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☆地域移行を検証するblog☆

……長野県・西駒郷は知的障害者の入所施設として昭和43年に開設。500名を超えた入所者は今、地域へと戻リ始めた。そのひとり1人に焦点をあて、ノーマライゼーションを検証するチームの調査レポート。


溢れる想い [2006年06月30日(Fri)]


グループホームにお邪魔したものの…
ニコニコと待っていてくださったものの…

その方のお部屋でずっと沈黙が続くこともあります。

なにか質問するとかすかにうなづいたような、ちょっと首を傾けたような…
そんな感じで、なかなか意思を確認することが難しい場面もあるのです。

自分の部屋に私が居たらいやなのかなあ
早く失礼した方がいいのかなあ…見極めも難しいです。
私たちの訪問で負担をかけたら申し訳ないし、ゆっくりお付き合いさせていただければいいかな、と思っているので、今日は無理せず帰ろう、席を立ったら
窓からまだ雪をかぶったキレイな山が!

「わあ、すごくキレイだなあ」と感嘆の声を発した私と並んで、
その彼女も小さな声で「うん、きれい・・・・」と!
「空耳か?」と思うほどかすかな声だったけど、彼女の顔を見たら彼女も私を見つめてニコニコしてた。コミュニケーションができた!と思えた一瞬。

自分だけのお部屋で雄大な自然を好きなだけゆったりと静かに眺めることを彼女が誇らしく思っているのかな?と今の段階では勝手に想像。
もちろん彼女が入所していた施設もまた山に囲まれていたのだけれど、見る側(彼女)の変化が、今、どう現れているのだろう、と興味が尽きない。

でも少なくても、彼女のお部屋の窓から、貸し切りのように、美しい自然が好きなだけ味わえる。そんな余裕が暮らしの中で生まれているのかもしれない。

しばらく2人で見とれたあと(笑)
「お邪魔しました。今日は会ってくださってありがとうね。」
「・・・・・」(無言)
「また○○さんに会いに来てもいいですか?」
「・・・・・」(こっくりとうなづく
やったあ!にっこりと私の顔を見てくださった!

はっきりとした言葉はないけれど、少しづつ彼女とお話ができることを信じて、またあの山の風景の変化を一緒に眺めたい思いでいる私です。
彼女の心の中には溢れる想いがあると確信し、グループホームを後にしたのでした。…また会おうね♪
ペンションもグループホームに [2006年06月26日(Mon)]
昨日、「阿弥陀堂だより」の映画ロケで人の心をぐっとつかんだ長野県北部飯山の隣、信濃町まで出かけました。すぐ近くにナウマン象化石で有名になった野尻湖があります。その少し北が、もう新潟県です。
信濃町のHPは  http://www.town.shinanomachi.nagano.jp/
をお尋ねください。

ずいぶん遠くに来たもんだと思いましたが、実際は駒ヶ根市から2時間程度。
信濃町18号線沿いから1kmちいさな集落を抜けたところが、別荘地になっていました。その入り口にくだんのペンションがありました。



いい雰囲気でしょう。
オーナーに案内していただいて、各居室を拝見しました。



各居室・ロケーションはいう事ありませんが、問題はどれだけ地域性かがあるかです。
別荘地と言った印象は、300mほど林に囲まれた坂道を下ったところから集落が続いていており、不便・遠いの不安要素を飛ばしてくれました。
国道18号線にも1kmほどで出られますし、国道周囲にはさまざまなお店が揃っていました。
また、小さな町の作業所までは2kmで、十分に徒歩で社会資源を使うことで出来ます。ただし冬季は豪雪地帯ですから、送迎の手段を練っておくことが必要です。

こうした情報を持ち帰り、利用者さんに提供しますが、もう一つのポイントが必要になります。
どれだけ年齢を経ていても、「どんな仕事があるの?」と聞かれます。
その内容も調べますが、実際に生活体験を行い、支援をしてくださる世話人さんや、毎日通うことになる作業所の内容を体験していただくことにしています。


