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相模薪能 中止のお知らせ [2023年08月13日(Sun)]

8月15日、相模薪能は寒川神社様より中止とご連絡頂きました。台風7号の影響を鑑みて決定されました。

どうぞよろしくお願いいたします。

https://samukawajinjya.jp/info/275.html?s=09

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幻となった今年の番組はこんな感じでした。

2023年8月15日 寒川神社 相模薪能 春日龍神・附子・鉄輪.jpg
Posted by kamakura nohbutai at 11:42 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
【能を知る会 東京公演 「鞍馬天狗」 〜暗間に育つ花】 [2023年08月10日(Thu)]

【字幕解説付き!(現代語訳&英訳)。初めて能楽に触れる方や外国人の方にも面白くお楽しみ頂ける公演です。】

【能を知る会 東京公演 「鞍馬天狗」 〜暗間に育つ花】

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◆日時:9月23日(土・祝)14:00開演
◆会場:観世能楽堂
◆入場料 正面自由席9,130円/脇中自由席6,930円
◆演目
●講演「暗間に育つ花」 葛西聖司
●狂言「重喜【じゅうき/Juuki】」
野村萬斎、三葉なつ葉、高野和憲、深田博治、内藤 連、中村修一、月崎晴夫
●能「鞍馬天狗【くらまてんぐ/Kuramatengu】」
シテ:中森健之介、子方(牛若丸):手島福太郎、子方(稚児):中森陽大、鎌倉子ども能参加者
ワキ:福王和幸、ワキツレ:村瀬 慧、矢野昌平
アイ:野村裕基、岡 聡史
笛:熊本俊太郎、小鼓:飯田清一、大鼓:亀井広忠、太鼓:林雄一郎
後見:中森貫太、奥川恒治、永島 充
地謡:観世喜正、駒瀬直也、遠藤喜久、鈴木啓吾、小島英明、坂真太郎、桑田貴志、柴田孝宏

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
チケット申し込みフォーム http://www.nohbutai.com/ticket/ticket.htm
eプラス https://eplus.jp/sf/detail/3874230001-P0030001
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
【みどころ】
2023年9月23日土曜日、能を知る会東京公演は、牛若丸が活躍する名曲、「鞍馬天狗」を上演致します。前半は稚児達が花見を楽しむ賑やかな場面となっております。従者である能力【のうりき】の舞も見所です。前半の中途からは牛若丸と、山伏が鞍馬山にふたりで残り桜を楽しむ風情のある場面。後半になりますと、山伏が天狗の姿となって牛若丸の前に現れ、兵法を伝える、という曲です。後の源平合戦で大活躍をする義経、そのルーツとなる曲となっております。
狂言は野村萬斎師による、寺の若者が師の教えを曲解して滑稽に振る舞う、「重喜」を上演予定です。
冒頭には古典芸能解説者の葛西聖司氏による、能のお話しも御座います。
また能には、前方2箇所に据え置いたスクリーンに、現代語訳の字幕を映し出し、初めて能を見る方にも分かり易い公演となっております。
Posted by kamakura nohbutai at 16:09 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
【日本全国 能楽キャラバン!In 三社大祭のヒーロー 〜頼光と四天王】 [2023年07月24日(Mon)]

※字幕解説付き!(現代語訳&英訳)。初めて能楽に触れる方やお子様にも面白くお楽しみ頂ける公演です。
【日本全国 能楽キャラバン!In 三社大祭のヒーロー 〜頼光と四天王】

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◆日時:2023年11月8日 水曜日 18:00始め 
(開場:17:00 終演予定:20:30)
◆場所:八戸市公会堂大ホール
◆料金:全席自由席 大人4,000円、子供(中学生以下)2,000円
◆演目
●講演「三社大祭ヒーロー 〜頼光と四天王」 葛西聖司 
●仕舞
「屋島【やしま】」  中所宜夫
「羽衣【はごろも】」 駒瀬直也
「鵺【ぬえ】」    観世喜正
地謡:遠藤和久、鈴木啓吾、小島英明、奥川恒成
●狂言「柿山伏【かきやまぶし/Kakiyamabushi】」
シテ(山伏):野村裕基、アド(畑主):岡 聡史、後見:野村太一郎
●能「土蜘蛛【つちぐも/Tsuchigumo】」
シテ(僧/土蜘蛛ノ精):中森貫太、主ツレ(源頼光):中森健之介、ツレ(胡蝶):佐久間二郎、ツレ(頼光ノ従者):桑田貴志
ワキ(独武者):福王和幸、ワキツレ(従者):村P 慧、矢野昌平
間狂言(独武者ノ従者):野村太一郎
笛:杉 信太朗、小鼓:飯田清一、大鼓:安福光雄、太鼓:小寺真佐人
後見:奥川恒治、鈴木啓吾
地謡:観世喜正、駒瀬直也、中所宜夫、遠藤和久、永島 充、小島英明、久保田宏二、柴田孝宏
●質疑応答:中森貫太
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
ぴあ http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2327768
eプラス https://eplus.jp/sf/detail/3907320001-P0030001
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

