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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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私はモノを知らない(から努力していること)

[2012年04月28日(Sat)]
「村夏至さんって、よくいろいろなことを知っていますね」と言われることが時々あって、そのたびに私はとまどってしまいます。

私自身は、私ってモノを知らないなあ、と思うことが多く、人と話をしていて、へー、とかそんなの知らなかった、と言うことが多いからです(リアクション大魔王と言われることすらある)。

ただ、気をつけていることはあって、すべてではないのですが、自分が興味関心があって、知らなかったことを知ったとき(人から聞くことが多い)、

1 まず、それは本当に正しいことか、自分の知っている範囲で考えてみる(これが一番大事。ある程度、自分なりに予想を立てておかないと、何を調べるべきかがわからないし、重要な情報に行き当たったとしてもそれに気付けないので)

2 次に、身近にそのことについて知っていそうな別の人がいたら、聞いて確かめてみる(生情報)

3 そして、それに関する本を買うか借りるかして調べてみる(文献情報)

4 さらには、インターネットで、検索ワードを工夫してさまざまな角度からの情報で確認する(Web情報)

5 可能であれば、現場に足を運ぶ

実は、今インターネットはどんどん便利になってきていて、そのことについての原典が見つかったり、その事柄に詳しい人のブログがあったりしてかなりの精度で調べることができます。

ここで、気をつけないといけないのは、ウィキペディアなどの安易な二次情報に頼らないということ。取っ掛かりとしてウィキペディアを利用するのはいいのですが、ウィキペディアにはウソが紛れ込んでいることが多い(最近の例でいくと、「NHKのラジオ番組 すっぴん!」について、「主に30代から40代の若い主婦層を中心に」(2012年4月27日現在、いつの間にか変っていたりするので要注意!)と書いてあって、私も安易に信じてしまったのですが、よく考えてみると、そんな根拠はどこにもなく、必ずしも正しくないと思われます)。

そして、一番困るのは、ウィキペディアが「みんなが作るみんなの辞書」的な一見美しい言葉に彩られているために、著者や原典があいまいであることが多く、書いてあることが正しいかどうかを確かめることができない。間違ったときに、誰も責任を取ってくれない。というところです。

ですから、ウィキペディアは、真偽の比較的はっきりしやすい科学的な記事とみんなの関心のあるゴシップ的な記事は比較的役に立つのですが、文系的なことについては、かなり怪しいと思って利用するほうがいいです。

(インターネットで検索したとき、上位にあがっている項目は、基本的にはたくさんの人が見ているから上位にあがってくるわけですが、案外下位に重要な情報が隠れていたりします。上位に挙がっている項目がズバリ正解のこともありますが、まったく間違った情報だったりすることも多く、多数決が必ずしも正しくないということが、こういうところからもわかったりします)

特に、私がブログに書いていることに関しては、まず自分で考えてみてウソが紛れ込みにくいこと(多くのことは、人の思い込みのために悪意でなくウソが紛れ込むことが多い)以外は、できるだけ2〜5のことをして、クロスチェックするように心がけています。

だから、私のブログに書いていることには大きな間違えは無いと思いますし、それでも、もちろんチェックミスで間違えることはあって、そのことに気付けば、訂正をするようにしています(間違えに気づいたら是非指摘してください)。

それだけのこと、といえばそれだけのことなのですが、そういうことをするしないで随分違うと思いますし、そういうふうに調べることによって、さらに新しいことを発見したりすることがあって次につながっていきます。

現場に近い人が身近にいれば、一番役に立つ情報源になります。たとえその人にバイアスがかかっていて(その人の悪意善意は別にして)、偏っていたとしても、生の情報は、そのバイアスのことを考慮しながら入手すると、必ず重要な情報が入っているので(的確な質問ができると、その人がどの程度偏っているかがわかるし、自分の偏りに気づいてもらえることがある。自分の偏りって自分ではなかなか気付なくて、人とのやり取り中で気づくことがある。それが、会話するってことだと思います。自分自身が偏ってたりするという自戒も込めて)。



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