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6次産業化の整備事業補助金は超難関、お勧めは融資か? [2011年02月13日(Sun)]
今までいろいろなところで、来月から始まる農林漁業6次産業化の事業計画認定のメリットとして施設・設備に対する補助金についてお話ししてまいりましたが訂正します。

6次化の施設・設備補助金は相当に難易度が高そうなのです。
例えば6次産業化に向け施設・設備に対する補助金として6次産業化推進整備事業・農業主導タイプという補助率1/2の補助金があります。補助の上限は5000万円です。この予算額は全国で5億円です。実際は5000万円より少ない案件もあると思いますが、仮に全て5000万円の案件とすると全国で10件しか交付されないということになります。他に「地産地消タイプ」(直売施設の建設など)と「農商工連携タイプ」(食品事業者などとの連携プロジェクト)という補助金がありますがこれもほぼ同規模です。県農政事務所などの説明では、これらの施設・設備整備事業に対する補助金の選定基準は6次化の事業計画の認定基準よりも厳しいものになりそうだとのこと。

かわりに県農政事務所では融資制度の利用を勧められました。
「新スーパーS資金」(6次化法の事業計画認定者に無担保無保証人で個人1000万円、法人4000万円の低利融資)は新規予算。
もうひとつ、6次化法の事業計画認定者については「農業改良資金(無利子融資)」の償還期限が12年、据え置き期間が5年になります(限度額は個人5000万円、法人1億5000万円)。これは相当に魅力的ですね。

6次産業化の予算は多種多様なものが同時に公募開始される一方、6次化の事業計画の認定申請も3月から平行して開始されることになるのではじめは混乱があるかもしれません。
引き続き皆様にわかりやすい情報発信を継続いたします。

農水省の6次産業化関連予算のガイドブックはこちらです。
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/sanki/6jika/g-book/index.html
会津の「熱い」食品加工メーカーを見に行きませんか? [2011年02月13日(Sun)]
NPO法人えがおつなげてのイベントのご案内です。
福島県会津地域は「熱い」人達が多いなぁと私は思っています。
その会津地域で会津ならではの地域資源を活かした事業展開を行っている
ユニークな4つの食品加工会社とのマッチングをはかる交流会・バスツアー
のご案内です。私も参加します。ごいっしょに会津に行きませんか?

【日時】2月20日(日)朝7時新丸ビル前集合 22時東京駅到着解散
【開催場所】会津若松ワシントンホテル (福島県会津若松市)
【申し込み・お問い合わせ】ここ↓から
http://marunouchi.tourism-univ.net/form/application0220.html
【締め切り】2月15日(火)
【参加費】バス代無料。昼食代1000円。
【交流会出展の4つの法人】
有限会社ハニー松本養蜂舎
    自家採取にこだわった一花採取。はちみつ酒の開発も。
有限会社白虎食品
    フルーツや野菜のセミドライ製法に自信の会社。
株式会社大印
    契約農家で栽培した食材を使った料理を真空低温で保存、提供。
株式会社会津畜産
    自社牧場を持ち肥育から発送まで一貫して行う馬肉専門メーカー。
詳細はこのファイルをご参照ください。
栃木の名門蔵元「せんきん」酒造り体験ツアー実施致しました [2011年02月07日(Mon)]
●「せんきん」酒造り体験ツアーレポート

平成23年2月5日、6日、当サポートセンターが主催する酒造り体験ツアーが、栃木県さくら市の蔵元「せんきん」様にて実施されました。ツアーの様子を事務局スタッフの筒井より報告させて頂きます。

今回の参加者は10名ほど。東京、神奈川、埼玉の他、雪深い福島の西会津から足を運んでくれた方々もいらっしゃいました。車での現地集合が多かったのですが、電車でも東京から1時間半弱ととても近いです。

氏家駅から車で5分、情緒ある「せんきん」様の蔵に、さっそく感嘆の声があがっていました。古き良き時代の面影がそのまま残っている、素敵な敷地でした。


一目のプログラムとしては、以下のような内容です。
@オリエンテーション&自己紹介(蔵の2階にて)
A10代蔵元薄井会長より「日本酒」についての講義
B工場見学
C酒造り体験(麹をまぜる)
D宿舎にてゆったり温泉(元気あっぷむら)
E蔵元を交えての宴会

一日目は特にAの講義がメインです。
薄井会長より、日本酒の現状、酒造りの工程、こだわり、米・水・技術の大切さ、今後の方向性などじっくりお話頂きました。
特に印象に残ったのは、「米、水が良いのはもちろんだが、日本酒は技術の有無がとても大きく関わっている」という内容でした。要するに職人技ということですよね。やはり高齢化が進んでいるようですが、「せんきん」様を始め、多くの蔵元が若手の育成を積極的に行っているようです。日本のすばらしい伝統をぜひ継承していってほしいですね。
さらに、「せんきん」様では、今後の方向性として、農から始める酒造りを目指されるとのこと。農業生産法人を立ち上げ、酒米作りから関わっていきたいとのことでした。これぞまさに、『農商工連携』ということで、当サポートセンターも「せんきん」様のこの取組みに賛同し、積極的に協力していきたいと思っています。

