小鍛治 [2008年08月26日(Tue)]
昨日は、県民能 鎌倉公演でした。改修後初めての県民能です!朝から冷たい雨の降る中、ご来場賜りましたお客様、ありがとうございました。
改修後のこけら落としではありましたが、これから能楽博物館のオープンさせなくてはいけないので、舞台改修に関して、昨日の公演では特別な事はいたしませんで、通常通りの能の公演をさせてきただきました。 解説は能の小道具について、中森貫太。 狂言は「千鳥」 シテは東次郎先生より変更で山本則俊先生。 能は「小鍛治(こかじ)」 昼の部は中森貫太。 幕が鏡板の延長上に上がりますので、客席から見ていて、ぽっかり壁に穴が開いて出てくるような、不思議な感覚でした。 ワキは殿田謙吉先生。 天井を高くしたり、橋がかりを少しのばしたりしても、能の作り物(ここでは”一畳台”)の大きさは変わらず・・・・ 大きな先生方の舞台だと、やはり狭そうですね〜 午後の部のシテは小島英明先生。 幕と橋がかり、照明、天井の高さなどなど・・・ 改修後は懸案だった場所がリニューアルでき、なかなか快適な舞台になりました。 これから能楽博物館オープンに向けて、ショーケースや展示の方法などなど煮詰めていきたいと思います。 ショーケースの出来あがりが来月半ば頃になるそうなので、オープンはそのころになるかと・・・ こんな展示が見たい等、ご意見などありましたら、お寄せいただければ嬉しいです! |