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「能を知る会横浜公演−天満天神がおこす奇跡劇−」のお知らせ [2019年11月02日(Sat)]

「能を知る会横浜公演−天満天神がおこす奇跡劇−」2020年3月12日(木)14時始め/横浜能楽堂 のお知らせ

令和2年3月12日、能を知る会横浜公演は、「天満天神がおこす奇跡劇」をテーマに、天満天神の威徳と男女の生々しい恋愛を描く稀曲「藍染川【あいそめがわ】」を上演致します。

前半は神主を巡り、手紙を介してふたりの女がやり取りをする様、後半は一転ガラッと変わり天満天神の威徳を見せるという、上演頻度が非常に少ない珍しい曲となっております。

狂言は太郎冠者と次郎冠者が主人の恋文を巡り面白おかしいやりとりを繰り広げる「文荷【ふみない】」を野村萬斎師に演じていただきます。

公演の最初に、国文学研究資料館の名誉教授、小林健二様に藍染川を始め、能楽についてのお話をしていただきます。

また、能には現代語と英文での字幕もあり、どなたでも能楽をお楽しみ頂ける公演となっております。

◆日時 2020年3月12日(木)14時始め
◆会場 横浜能楽堂(桜木町駅下車徒歩15分)
◆入場料 正面席 7,000円 脇・中席 5,500円
(プラス1,000円で座席指定可能です)
◆演目:
・講演「天満天神がおこす奇跡劇」小林 健二
・ 狂言「文荷(ふみにない)」野村 萬斎
・ 能「藍染川(あいそめかわ)」中森 貫太 

−あらすじ−
藍染川【あいそめがわ/Aisomegawa】
京都に住む女(前シテ)は、訴訟のため長らく都に滞在していた九州太宰府天満宮の神主(ワキ)と良い仲になり、梅千代(子方)という子ももうけていた。訴訟が終わり神主が大宰府に帰る際に残した、寄る辺のない折は訪ねてきなさいという言葉を信じ、厳しい道中をなんとか乗り越え母子ふたりで太宰府までやって来る。
まず宿を取った母子は、宿屋の亭主の左近尉(ワキツレ)に神主への手紙を託す。左近尉が神主の家へ手紙を持っていくが、神主の妻(アイ)に取られ、それを読んだ妻は激怒し握りつぶした上、神主が立腹して女はすぐに帰れという旨の手紙を女に渡させる。宿屋にて酷い内容の返信を読んだ女は悲嘆に暮れ、さらには左近尉から宿も追い出される。絶望に打ちひしがれた女は梅千代に待つよう言い残し、ひとり藍染川に身を投げてしまう。
女が身を投げたことを知った左近尉は、梅千代を呼び確認をさせる。すると、梅千代も後を追おうとするも左近尉はなんとか押し留め、遺書を梅千代に渡してやる。そこへ騒ぎを聞きつけた神主が供(ワキツレ)を連れて様子を見に来ると、左近尉から身投げだと聞く。顛末を聞いて酷い男もいるものだと神主が思っていると、梅千代から遺書を渡される。遺書を読み梅千代が我が子であり、身投げをした女が自分と良い仲であった都の女だと気づいた神主は涙する。
神主は直に遺骸を見に行き、あまりに不憫に感じ入り幣帛【へいはく】を捧げて祝詞【のりと】をあげる。程なくして天満天神(後シテ)が顕現し、女を蘇生して威徳を示すのであった。

→詳しい番組はこちら http://www.nohbutai.com/perform/yokohama.htm#yokohama-01

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス https://eplus.jp/sf/detail/2957380001-P0030001

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Posted by kamakura nohbutai at 15:00 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「能を知る会 鎌倉公演 −新春の能−鏡−」 [2019年11月02日(Sat)]

新春の能を知る会のお知らせです。

令和2年1月25日、新春のの「県民のための能を知る会鎌倉公演」は、【鏡】をテーマに、

朝の部は、在りし日の静御前がひとりの女性に宿り、ともに美しい舞を舞う場面が見どころの能「二人静【ふたりしずか】」を上演致します。奈良は吉野の勝手明神が舞台となっておりますが、義経と良い仲であった静御前の白拍子の舞を“相舞”というふたりの登場人物が同じ動きで舞うことが一番の見所です。

