『社会起業家に学べ!』
『社会起業家に学べ!』(今一生著、アスキー新書、2008年)
社会起業家というあり方も、現場主義の一つだと思う。
一見豊かになった日本社会にも、課題は山積していて、その解決方法として、啓発のための講演会をしたり、市民活動団体を作ったり、政治活動をしたり、ブログを書いたり、いろいろです。その中の一つに起業というものがあって、一昔前だと、自分の趣味が高じて仕事になったという形の起業や、とにかく自分の才覚でお金儲けをしたいというものが一般的だったように感じるのですが、今注目されているのは、社会や地域にある課題を事業という形ですくい上げて自分の仕事にしてしまうというものです。
山口県は、その道での先駆者である片岡勝さんを招いてコミュニティビジネスカレッジを開講したり、山口大学の中にも講座を持ってもらったりするなど、結構積極的に取り組んでいて、この本の中に紹介されている21の事例の中にもその関連で起業した人も紹介されています。
何が正解かわからない世の中だからこそ、こういった一つ一つの積み上げからしか答えは出ていかないのだと思うので、この著者の意図どおり、社会起業を目指す人が増えてくれると面白い(私もそういう道を狙っている節がある)。
社会起業家というあり方も、現場主義の一つだと思う。
一見豊かになった日本社会にも、課題は山積していて、その解決方法として、啓発のための講演会をしたり、市民活動団体を作ったり、政治活動をしたり、ブログを書いたり、いろいろです。その中の一つに起業というものがあって、一昔前だと、自分の趣味が高じて仕事になったという形の起業や、とにかく自分の才覚でお金儲けをしたいというものが一般的だったように感じるのですが、今注目されているのは、社会や地域にある課題を事業という形ですくい上げて自分の仕事にしてしまうというものです。
山口県は、その道での先駆者である片岡勝さんを招いてコミュニティビジネスカレッジを開講したり、山口大学の中にも講座を持ってもらったりするなど、結構積極的に取り組んでいて、この本の中に紹介されている21の事例の中にもその関連で起業した人も紹介されています。
何が正解かわからない世の中だからこそ、こういった一つ一つの積み上げからしか答えは出ていかないのだと思うので、この著者の意図どおり、社会起業を目指す人が増えてくれると面白い(私もそういう道を狙っている節がある)。