41マルチに適した植物?
40で書いたマルチが一番必要になるのは、カボチャやスイカ(や地生えキュウリ)などのようにつるで地上を広がっていく野菜たち。何しろ、広がっていく部分全面にマルチをしないといけないのですから。
よく使われるのは、「敷き藁」という言葉の通り、稲の藁。さらには、麦の藁。ただし、それらは、自分ちでそれらを栽培しているか、栽培している人に分けてもらわないといけません。そこで私が一番活用しているのが、カヤ(茅)です。別物と勘違いされている場合がありますが、ススキ(薄)と同じものです。さらに風流に言う場合は、オバナ(尾花)、これは、穂を動物の尾に見立てて、短歌などに用いられる言い方です。
何がいいかというと、しっかりしていて、長持ちするということ。葉っぱが垂直方向に伸びるため、丈夫な構造でないといけないので、土の中に多量に含まれるケイ素という物質(ガラスの主成分でもあります)を多く含んでいるのです。
他の草だと、すぐに弱々しくなってしまって、補充しないといけなくなるのに、カヤは一度しっかりしいておくと、収穫までそのままで大丈夫。
というわけで、道端に生えているカヤを見ると、「今度必要になったときには取りに来よう」と思ってしまうし、実際、昨日など、早く帰れたので帰宅途中に道端のカヤを刈って帰りました。
しかし、ケイ素という物質は、土の中にふんだんにあるとは言っても、水にふんだんに解けているわけでもないと思われるのに、どうやって根から吸収して自分の身にまとうのでしょう?
カヤで手を切った人は多いと思います。あの鋭いのこぎり状のとげも、ケイ素を使ってできています。草食動物に食べられないようにするためらしいのですけど、昔から家畜のえさにも使われていたらしいので、その効果のほどって?
その他、カヤは、丈夫で撥水効果もあるため、茅葺屋根にも使われていたし、燃料にも使われていたそうで、何かと便利な草として、集落集落には、茅を育てるための茅場という場所もあったとか。茅野とか茅原といった、地名や名前もカヤに対する思い入れが感じられます。
ススキの原というと、なんとなく人里は離れた、うらぶれた風物という印象もありますが、人の作った風景だったのです。
よく使われるのは、「敷き藁」という言葉の通り、稲の藁。さらには、麦の藁。ただし、それらは、自分ちでそれらを栽培しているか、栽培している人に分けてもらわないといけません。そこで私が一番活用しているのが、カヤ(茅)です。別物と勘違いされている場合がありますが、ススキ(薄)と同じものです。さらに風流に言う場合は、オバナ(尾花)、これは、穂を動物の尾に見立てて、短歌などに用いられる言い方です。
何がいいかというと、しっかりしていて、長持ちするということ。葉っぱが垂直方向に伸びるため、丈夫な構造でないといけないので、土の中に多量に含まれるケイ素という物質(ガラスの主成分でもあります)を多く含んでいるのです。
他の草だと、すぐに弱々しくなってしまって、補充しないといけなくなるのに、カヤは一度しっかりしいておくと、収穫までそのままで大丈夫。
というわけで、道端に生えているカヤを見ると、「今度必要になったときには取りに来よう」と思ってしまうし、実際、昨日など、早く帰れたので帰宅途中に道端のカヤを刈って帰りました。
しかし、ケイ素という物質は、土の中にふんだんにあるとは言っても、水にふんだんに解けているわけでもないと思われるのに、どうやって根から吸収して自分の身にまとうのでしょう?
カヤで手を切った人は多いと思います。あの鋭いのこぎり状のとげも、ケイ素を使ってできています。草食動物に食べられないようにするためらしいのですけど、昔から家畜のえさにも使われていたらしいので、その効果のほどって?
その他、カヤは、丈夫で撥水効果もあるため、茅葺屋根にも使われていたし、燃料にも使われていたそうで、何かと便利な草として、集落集落には、茅を育てるための茅場という場所もあったとか。茅野とか茅原といった、地名や名前もカヤに対する思い入れが感じられます。
ススキの原というと、なんとなく人里は離れた、うらぶれた風物という印象もありますが、人の作った風景だったのです。