狂言は“入間言葉”という言っていることが正反対の意味となる、という地域の設定が理解できていないとなかなかに難解な「入間川【いるまがわ】」を上演致します。設定が少々複雑なのですが、傍若無人な大名がどのような行動をするかよくよくご覧ください。

昼の部は、地獄の鬼の持つと言われています鏡を主題に据えた世阿弥の名曲「野守【のもり】」を上演致します。前半は奈良は春日に伝わります野守の鏡や鷹狩の話が主題となっています。後半は地獄の鬼が現れ、鏡を持ち豪快に地獄の有様を舞い示した後、地獄へ帰っていくという演目となっております。

狂言は「鏡男【かがみおとこ】」という、“鏡”というものが珍しい時代、土産物として都から戻った男が妻にこの鏡を渡すとどのような反応が返ってくるか、というものが見どころとなっております。

能には現代語と英文での字幕もあり、どなたでも能楽をお楽しみ頂ける公演となっております。


◆日時 2020年1月25日(土) 
◆会場:鎌倉能舞台
◆入場料 5,500円
◆演目:
10時始め
・解説「新春」中森貫太
・狂言「入間川(いるまがわ)」大藏吉次郎
・能「二人静(ふたりしずか)」中森貫太
14時始め
・解説「新春」中森貫太
・狂言「鏡男(かがみおとこ)」大藏吉次郎
・能「野守(のもり)」中森健之介

−あらすじ−
二人静【ふたりしずか/Futarishizuka】
 吉野の勝手明神の神主(ワキ)は、正月七日の神事の折、神前へ供える若菜を菜摘の女(ツレ)に取りに行かせた。女が若菜を摘んでいると、一人の女(前シテ)が現れ、吉野へ戻り次第、一日経を書いて弔って欲しいと言伝【ことづて】を頼む。菜摘の女は名を尋ねるが、女は疑う人があれば、その時にあなたへ取り憑き、名乗りましょうと言い残して消え去る。(中入)驚いた菜摘女は急いで吉野へ帰り、神主に事の次第を伝えるが、程なく何者かに憑かれ、気色が変わる。神主の問いに女は静の霊だと応え、舞を所望するならば、明神所蔵の形見の衣が必要だと言う。衣の特徴を事細かに述べる女を信用し、宝蔵を開くと装束が確かにある。菜摘女が衣を着て舞い始めると、静の霊(後シテ)も現れ、影形のように舞う。二人は義経の都落ちや、吉野を追われた昔を舞い語り、義経への恋慕を示す。やがて回向を頼み、静は姿を消す。

野守【のもり/Nomori】
 出羽国羽黒山の山伏(ワキ)は、大峯葛城に参ろうと旅に出た。大和国春日の里に着いた所、一人の老翁(前シテ)がやって来る。山伏が野中にある清水の名を訊ねると、老翁は、私のような野守の影を映すゆえ、野守の鏡と呼んでいると答える。さらに老翁は、鬼神の持つという真の野守の鏡や、昔に行われた御狩の話を語る。その後、山伏が真の野守の鏡を見たいと言うと老翁は、この水鏡の方を見なさいと言い残し、消え失せる。(中入)山伏が懸命に祈っていると、鬼神(後シテ)が真の野守の鏡を持って現れる。鬼神はあらゆる世界の様相を鏡に映した後、大地を踏み破り、奈落の底へ飛び入り消え失せる。


→詳しい番組はこちら http://www.nohbutai.com/perform/index.htm#kamakura-05

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。

電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス  午前の部 
https://eplus.jp/sf/detail/2957270001-P0030001 
      午後の部 
https://eplus.jp/sf/detail/2957310001-P0030001

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Posted by kamakura nohbutai at 14:36 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
事前ワークショップ中止のお知らせ [2019年10月10日(Thu)]

10月12日に予定しておりました「能楽事前ワークショップ」は台風直撃の恐れがあるため、中止とさせていただきます!

よろしくお願いいたします。

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Posted by kamakura nohbutai at 10:19 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
能カレンダー2020 予約受付開始します! [2019年10月04日(Fri)]

能カレンダー2020年度版のデザインが出来上がりました! 御予約承ります。

閉じるとA4版、掲載時A3版サイズ゙ 春夏秋冬の能の写真12種類が楽しめます!

