「のびのび」の近所には、古い神社があります。
何段あるのか分からないけど、急な石段の なかなかいい雰囲気の神社です。
昼食前、私はご利用者さんと散歩に出かけました。
物忘れのある女性です。
利用を始めて一月が過ぎましたが、デイサービスを利用しているということを受け入れることができません。
「のびのび」の建物の中にいる必要性を 本人が理解することは難しい。
少し浮かない表情になってきたので気持ちを変えようと、この神社の下まで歩いて来たのです。
「あら、懐かしいわね〜」と、嬉しそうなお顔になったご利用者さん。
子供の頃、この石段をてっぺんまで駆け上がる競争をしていたそうだ。
「ちょっとお参りしましょう。」と、ずんずん上がり始めました。
高齢になった今は、さすがにこの急な石段を上がるのは無茶かな〜と、悩んだのですがイキイキいい表情をしているご利用者さんです。
止めるよりは、安全に上までたどり着くことを考えようと、後ろをお供することにしました。
リズム良くいい調子で上がって行かれます。
足が丈夫だな〜と感心してしまうけど、ご自宅で何か思いがあって外に飛び出してしまった時は、どこまでも歩いちゃうので大変かも?と心配にもなりました。
途中、私は少し腿が変な感じで足が上がりにくくなってきた。
日ごろの運動不足を実感します。
ご利用者さんは、なんともないようです。
ついにてっぺんに到着。
なかなかいい眺めだな〜
「子供たちがなにかしている。」と、小学校の校庭が気になるご利用者さんです。
二人で丁寧にお参りをして、石段を降りました。