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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『仮説実験授業のABC』

[2008年06月26日(Thu)]
仮説実験授業、といきなり言われても、何?という感じの人が多いと思います。

一言でいってしまうと「科学上の最も基本的な概念や原理・原則を教えるということを意図した授業である」ということになるわけですけど、分かりにくいのですよね。

一つ一つのテーマについて、一連の授業を作り上げていて、時間はかかるけど、その授業を通して受けることによって科学的な原理をイメージできます。例えば、<電子レンジと電磁波>という授業では、電子レンジの中にいろいろなものを入れて刺激的で楽しい実験を、予想を立てて、結果についての討論をしながら進めていって、実験を行い、最終的に、電磁波というものがイメージできるようになるのです。学校で、子どもたちに行うことを想定していますが、大人が受けても楽しい。

普通の学校の授業では、こまぎれの知識のつめこみになっている傾向があって、系統的な学びが少ないのに対して、本当の意味での学ぶ楽しさが詰め込まれています。

書き出すと、きりがなくなるので、とりあえず、仮説実験授業の入門書である『仮説実験授業のABC』の読書メモを添付しますので、興味のある人は読んでみてください(A4版で8ページあります)。

行事いっぱいの3連休

[2008年07月19日(Sat)]
これから月末にかけては、行事満載です。

まず今日は、午前中、学期ごとに月1回のペースで仮説実験授業を公民館で行う「わくわく科学クラブ」。小学校の低・中・高学年の3クラスに分かれていて、今回私は中学年のアシスタント。授業は<もしも原子が見えたなら>。空気を構成している分子をメインに物質の元となる原子についてのイメージをしっかり身につける授業。

私は、時々講師やアシスタントをする程度ですが、この「わくわく科学クラブ」は形を変えながらも、十数年間も続いていて、主催をしている友人には頭が下がります。

2学期は、久々に講師をするかも。準備が大変だったりしますが、仮説実験授業の講師をすると、子どもたちから元気をもらえるので楽しみです。

お昼は、子ども劇場の関係で、公園でバーベキュー。はじめて行ったところでしたが、広々していて小川やミニプールもあり、結構穴場かも。

夕方は、仮説実験授業のサークルで、4時から<水の表面>という授業書を子どもと大人とで一緒に楽しんで、夕方からはサークルの資料発表。仮説実験授業研究会の夏の合宿が月末から8月初めにかけてあるので、その準備をしなけりゃと思う今日この頃。

仮説実験授業研究会・夏の全国合宿研究会

[2008年07月30日(Wed)]
今日から3日間、私の所属している民間の教育研究団体である仮説実験授業研究会の夏の全国合宿研究会が京都・丹後で開催され、私も参加するのでブログの更新はちょっとお休みかも知れません。

ほとんどが学校の先生ですが、私のような先生でない人にも居場所はあります。というか、こんな楽しい研究会はちょっとありません。仮説実験授業研究会で開発している授業プランは、大人の人が受けても充分楽しいものがほとんどなので、当然と言えば当然なのですけど。

会場の一角には広い売り場があり、さまざまな教材やものづくりの材料、資料集などが実演もありながら販売され、バザールのような賑わい。私も、10年以上前に開発した印刷の仕組みを視覚的に分かりやすく説明できる教材のようなものを販売したりします。

メインの研究会は、事前若しくは当日持ち込まれた資料をもとに、リストが作成され、リストをみんなで見ながら、分科会の種類を決め、その場でそれぞれの参加希望者に手を上げてもらって数を把握して分科会会場が決められます。事前に資料が事務局に送られていて会場に行ったら分科会が決まっているという状態ではないのです。研究会開催ぎりぎりまで資料を作成する人も多いので、そうせざるを得ないのですが、旬な資料が出てくると言うよい伝統がこの研究会にはあります。

夜になれば、ナイターと称して、テーマ別の研究会やものづくり体験講座、お話会(?)が昼間に分科会をしていた会場のいくつかを使って行われます。このナイターも事前に予定されているものもありますが、当日急遽テーマが決まって会場のあちこちにナイター情報が告知されたりします。