【みどころ】
 2023年11月8日水曜日、日本全国能楽キャラバン!in八戸は、初めて能楽を見る方向けの人気曲「土蜘蛛」を上演致します。源頼光とその従者の鬼退治を、敵役の土蜘蛛が蜘蛛の糸で盛り上げる、初めての方でも、小さなお子様でも楽しめる曲となっています。
狂言は、野村萬斎師 長男 野村裕基師による名曲「柿山伏」の上演を予定しております。小学校の国語の教科書にも掲載されている、こちらも初めての方でも楽しめる名曲となっております。盗み食いをする山伏が、どう畑の持ち主にやり込められるのかご注目下さい。
最初には葛西聖司氏による能楽と土蜘蛛の解説がございます。
また能「土蜘蛛」では、場内2箇所に設置したスクリーンに現代語訳(日本語と英語)の字幕を表示、初めて能楽に触れてみたい方にもおすすめの公演となっております。

土蜘蛛【つちぐも/Tsuchigumo】
猛将・源頼光(ツレ)は、近頃体調に優れず病床に伏していた。その話を聞いた典薬守は胡蝶(ツレ)という女性を頼光のもとへ遣わす。頼光の侍従(トモ)に取り次いでもらった胡蝶は頼光と対面し、弱気に成る頼光を励ます。
そしてその夜、頼光が寝所にて眠っていると怪しげな僧(前シテ)がどこからともなく現れ頼光に蜘蛛の糸を投げかけ亡き者にしようとする。しかし武勇に優れた頼光は、枕元にあった名刀・膝丸【ひざまる】にて蜘蛛を斬り伏せ撃退する。
程なくして騒ぎを聞きつけた独武者(ワキ)がやってくると、力を取り戻した頼光から事の次第を伝えられ、土蜘蛛退治を命じられる。
[中入]
独武者一行(ワキ・ワキツレ)は葛城山の土蜘蛛のすみかまで赴き、取り囲んで塚を崩す。すると中から妖怪・土蜘蛛(後シテ)が現れ、蜘蛛の糸で応戦し、戦いとなる。しかしやがて、武者たちの武力が勝り、土蜘蛛の首を斬り落とし都へ凱旋するのであった。
柿山伏【かきやまぶし/Kakiyamabushi】
とある山伏は、大峯葛城(奈良県のあたり)で修行を終え、故郷の出羽国(山形県)の羽黒山へ向かっていた。ずっと歩き続けて喉が渇いた山伏は、喉を潤すために茶屋を探すも見つからず、途中見つけた豊作の柿畑で盗み食いをしようとする。柿を取るために腰の小太刀で叩いてみたり、石を投げたりするも上手くいかず、木に登って直接食べる事にする。山伏が柿をたらふく食べていると、柿畑の持ち主が見回りにやって来て、木に登る人影を見つける。木の陰に隠れられていると思っている山伏。しかしそれを見つけた畑主は、色々な動物の鳴き真似をさせてからかう。最後には山伏を柿の木から落とし、溜飲を下げて畑主が立ち去ろうとすると・・・。
Posted by kamakura nohbutai at 15:35 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
【日本全国 能楽キャラバン!In 秋田県湯沢市−頼光と四天王−】 [2023年07月24日(Mon)]

今年度、鎌倉能舞台主催の「日本全国能楽キャラバン」は、8月19日に秋田県湯沢市、11月8日に青森県八戸市で開催します!!