さて、話を戻しまして、講義は、その合間合間に活発な質疑応答が行われ、薄井会長の情熱と参加者の皆様の真剣さがとても印象的でした。そして、皆、「蔵元の情熱の結晶である、せんきんのお酒が早く飲みたい〜!」と、心から思ったのでした(笑)

講義の後は、広い工場内をくまなく見学。ここがまた寒い!けれど、日本酒の良い香りが漂い早くもほろ酔い気分に?最後は、温かい室内で麹をまぜる作業の体験をさせて頂きました。初体験の方も多く、皆様手づきがあやしい感じ・・・、とまどい気味に行っていました。



第一日目の講義、酒造り体験の後は「せんきん」様から車で20分ほどさきにある、高根沢町の「元気あっぷむら」へ。ここは天然温泉が楽しめるところで、泊まることも出来ます。皆まずは疲れを癒すために温泉を楽しむことに。
そして、お待ちかね!蔵元を交えての宴会です。(10代蔵元、11代蔵元とお越し頂きました。)もちろん、「せんきん」様のお酒もたらふく飲めちゃいます!(待ってました!!)この日飲んだお酒は、「純米吟醸無濾過生原酒中取り とちぎ酒14号」「内緒で造ったどぶろく」他、計4種。
どれも美味しかったのですが、個人的には、最初の乾杯で飲んだ「純米吟醸無濾過生原酒中取り とちぎ酒14号」がヒットでした。こちらのお酒は、当サポートセンター代表理事 大塚さんをワイン党から日本酒党にさせたほどです。なるほど、納得の美味しさでした!
蔵元との楽しい時間もあっという間で、そのあとはお部屋で酒盛りをしましたが、翌日朝早いということもあり、早めに就寝しました。

二日目のプログラムは、酒造り体験がメインです。
お米を洗う、前日にまぜた麹をさらにまぜる作業を行いました。
なかでも大変だったのは、6℃のお水でお米を洗う作業。その水の冷たいことといったら!また、洗うのもテンポよく、正確に行わなくてはならず、時間を計っての作業はとてもプレッシャーでした。少し重そうなので、女性にはキツイ作業かな、と思いましたが、参加された方々は果敢に挑戦されてましたね〜。えらい!午前中ということもあり、気温の関係などでお米の吸水が難しかったようでした。水を切っては、さらに加えて、なんてこともありました。

そして、次は再び麹をまぜる作業です。昨日まぜた麹を干していたので、それをさらにまぜます。この作業、とっても気持ちよさそうで、また、作業後は手がすべすべするようです。やはり麹は肌にいいのですね〜。さらに、この麹を少し食べさせてもらえたのですが、なんと、まるで栗を食べているかのような美味しさ!これ、売れますよ。ホント。

  

体験を終えた後は、再び工場見学です。酵母タンクを覗き込むことも出来たのですが、恐くて恐くて、私は早々に退散。もしここに落ちたら・・・、そんなことばかり考えてしまいました酒造りって、結構命がけなんですね。

普段は工場見学を行っていない「せんきん」様の工場内や酒造り工程を拝見させて頂き、本当に貴重な時間でした。
薄井会長始め、お世話になりましたスタッフの皆様誠に有難うございました。

そして、参加頂いた皆様、2日間にわたる体験ツアーお疲れ様でございました。
皆様が楽しくお過ごし頂けたなら大変嬉しく思います。
これを機に少しでも多くの方に、「せんきん」様の想いを知って頂けたら大変光栄です。
誠に有難うございました。

農商工連携サポートセンター 事務局 筒井
「青森の元気を喰らう会」を開催致しました [2011年02月04日(Fri)]
●「青森の元気を喰らう会」開催レポート

平成23年2月2日(水)ちよだプラットフォームスクウェア1階「DELI+CAFE」にて「青森の元気を喰らう会」を実施致しました。当日の様子を事務局スタッフ・筒井より報告させて頂きます。

この企画は、青森県内6ヶ所(青森市、五所川原市、十和田市、東北町、三戸町、南部町)にあるコミュニティカフェが集合し、優れた県産品の認知度向上と販売促進を目的に開催されたものです。コミュニティカフェのスタッフさんの研修も兼ねています。
※コミュニティカフェ(レストラン)は、地域の農業生産者や生活者、支援する団体・企業等との協働により、地元食材を活用した食事の提供や農産物加工、土産品の開発に取り組んでいます。

