「能を知る会鎌倉公演−鉢木・葛城」の公演のご報告 [2019年11月04日(Mon)]
秋の三連休初日、11月2日の「能を知る会鎌倉公演−鉢木・葛城」の公演は無事に終了しました。穏やかな秋の1日、ご来場いただきましたお客様、先生方ありがとうございました。
解説 中森貫太 狂言「右近左近」大蔵教義師 能「鉢木」中森貫太 ツレ 中森健之介 【いざ 鎌倉!】で有名な「鉢木」ということで、北鎌倉にあります「鎌倉鉢の木」(和食 懐石)のお客様もたくさんいらしてくださいました。ありがごうとございました! 午後の部、 狂言「名取川」大蔵教義師 能「葛城」遠藤喜久師 (写真撮影:駒井壮介氏/写真の無断ダウンロード・二次使用はご遠慮ください) 「雪の曲2題」をテーマとしていましたが、鎌倉能舞台は舞台が狭いので、葛城の作物は出さずに上演しました。 能には、わかりやすい日本語と英語の字幕が出ます。口コミで外国人の方にも少し広まったのか、今回は午前午後とも外国人のお客様も何組かご来場くださいました。ありがとうございます。 外国人のお客様や聴覚障害のあるお客様にも「能には字幕が出ます!」と胸を張ってお薦めできるのですが、課題はやはり、解説と狂言に字幕が出ないこと・・・ 教えていただいた「UDアプリ」という、喋った言葉がそのまま書き言葉で表示されるアプリも、ダウンロードはしましたが、それをスクリーンに映し出すのを研究しなくては + 能の解説には特殊な単語が多いため 事前に言葉を登録しなくてはいけない などなど、まだ「解説の字幕化」は対応できていない状態で申し訳ありません。 また、狂言も、お家によって台本が違うため、シテ方の中森貫太が勝手に字幕おこしができず・・ あらすじをお渡しするという対応のみでお願いしております。こちらも、いずれ考えていかなくてはいけないなーと思っています。こうしたら良いの出は?というご意見等ございましたら、お寄せいただけたら幸いです! 次回の「能を知る会」は、11月21日 横浜能楽堂での「能を知る会−横浜公演」となります。こちらは鎌倉藤沢のご当地曲「江野島」を上演します。おかげさまで満席となりました。 次々回の「能を知る会」は新春の公演となります。また、1月13日には事前ワークショップもいたしますので、別の記事でお知らせさせていただきます! |