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【日本全国 能楽キャラバン!In 秋田県湯沢市−頼光と四天王−】
日時:2023年8月19日 土曜日 14:00始め (開場:13:00 終演予定:16:30)
場所:湯沢市文化会館
料金:全席自由席 大人4,000円、子供(中学生以下)2,000円
問い合わせ先:公益財団法人鎌倉能舞台:0467-22-5557

・解説 「頼光と四天王」 葛西聖司
・舞囃子「敦盛」シテ 奥川恒治
・狂言 「柿山伏」シテ 野村太一郎
・能  「土蜘蛛」シテ 中森貫太
・質疑応答 

2023年8月19日土曜日、日本全国能楽キャラバン!in秋田県湯沢市は、初めて能楽を見る方向けの人気曲「土蜘蛛」を上演致します。源頼光とその従者の鬼退治を、敵役の土蜘蛛が蜘蛛の糸で盛り上げる、初めての方でも、小さなお子様でも楽しめる曲となっています。
狂言は、野村太一郎師による名曲「柿山伏」の上演を予定しております。小学校の国語の教科書にも掲載されている、こちらも初めての方でも楽しめる名曲となっております。盗み食いをする山伏が、どう畑の持ち主にやり込められるのかご注目下さい。
最初には葛西聖司氏による能楽と土蜘蛛の解説がございます。
また能「土蜘蛛」では、場内2箇所に設置したスクリーンに現代語訳(日本語と英語)の字幕を表示、初めて能楽に触れてみたい方にもおすすめの公演となっております。

土蜘蛛【つちぐも/Tsuchigumo】
猛将・源頼光(ツレ)は、近頃体調に優れず病床に伏していた。その話を聞いた典薬守は胡蝶(ツレ)という女性を頼光のもとへ遣わす。頼光の侍従(トモ)に取り次いでもらった胡蝶は頼光と対面し、弱気に成る頼光を励ます。
そしてその夜、頼光が寝所にて眠っていると怪しげな僧(前シテ)がどこからともなく現れ頼光に蜘蛛の糸を投げかけ亡き者にしようとする。しかし武勇に優れた頼光は、枕元にあった名刀・膝丸【ひざまる】にて蜘蛛を斬り伏せ撃退する。
程なくして騒ぎを聞きつけた独武者(ワキ)がやってくると、力を取り戻した頼光から事の次第を伝えられ、土蜘蛛退治を命じられる。
[中入]
独武者一行(ワキ・ワキツレ)は葛城山の土蜘蛛のすみかまで赴き、取り囲んで塚を崩す。すると中から妖怪・土蜘蛛(後シテ)が現れ、蜘蛛の糸で応戦し、戦いとなる。しかしやがて、武者たちの武力が勝り、土蜘蛛の首を斬り落とし都へ凱旋するのであった。

柿山伏【かきやまぶし/Kakiyamabushi】
とある山伏は、大峯葛城(奈良県のあたり)で修行を終え、故郷の出羽国(山形県)の羽黒山へ向かっていた。ずっと歩き続けて喉が渇いた山伏は、喉を潤すために茶屋を探すも見つからず、途中見つけた豊作の柿畑で盗み食いをしようとする。柿を取るために腰の小太刀で叩いてみたり、石を投げたりするも上手くいかず、木に登って直接食べる事にする。山伏が柿をたらふく食べていると、柿畑の持ち主が見回りにやって来て、木に登る人影を見つける。木の陰に隠れられていると思っている山伏。しかしそれを見つけた畑主は、色々な動物の鳴き真似をさせてからかう。最後には山伏を柿の木から落とし、溜飲を下げて畑主が立ち去ろうとすると・・・。

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。

電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai

ぴあ http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2320550
eプラス https://eplus.jp/sf/detail/3884190001-P0030001
Posted by kamakura nohbutai at 14:04 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
【能を知る会 横浜公演「紅葉狩」 〜角(つの)がある女 角(つの)を出す男〜】 [2023年07月07日(Fri)]

8月9日「能を知る会横浜公演」のご案内です。狂言は野村萬斎師の「蝸牛」(にほんごであそぼ でなさっていた、でんでんむしむし・・です!)、能はわかりやすい日本語と英語の解説を映し出して「紅葉狩」を上演します。
最初に、伝統文化アナウンサー葛西聖司氏の解説もあり、能の初心者の方にも楽しめる公演です。
夏休み企画として、小学生〜高校生の学生料金もあります。夏休みの自由研究の課題としても能楽鑑賞などいかがでしょうか?ご来場、お待ちしております!


