手帳歴を振り返る
年末に電子手帳を買いました。ヒューレットパッカードのiPAQ212。
というわけで、年末でもあるし、30年弱に及ぶ個人的な手帳歴を振り返ってみました。
手帳を使い始めたのは、大学に入ってから。まずは、これまでの手帳を取り出してみました。
まずは右上から。大学入学すぐに、スケジュール管理の必要性を感じ、先輩が使ってた縦長の差し替え式の手帳を使い始めました。私が大学に入ったころといえばまだ、ワープロを持っている人は珍しかったことを思い出します。予定表や住所録、クリアブックなどを差し込んで使えて(予定表は年毎に差し替え)なかなか便利(しかもほどほどにコンパクト)で、大学時代は不満も感じず使っていました。
就職して少しして、いわゆるシステム手帳に転向。サイズが大きいので一覧性も高いし、オプションもたくさんあって、いろんなものを一緒に管理できるところが魅力でかなり楽しませてもらいましたが、弱点はやはりその大きさ。就職以来どんどん退化していく手書きの能力は、電子手帳へと関心を向かわせるのでした。
そして、左上のPalm (使い始めたときに、これが電話になっていくのだろうと思っていたらPalm Preという名称で実現したのは今年になって)。シャープのザウルスなども一時使っていましたが、このPalmにとどめをさされた感じ。使い勝手の良さは抜群でした。今のiPhoneのように、利用できるアプリケーションを開発するコミュニティのようなものがあって、どんどんいろいろ便利で楽しいアプリケーションを開発していて(当時はインターネットに接続したパソコンにダウンロードして同期することによって使用可能になっていました)、無料のものも多く、ずいぶん楽しみました。
私にとって、大きなメリットだったのが、グラフィティという独自の入力方法。入力枠に独自のアルファベットの省略形を入力することによってローマ字入力をするのですが、当時すでにキーボード入力が普通だったので、手で日本語を入力すのは面倒くさく、かといって小さなソフトキーボードをペンで押すのも面倒。グラフィティは慣れると軽快だったので、キーボードと手書きの中間的な感じで心地よかったのです。
転機がやってきたのが、5年前、異動で仕事の管理上、からみが若干複雑になってきて、スケジュール管理をできるだけ一覧する必要から、A4判1枚に1月分の予定表をつくり、それに仕事プライベート限らず直接書き込む形を取るようになり、アイデアやメモは自宅のパソコンでもっぱらという形。つまり手帳不在の状態になっていました。
その間も私のニーズに合う電子手帳を探していたのですけど、なかなかこれはと思うものがなく、時は過ぎて行き、最近ではiPhoneなどのスマートフォンも視野に入れて検討をしていました。
私にとってのポイントは、
1 画面がある程度広い
640×480ドットくらいは欲しい
2 すぐに立ち上がる
これで、最近のモバイルパソコンは落選。
3 いざとなるとキーボード入力も可能
ちゃんとした長文を入力しようと思ったら、やはり普通のキーボードでないと無理。
4 日ごろ使っているワード、エクセル、パワーポイントを見ることができ、簡単な修正ならできる
5 写真を見ることができる
野菜や野鳥の写真など撮りだめたデータをを持ち歩け、すぐに見ることができる。PDFデータも見ることができる
6 普通に持ち歩ける大きさ
7 インターネットにつながる必要はない
行事予定を、Googleカレンダーにするというのも若干魅力を感じたのですけど、やりたいことがインターネットを必ずしも必要としないので、そこまでする必要はないかなと
最近は、実はケイタイが発達しすぎて、電子手帳はほとんど取り残された感じになっていて選択肢はあまりなくて、たくさんあるケイタイか少ない電子手帳か、モバイルパソコンかということでいろいろ考えた末、結局iPAQ212というところに落ち着いたのです。
長くなったので、iPAQ212については次回。
というわけで、年末でもあるし、30年弱に及ぶ個人的な手帳歴を振り返ってみました。
手帳を使い始めたのは、大学に入ってから。まずは、これまでの手帳を取り出してみました。
まずは右上から。大学入学すぐに、スケジュール管理の必要性を感じ、先輩が使ってた縦長の差し替え式の手帳を使い始めました。私が大学に入ったころといえばまだ、ワープロを持っている人は珍しかったことを思い出します。予定表や住所録、クリアブックなどを差し込んで使えて(予定表は年毎に差し替え)なかなか便利(しかもほどほどにコンパクト)で、大学時代は不満も感じず使っていました。
就職して少しして、いわゆるシステム手帳に転向。サイズが大きいので一覧性も高いし、オプションもたくさんあって、いろんなものを一緒に管理できるところが魅力でかなり楽しませてもらいましたが、弱点はやはりその大きさ。就職以来どんどん退化していく手書きの能力は、電子手帳へと関心を向かわせるのでした。
そして、左上のPalm (使い始めたときに、これが電話になっていくのだろうと思っていたらPalm Preという名称で実現したのは今年になって)。シャープのザウルスなども一時使っていましたが、このPalmにとどめをさされた感じ。使い勝手の良さは抜群でした。今のiPhoneのように、利用できるアプリケーションを開発するコミュニティのようなものがあって、どんどんいろいろ便利で楽しいアプリケーションを開発していて(当時はインターネットに接続したパソコンにダウンロードして同期することによって使用可能になっていました)、無料のものも多く、ずいぶん楽しみました。
私にとって、大きなメリットだったのが、グラフィティという独自の入力方法。入力枠に独自のアルファベットの省略形を入力することによってローマ字入力をするのですが、当時すでにキーボード入力が普通だったので、手で日本語を入力すのは面倒くさく、かといって小さなソフトキーボードをペンで押すのも面倒。グラフィティは慣れると軽快だったので、キーボードと手書きの中間的な感じで心地よかったのです。
転機がやってきたのが、5年前、異動で仕事の管理上、からみが若干複雑になってきて、スケジュール管理をできるだけ一覧する必要から、A4判1枚に1月分の予定表をつくり、それに仕事プライベート限らず直接書き込む形を取るようになり、アイデアやメモは自宅のパソコンでもっぱらという形。つまり手帳不在の状態になっていました。
その間も私のニーズに合う電子手帳を探していたのですけど、なかなかこれはと思うものがなく、時は過ぎて行き、最近ではiPhoneなどのスマートフォンも視野に入れて検討をしていました。
私にとってのポイントは、
1 画面がある程度広い
640×480ドットくらいは欲しい
2 すぐに立ち上がる
これで、最近のモバイルパソコンは落選。
3 いざとなるとキーボード入力も可能
ちゃんとした長文を入力しようと思ったら、やはり普通のキーボードでないと無理。
4 日ごろ使っているワード、エクセル、パワーポイントを見ることができ、簡単な修正ならできる
5 写真を見ることができる
野菜や野鳥の写真など撮りだめたデータをを持ち歩け、すぐに見ることができる。PDFデータも見ることができる
6 普通に持ち歩ける大きさ
7 インターネットにつながる必要はない
行事予定を、Googleカレンダーにするというのも若干魅力を感じたのですけど、やりたいことがインターネットを必ずしも必要としないので、そこまでする必要はないかなと
最近は、実はケイタイが発達しすぎて、電子手帳はほとんど取り残された感じになっていて選択肢はあまりなくて、たくさんあるケイタイか少ない電子手帳か、モバイルパソコンかということでいろいろ考えた末、結局iPAQ212というところに落ち着いたのです。
長くなったので、iPAQ212については次回。