2013年01月15日
経済の動きがわかる! 心理経済学 貯めるな使え! 大前研一
こんにちは、野田です。
今回紹介するのは、「大前流 心理経済学 貯めるな使え!」です。
経済学というと皆さんは、どういったことを想像しますか?細かい数字があったり、アダムスミスなどの人が出てきてややこしいと、感じていらっしゃることも多いかと思います。
そんな方でも、この本はすんなり理解することができると思います。
なぜなら、この本では経済は心理で動く!と説明されています。
さらに、日本の経済を復活させる力が私たち日本人は持っているということに気づかされます。
ビジネスをする上で重要と考えられているものは、以下の
人・金・もの・情報と言われています。
これらを日本人は、全部持っているのです。
ところが、今の日本を見ても、株価はある程度回復してきましたが、経済全体としては十分にお金が回っていなく景気がいいとは言えないです。
それがなぜ、景気が悪いのか?それはひとえに、お金の巡りが悪くお金が預金などに集中し、お金が経済活動の全面に出てこないからです。
この本では、日本人が持っている1000兆円以上ある個人金融資産について特に解説しており、この10%でも実体経済に出てくれば、(日本のGDPは500兆円ぐらい)とんでもないインパクトがあるということを説明しています。
そのためには、国民の心理を上向きにしなければならないと結論づけられています。
今後の日本の経済に興味がある方におすすめの一冊です!
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