【能を知る会 横浜公演「紅葉狩」 〜角(つの)がある女 角(つの)を出す男〜】 のお知らせです。

【字幕解説付き!(現代語訳&英訳)。初めて能楽に触れる方や外国人の方にも面白くお楽しみ頂ける公演です。】

2023年8月9日水曜日、能を知る会横浜公演は、初めての方やお子さんにもお楽しみいただける企画公演です。
能は鬼退治の代表曲「紅葉狩」を上演致します。前半は煌びやかな女性の舞、後半は鬼と武士の戦いと見所がたくさんの曲となっております。
狂言は野村萬斎師による、耳に残る軽快なリズムが楽しい「蝸牛」を上演致します。
冒頭には古典芸能解説者の葛西聖司氏による、能のお話しも御座います。
また能には、前方2箇所に据え置いたスクリーンに、現代語訳の字幕を映し出し、初めて能を見る方にも分かり易い公演となっております。

【日時】2023年8月9日(水)14時始め 
【場所】横浜能楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ヶ丘27ー2)
【演目】
講演「角(つの)がある女 角(つの)を出す男」葛西 聖司
狂言「蝸牛(かぎゅう)」野村 萬斎
能「紅葉狩(もみじがり)」中森 健之介

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−あらすじー

紅葉狩【もみじがり/Momijigari】
 ある山で、高貴な女性達(前シテ・前ツレ)が木陰に屏風を立て、紅葉狩の酒宴を開いていた。そこに、従者(ワキツレ)を引き連れて鹿狩にきた平維茂(ワキ)が通りかかる。維茂は興をそがないよう馬から降り、静かに立ち去ろうとする。しかし、女は維茂を引き留め、酒を勧める。維茂は美人の酌に時間も忘れて盃を重ね、やがて舞を見ている内に寝入ってしまう。女達は維茂が酔い伏したのを見届け、山中に姿を隠す。(中入)八幡大菩薩のお告げを受けて維茂が目を覚ますと、酒宴は跡形もなく、本性を現した鬼神(後シテ)が襲い掛かってくる。しかし維茂は全く動揺せず、八幡大菩薩を心に念じながら立ち向かう。加護の力により、維茂は遂には鬼神を討伐するのであった。

蝸牛【かぎゅう/Kagyu】
 山伏は早朝に旅立ったためか眠気に襲われ、手頃な竹藪に入って寝入ってしまった。
一方とある主人は、祖父のために長命の秘薬の材料となる蝸牛を、太郎冠者に取ってこさせることにする。蝸牛の姿形を知らない冠者は、「竹藪に必ずいるもの。」「腰に貝を付けている。」、などの断片的な情報だけで探しに出る。冠者が竹藪に入ると、主から聞いた特徴を全て揃えているものがいたため、間違い無く蝸牛だと判断する。喜んだ冠者は“蝸牛”もとい、山伏に話しかけて家に来るよう頼み込む。勘違いをした冠者をからかおうと山伏は・・・。

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
チケット申し込みフォーム http://www.nohbutai.com/ticket/ticket.htm
eプラス https://eplus.jp/sf/detail/3817870001-P0030001
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6月18日「能を知る会東京公演」会場は【国立能楽堂】です [2023年06月06日(Tue)]

6月18日「能を知る会東京公演」のチラシの増刷分に会場の誤植がありました。

6月18日は会場は【国立能楽堂】です。

一部チラシに観世能楽堂となっているのが見つかりました。大変申しわけありません。

チケットご購入の方にはお葉書でお知らせをお出しさせていただきました。

どうぞ、お間違いなきよう、お出かけくださいませ。

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Posted by kamakura nohbutai at 17:14 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「能を知る会 東京公演【草子洗小町】〜 小町とその時代の女房たち〜」 [2023年06月01日(Thu)]

「能を知る会 東京公演【草子洗小町】〜 小町とその時代の女房たち〜」のお知らせです。

【字幕解説付き!(現代語訳&英訳)。初めて能楽に触れる方や外国人の方にも面白くお楽しみ頂ける公演です。】

2023年6月18日日曜日、能を知る会東京公演は、若かりし頃の小野小町を主役に据えた名曲「草子洗小町」を上演致します。宮中にて執り行われる歌合の席での出来事を描いた華やかな曲となっております。今回は替装束という形で、通常とは異なる衣装にて上演する予定となっております。
狂言は野村萬斎師による、刀を巡った争いを面白おかしく描いた「長光」を上演致します。

冒頭には国文学研究資料館名誉教授の小林健二氏を招き、小町とその時代の女性についての講演を予定しております。また若年の小野小町の比較としまして、紫式部や老体となった小町の登場する仕舞も上演致します。
 