今回ご参加頂いた6つのコミュニティカフェは以下の通りです。
・隠れ家サロン さんのへ 川の驛(三戸町)
・コミュニティカフェ でる・そーれ(五所川原市)
・ハピたのカフェ(十和田市)
・ハーバーキッチン(青森市)
・農家レストラン まなかのカフェ(上北郡東北町)
・Cafe あ・いん(南部町)

当日は、青森からはるばる、総勢20名の関係者にお越し頂き、午後から早速準備開始!
この企画とても反応が良く、定員60名だったところ、なんと前日までに約80名の応募が!当日も「何時にいけば当日券の販売に間に合うのか」といった問合せが殺到しました!そのせいか、当日券も18時の開場を前にSOLD OUT!!ひ〜、すごい人気です。
やはり、2000円でお料理食べ放題というのが効いているのでしょうか?
なんと104名の方がご来場〜!




18時ちょうどに開始です。都会の開始時間としては少し早めかな、と思いましたが、NO残業DAYである水曜日ということもあってか、開始早々から結構人は多めでした。
皆さん、早速気になるお料理のブースへ。青森の日本酒も何種類か用意しましたが、結構な人気で最後の方は売り切れてました。



当日のメニューはご覧の通り
・ほたて焼き
・津鉄汁
・とまとシチュー
・シャモロック唐揚
・いか刺
・がに汁
・とろろ麦飯
・つつけのサラダ
・つつけのアップルパイ
・田子牛カルビ焼
・柿の白和え
この他にも、いかの塩辛、ごぼうたっぷりカレーなどがあり、盛りだくさん!

青森のおスタッフさんたちも必死に調理!なにせ人数が多いので大変です!
ガンバレ〜
 

どれも食材は青森産、作りたてとあって、美味しそうです!

そして、ジャズの生演奏もあり、豪華なイベントに!



最初は緊張気味だった青森のスタッフの皆さんも本来の「元気」が出てきて、会場はとても賑やかに!青森の「人」と「料理」の温かさ、『元気』を、ご来場頂いた皆さまにお届け出来たのではないでしょうか?

こうした人を元気にするイベントは、やっぱり良いですね!ぜひまた開催したいと思います。
青森スタッフの皆さん、本当に本当にお疲れ様でした!

農商工連携サポートセンター 事務局 筒井
第4回ちよだ青空市を開催致しました [2011年02月03日(Thu)]
●「第4回ちよだ青空市」開催レポート

平成23年2月1日(火)10時〜15時、ちよだプラットフォームスクウェア1階ウッドデッキにて「第4回ちよだ青空市」を開催致しました。当日の様子を事務局スタッフ・筒井より報告させて頂きます。

1年の中で一番寒い?2月の開催。事務局としては、その寒さを覚悟しておりましたが、当日は、晴天に恵まれ、気温も前日と違い10度を超す暖かい日となりました。




今回ご出展頂いたのは、以下のご出展者様です。

・青木明雄様/初参加 
・長広様、日吉様/初参加
・ほんものの食べものくらぶ様/初参加
・えこふぁ〜む様/初参加
・東京事務所様/初参加
・ローカルファースト研究所様/初参加
・マイファーム様/初参加
・アースワークルーム様/4回目
・魚沼伝習館様/3回目
・キノコハウス様/2回目
・ちいむ福島様/5回目
・ビジネスアルファ総合研究所様/2回目
・推進青森会議様/2回目
計13団体
  


地域は、様々で、北は青森、南は鹿児島。新鮮な野菜、果物はもちろんのこと、放牧豚の豚肉や、採れたてのでっかい椎茸、焼き菓子、地方の特産品、なかには木工品や苔玉などもありました。毎回本当にバラエティ豊かです。

福島「キノコハウス」様はキノコ栽培をされている農家さんで、毎回採れたレの新鮮椎茸を出品されます。これがすごく人気でほとんど午前中で完売。ほかにも、アースワークルーム様の富士朝霧高原の放牧豚の豚肉(真空パック)はリピーター続出の人気商品です。

来場者の方は、やはり食に関心のある方が多く、積極的に出展者の方へ質問していたりと会話を楽しんでいる方も多くみられました。

しかし、やはり人気は新鮮な野菜、果物。特に無農薬野菜や、スーパーではみかけないような珍しい野菜などが人気でした。青森のりんごや長野の柿なども大人気でした。

そうそう!山形県産のもち米で餅つきもしました!
つきたて、出来たてのお餅を大根おろしにいれて来場者の皆さんへ配りました。
すっごく美味しかったですよ♪
矢崎さん、板垣さん、有難うございました!



本当に寒い中、多くの方にご来場頂き、今回も大盛況のうちに終了させて頂きました。
都市地域交流、生産者と消費者をつなぐ、町を元気に!を合言葉に今後も頑張っていきます!

次回ちよだ青空市は、3月2日(水)に開催予定です。(10時〜16時)ご期待下さい!

農商工連携サポートセンター 事務局・筒井