この作業所に10め井ほど毎日通っています。
きっとグループホームで暮らす人たちも通うことになるでしょう。


すぐ隣にあるこの建物の一室は、簡単な食堂となっておりランチの提供も仕事とか。
そのうち、配食サービスをしたいとか。
家族も、そうした機会に訪ねていき、わが子・わが兄弟の暮らしぶりを垣間見ていただきま
す。
希望者がいることを願っています。

納得した暮らしとは、個人個人によった全て異なります。
どれだけ環境を整えたとしても、選ぶのは本人ですし、NOと言うのも本人です。
また、いったん選んだとしても、いつでも帰ることが出来るように支援を継続していく姿勢が大切になります。
地域生活支援は、いったん始めたらとことんお付き合いです。もちろん、チームで持続的に。


今日は地域生活移行WGでした [2006年06月23日(Fri)]
今晩は。今日の早朝、いちる望みを託して早起きした甲斐は、前半ロスタイム1分を含んだ46分30秒までありました。まる
多分日本全国のテレビの前で見入っていたファンは、一瞬不安に襲われたに違いない。前半終了のホイッスルまでに何かあるはずだと・・・・。困った何で的中するのでしょうか。
同点シーンは十分すぎるほどに心を動転させてくれました。悲しい
でも、もういいんです。玉田選手の目の覚めるようなシュートは、涙腺を潤ませるのに十分すぎましたし、これで4年間待ち続けたワールドカップの緊張感から開放されます。後は、楽しんで決勝進出チームを応援できます。(本音は、悔し〜い怒り

すみませんこんな書き出しで。
今日は、地域生活支援センターチーム全員で朝から県庁まで出かけました。自動車
ETCカード2枚用意して、100km手前のインターで降りてまた乗る30秒マジックで通勤割引をゲットです。予算削減の折、いろんな工夫でこれでいいんだ〜。
地域生活移行WGの事前打ち合わせと、午後からの本番会議です。
長野県西駒郷の地域生活移行は、もうすでにご承知のように、民間施設・在宅まで含んだ、長野県全体の出来事になりました。
254名までに減少した西駒郷利用者。未だ地域生活移行を希望されている人たちは100名を超えます。
どんな仕組みを用意すれば、移行希望とマッチングするか。
論客ばかりの委員さんたちから様々ご意見を頂き、西駒郷にとどまらない、県全体の普遍策へと積み上げる議論としても意味があります。

今日の議論からその一つ。
公営住宅に単身で入居する場合の身元保証対策を軽易な方法にしていこう。

その二つ。
グループホーム利用者が増加していきます。グループホームだけが暮らしではありません。
権利擁護・ケアマネジメント・トータルな地域生活スーパービジョンなどなど、利用者のニーズ変化に沿った役割を、圏域単位でパブリックコメントできる人材配置・あるいは加算を検討していこう・・・

いろんなアイデアが具体的になるか否か全く未知数です。むしろ困難な場合が多い。
が、こうした議論が、自立支援法ですさみきった地域・・・つまり「自立支援難民」を出さないようにしていこうとする連帯感や、地域生活支援そのものに勇気とアイデアと行動力を沸きたててくれます。

