日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ

 
これは能島裕介個人の公式ブログです。
日々の活動や外部での講演・講義の情報、非常勤講師を務めている関西学院大学「公共政策特別演習B」の講義情報などを適宜、投稿します。
2007年10月
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関学研究 (08/05)
 
静岡県立大学学生団体活性化合宿 [2007年10月10日(水)]
先週の土曜日から月曜日まで静岡県立大学の学内ボランティアサークルなどを対象にした学生団体活性化合宿に講師として行ってきました。

県立大学で数多くのボランティア団体などの顧問をされている津富先生のご紹介で、去年から講師をお引き受けしているのですが、去年同様、本当に高い志を持った学生達に囲まれ、とても刺激的な2泊3日を過ごしました。

今回の研修では「ミッション」「ミーティング」「フォローアップ」の3つを軸に学生達がワークショップを企画し、私がそれにアドバイスを加えたり、総括を行う形で進行されました。

それらのワークショップを企画した学生達は、数ヶ月前からワークショップの進行を考え、リハーサルなどを繰り返し、合宿に臨んでいました。多少、荒削りな部分もありましたが、周到に準備されたワークショップは、参加した学生達のニーズにうまくマッチしていました。

私もいろんなところで研修の講師をさせていただくことがありますが、この合宿だけは毎年楽しみでもあります。参加する学生達の変化はもとより、それを裏で支える学生達のめざましい成長ぶりがひしひしと伝わってきます。

私自身、自分の団体で多くの学生達に関わっていますが、県立大学の学生達の素直な成長欲求にはいつも驚かされています。やはり、研修の中身のほとんどは参加者と講師との相互作用によって形作られるものだと強く実感しました。

今回、1年ぶりにこの合宿に参加して、私自身のこれからの歩みはこうした若者や学生達の成長を支えていくことではないかと感じたりしています。

そういう意味では、津富先生や去年、この合宿を県立大学で初めて企画した清水君などの働きによって、私自身の人生も大きく変化させられているのだろうと思います。

今年もすてきな研修を本当にありがとうございました。
Posted by のじま at 00:52 | 講義・講演記録 | この記事のURL | コメント(15) | トラックバック(0)

全国ワークキャンプフォーラム実行委員会 [2007年07月24日(火)]
今日は実行委員を務めている「全国ワークキャンプフォーラム」の実行委員会で代々木のオリンピックセンターへ。
午後1時から午後8時までぶっとおし7時間の連続会議。このフォーラムには昨年、ゲストとして招待され、今年から実行委員になっているのだが、本当に全国で活躍するワークキャンプ主催団体のみなさんと顔を合わせると、共通の課題や悩みなどもあり、とても刺激される。
会議のあとは近くの居酒屋でさらに熱いトーク。
その後、私は静岡県立大学の卒業生で研修のときにお世話になった清水君と午前4時ごろまで飲む!彼はこの4月から某有名ホテルに就職したのだが、そこでの激務をこなしながら、後輩達へのフォローも行っているとのこと。なんだか数年前の自分と照らしあわせながら、自分もそうだったなーと懐かしく思う。
今年も10月に静岡県立大学の研修合宿に行くことになっている。果たしてこの1年の歩みは彼ら・彼女らにとってどのようなものだったのだろうか。いまからわくわくしている。
Posted by のじま at 12:25 | 今日の出来事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

edge2008第1回オーディション [2007年07月22日(日)]
ついに社会起業家のビジネスコンテストedge2008のオーディションが行われました!!
去年までは第1次審査として書類審査を行っていましたが、今年からはオーディションということで、実際に提案者の方々にプレゼンをしてもらい、さらに個別の面談なども行い、15組を選出しました。
今年は、非常に多彩な提案が寄せられ、社会起業家の幅の広さを実感しました。
Posted by のじま at 12:15 | edge関連 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

西宮市市民交流センターWEB予約閲覧システム [2007年07月01日(日)]
今日から西宮市市民交流センターの会議室の予約状況がWEBで閲覧することが可能になりました。
西宮市市民交流センターは非常に古い建物ですが、阪急西宮北口駅から徒歩3分の場所にあり、100人収容のホールや大小の会議室、和室、調理室、さらには茶室なども備えたとても便利のよい施設です。
また常時、NPOや市民活動などに関する相談の対応や各種講座の開催なども行っています。是非、WEBサイトもご覧下さい。

西宮市市民交流センターWEBサイト
Posted by のじま at 12:20 | 西宮市市民交流センター | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

