45モロヘイヤの好きなコガネムシチャイルドライン講座で印象に残ったこと2
チャイルドラインボランティア研修講座の第一回目(講師:天野秀昭、テーマ「遊びは生きる力の源」)で印象に残ったことの追加。
最後の質問コーナーで、携帯ゲーム機のことについて聞かれたことについての天野さんの解答はこんな内容でした。 私自身は、ゲームについてはそれほど否定的ではない。子どもにいろんな規制の圧力が強い中で、子どもたちが唯一、例えば残虐なこと、をすることが許されている場であって、それが一種のガス抜きになっていて、やり場のない心が壊れてしまうのを防いでいる部分もあるのではないかと考えられるから。 また、本来遊びと言うものは、時間を気にしてやるものではなくて、気づいたら日が沈んでいたといった感じなのに、ゲームはいつでもやめて止めておける。今の子どもたちには、細切れの時間しか与えられていなくて、そういう子どもの暮らしにぴったり合った遊び道具になっている。 そう、携帯ゲームを与える、与えないという問題以前に、子どもたちにはいろんな禁止圧がかかっていて、しかもじっくり思う存分遊ぶ時間も奪われている。本当に楽しいと思えることから遠ざけられている。そのことをどう大人が考えるのかということを抜きにして、ゲーム機だけを悪者にするのはどうかと私も思います。
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