私自身は、グラフに関するナイターを開催したいと思っていたのですが、資料作成にとりかかれなくて、どうしようかと、今悩んでいるところです。

仮説実験授業研究会では、グラフというものを大切にしていて、仮説実験授業の情報がたくさん掲載されている月刊誌『たのしい授業』の裏表紙には、必ずグラフが掲載されていますし、仮説実験授業研究会ならではのグラフやグラフ論がたくさんあって、本にしようと言う計画は何年も前からあるのですが、他の研究に埋もれて途中でストップしている状態で、ずっと気になっているのです。

今では、エクセルで簡単にグラフを作れてしまって、普通になっていますけど、エクセルにないようなグラフもいろいろあって、グラフというもの自体が、物事を見る考え方とも言え、見方が広がるすごく面白いテーマというか、グラフの考え方をちゃんと身につけている人が身の回りにいるだけで、世の中の見え方が違ってくるのです。

今回は、会場でグラフに関心のある人と個別に話をして、今回の研究会を再スタートにするしかないかな。

もう何時間かあるので、悩みます。

充実した3日間

[2008年08月01日(Fri)]
仮説実験授業研究会の夏の合宿が終わりました。

自分の資料は、小話的な軽いものが2本だったのですが、「生物」「社会の科学」「物性」「グラフ」などの分科会やナイターに参加して、授業プランの検討に加わったり、面白い実験を見ることができたり、時間のあるときには、売り場を回って面白いものを見たり本を買ったり、いろんな人と話をして、会の代表であり、私が最も尊敬する板倉聖宣さんともいろいろと話をすることができました。

何よりうれしかったのは、(私が知らなかっただけなのですが)「グラフ」の分科会がナイターでなく昼間に設定され、分科会の設定をして資料発表もした人に、私が参加した4年前にグラフの本を作るための検討会の報告資料を手渡しておいたら、合宿中に読んでくれていて、帰り際、電車の乗り換えのときに、「資料おもしろかったです。是非そういうグラフの本を作ってほしい、というか作りたい」と言ってくれたことです。もちろん、私が作れるわけではないのですが、その方向に向けて取り組んで行きたいです。

いつものことですが、ホテルから一足も出ず、ひたすら仮説実験授業のことを考える3日間で楽しく過ごすことができました。


わくわく科学 サマーフェスティバル

[2008年08月14日(Thu)]
今日、8月14日と15日の2日間、山口県岩国市の中央公民館で、「わくわく科学 サマーフェスティバル」が開催されます。

仮説実験授業の授業書をじっくり一気に体験できるというもの。
授業は6つ。

@低学年(小1・2年以上) 《もしも原子が見えたなら》
A低学年(小1・2年以上) 《空気と水》
B中学年(小3・4年以上) 《ものとその重さ》
C中学年(小3・4年以上) 《ひかりと虫めがね》
D高学年(小5・6年以上) 《電子レンジと電磁波》
E大人(中学生以上) 《二つの大陸が出会ったとき》

2日とも日程は一緒で、午前2時間授業、2時間の昼休憩時間にものづくり、午後2時間授業。@からEまでをそれぞれ8時間の授業を行います。普通の体験講座では考えられないくらい長時間ですけど、これくらい時間をかけないと一つのことを楽しめないとも言えます。ちなみに、対象を○○以上と書いてあるのは、大人でも充分楽しめるからです。

日程調整がむずかしくて、結局このお盆時期になってしまいましたが、幸いほぼ満員。Eの大人向けの講座が少し余裕があるくらいです。お昼のものづくりには分子模型や折染め、紙ブーメラン、まきゴマ、綿菓子、もちもちウインナー、スライム、恐竜の卵などで楽しめます。

私は、Eの講座のアシスタントと紙ブーメランの担当。楽しみです。

ちなみに、この行事は広島のマツダ財団の助成を受けています。同財団は、多方面に助成をしていますが、こういった子ども向けの行事にも助成をしてくれています。

行事の主催は、岩国科学を楽しむ会。共催は、岩国市教育委員会・岩国仮説サークル。後援は、山口県教育委員会・中国新聞社です。

《二つの大陸文明の出会い》

[2008年08月15日(Fri)]
昨日のわくわく科学サマーフェスティバルで、私がアシスタントをした《二つの大陸文明の出会い》(チラシの名称と若干変わっていました)。なかなか楽しかったです。