能には前方に2箇所に配置しましたスクリーンに、現代語訳の字幕を投影し、初めての方にも楽しんで頂ける公演となっております。

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◆日時 2023年6月18日(日)14:00
◆会場 国立能楽堂(JR千駄ヶ谷駅下車徒歩5分)
◆入場料 正面自由席9,130円/脇中自由席6,930円
◆演目
14時始め 
講演「小町とその時代の女房達」小林 健二
狂言「長光(ながみつ)」野村 萬斎
能「草子洗小町(そうしあらいこまち)替装束」中森 貫太

−あらすじ−

草子洗小町【そうしあらいこまち/Soushiaraikomachi】
 頃は四月半ば、宮中での歌合で、大伴黒主(前ワキ)の相手は小野小町(前シテ)となった。黒主は小町には敵わないと思い、小町の歌が古歌であると物言いを付けて勝つ為、小町の家へ忍び込む。首尾よく事を運び、黒主は歌を万葉集に書き加えた。(中入)その翌日、宮中では帝(子方)の前に、小町(後シテ)、黒主(後ワキ)、紀貫之(主ツレ)、河内躬恒、壬生忠岑(男ツレ)と官女達(女ツレ)が左右に着座し、歌合が始められた。貫之が小町の歌を読み上げると、黒主が万葉集の古歌であると物言いをし、さらに懐から万葉集の草子を出し、証拠を示す。しかし、加筆だと見破った小町が草子を洗うと、文字は消えしまう。面目を失った黒主が自害をしようと席を立つと、小町は恨みを忘れて引き留め、黒主は罪を許される。そして帝の命により小町は舞を奏し、和歌の徳を讃えるのであった。

長光【ながみつ/Nagamitsu】
 都に滞在中の田舎者が市場で土産物を見繕っていると、すっぱが近づいてきた。すっぱは田舎者の太刀紐を自分に結び、言い掛かりをつけて太刀を盗もうとする。言い争いをする二人の仲裁にきた代官は太刀についての質問をするが、すっぱが答えを盗み聞きする為にらちがあかない。やがて盗み聞きに気づいた田舎者が小声で答え始めると…。
能「俊寛」の主人公、俊寛僧都の島流しの話の語りも見所のひとつ。

→詳しい番組はこちら http://www.nohbutai.com/perform/tokyo.htm#tokyo-01

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス https://eplus.jp/sf/detail/3817770001-P0030001
Posted by kamakura nohbutai at 16:16 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
能を知る会鎌倉公演「土車」「水無月祓」 [2023年05月01日(Mon)]

「能を知る会 鎌倉公演 【土車】【水無月祓】」のお知らせです。

【字幕解説付き!(現代語訳&英訳)。初めて能楽に触れる方や外国人の方にも面白くお楽しみ頂ける公演です。】

2023年5月11日(木)朝の部10:00/昼の部14:00

2023年5月11日木曜日「能を知る会鎌倉公演」、朝の部は、能の中でも数少ない男物狂の稀曲、「土車」を上演致します。妻の死に打ちひしがれ出奔した父を捜し求める子と、その従者が善光寺にて再会を果たす曲です。善光寺への道中に、“土車”という子供を乗せて移動する作物を用いるのが特徴となっております。
 狂言は、野村萬斎師による名曲「咲華」を上演致します。

昼の部は、季節の御神事である水無月の祓えを題材に、男女の恋愛を描いた「水無月祓」を上演致します。結婚の約束をした男を訪ね歩いていた遊女が、賀茂神社の縁により再会を果たすという曲となっております。茅の輪をつけた麻の枝で舞を舞う場面が見所です。
 狂言は、野村萬斎師による、男女の関係を描いた名曲「墨塗」を上演致します。

冒頭には中森貫太による解説、能には現代語訳をした字幕を場内モニターに映し、初心者の方でも楽しめる公演となっております。

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◆日時2023年5月11日(木)
◆会場:鎌倉能舞台
◆入場料 6,380円
◆演目:
10時始め
解説「男物狂と女物狂」中森 貫太
狂言「咲曄(さっか)」野村 萬斎
能「土車(つちぐるま)」中森 貫太
14時始め
解説「男物狂と女物狂」中森 貫太
狂言「墨塗(すみぬり)」野村 萬斎
能「水無月祓(みなづきばらえ)」中森 健之介