明後日は、長野県北部の小さな町で提案された、眺望抜群なペンション転用型グループホーム物件の視察に出かけます。山

生活資源はあるのだろうか?どんな暮らしがイメージできるだろうか?支援者はどんな理念を持っていらっしゃるか?山田が良くても利用者がいるか?・・・などなど。
片道3時間のドライブに出かけます・・・。ウインク
グループホームにもいろんなタイプ@ [2006年06月22日(Thu)]
すいません地域生活の受け皿として、現行法では主にグループホームがその役割を担っています。
グループホームには、様々なタイプがあります。
一般的には、一戸建ての中古物件・アパート・マンション・公営住宅等が、そして一戸建ての新築もあります。最近は、30年来活用されてきた社員寮の活用がよく話題に上がります。会社で用意した共同便所・共同風呂・共同賄いとなる独身寮を、昨今の若い人たちは選びません。家賃が高くても、ワンルームマンションを選択するでしょう。
グループホームには狙い目ですが、20〜30室(概ね6畳タイプ)をそのまま一戸として利用はできません。四戸が軒(のき)を連ねるのも「あり」でしょうが、何となく施設っぽくて胡散臭い。とは言いながら、背に腹は変えられず、別な事業(同じ障害関係・別な高齢者関係等)との抱き合わせ方法は、6年ほど前、愛知県東浦町で実証済みです。
この物件の改装には、日本財団の助成金が背中を押してくれました。拍手
一昨年、あるビジネスホテルから経営対策として、一つの階(12室)をグループホームに転用できないかと打診があり、真ん中のエレベーター部分で区切って、2箇所のグループホームとしてオープンした事例があります。各個室には当然ながらトイレ・風呂がユニットで配置してあります。
このお話があったとき、街中ですから利便性は大変優れていますが、ホテルという印象が強く、仮の宿と住まいとは違うのではないか、住居として暮らすのはどうかなと思っていました。しかし、利用したい対象者がいるとの事で少し改装してみたら結構居心地のよいホームになりました。利用者の何人かは、このホテルの従業員としてハウスキーピングが仕事になり、最低賃金を上回る給料を得ていました。
「ケア付き住み込み型」ですか。多様なグループホーム形態が生まれてきています。ビル
ここで忘れてならないのは、住むのは利用者ですし、選ぶのも利用者です。
支援者の主観ではなく、利用者が選ぶことで決めていけばよいわけです。
雨
いま駒ヶ根は雨です。杜若が露の中で紫の鮮やかな花弁を開いています。
花菖蒲・あやめ・杜若の区別はなんだろうと探っていましたら、静岡掛川の加茂花菖蒲園さんのサイトで理解できました。
http://www.kamoltd.co.jp/kakegawa/miwake.htm花
調査の合間に・・・ [2006年06月22日(Thu)]
調査はレンタカーを借りて行なっています。慣れない上に、グループホームがナビに載っているわけでもなく、住所だけではなかなかすんなり到着しないこともあります。
しかし、迷いながらホームやアパートに電話すると「ああ、もうすぐだよ!外に出て待ってるからね!」と頼りない私たちを迎えてくださる障害者の方たち。
ありがたいことです。

ところで長野には名所史跡も多くありますし、なんといっても自然の恵みを感じられることがたくさんあります。
疲れた移動中、ふと安曇野の「大王わさび園」に立ち寄りました。一瞬の時間でしたが、心が和みました♪
美しい水があるからこそ、美味しい山葵が育っているのですね。



確かこの水車は、黒沢明監督の「夢」という映画に登場したと記憶しています。
本当にキレイな水を山葵田に流していました。素敵な風景でしょ?

 

山葵の数といったら、何食分でしょう!(笑)
私は山葵の葉や茎の天ぷらや佃煮なども好きです。美味しそう〜!



ところで、小さなときから施設に入所していた方の中には、ほとんど旅行に出かけたことのない人もいます。あっても大勢で出かける旅行だけだったり。
県内にも多くの観光客がやっているスポットがあります。少しづつ、今からでも、小さな旅に出かけてみてはどうかなあ、とお薦めしてみようと思います。
もちろんデートでもいいですよね。

そのためにも、ガイドヘルパーさんやボランティアさんの育成やネットワークづくりも地域支援の重要なものです。グループホームやアパートと、日中の活動場所や職場との往復だけでは、本当に「まちに暮らす」と言えるとは、私は思わないですから。

ちなみに、この大王わさび園は入場料も駐車代も不要でした。
わさびコロッケ(特大)わさびソフトクリームがそれぞれ250〜300円くらいだったかな。
壮大なわさびを眺めながら園内を歩くだけでも気もちいいですよ♪
障害者本人のもつ力 [2006年06月20日(Tue)]