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☆シテ:中森 貫太、 中森健之介
☆撮影:駒井 壮介氏 他(新宮夕海氏、山口宏子氏) 
☆1部1,300円※消費税込み 10部お買い上げごとに1部プレゼント!
☆[お申し込み方法] FAX、お電話、メールフォーム等でお申し込み頂ければ郵送いたします。 ☆ [お支払い方法] カレンダー到着後、代金+送料振り込みください。(郵便局または横浜銀行)

詳しい申込みページは こちら http://www.nohbutai.com/goods/calendar.htm
申込みフォームは こちら http://www.nohbutai.com/goods/order.htm
または、申込み用紙をFAXでお送り下さい。 こちら http://www.nohbutai.com/goods/img/2020.pdf

お申込みお待ちしております!
Posted by kamakura nohbutai at 16:17 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
秋の公演C 「能を知る会横浜公演−江野島−」 [2019年09月25日(Wed)]

11月に横浜能楽堂で上演します「能を知る会横浜公演」は、湘南は江ノ島の縁起を示す「江野島【えのしま】」を上演致します。
前半は帝の命を受けた勅使が江ノ島にて島の縁起を聞き、後半は弁財天・十五童子・五頭龍王がそれぞれ顕現して美しい舞や勇猛果敢な舞を示し、帝の御代を寿ぐという内容となっております。
大掛かりな作り物を使うだけでなく、能の中でも登場人物が多く、特に主役でありますシテは"大龍戴”という頭に乗せる立物を使い、華やかで御目出度い曲です。
講演は江島神社の宮司様・相原圀彦様をお招きし、江島神社についてのお話をしていただきます。
また、狂言は江島神社の弁財天と並ぶ三大弁財天の一柱が祀られています、竹生島を舞台としました「竹生島参」を野村萬斎師に演じていただきます。
能には現代語と英文での字幕もあり、どなたでも能楽をお楽しみ頂ける公演となっております。

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◆日時 2019年11月21日(木)14時始め
◆会場 横浜能楽堂(桜木町駅下車徒歩15分)
◆入場料 正面席 7,000円 脇・中席 5,500円
(プラス1,000円で座席指定可能です)
◆演目:
・講演「江島詣」江ノ島神社宮司 相原 國彦
・狂言「竹生島参(ちくぶしままいり)」野村 萬斎
・能「江野島(えのしま)」中森 貫太

−あらすじ−
江野島【えのしま/Enoshima】
 相模国江野浦の海上に島が出現し、そこに弁財天が現れたとの報を受け、欽明天皇は勅使を使わした。江野島に勅使が着くと、老若ふたりの漁師(前シテ・前ツレ)と出会う。勅使が島のいわれを尋ねてみると、ふたりは島の出来た当時の事を物語る。鎌倉深沢に住む龍神が人々に厄災をもたらし困っていた時、弁財天が現れ、「悪行を止めれば汝と夫婦の語らいをなすべし。」と告げた。さらに、龍神がこれを承伏し龍口明神となり、江野島の弁財天と夫婦神となり、国土を守るようになったと語る。そして老翁は、我こそが五頭龍王と名乗り、姿を消す。
 勅使がその場に留まっていると、その夜に弁財天が十五童子を従えて現れる。弁財天が宝珠を勅使に捧げ、月下に舞楽を奏していると、五頭龍王もその姿を現す。やがて龍王は国土守護を誓った後に海中に帰り、弁財天も虚空へと上がってゆくのであった。


→詳しい番組はこちら http://www.nohbutai.com/perform/yokohama.htm#yokohama-01

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス https://eplus.jp/sf/detail/2957380001-P0030001
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秋の公演のお知らせB 「能を知る会 鎌倉公演【いざ、鎌倉】−雪の曲 二題−」 [2019年09月25日(Wed)]

11月2日の「能を知る会 鎌倉公演」は、−雪の曲 二題−をテーマとして演目です。

朝の部は、【いざ、鎌倉】で有名な、名曲「鉢木【はちのき】」を上演致します。零落していた中年の武士が良縁のおかげで出世をするお話しです。
前半は雪の降りしきる上野国(現群馬県)の貧しい家での精一杯の“おもてなし”の風情、後半は舞台を鎌倉に移し、鎌倉幕府の数多くの臣下が一同に集まっている風景となります。そして、雪の夜に見ず知らずの人を助けたのみならず、約束を違えず『いざ鎌倉』を成し遂げた報奨を得ることにより、一気に出世をした心に錦を持つ武士の風格こそが見どころなっております。
狂言は、土地をめぐる隣人との訴訟と夫婦仲を描いた「右近左近【おこさこ】」を上演致します。

