延岡保健所感染症週報第38週(R1/9/16〜R1/9/22) [2019年09月26日(Thu)]
定点当たり報告数【前週との比較】
【要注意!】 RSウイルス感染症の報告数が前週と比べて増加しています。 RSウイルス感染症は、RSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ等をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛沫感染や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します。 感染予防方法について、接触感染を予防するためには、子どもたちが日常的に触れるおもちゃや手すりなどをこまめに消毒し(アルコール又は塩素系の消毒剤)、石けん・流水による手洗いが重要です。 また、咳等の症状がある場合には、マスクを着用する等の咳エチケットが有効です。 伝染性紅斑について、流行警報レベル開始基準値を超えました。 両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。 小児に多い病気ですが、成人もかかることがあります。 感染経路は接触感染または飛沫感染で、10〜20日間の潜伏期間の後、頬がリンゴのように赤くなり、手足がレース模様に赤くなります。 石けんでの手洗い、うがいを励行し予防しましょう。 【定点当たり報告数とは】 1週間に1か所の定点医療機関にどのくらいの受診者がいたかを示すものです。 ※定点医療機関・・・対象感染症ごとに一定の基準に従って県が各地区に定めた医療機関のことです。 |