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☆地域移行を検証するblog☆

……長野県・西駒郷は知的障害者の入所施設として昭和43年に開設。500名を超えた入所者は今、地域へと戻リ始めた。そのひとり1人に焦点をあて、ノーマライゼーションを検証するチームの調査レポート。


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理念があってこそ [2008年05月14日(Wed)]
三田です。

昨日の続きです。


資料室はいくつかの部屋へと続いています。



布団を敷いたら、畳が見えなくなるような状況。
キャンプや1、2泊の旅行なら楽しい集団生活でも、10年、20年と続くと話は違うのではないでしょうか




そして行事や日課も決められたとおりに毎年繰り返されていくのですね。

地域移行を最優先にし、財政的な裏づけもない中で、着実に50人の施設を廃止したこの一連の取り組みに頭が下がります。

なかなか公立の入所施設が地域移行をすすめていないなか(立派なお題目は唱えているけど)

地域での応援団も作りながらひとりひとりの地域生活を実現してこられたこの実践を通して

「理念があってこそ」と感じています。


人が足りない、行政が動かない、お金がない、住居が確保できない・・・

理由を積み重ねて、地域移行が進まないことを誰かのせいにしてしまうのではなく


こうして50人規模の入所施設を廃止したノウハウをぜひ全国に発信してほしいと思います。


民間がここまでやっているのだ、ということを大型公立入所施設も

そして西駒郷も

謙虚に受け止めることがまず必要ではないかと考えさせられました。


障害の重い人や、援助のたくさん必要と言われるひとたちも
いまやこの実寮を出て


町の中で生活していますまる


関連記事は以下にありますので参考までに♪


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