昼の部は、数少ない、雪の季節を舞台としました女性の艶やかな舞が見どころの能、「葛城【かずらき】」を上演致します。。前半は、山伏が雪の葛城山にて立ち往生しているところ、ひとりの女性により庵に通されたき火によりもてなさられるといった内容、後半は葛城山の女神によります美しい舞が見どころとなっております。
狂言は、東北の名取を舞台としました「名取川【なとりがわ】」を上演致します。立派なはずの僧がうろたえ、勘違いをするさまを描いた演目です。
能には現代語と英文での字幕もあり、どなたでも能楽をお楽しみ頂ける公演となっております。

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◆日時 2019年11月2日(土) 
◆会場:鎌倉能舞台
◆入場料 5,500円
◆演目:
10時始め
・解説「雪の曲 二題」中森 貫太
・狂言「右近左近(おこさこ)」大藏 教義
・能「鉢木(はちのき)」中森 貫太
14時始め
・解説「雪の曲 二題」中森 貫太
・狂言「名取川(なとりがわ)」大藏 教義
・能「葛城(かづらき)」遠藤 喜久

→詳しい番組はこちら http://www.nohbutai.com/perform/index.htm#kamakura-04

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス  午前の部 
https://eplus.jp/sf/detail/2957210001-P0030001
      午後の部 
https://eplus.jp/sf/detail/2957260001-P0030001

−あらすじ−
鉢木【はちのき/Hachinoki】
 ある旅僧(ワキ)が信濃国から鎌倉に上る途中、上野国の佐野で大雪にあい、ある家に一夜の宿を求めた。その家には留守番の妻(ツレ)しかいなかったため、妻は僧に主人が帰ってくるまで家の中で待つよう言い、外で主人の帰りを待つことにした。仕事がうまく行かず、さらには帰り道で大雪にあったこの家の主人(シテ)が家に戻ってみると、妻が外に立っている。主人は妻から理由を聞き、家の中にいる僧に宿を乞われるも、主人は宿を貸さない。僧が降りしきる雪の中へ出ていくと、主人は思い直して呼び止め、家の中に案内する。夫婦は粟飯を出して僧をもてなし、さらには主人が大切にしている鉢木(梅・桜・松の盆栽)を火にくべて暖を取る。やがて夫婦と僧は話し込み、尽きぬ話の中で主人は、一族の者に本領を取られて零落している身ではあるが、有事の際は、痩せた馬に乗り、みすぼらしい格好でも、いの一番に鎌倉へ馳せ参じて見せる、と語る。僧が主人の名を尋ねると、佐野源左衛門常世の成れの果てであると答える。やがて夜が明けると僧は名も告げずに、名残を惜しんで立ち去る。(中入)諸国を巡り、国状を視察した時の執権、最明寺入道北条時頼(旅僧)は鎌倉に帰ると、常世の言葉の真偽を確かめるため、諸国の軍勢を一斉に鎌倉へ招集する。常世(後シテ)はこの時ばかりと痩せ馬に鞭を打って馳せ参じる。言葉通り、一番に馳せ参じた常世に時頼は、本領を返させ、さらには鉢木のもてなしの礼に、加賀国梅田、越中国櫻井、上野国松井田の三箇所を与える。かくして常世は喜び勇み、悠然と佐野へ帰っていくのである。

葛城【かづらき/Kazuraki】
 出羽国羽黒山の山伏(ワキ・ワキツレ)が大雪の葛城山で道に迷っていると、ひとりの女(前シテ)が現れる。女は山伏を自分の庵へ連れていき、楚樹【しもと】を焚いてもてなす。不審に思った山伏が素性を尋ねると、女は葛城の神である事を明かし、加持祈祷をして助けて欲しいと言い残して消え失せる。(中入)山伏が夜通し祈っていると葛城の神(後シテ)が現れる。葛城の神は、醜い姿を恥じながらも古の舞を舞って見せ、月の下で白く照り映える雪景色を賞賛する。やがて、空が明るくなり始めると自分の姿を隠すため、岩戸の中に隠れてしまう。

