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海洋関連ということで[2009年06月15日(Mon)]
先日仕事で大阪へ行ってきました。

車で往復したのですが、長時間運転して神戸に着いたとき
迎えてくれたのが!



日本が誇る帆船『日本丸』

実に美しい船ですね。

なかなか福岡では見られない風景がもうひとつ

なんと、のこシップの後ろには



『海王丸』

この二隻が並んでいる姿を予定外に見ることができるなんて!!!笑い

うれしいサプライズでした。
木造和船つくってます[2008年08月06日(Wed)]
和船の作っている場所は島の旧公民館・・・・だった・・・・・

船というのは船の後ろから舳先(へさき)になるにつれて3次曲線を描いてます。

和船はそれを板を曲げて張っていきます。

「どうやって曲げるのかな〜」と思っていたら、回りの壁や天井からつっかえ棒をして徐々に曲げていくんですね。

で、旧公民館は広すぎた!
つっかえ棒が届かない!

という事で狭い場所へ移動。

この夏は暑かった。旧公民館にはエアコンもついていて快適な作業だった。

で、新たな作業場はというと、漁協の倉庫・・・・・・・

大工さんによると、広さがちょうどイイらしい。

使いやすい狭さ(?)と開放的な間口のため風通しはすごくいい。

たけどやっぱり今年は暑かった。

大工さんは高齢でかなり辛かったんじゃないでしょうか。

木造和船 起工式[2008年06月04日(Wed)]
いよいよ和船制作開始です。

今も昔も船というものは神聖、というより命預ける大切なものという意識が強く、船を作る際には建物で言う地鎮祭や鍬入れ式ような事を行ないます。

それに従い本日は『ちょうなはじめ』を行い起工式としました。

ちょうな、とは・・・・・
大工さんが使うバールより少し長いクワというかノミというか、手斧というか、まぁ木を削る道具です。


まずは西区姪浜の住吉神社の神主さんの祝詞から始まり




ちょうなを入れ


で、そのほかの式を終えて、



島の保育園の子供達が大工さんを励ましに歌をうたってくれました。
みんな元気でのびのびとしたとってもいい子達です。


木造和船つくります[2008年06月01日(Sun)]
助成事業のひとつで『木造和船』を作ります。

もちろん私が・・・・・・ではなく、
ちゃんとした技術を持たれた方でちゃんとした船を作って頂いてます。

自慢ではないですが、私は小学1年生の時に自作した船の模型を、福岡の大濠公園で浮かべ走らせて、そして今日に至るまで30ン年間その船は回収できていないという過去があります。

そんな話しは置いといて、
なぜ木造和船かというと、現在の小型船の主流はFRP、強化プラスチック、アルミ等です。
これらは型さえあれば比較的容易に船ができあがってしまいます。

昔は船は木造でした。
もちろん1隻1隻手作りです。
木で作ると技術も必要とされます。

そんな技術を持った人が殆どいない状況です。
木造和船を目にする事もなくなってきました。

そこで、我が博物館で木造の和船を保管、維持できないかな、と考えた次第です。
また、制作の技術も皆に披露していければと考えています。


しかも船として生まれたからにはちゃんと
  海に浮かべて、
  乗ってあげて、
  走らせてあげたい
んです。

ちなみにこんな風な船とは教えてもらいましたが、設計図は見れません。
全ては船大工さんのアタマの中に・・・・・・・

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