西宮市市民交流センターでの業務を始めました [2007年04月05日(木)]
このところ、ブログの更新が滞っており、
大変申し訳ありませんでした。

さて、この4月1日より西宮市が設置した
市民活動支援施設である
「西宮市市民交流センター」の指定管理者として、
私が専務理事を務めるNPO法人にしのみやNPO協会が
指定を受けることとなり、私がそのセンター長に
就任しました。

これまでBrainHumanityで業務を行ってきましたが、
それにともないその業務日を週3日程度に減らし、
残りはセンターで業務を行うこととなります。

この市民交流センターは、
2002年に西宮市が市民活動支援施設として
開設したものですが、開設以来、貸し館業務しか
行っていませんでした。

指定管理移行後は、
NPOをはじめとする市民活動団体やボランティア向けの
講座や相談会などのソフト事業を実施していきたいと
考えております。

今後とも、能島の活動にご支援、ご協力を
よろしくお願いいたします。
Posted by のじま at 00:35 | 今日の出来事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

edge2007ファイナル開催概要決定!! [2006年11月06日(月)]
〜最優秀賞・賞金50万円を受賞するのは誰?
 11月23日、関西から若手・社会企業家が生まれる!〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
社会起業家をめざす若者のためのプラン・コンペティション
edge2007ファイナルプレゼンテーション(公開最終審査会)

日時:2006年11月23日(木・祝)13:00-21:00
場所:梅田スカイビルにて

<参加申込フォーム>
http://coconut.candybox.to/edgeweb/postmail/postmail.php
主催:edge実行委員会
http://www.edgeweb.jp/2007final.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━<転送・転載歓迎>━━

昨今、社会課題を具体的に解決するため事業を起こし、
課題解決にチャレンジする「社会起業家」に注目し、
かれらを支援する事業が増えつつあります。

2004年度より始まった「edge」は、
関西を元気にする社会起業のプランが育つことを期待し
社会起業家をめざす若者が自分の可能性を試す場として
今年3度目の開催を迎えています。

今年は、7月からのプラン募集、書類審査、
ブラッシュアップコンペを経て選抜された5組のプランが
進出しました。
今年のファイナルは、どのプレイヤーも成長著しく
各プランがどのように変貌するか、最後の最後まで
目が離せない情勢です。
11月23日ファイナルプレゼンテーションでは、いよいよ
「グランプリ」のプランが決定します。

<詳細はこちら>
edge公式ブログ http://blog.canpan.info/edgeweb/

当日はぜひ会場にお越しいただき、社会起業家予備軍の
若者たちの、社会へのデビューの瞬間に立会ってください。
社会的起業に関心のある方も、支援したいという方も
会場でのプレイヤー達の「本気」に触れてみませんか?

※プレイヤーたちのこれまでの活動はブログをご覧ください。
edge公式ブログから→各プレイヤーのブログへどうぞ
http://blog.canpan.info/edgeweb/

《開催概要》──────────────────────

【日 時】2006年11月23日(木・祝)13:30〜 18:00
     
【会 場】
梅田スカイビルタワーウエスト36階スペース36L
懇親会:梅田スカイビルタワーイースト36階梅田スカイルーム
http://www.skybldg.co.jp/use/access.html

【定 員】200名
【入場料】一般2,000円、学生1,500円
    (ドネーションチケット500円付き)
【懇親会】一般4,000円、学生2,500円
★「限定前売券」購入で懇親会参加費が500円割引になります。
 お得です!

【主 催】
edge実行委員会

【問合せ】
edge実行委員会事務局(担当:北川)
電話:070-5042-5921 メール:office@edgeweb.jp

【後 援】
大阪府、京都府、近畿経済産業局、滋賀県、奈良県、兵庫県
(予定)

※この事業は運営経費の一部を「大阪府社会起業家育成支援基盤づくり
事業」の助成を受けて実施しています。

《プログラム詳細》────────────────────
◇13:00-開場
◇13:30-14:50◇トークセッション
 『若き社会起業家への叱咤激励メッセージ』
 社会福祉の分野で、先端を走り続けてこられた先輩社会起業家から、
 その力強い歩みをお聞きします。
 ゲスト:谷口奈保子さん(NPO法人ぱれっと創設者・前理事長/
     ぱれっとインターナショナル・ジャパン代表)
 聞き手:田村太郎(edge実行委員長)

◇14:50-16:40◇ファイナルプレゼンテーション
 第2次審査通過者(ファイナリスト)5組による
 最終プレゼンテーション(発表5分、質疑応答10分)