名取川【なとりがわ/Natorigawa】
 修行を終えた僧が、希代坊と不肖坊という二つの名をもらう。物覚えの悪い僧は、着物の両袖に名を書き、忘れないよう名前に色々な節をつけて謡いながら帰国の途に就く。途中とある川を渡ろうとするも深みに嵌り、両袖の名前が消えてしまう。慌てて川から名を掬おうとしている所に、土地の者が通りかかる。川が名取川だと教えられた僧は…。


Posted by kamakura nohbutai at 14:27 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
秋の公演のお知らせA 「能を知る会 鎌倉公演 −能の神・鬼−」 [2019年09月25日(Wed)]

秋の鎌倉公演第2弾、「能を知る会 鎌倉公演 −能の神・鬼−」のお知らせです。

令和元年10月25日「能を知る会鎌倉公演」昼の部は、滅多に上演されることのない木曽を舞台としています「飛雲【ひうん】」を上演致します。
前半は紅葉の美しい木曽の山奥の風景を楽しみ、後半は鬼が現れ山伏を食おうとする、という構成になっております。
狂言は「鬼継子【おにのままこ】」という、実際に子供の人形をこどもにみたてるという珍しい演出を行う演目を上演致します。
能には現代語と英文での字幕もあり、どなたでも能楽をお楽しみ頂ける公演となっております。

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◆日時 2019年10月25日(金) 
◆会場:鎌倉能舞台
◆入場料 5,500円
◆演目:
10時始め (満席)
・解説「能の神・鬼とは」中森 貫太
・狂言「飛越(とびこえ)」山本 泰太郎
・能「雷電(らいでん)」永島 充
14時始め
・解説「能の神・鬼とは」中森 貫太
・狂言「鬼継子(おにのままこ)」山本 泰太郎
・能「飛雲(ひうん)」中森 貫太

−あらすじ−
飛雲【ひうん/Hiunn】
紅葉の頃、羽黒山への参詣を思い立った三熊野の山伏(ワキ・ワキツレ)は、信州木曽の山中で一休みをしていた。すると、ひとりの木樵の老人(前シテ)がやってくる。ふたりは紅葉の名所などを語り合ううち、日暮れの時刻となる。そこで老人は、ここで夜をお明かしなさいと薦め、姿を消す。その夜、山伏が三熊野の加護を祈っているとにわかに黒雲が湧き起こる。さらには稲光がし始め、その中より鬼神(後シテ)が現れ山伏に襲いかかる。山伏が必死に経を読み上げ神に祈ると、鬼神はその威力に恐れて逃げ帰って行く。

→詳しい番組はこちら http://www.nohbutai.com/perform/index.htm#kamakura-04

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。
電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス  午後の部 
https://eplus.jp/sf/detail/2957170001-P0030001
Posted by kamakura nohbutai at 14:26 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
秋の鎌倉公演のお知らせ@ 「能を知る会 鎌倉公演 −宗教劇としての能−」 [2019年09月25日(Wed)]

「能を知る会 鎌倉公演 −宗教劇としての能−」のお知らせ

10月7日の「能を知る会鎌倉公演」朝の部は、鹿児島の先にある流島「鬼界島」に流され、ついぞ帰ることの許されなかった男の悲哀と絶望を描いた名曲、「俊寛【しゅんかん】」を上演致します。三人のうちひとりのみ取り残される旨を察した男が、何度も許状を見返す様、最後まで船にすがりつく姿など、かなり演劇的な曲です。歌舞伎にも同名の演目があるほどの人気曲となっております。
狂言は野村萬斎師によります、苞(藁に包んだ弁当)を巡って山伏の活躍する演目、「苞山伏【つとやまぶし】」を上演致します。
昼の部は、清水寺の観世音菩薩を称える「田村【たむら】」を上演致します。
前半、主役であるシテは少年の姿で現れ、清水寺の来歴や観世音菩薩について語り示した後、清水寺からの桜の景色を讃えます。後半は征夷大将軍坂上田村麻呂の亡霊が甲冑姿となり、鈴鹿山の蛮族を討ち取った様を舞い示すという構成となっており、前後半に渡って見どころの多い曲となっております。
狂言は、演者が笛を吹かなくてはならない珍しい曲「吹取【ふきとり】」を上演致します。

