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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『図解 感覚器の進化 原始動物からヒトへ 水中から陸上へ』

[2014年10月07日(Tue)]
『図解 感覚器の進化 原始動物からヒトへ 水中から陸上へ』(岩堀修明著、ブルーバックス、2011年)

1409感覚器の進化.JPG

私たち(いろんな動物)の感覚というものが、どういう仕組みで感じられるようになっているのか、ということを進化の過程や細胞レベルの図解で説明してくれていて、興味深い。

ただし、著者がいみじくも、「(前略)動物たちがその刺激をどのような感覚として感じているか、本当のところはわからないということだ(後略)」と、「あとがき」で書いているように、残る謎のほうがはるかに多くて、大きい。

でも、こういう基礎的なことが、感覚というものを考えていく上での想像力の刺激になることは確かなので、楽しい(えてして、知識が邪魔になることもありますが)。

普通私たちが、五感として知っている、「視覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「触覚」を、それぞれ「視覚器」「味覚器」「嗅覚器」「平衡・聴覚器」「体性感覚器」の章を当てて解説してくれていますが、日頃あまり私が五感のなかで意識していない感覚器が含まれていました。

その一つは、聴覚の部分に書かれている平衡覚器です。全ての動物が地球上にいる限りのがれることのできない重力というものを感じる器官なので、基本的な仕組みはすべて同じなのだそうです(逆に、ほかの感覚器は同じ感覚をつかさどっていても違う仕組みだったりする)(無重力状態になる宇宙ステーションなどでは平衡覚器が働けない未知の状態なのですね)。

そして、もう一つが「体性感覚器」。体性感覚の中には「皮膚感覚」と「固有感覚」というのがあって、触覚というのは、「皮膚感覚」の中の一部なのだそう。「固有感覚」というのは、筋の収縮や間接の屈伸などによって生じる感覚で、この感覚をとらえる「固有感覚器」があるから、私たちは日頃特に意識せずに、階段を上り下りしたり、いろんな行動ができるらしい(ダンスを見て呼び起こされる感覚って、この「固有感覚器」を刺激するのでしょうか?)。

触角について、「(前略)動物が進化するにつれて、皮膚感覚には接触しているものの確認のほかに、もう一つの目的ができた。それは“スキンシップ”である。集団で社会生活や家庭生活を営む動物は、積極的に仲間に触れ合い、新密の度合いを示す。最初は自己防衛のために使われてきた皮膚感覚は、社会生活を維持するための感覚としても発展していったのである。(後略)」とさらりと触れている部分があって、そこについては詳しくは書いていません(もちろん、この本のテーマからはずれるからです)が、私は、ヒトが、あまりに傷つきやすい無防備な皮膚を持っているのは、そのあたりのことが大きな理由なのではないかと思っていて、あらためて考察したいテーマではあります(両刃の刃的な部分があるので、気をつけて書かないといけないと思っています)。

最後の7章「クジラの感覚器」が、また想像力を刺激します。

海の中から陸上にあがった動物が、再び海に戻っていったために、陸上生活に適合するために進化させていった感覚器を、再び海の中の生活に合わせるためにさらなる進化(進化は後戻りできないので)をさせなければならなかった過程が書かれているのです。

例えば、常に外気を取り込む呼吸器とセットになって進化した嗅覚器は、長時間息を止めざるを得ない状況では意味を成さないので退化していってほかの器官が発達したことや、体内で空気の流れを作り出すことによって水中でも声を出せるようになった工夫、水圧から開放された目を再び水圧から守る仕組みをつくっていったこと(水中と空中では見え方が違うのでピンとあわせが難しいらしいけど、イルカは水上でも近くにピントを合わせることができるらしい)など、興味深い。

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