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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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「鼻人ぬ宝」で拾った鼻笛の小ネタ

[2014年11月03日(Mon)]
直前の記事で、鼻笛イベント「鼻人ぬ宝」の11月1日の簡単な報告をしました。そこで、今回は、少しマニアな情報を。

会場では、Happy-Fluteの鼻笛などの販売コーナーがあり、フェイスブックで事前に知っていた、低音と高音がそれぞれ出やすい2連の鼻笛やさらに3連のハナモニカが展示してあったので、吹かせてもらいました。実際の活用方法はとりあえず思いつかないものの、面白い。

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また、鼻笛奏者のモスリンさんが持ってきていた厚紙で作る鼻笛というのも楽しそう。紙なのに、意外といい音が出ます。モスリンさんの仲間が思いついたらしく、はがきよりも厚めの紙に印刷して、切って折って貼るだけで完成するので、これから子どもたち向けのワークショップを展開していこうとしているとのこと。著作権などの問題があるでしょうが、使用許諾をもらって今講師をしているわくわく科学クラブなどでもやってみても面白そうです。

141101鼻人ぬ宝01.JPG

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追記:モスリンさんの話からのこぼれ話(箇条書き)
その1 もともと、ブラジルなどで鳥の鳴き真似をして神と交信するための道具だったと思われる鼻笛は、100年くらい前にアメリカで特許が取られてブリキで作られていて、1960年代には、ほぼ100%日本で生産され、日本には流通せず、アメリカを中心に輸出されていた。
その2 30年くらい前に、日本の陶芸家がアメリカを訪れた時に、プラスティック製のおもちゃとして売られていたのを見て、陶器で作ればいいものができるのでは、と着想して制作したが、和笛奏者などに紹介しても「おもしろいね」と言われるだけで、既に普通の笛を演奏できる人がわざわざ取り組むことがなかったのであまり普及せず、風前の灯だった。
写真は、私が持っているプラスティック製のノーズフルートと「てみる屋」という珍しい楽器を通販しているところで買った(陶器の鼻笛をはじめて作ったのではないかと思われる)埼玉の陶芸家による鼻笛。
141101鼻笛.JPG

その3 数年前にその陶芸家の普通の作品をモスリンさんが購入したときに、たまたま見せてくれた陶器の鼻笛にモスリンさんが感動して、仕事を辞めて、鼻笛を普及するために鼻笛奏者となった。
その4 鼻笛の製品としては、日本が世界一(Happy-Fluteの鼻笛はどんどん進化していて今は日本一だろう)だが、モスリンさんの鼻笛演奏のインターネットにおけるダウンロード率は圧倒的に海外が多く、そのうちに海外から超絶にうまい奏者が登場するだろう。それは、日本はどうしても、何かにつけて伝統が強く、ただ面白いからというものに飛びつきにくい土壌があるからではないか?(その点海外には、面白いと思ったら能力と資材を集中させる人たちがたくさんいるようだ)

鼻笛というのは、私もそのシンプルな構造から3オクターブもの音域の音が出せる楽しさ(鼻歌感覚で自分の知っている曲が演奏でき、練習次第でだんだん綺麗な音が出せるようになる)にはまってしまっているのですが、通常の楽器の上手い人には、わざわざ手を出す必要性が感じられないのかも、と思うことがあります。

ちなみに、Happy-Fluteは、陶器の鼻笛を作る人と木製の鼻笛を作る人、彩色をする人の3人のメンバーからなっていて、私はこれまで1人にしか直接会ったことがなく、今回のイベントで初めて皆さんと会うことができました。

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タグ:鼻笛

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