2部構成で、少し急ぎ目でやったので、午前と午後に1部ずつを終えることができました。予想を立てながらみんなでわいわい授業を受けてこそ楽しい仮説実験授業なので、詳しくは書きませんけど、概略と感想を。

1部は、「両大陸の食物の出会い」(20ページ)。
身近な食べ物の原産地を予想したりしながら、コロンブスのアメリカ大陸の「発見」?がもたらした食べ物の交流を見ていきます。

2部は、「アメリカ大陸の先住民、インディオのその後」(19ページ)。
アメリカ大陸の先住民が、コロンブスの頃と今とでどうなっているのか。そして、先住民の歴史にも少しだけ触れます。

2部は、少し中途半端な感じもしますが、ともに、アメリカ大陸を見る新しい視点を与えてくれて、いかに一方的なイメージを持っていたかというのを思い知らされる内容でした。

昨日は、世界的なレベルでの異文化の出会いについての4時間でした。今日は、日本での異文化の出会い(アイヌと和人)についての4時間です。

《えぞ地の和人とアイヌ》

[2008年08月16日(Sat)]
わくわく科学サマーフェスティバルの2日目。私の担当した中学生以上の講座では、大人が多かったこともあり、どんどん進んで《えぞ地の和人とアイヌ》―二つの民族の出会い―(89ページ)という比較的長いミニ授業書も午前午後の4時間で全て終えました。

1日目は世界規模でのお話。2日目は日本でのお話。今、世界では民族の対立による事件がいろいろと起こっていますが、日本はそういう経験がないかというと、そんなことはないのです。その一つが、和人とアイヌの話です。違う民族が出会ったとき、争いごとも起こりますが、人と人とが出会うということは交流が起こり、より豊かな社会が生まれることでもあります。過去に起こったことを学ぶことによって、問題解決のヒントが見つかるかもしれません。

《えぞ地の和人とアイヌ》のあとがきから抜粋します。

 (前略)歴史上の問題は、たくさんのことが入り組んでいることが多くて、簡単には解決できないのがふつうです。ところが、多くの人びとは、多くの誤解をそのままにして、自分の正義感だけで解決をはかろうとします。すると、ますます事態が混乱してしまいます。
 しかし、歴史も、予想をたてて事実を知るようにすると、思わぬ事実が明らかになってきます。そういう事実を知ってはじめて、多くの問題を解決できるようになるのです。(後略)


とってもお得な2日間でした。

ちなみに、「科学」というと、普通は自然科学のことを考えてしまうと思うので、上のような内容には違和感があるかもしれません。実際に、今回のフェスティバルでも他の講座は自然科学系なのですが、仮説実験授業では、仮説実験授業ならではの視点で社会科学の授業も研究をしていて、多くの子どもが楽しめて学ぶ価値のある多くの成果を上げており、従来の社会科学と区別して「社会の科学」と呼んでいます。

橋下大阪府知事の脅しに思う

[2008年09月14日(Sun)]
橋下大阪府知事が全国学力・学習状況調査の市町村の結果を公表するように予算で教育委員会を脅しているようです(お金で人を脅すのは、教育上よくないと思います)。

ある意味、文部科学省が

調査結果については、本調査により測定できるのは学力の特定の一部であることや、学校における教育活動の一側面に過ぎないことなどを踏まえるとともに、序列化や過度な競争につながらないよう十分配慮して、適切に取り扱うものとする。

と、この調査の実施要領に書いてあった心配どおりというか、予想通りの展開になっているとも言えるようです。

結局、そのテストによって本当の意味での学力が図れるかどうかなどは関係なく、全国一斉にみんながやっているので、序列化することができるのだから序列化して、弱いところを頑張りましょう(強いところももっと頑張りましょう)と、競争が強まるだけで、子どもたちがこれまで以上に、ただ勉強をさせられるだけになるのですよね。

通知表も簡素化していく傾向にあり、保護者の側からも何らかのよりどころが欲しいという面もあるので、多くの人がそういうのを求めているとも言えますが。

学力低下については、ここ最近ずっと言われていることですけども、報道の仕方や情報提供の仕方に問題があって、実際には、国際的に見て日本はそれほど低い位置にいるわけではなく、むしろ、日本は、学力が比較的高いにもかかわらず(高いから?)、学習意欲が非常に低い。つまり、いやいや勉強をやらされていてそこそこ成績がいい、という点に問題があるという趣旨のことを私の知り合いは資料にまとめていて、私も同感です。

