玉川大学学生さん向けワークショップ [2016年09月29日(Thu)]
また夏日に戻ったかと思うような暑い日でしたが、午前中は玉川大学学生さん向けのワークショップ、午後は小学生さんの狂言体験教室と、午前・午後と講演が入り、充実した一日でした。
まず、午前中の大学生向けワークショップのご報告です。 玉川大学では、農学部と教育学部の生徒さんは、喜多能楽堂、横浜能楽堂で「事前解説+当日解説+狂言鑑賞+能鑑賞」というフルコース公演をご覧頂いていますが、今日の芸術学部は人数が少ないということと、鎌倉での研修の一環として・・ということらしく、解説と狂言鑑賞、そして生徒さんの装束着附け体験、という形のワークショップをさせていただきました。 本日は、中森貫太が文化庁巡回公演の事前ワークショップで岡山の学校へ出張中のため、解説その他は貫太長男の健之介が行いました。 まず、健之介先生の解説。積極的にプロジェクターを使って説明をしていきます。 狂言「柿山伏」を鑑賞してもらいました。シテ 大蔵教義師 佐久間先生に「羽衣」の仕舞を舞っていただき、 それから、学生くん1名に舞台に上がっていただき、「羽衣」の天人に変身してもらいました。 (装束を着附けているのは健之介&佐久間先生。能の装束は後見2〜3人で着附けます。針と糸でちくちく縫い付けて着附けます。) その後、能「羽衣」の舞の部分の舞台映像を見て貰い、羽衣の謡の一節を皆で謡ってもらいました。 少し、能・狂言に興味を持って帰っていただけたでしょうか。次の機会にはぜひ、能の鑑賞も含めた「フルコース観劇」をしていただければと願っています! 鎌倉能舞台でのワークショップを行程に入れていただき、ありがとうございました!! |