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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』

[2019年05月14日(Tue)]
『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』
(吉田裕著、2017年、中公新書)

1904日本軍兵士.JPG

民間人を含めて、310万人の日本人が、そして、交戦国だった中国やアジア各地では(正確な統計がないため推計で)2000万人が死んだとされる先の大戦。

実は、年ごとの日本側の戦死者数を公表しているのは、都道府県の中で岩手県しかないという。それでも、9割が1944年以降の犠牲者だと推計されている。

そんな中、著者は戦後歴史学を問い直すこと、「兵士の目線」で「兵士の立ち位置」から戦場をとらえ直してみること、そして、「帝国陸海軍」の軍事的特性との関連を明らかにすること、を目的に本書を書いています。

個別の事例と、より客観的な数値による分析のバランスが若干大雑把過ぎるきらいはありますが、内容的に新書に収めるのが厳しかったのでしょう。

それにも増して、軍人・軍属の戦没者230万人のうち、栄養失調による餓死者と、栄養失調に伴う体力の消耗の結果、マラリアなどで病死した広義の餓死者を合計すると半数に達するとの推計があることや、軍靴などの装備品の劣悪な状況、精神論が横行する中での私的制裁、軍隊の組織的な問題、戦後に残ったさまざまな後遺症についてなど、いかに理不尽な戦いを強いられていたのかということがよくわかります。

私の父は、敗戦の年を高校生くらいの年で迎えています。戦争のことを語ることはなかったのですが、同い年の叔父さんから、父が人間魚雷回天を作る工場で働いていて、戦争がさらに長引けば出撃していた可能性もあったこと、また、「戦艦大和がすごかったと言うけど、当時ガソリンがほとんど残ってなかったのに、あんなものはどうせ役には立たなかった」などと語っていたことを思い出します。

どんどん先の大戦が過去になっていくなか、実際に戦わなければならなかった人たちの立場に立ったこのような本は、多くの人の読まれて欲しいと思います。


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