実際には、学校を卒業して社会に出てからのほうが、ずっと学習することはあるのだから、基礎教育では、勉強するのをいやにするのではなく、数値に表せる学力より、学ぶことの楽しさとか、学び方とかを教えてあげるほうがずっと意味があると思います。

私が所属している仮説実験授業研究会では、大多数の子どもが、学んで楽しい、学びがいのあると感じられるような授業の開発を一貫して研究していて、成果も着実にあげています。

私は教師ではないので、学校でその成果である授業書で授業をすることはないのですが、知り合いが中心になって行っている「わくわく科学クラブ」(学期ごとの毎月第3土曜日に公民館で開催)で、久々に講師をすることになりました。私の担当は小学校高学年対象で、授業は《虹と光》。虹と言えば当たり前すぎて、今では教科書で取り上げられることもあまりないように聞いていますが、その謎が解明された当時のことを、追試も交えて体験すると、感動的にその仕組みを学ぶことができます。楽しみです。

《虹と光》を楽しむ

[2008年09月22日(Mon)]
9月20日(土)から、仮説実験授業を公民館で楽しむ、わくわく科学クラブが始まり、久々に講師として授業をしました。

対象は、小学校5、6年以上、授業書は《虹と光》。12月までの月1回(原則として第3土曜)計4回の予定です。

ちなみに、他に2クラス。一つは、小学校1、2年生以上対象の《ドライアイスで遊ぼう》。もう一つは、小学校3、4年生以上対象の《溶解》。

他のクラスは20人以上はいますが、高学年は少なめで10人。

でも台風一過でいい天気だったので、ちょっと立派な霧吹きで存分に虹を作ることができて、授業の終わりに取った感想の子どもたちの評価も高く、私自身も久々の授業を楽しみました。

次回から、だんだん、虹の謎に迫っていきます。

授業プラン<空気の分子がぶつかってくるとき>

[2010年01月24日(Sun)]
昨日は、仮説実験授業研究会の地元のサークルの月に一度の例会の日。

私はというと、昨年は12月の望年会の参加のみという惨憺たる状況でしたので、今年は年始からの参加で、なかなか幸先のいい出だしです。

最近は、サークルの事前に、仮説実験授業の実際の授業を受ける会のようなものを開催していて、昨日は「空気の分子がぶつかってくるとき」という8ページものの授業プランで授業をすることになり、受講者として参加しました。


大人向けと言っても、年齢枠があるわけではないので、実際に受けているのは小学生から定年を超えた人までの数人とバラエティに富んでいます(それだけの年齢層がありながら、同じ土俵で楽しむことができるのも仮説実験授業の特徴です)。

仮説実験授業については、かなり前に書いた記事を参考にご覧いただくとして、至極簡単に書くと、プリントを配りながら、問題の解説があり、問題に対する選択肢を受講者それぞれが選び、その理由を説明し、討論があれば討論をし、実験などで回答を確認し、次の問題にすすんでいくというパターンです。

何より、結果として答えははっきりでるので、自分が間違いだったか正しかったのかがちゃんとわかり、あとくされがないので、その前段階での理由説明や討論は、自由にできるという楽しさがたまりません。

思いっきり意見をたたかわせて、時に対立しながらも、面白い意見には大いに笑ったり、共感できたり、実は、こういう場は、誰にでも必要で、こういう場がそここにあることが個人にとっても社会にとっても大切なのではないかと思います。

今回の中身については、ネタばれになって面白くないので(仮説実験授業は、予習なしで、素のままで受けないと面白くないというか、答えを知らずにみんなでああでもない、こうでもないと話し合うのが楽しい)書きませんが、ごく簡単に書くと、大気圧というものについて考えることができるようなものです。

ちなみに、授業を受け終わった後は、休憩の後に、それぞれの日ごろの研究成果についての発表がありました。サークル参加久々の私は、紙での資料は作れなかったので、口頭で最近のことをお話しました。

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