[ファイナリスト]
 ●菊池 信孝・林 和子・東浜 美咲
 [プラン名]Internashokunal(インターナショクナル)
 [ブログ]http://blog.canpan.info/internashoku/
 ●嘉村 賢州
 [プラン名]NPOコミュニティ化構想
 [ブログ]http://blog.canpan.info/enzin/
 ●杉山 史哲・松村 幸裕子
 [プラン名]教育者支援と地域教育を行う教育系NPOの設立
 [ブログ]http://blog.canpan.info/maypenlife/
 ●森 衿夏
 [プラン名]Empwer&Develop Community project 
      『食』を通じてコミュニティの維持・再生・進化と
      人材育成を目指すプロジェクト
 [ブログ]http://blog.canpan.info/edc-project/
●春名 竜太
 [プラン名]ネクタイTPO化計画〜衣のバリアフリー化
 [ブログ]http://tpo.livedoor.biz/

◇16:40-18:00◇ トークセッション
 『edge2005,2006ファイナリストは今』
 過去の受賞者・ファイナリストが登場。
 edgeコンペへエントリーしてからの変化・変遷を語ります!

 ※当日出演する社会起業家へ来場者自身が直接寄付できる
 ドネーションプログラムを実施。
 (入場料にドネーションチケット代が含まれています)

◇18:00-18:30◇ 最終審査発表・表彰式
 最終審査の結果発表と表彰式を行います。
 さあ、グランプリは誰でしょうか?
 ドネーションを最も多く獲得した「共感賞」の発表も行います。

◇19:00-21:00◇ 懇親会開始
 社会起業家同士のコミュニティ、若手社会起業家をサポートする
 コミュニティをこの場から、高めていきましょう。

《こんな方、ご来場ください!》────────────────
・社会起業家として事業に取り組んでいる方
・また、これから取り組もうとしている方
・社会起業家に興味がある方
・社会起業家の可能性に関心のある方
・edgeのプログラムに関心のある方
・edgeへのエントリー、サポートを検討している方
・社会起業家を支援したいと考える行政関係者、企業関係者
→どんな方でも参加歓迎です!ご来場ください。

《申込方法》─────────────────────────
【webサイトから】以下のフォームよりお申し込みください。
http://coconut.candybox.to/edgeweb/postmail/postmail.php

【eメールで】
お名前、ご所属、連絡先、参加種別(一般or学生)
懇親会の参加希望(参加or不参加)を明記し
office@edgeweb.jp までお送りください。

追って事務局から申込受理に関する連絡を差し上げます。

《問合せ先》─────────────────────────
edge実行委員会事務局(担当:北川)
専用電話:070-5042-5921 メール: office@edgeweb.jp http://www.edgeweb.jp/

edge公式ブログ http://blog.canpan.info/edgeweb/

〒530-0015 大阪市北区中崎西2-4-43 アルテビル梅田8階
学校法人山口学園本部ECC社会貢献センター内
───────────────────────────────
Posted by のじま at 15:19 | edge関連 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

第5回講義 [2006年10月24日(火)]
 今日は、行政との協働の取組事例について、現場の意見を聞くということで、受講生とともに兵庫県庁を訪問。参画協働課長とビジョン課長から兵庫県の参画と協働の取組や中長期的な課題について説明をしていただいた。その後、受講生らと質疑応答。
 県庁職員の生の声も聞いたりしながら、協働の現場についての感覚が少しだけでも得られたのではないかと思う。
Posted by のじま at 14:43 | 関西学院大学「公共政策特別演習B」 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

関学大社会学部NPO・NGO論 [2006年10月19日(木)]
 今日は、今田忠先生が講義を行っておられる関西学院大学社会学部のNPO・NGO論で講義を行う。テーマは「教育系NPOの取組」この講義には、今週の火曜日に講義を行ったメゾマクロメソッドの受講生もいたので、すこし用意していた内容を変更。
 BrainHumanityの活動については少なめにして、教育関連のNPOについてその機能や領域を分類しながら講義を行った。そもそも「教育」という概念自体が非常に多義的であるため、その領域といってもかなり広範なものになるのだが、具体例などを交えて講義を行った。
 受講生にとっては、理論だけでなく、NPOの現場についての話は新鮮だったのではないだろうか。
Posted by のじま at 14:38 | 講義・講演記録 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)

