうかは、わかりません。

そこで、ハイブリッドカーは、特殊な車なので、なじめない人は乗らないほうがいいかも知れません。という宣伝の仕方もありだったのかも、と私などは思ったりします。

何と言っても、他の家電製品との大きく違って、人の命を危険にさらす可能性が高いわけですから。

そのうちに制御システムが発達して、乗る人の癖に合わせて制御の仕方を変えるようになるかもしれません。しかし、そうやって複雑なシステムになるほど、誤作動の危険が伴いますし、人間ほど複雑なシステムはなかなかないので、すべての人間に合わせることができるシステムを作ることは、人間にはきっと無理でしょう。

昔ながらの車は、比較的シンプルなシステムで、人間が、そのシステムにあわせて運転することになるわけで、それでうまい下手がでてくるわけですけども、少なくとも、事故が起こったばあいなどは運転する人の責任、と言える訳ですが、複雑なシステムになると、それが人の責任なのか、システムの責任なのか(それともシステムの誤作動なのか)、どれかわからなくなってしまう。

これまでは、自然という複雑なシステムと人間という複雑なシステムの関係だったのが、その間に、人間が創った少し複雑なシステムが介在することによって、複雑な3つのシステムの関係になって、無限に複雑な関係になる、というか、事故が起こったときに、それは誰の責任かというのがあいまいになってしまう。

そういうのを、ロボットと人間の共存の問題と言うことができ、(人間が創った複雑なシステムである)原子力発電所の問題の中にも、その問題があります。

どんどん複雑化する社会の中で、これは避けて通ることのできない問題ではあります。
少なくとも、一般の人はわからないと避けるのでなく、また、システムを使う側は、自分の都合のよい情報を流すだけでなく、できるだけオープンにいろんな立場から話していかないといけないのではないかと思います。人の生命に関わる問題であればあるほど。

| 次へ
プロフィール

村夏至さんの画像
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 広島(市)情報へ
にほんブログ村
最新コメント
https://blog.canpan.info/nougeiraku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/nougeiraku/index2_0.xml
月別アーカイブ