「木と触れ合い、木から学び、木と共に生きる」第2回 レポート [2018年07月18日(Wed)]
小中学生向けの森づくりプログラム「木と触れ合い、木に学び、木と生きる」の第2回は、千葉県東金市の鈴木製材所さんの見学・釘打ち体験、ニッセの森でのロープワーク講習と皮むき間伐を行いました。(公益社団法人国土緑化推進機構「緑の募金」助成金事業 ファミリーマート夢の懸け橋募金 『子どもたちの未来の森づくり事業』)
今回はみんなでバス遠足♪ ワクワクしながらバスに乗り込み出発です。 今回、製材の見学や釘打ち体験をさせていただいたのは東金市の鈴木製材所さんです。 杉の木のベンチに座ってお話を聞きます。 まずは、昨年ニッセの森で皮むき間伐をして製材所に預けてある木を見に行きます。 そのあと、丸太から板を切り出すところを見学しました。 丸太をセットした機械が動いていき、 大きな刃が動く機械のところを通過すると、大きな音とともに木がスパーンと切れました!! ニッセの森の管理棟や木のおもちゃを作る分を取り、今日みんなが使う分は小さくカットしていただきました。 さあ、釘打ち体験です! 打ちたいところに鉛筆でしるしをつけて、げんのうで釘を打ち付けます。 好きなだけ打ったら、ビー玉を転がしたり、輪ゴムをかけて模様を作ったりして遊びます。 思う存分釘を打ち、満足そうな子どもたち。個性豊かな作品ができあがりました。 鈴木製材所の皆さん、ありがとうございました! またバスに乗って、今度はニッセの森へ。 到着したら、おひるごはんです。 それからよっしーがロープワークを教えてくださりました。 難しい結び方もありましたが、一生懸命にチャレンジしていました。 それからteepeeテントを建ててみました。 大きい子を中心に、ロープを結んでいきます。なかなか難しいです。 長いロープは、みんなで引っ張る! お、形になってきた! じゃじゃーん!完成です♪また次回、作ってみようね。 ロープワークの後は、皮むき間伐をしました。 なぜ間伐をするのか。みんなで学びました。 子どもたちは間伐をする理由をしっかり理解して、最後の振り返りシートでは ・(木が)多すぎると、木が育たたなくなるから(小3) ・となりの木にめいわくがかかる(小1) ・森の木に太陽をあてられるように(小3) ・げんきな木がびょうきの木にじゃまされてそだたないから(小2) と説明してくれました。 皮むき間伐は、子どもも参加できる方法です。 のこぎりで切れ目を入れ、竹べらと木づちで少しはがしていきます。 そこからは手作業で、皮をはがします。 ベリベリベリーっとはがれるのが気持ちよくて、あちこちで歓声が上がっていました。 はがしたあとの木肌はすべっすべ。みずみずしく濡れています。 このまま乾燥させて、軽くなったころに切り倒してその木をまた製材して使います。 木を使って、森も元気に。今日はそれを実際に体験できた一日でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子育て支援ステーションニッセHP https://www.facebook.com/nisse.club/ https://www.instagram.com/?hl=ja |