関西学院大学社会学部「メゾマクロメソッド」(NPOマネジメント) [2006年10月17日(火)]
 今日は3限にいつもの公共政策特別演習の講義の後、石井布紀子さんの代打として社会学部の「メゾマクロメソッド」(NPOマネジメント)に出講。
 実は、この前のedgeのセミファイナルで石井さんに会ったときに、急遽、頼まれて引き受けたのだが、今年は学生も適正人数(前回は100人あまり)で、しかも5限の授業ということもあり、比較的モチベーションの高い学生達が集まっていた。
 今回の講義では、BHの成り立ちを紹介したあと、それを元にしながら、志(Passion)を持った人が徐々に使命(Mission)を持った組織を構成していくプロセスについて概観した。その上で、NPOの経営資源、特に人材、サービス、資金についてその戦略などについての話をした。
 本当なら、もっと時間をかけて行うべき内容だったが、今回はまだ3回目の授業ということもあり、履修生に「NPOって、こんなんなんだ!!」という納得感を持って貰うように、意識的に話の分量を多めにしてみた。
 履修生の中には、かつて高校時代にBHのワークキャンプに参加していた学生やBHの元ボランティア、BHのOBの弟などもいた。履修生からはこんな感想をいただいたので、一部ご紹介を。

(履修生の感想・抜粋)
・能島さんには高校生のときからお世話になり、大学入試のときもお世話になりました。能島さんが話される話は今、学生が聞きたいポイント(収入、支出など)を説明してくれて、またの機会があれば講義してもらいたいです。
・NPOの具体的な成り立ちがよくわかりました。ブレーンヒューマニティの成り立ちも大変わかりやすいかったです。passion→missionがNPOを展開していく中で大切であるということを感じました。
・NPOができるまで、資金源や株式会社との違いなどとてもわかりやすかったです。目的がまず全然違うんだなあと実感しました。そして、ボランティアの人で構成されているとそっちの方が難しい?(会社だと給料がもらえるのでマネジメントが容易)と知って驚きました。部活をしていても得るものが多いですが、時間がなくあまりボランティアに行けないけれども、休み中を利用していろんなとこに行って何かを得たいです。
・BHでお世話になっていた時期もあり、今、お話を聞くと、なるほどと思うことが多かったです。ますます学んでいきたいと思いました。ありがとうございました。
・自己責任を負う自由、自己成長できる場の提供など、自分の納得を得られた。確かにそういう場を与えられると、人は力を発揮するだろうし、成長につながると思う。「人間」というものをよく見ているNPO団体だなと思った。
・非常にいい刺激になりました。自分たちの目指すものの明確化、給料ではない対価の設定などがNPOには不可欠なのだと思った。いかにしてリソース(人、もの、金)を最適化していくのかがポイントである。そのためにはやりがいや情熱など、人の心に響き、動かしていく原動力が必要である。これからのボランティア活動などに役立てていきたいと思う。
・すごく早く時間が過ぎました。NPOの形成までの流れがよくわかりました。人との出会いやいろいろな出来事に結って、人の方向性や考え方も変わるんだなぁと思いました。ブレーンヒューマニティについても、名前は知っていてもどんなことをしているのか知らなかったんですけど、よくわかりました。
・Missionが弱いと活動しにくいと聞いて、よくわかる気がした。確かに姉の行っているNPO団体はそれが弱いせいか、いまだに人が集まらない。
・今、下宿で西宮に住んでいて、こんな近い存在だったのに、今まで全然気づかなかったのが不思議なくらいパワーが溢れている団体だなと思いました。また、能島さんのNPOに関する熱い講義はとてもわかりやすくもあり、また、とても引き込まれました。また、機会があればお話を聞いてみたいとも思いました。
・今ではすごい規模の組織なのに、当初は学生がたった4人だったということにびっくりしました。何か自分たちで始めようとする気持ちがとても重要だとあらためて感じました。僕も将来きっかけがあれば、何か事業をつくることができればと思います。
・私と同じ年齢頃に学生主体で活動し始め、そこからNPO法人になるというのは本当にすごいことだと思いました。NPOと直接関係はないのですが、私が所属している部活動は学生主体で行っています。しかし、最近学生主体であることの意味が問われている状態で、とても迷っているところでした。今日の話を聞いて、少し問題が解決しそうな気がしました。私たちにもmissionというものを明確にして活動することが必要だと思いました。