入所施設からグループホームに出て、自分の部屋、自分の携帯電話を持ち始めたBさん。
携帯のメモリーにはいろんな人の番号が入っている。

地域で暮らすということは、グループホームで完結するものではなく、たくさんの人間関係がいざというときにはより重要になってくる。
何かあったときに、「使える人」(言い方は悪いけれど・・・)がどのくらいいるのかが勝負なのかも知れない。

私たちも同じこと。誰かに支えられ、誰かを支えている。
「困った〜。助けて!」
「ねえねえ、聞いて聞いて!!」
と、電話をかけられる人を何人キープしているだろうか。

知的障害をもつ方たちの、人間関係を築く底力を見せ付けられてもいる。
言葉がなかなか発せられない人も、施設の中ではそんな才能を微塵も感じさせなかった人も、地域で街の人々と、絆をつくっている。
きっと、入所施設の中では、必要なかった技術なのかも知れない。または「できない人」と決め付けられていたのだろうか?

もったいない!!
こんな才能を使わない手はない。
障害者本人のもつ力を信じてこそ、地域移行はより意味のあるものになるのではないだろうか?

Bさんの携帯には、私たち調査班の電話番号もしっかり入っていた。
すでに何度か電話をいただいている。
「使えるかどうか」を見極めているのかも知れない。

「今度はいつ来るの〜?」とまた催促の電話が来そうだ(苦笑)。



日本グループホーム学会 [2006年06月19日(Mon)]


2006/6/17〜18 大阪で開催された第3回日本グループホーム学会で、西駒郷での地域移行調査プロジェクトについて発表しました。

1時間の発表時間で約50枚のパワーポイント原稿とともにお伝えしましたが、いつもの早口になってしまったのでちょっと反省です(苦笑)。

前日のシンポジウムでは、山田優さんも登壇されたので、2日間長野の取り組みが紹介されたわけです。
会場で山田さんたちのシンポジウムを拝聴していた私の後ろの席で、参加者が「長野は特別だから。長野だからできるんだよね・・・」と隣の方とつぶやいていたのを耳にしました。
長野県での取り組みは他地域に比べ恵まれているかも知れません。だからこそ、よりよいものを目指し、利用者からの厳しい評価も加えて、質の高いサービスを希求するための材料を、この調査研究でまとめ、公表していきたいと思います。
関心をもって聴いてくださった方もたくさんいらっしゃって、ますますパワー炎がみなぎりました!

地域移行がひとときの流行になってしまわないように…
自立支援法でグループホームがミニ入所施設のようにならないように…
障害者ご本人が「街で暮らすって楽しい!」と実感できるように!

立ち止まっている暇はないのだびっくりとこの2日間の学会で確信しました。
新たな出会いもあったグループホーム学会でした。

PS このブログもPRしましたが、訪問者が増えるでしょうか?桃太郎
ホットラインですが… [2006年06月15日(Thu)]


この携帯の番号は、西駒郷から地域に移った障害者ご本人にお伝えしてます。
私たちの顔写真とともに「困ったことや嫌なことなど電話してください」と書いてあります。
先日、調査に伺った際には、その紙を大切にもっていてくださる人もいました。少しづつ浸透しているようで嬉しかったです。

そう、この電話はホットラインとして悩みや苦情を受けるために私がもっているのですが…

「三田さ〜ん、今度いつ来るの?」 とか
「今度のお休みにね、○○に遊びに行くの!いいでしょう?(笑)」

といった内容が今のところメインです。
この携帯が鳴ると実はかなり「ドキっ!!」とするのですが、こんなやりとりもまた大切です。

「電話をかけたらほんとに通じるのか?」
「怒られたりしないだろうか?」

そんな不安を打ち消すために、この電話の存在を確認してもらうために、こんな時間もまた重要なのです。
また、これまでの人生で「電話なんかかけたことないな・・・」という人もいるのですから。それでも、通じるとわかると勇気をだしてかけてくれる。
だからすごく貴重なやりとりなんですよね♪