−あらすじ−

土車【つちぐるま/Tsuchiguruma】
 妻と死に別れた深草少将(ワキ)は、悲しみに打ちひしがれたあげく、我が子を捨てて出家して行方をくらませた。家人の小次郎(シテ)は物狂いに身をやつし、少将の子(子方)を土車に乗せて連れて少将を訪ね歩く。手がかりを見つけ、少将のいる善光寺にやって来る。人を集めてさらに行方を尋ねようと、小次郎は門前にて物狂の舞を舞う。たまたま居合わせた主君である少将は名乗ろうとするが、ここが三界の絆の切り所だと通り過ぎてしまう。やがて小次郎と子は、巡り会えないことに悲嘆し、身を投げようと川縁へ近づいていく。思い直して引き返してきた深草少将は、慌ててふたりを押し止める。斯くして、主君と親子は再会を果たすのであった。

咲華【さっか/Sakka】
 連歌の当番になった主人は、伯父から指導を受ける為、太郎冠者を都へ呼びに行かせる。住まいも人相も聞かずに出てきた冠者は、伯父だと名乗る男を連れ帰る。男を見た主人は驚き、男が「みごひのさっか」というすっぱだと教える。事を荒立てずに帰ってもらう為、主人は冠者に男を接待するように言う。冠者は接待を始めるが粗相ばかりする。見かねた主人が自分の真似をするよう言うと…。

水無月祓【みなづきばらえ/Minazukibarae】
 下京に住む男(ワキ)は、播磨国室津にて逗留中、馴染みになった女を妻に迎えようと使いを出したが、女は行方知らずになっていた。頃は水無月、夏越【なごし】の祓【はらえ】の日、男は女との再会を祈ろうと、賀茂明神のある糺【ただす】の森へと出掛ける。途中、所の者(アイ)と同行する事にした男は、御手洗川のほとりにいる若い女物狂いの噂を聞き、その女を待つ事にする。やがて茅の輪【ちのわ】を持ち、道行く人々に夏越の祓を勧める年若い女(シテ)がやって来る。男が女に声を掛け、夏越の祓のいわれを尋ねると、女は夏越の由来を語り、舞い狂う。さらに、男が女に烏帽子を渡して舞を所望すると、言われるままに舞を舞う。その後男は、狂いから醒めた女が探し求めている女だと知り、再会を喜ぶ。やがて、ふたりは連れ立って帰って行くのであった。

墨塗【すみぬり/Suminuri】
 長らく訴訟のために在京していた大名は、帰国の途につく前に京で親しくなった女のもとへ別れを告げに行った。女は別れを惜しみ涙にくれるが、その様子がおかしいと太郎冠者は疑う。女が茶碗の水で泣き真似をしているだけと気づいた冠者は、水を墨に取り替える。気付かず女が泣き真似を続けると…。

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス  午前の部 
https://eplus.jp/sf/detail/3817540001-P0030001
      午後の部 
https://eplus.jp/sf/detail/3817570001-P0030001
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令和5年度「能を知る会」スケジュール [2023年04月01日(Sat)]

令和5年度の年間スケジュール表を、鎌倉能舞台の公演にご来場になったお客さまに郵送させていただきました。

鎌倉能舞台では一年間を通じてチケットのご予約を承っております!

また、入場券にプラス千円で、お好きな座席のご指定を承っております。一番前で見たい、橋掛かりよりで見たい、などなど、お好きなお席をお選びいただけるシステムとなっております。

人気の公演、人気のお席はお早めにご予約いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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「能を知る会 横浜公演ー能の中の義経」 [2023年02月03日(Fri)]

「能を知る会横浜公演-能の中の源義経」

◆2023年3月7日(火)14時始め 
◆会場:横浜能楽堂
◆演目:
解説「能における源義経」中森 貫太
狂言「附子(ぶす)」野村 裕基
能「船辨慶(ふなべんけい)」中森 健之介 

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2023年3月7日火曜日 能を知る会横浜公演は、歌舞伎にも取り入れられている源義経の活躍する名曲、能「船辨慶」を上演致します。

前場は、四国へと海を渡って逃げる義経と靜との別れ。後場は、四国への船上にて遭遇した平家の一門の亡霊達との死闘と、前後半で風情の違う見所の多い名曲です。
狂言は野村萬斎師の御子息、野村裕基師による名曲、狂言「附子」を予定しております。

能・狂言共に、初めて能楽を御覧になる方にも楽しめる演目となっております。

能にはわかりやすい字幕解説を前方2箇所のスクリーンに映し出し、初心者でも楽しめる公演となっております。

https://eplus.jp/sf/detail/3754640001
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