能には現代語と英文での字幕もあり、どなたでも能楽をお楽しみ頂ける公演となっております。

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◆日時 2019年10月7日(月) 
◆会場:鎌倉能舞台
◆入場料 5,500円
◆演目:
10時始め
・解説「宗教劇としての能」中森 貫太
・狂言「苞山伏(つとやまぶし)」野村 萬斎
・能「俊寛(しゅんかん)」中森 貫太
14時始め
・解説「宗教劇としての能」中森 貫太
・狂言「吹取(ふきとり)」野村 萬斎
・能「田村(たむら)」中森 健之介

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。

電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
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eプラス 午前の部 
https://eplus.jp/sf/detail/2957140001-P0030001
     午後の部 
https://eplus.jp/sf/detail/2957150001-P0030001

−あらすじ−

俊寛【しゅんかん/Shunkan】
 鹿ヶ谷での平家討滅の謀が露見し、法勝寺執行僧都俊寛(シテ)、平判官康頼(ツレ)、丹波少将成経(ツレ)の三人は、薩摩国鬼界島に流された。その後、中宮徳子の安産祈祷の為に大赦が行われた。相国清盛に仕える赦免の使者(ワキ)は康頼、成経に赦免を言い渡す為、鬼界島へと向かう。一方島では、康頼と成経が都にいた時のように日課にしている熊野詣の帰り道、水桶を携えた俊寛の迎えを受ける。三人は水を酒のように酌み交わし、現在の境遇を嘆きあう。するとその時、都からの使者の船が島に至り、大赦の知らせと赦免状を届ける。俊寛は喜び、康頼に赦免状を読ませる。しかし康頼と成経の名はあるが、俊寛とも僧都とも書かれていない。驚嘆した俊寛が赦免状を幾度となく読み返すさなか、使者から俊寛はひとり島に残せとの言伝を告げられる。使者はやがて康頼、成経のふたりを乗せ、出航しようとする。俊寛は必死に追いすがり、纜【ともづな】に手を掛け嘆願するも振りほどかれ、ひとり島に取り残される。船は次第に見えなくなり、心は挫け、憤る気力も失った俊寛は、ただ茫然と汀に立ち尽くしていた。

苞山伏【つとやまぶし/Tsutoyamabushi】
 朝早くから苞(藁に包んだ弁当)を持って山仕事に出た山人が、休息を取る事にする。また、修行帰りの山伏が通りかかり、これも近くで一寝入りする。そこに使いの男が現れ、苞を見つけて全て平らげ、狸寝入りをする。やがて目を覚ました山人が、男を起こして問いただすと、山伏に罪をなすりつけようとする。疑われた山伏が犯人を暴くために法力を駆使すると…。

田村【たむら/Tamura】
 頃は弥生半ば、東国の僧(ワキ)が清水寺に参詣し、地主権現の桜を眺めていた。そこへ箒を持った童子(前シテ)がやって来たので、僧は清水寺の来歴を尋ねる。すると童子は建立当時の縁起を語り、桜咲く黄昏に見える限りの名所を指し教え、観音の霊験を説く。童子を怪しみ僧が名を尋ねると、童子は私の行く先を見ていなさいと言い残し、田村堂の中に入って行く。(中入)僧が月下に法華経を読誦していると、坂上田村麻呂の霊(後シテ)が現れる。田村麻呂は、千手観音の利益により伊勢国鈴鹿山の賊を討ち取った様を仕方話に舞い語り、観音の徳を讃える。

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コラボ公演 [2019年08月21日(Wed)]

8月31日にみなとみらいホールにて、中森貫太がピアノとコラボ公演をさせていただきます。

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能楽ワークショップのお知らせ [2019年08月05日(Mon)]

8月24日(土)午後1時半より3時まで、鎌倉能舞台にて観世流シテ方能楽師 中森貫太と 中森健之介による、ワンコイン事前ワークショップを開催します。

9月14日 能を知る会東京公演の「仲光(なかみつ)」と、10月7日 県民能鎌倉公演の「俊寛(しゅんかん)」「田村(たむら)」の詳しい内容の解説、

当日使う能面や装束をご覧いただき、

また、足袋を履いて舞台の上を歩いてみたり、能面をかけてみたり、の体験をしていただく、

とても内容の濃いワークショップとなっております。

事前お申込みも、また当日の飛び入り参加も大歓迎です!

お子さんの夏休みの自由研究にもいかがでしょうか?!そろそろ紫陽花の咲き始める頃の鎌

とってもお得でためになる能楽ワークショプ、ぜひご参加くださいませ!

(会場は、冷房の効いた屋内の能舞台です太陽️)

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