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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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503_草マルチの効果

[2017年06月23日(Fri)]
はたけで、地表に光が届かないように何かで覆うことをマルチングとかマルチとか言います。

黒いビニールを使うことが多いので、そういうものでないとだめなのではと思われることも多いのかと思ったりしますが、実際には、地表に光が届かないようにすればいいので、枯れ草などでも大丈夫です。

どういう効果があるかを、以前にも書いていますけど、おさらいで書くと、

・ 野草が生えにくくなる
・ 保湿効果がある
・ 保温効果がある

下の二つは何となく、覆いをすればそうなるよね、とわかると思います。

じゃあ、一番に書いてある生えにくくなるというのは、どういうことか、というと、野草というのは、タネで数年過ごすことができ、光が当たると発芽し始めるからなのです。光が当たらないということは、他の植物が既にいると判断して、発芽しても、光が当たらなくて十分育てない可能性があるので、まだ待とう、と考えるわけです。

人が開墾したり、自然災害で地表がむき出しになったとき、自分の時代が来た、とばかりに発芽を始めるということになります。

今年、そのいい例があったので、紹介しましょう。

胡瓜(キュウリ)を育てるために作った畝(うね)で、支柱と枝を広げてもらうための網は全体に設置したものの、胡瓜は一気にできて、しばらく実が取れるものの、そのうち終わってしまうので、時間差で苗を植えるために、右半分にまず苗を植えて、その周りを草で覆い、左半分はそのまま地表を何も覆わずに置いておいたのです。

すると、こんな感じで、地表がむき出しの左側は、見事に草が生えてきました。一方の右側はほとんど草は生えてきません。草で地表を覆っている以外は、まったく同じ条件でです。

170617草生え放題05.JPG

で、さすがに、このままでは、草に栄養が取られてしまうし、大きくなりすぎると草取りが面倒くさくなるので、草取りをして、その草をそのままマルチにしました。

170620草取り後05.JPG

草マルチは、ビニールに比べて遮光性など完全でないので、若干草が生えてきて、草取りをする手間がかかりますが、ごみが出ないし、草自体が、だんだん分解して肥料になるので、エコです。


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