「あなたは自分の思っていることを言う権利があるのですよ」

というメッセージを、この電話を通してもまた、少しづつ、少しづつ届けていきたい!としみじみ思うのです…。

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ごあいさつ&移行って何でしょう? [2006年06月13日(Tue)]
西駒郷から地域生活に移行された知的障害をお持ちの方たちを訪問し、インタビューを行なっている調査員・三田と申します。
大学の教員を本業としていますが、学生時代に精神障害者のグループホームで世話人をしていたこともあって、障害者のグループホームをはじめとした地域支援サービスから目が離せません。何よりも、そこに住んでいらっしゃる障害者ご本人が主役ですので、それらサービスの評価は、もちろん彼らだと信じています。
この調査研究は、長野県が全国でも珍しい、行政主導の障害者のノーマライゼーションを実現するその過程を、障害者本人に焦点をあてて検証するものだと認識しています。
地道な作業の積み重ねを、このブログを通して皆さんにご紹介させていただくことにします。
現場の最前線で指揮をとる多忙な山田優さんの日記と、私たち調査員のレポートをお楽しみくださり、ご意見をいただければ幸いです。

ところで山田さんも書かれていますが「入所施設からの地域移行」って何でしょうか?何か特別のことのような印象も受けそうです。「地域移行」なんて言葉は、普通の暮らしの中で使いませんよね。
福祉の「ふ」の字もわからない私の友人に言葉の印象を尋ねたら「え?どこに行くの?」と真顔で答えられてしまいました(ちいき・・いこう=行こうらしい)。
私も彼女もこれまでの人生で移行だなんて言葉も使わず、ライフサイクルや趣味に合わせて、引っ越ししたり自分の好きな住まいを探してきました。普通はそうですよね。
しかし、仰々しく騒がれる意味が、障害者を取り巻く環境の中にはあるのだと痛感しています。というのも入所されていた方たちが「地域移行とは何か?」の前に「なぜ移行しなければならなかったのか?」を語り始めているからです。



写真は今回の調査(06/06/10-11)で出会ったAさん(グループホーム在住)が見せて下さった自慢の宝物・・・そう、キティちゃんのベッドです!すごーく可愛くて華やかでした。好きなものに囲まれて暮らしたい!・・・って気持ちは障害の有無に関係ないですよね。
大好きなサンリオ&ディズニーグッズいっぱいのお部屋でお話を伺いましたが、「ここ(グループホーム)だと1人部屋だし、静かだし、ゆっくりできる」とAさんが強調されたことが印象的でした。思わず「私も静かにゆっくり暮らしたいなあ」って同感しきりでした(笑)。

今までに本調査でお会いした方(西駒郷を出てグループホームやアパートで暮らす方たち)は50人を超えました。でもまだまだ「いつ来てくれるの〜?」と首を長くして待っていてくださる人の数の方が多いのです。
次回の調査は3週間後。楽しみです。

その前に、時々、調査レポートをアップしますね。どうぞお楽しみに♪
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三回目の調査が終わりました。 [2006年06月12日(Mon)]
調査メンバーの蜂谷です。三回目の調査が終わりました。笑顔
一回目が長野市周辺で、二回目が駒ヶ根市周辺、今回は松本市周辺と塩尻市にあるホームを訪ねました。あるホームでは、交流会(西駒郷から地域移行した人たちの集まり)で顔見知りになった人から、「待ってたよ〜、もう〜いつ来てくれるのかと思ってた〜」と迎えていただき「遅くなってごめんなさい」と困った。そう言えば、交流会は塩尻周辺で一番多く開いていました。なじみの場所なので、ひょいっといつでも行けそうな気がしていながら、ついつい遅くなってしまいました。

また、今回はご家族の方ともお話しする機会がありました。ご家族の方からは、地域移行についてこんな感想を話して頂きました。「施設への入所期間が長かったから、移行するときはなんとなく不安だったけど、本人がホームで元気で暮らしている姿を見て安心した。なにより、自宅から近くなったので気軽に会いに来られるのがうれしい。」また、この調査についても「施設から出しっぱなしではなくて、後のことまで気にかけてくれているのでより安心した」と評価して頂きました。しっかりやらねばびっくりこれからも長野県内を、北へ南へと走り回ります走る
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