Posted by のじま at 11:34 | 講義・講演記録 | この記事のURL | コメント(24) | トラックバック(0)

edgeセミファイナル [2006年10月14日(土)]
 今日は、edgeのセミファイナルが行われた。プレイヤー全員によるプレゼンが行われ、ファイナルに進出する5つのプランが選ばれた。私も審査員の一人であったが、メンターとしてもいくつかのチームに関わっているので、なんだかそれぞれのプレイヤーに思い入れがあって、なかなか複雑な気分でもあった。
 審査や選考というのは、ある特定の基準によって物事の優劣を決定するのもではあるが、その基準自体が、その物事自体の絶対的な価値を示すものではない。ファイナルに進出したチームも、そうでないチームも、それぞれに長所があり、また短所がある。ファイナルに進出したチームが評価された部分がそれぞれに違うように、進出できなかったチームの課題もそれぞれに同じではない。
 今回、私はメインのメンターとしてReunivという大教大のメンバーが中心の教育系NPOとサブメンターとして楽楽という障害者高齢者の旅行支援を行う団体のプラン策定に関わってきた。
 Reunivはファイナルに進出し、楽楽は落選することとなったが、それぞれに非常によいものを持っているし、同時にそれぞれに課題を抱えている。
 それぞれの団体について、私が思うことを少しだけ。

■Reunivについて
 すでに学生サークルとして広範な活動を行っていることは大きな強みだと思う。特に、学生の段階から教員志望者のサークルを各大学で結成しているが、その出身者たちは、今後、Reunivにとって大きな資産になるだろうと思う。
 Reunivでは、今後、若手教員向けセミナーを行う予定にしており、それを主軸にしたプランをedgeでも提案しているが、学生サークルの結成は、その顧客の囲い込みという点からも、非常に有効な手段だと思う。
 今回のセミファイナルにおいては、他のプレイヤーからの投票でファイナルへの進出が決定したが、その大きな要因はプラン自体の内容というよりは、プレゼン自体の雰囲気によるものが大きかったと思う。ファイナルの審査では、プレゼンの技量や雰囲気だけでなく、プラン自体の中身についてより深く検討される。現段階では、プランの中身、特に各セミナーのコンテンツに対するReunivの優位性が十分に考えられていないのではないかと思う。
 Reunivのプランと競合する企業、団体などのサービスはなにか?それに対するReunivの優位性はなにか?それを単に顧客募集の戦略性からだけでなく、コンテンツとしても検討してほしいと思う。
 そのためには、もっとReunivが持つリソース、特にメンバーなどの人的資源を十分に理解し、その価値を最大化させるような組織運営が求められているように思う。Reunivの価値や優位性はまだまだ潜在していると思っている。

■楽楽について
 プラン立ち上げのきっかけや佐野君が持つ思いに私自身、強く共感し、福祉という私の分野外ではあったが、サブメンターを申し出た。プランの中身自体も、いくつかの先行実践により当初の中身よりも洗練され、商品としてうまく成立しているのではないかと思っている。その点においては、セミファイナルの審査員も高く評価していた。
 特に、単なる旅行での介護サービスだけでなく、京都にフォーカスして市内のバリアフリー情報などを徹底的に調査し、それを提供しようとしていることは、自社の優位性を十分に理解し、それを最大限に活用しているものと思っている。
 それを踏まえれば、すでに本格的にサービス提供を行うことが可能な段階に達してるものと思われるが、現行の組織体制では規模的な側面(つまりどの程度の数、サービス提供が可能か)において、その限界が早々に訪れるのではないかと懸念している。特にサービス自体のクオリティーがより高まるにつれ、当然にその顧客は増え続けることが予想されるが、現状ではそれに対応しうる組織体制が未整備な状況だと思う。
 確かに佐野君の思いとしては、小さく細々と自分たちでできる限りのことをしていこうと考えているのかも知れないが、社会的な価値や役割を考えれば、一定のインパクトが求められることも事実である。特に、社会起業家のビジネスコンペであるedgeとしては、その視点も重視せざるを得ない。
 また、社会への波及や社会からの巻き込みを考えれば、今後、佐野君には様々なサポートや支援を取り込むことが求められるが、そのためには仲間や支援者の声に耳を傾け、それを柔軟に受け止める姿勢が求められるだろうと思う。
 個人的には、佐野君のプレゼンの様子を見ていると、起業当初の私の様子ととても似ているので、シンパシーを感じていたりもする。それだけに、ファイナルに進出してほしかったが、逆にこの結果が佐野君や楽楽を次のステージに押し上げるのではないかと、自分の経験をオーバーラップさせながら思ったりもする。
 ファイナル進出には至らなかったが、メンターとして出会ったのもなにかと縁だから、これからも関わり続けられればと思う。これからもよろしく!!
Posted by のじま at 22:46 | edge関連 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)

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