県民能 [2008年10月30日(Thu)]
一昨日は鎌倉での県民能でした。
午前中は鎌倉内の女子高生様たち。こちらはずっと毎年学生さんの鑑賞を続けてくださっていらっしゃいます。もう20年越えて・・・ですね。嬉しいことです。 まず、中森貫太による解説。 狂言は「鏡男」 シテ 高野和憲師、妻 深田博治師。 能は、午前の部は「葵上」 シテ 古川充師、ワキ 野口能弘師。 源氏物語を題材とした演目で、学生さんたちもとても興味深く見てくださっていらっしゃいました。 午後の部は、狂言「鏡男」は同じく、能は「松虫」をいたしました。 シテ 中森貫太、ツレ 小島英明師、中森健之介。 後シテです。(中森貫太) 県民能の翌日から、貫太先生は文化庁の「本物の舞台芸術体験事業」で長野の学校へ行っています。先週は名古屋や岐阜の学校6校を回ってきたのですが、来月に近場の神奈川県の学校2校で、全10校が終了します。 どこの学校でも、生徒さんも先生がたもとても興味深く見てくださっているそうで、体験付きの能狂言鑑賞をみたという経験が、若い世代が今後伝統芸能に興味を持ってくれる基盤となってくれるといいな〜と、出演部隊もお留守番部隊も心から願っております。 |