CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
一昔前に比べ、子育てはとても難しくなっています。
私が専業主婦で30年以上前に子育てをやった時も煮詰まりましたが、今はさらに母親は孤立化しています。周りの大人のちょっとした優しさ・心遣いで母親たちをサポートしていきましょう。ちょっとした手助けが必要なお母さんと先輩ママが手をつなぐための「場」です。
<< 2018年11月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
QRコード
お米を洗う [2018年11月30日(Fri)]
あるイベントで折り紙担当になり、ご一緒した幼稚園の元園長先生と雑談をしていた時のことです。

私は子育て支援で都内にもお手伝いに行くことがありますが、最近は初めて見た赤ちゃんが自分の子どもという例も珍しくありません。ママの下に弟か妹がいても、1つか2つ違いなら赤ちゃんの頃の事は覚えていません。そのまま大きくなって学校に通うと、学校と家とお稽古や塾の往復で、近所の小さい子と触れ合う機会もあまりなく、就職して親元から会社へ通っても周囲は大人ばかりです。

そして結婚して初めて見た赤ちゃんが自分の子。学校や会社ではがんばればそれなりの成果を得られることも多いのですが、赤ちゃんは泣いているご本人もなぜ泣いているかわからない時もあります(!)。何をしても泣き止んでくれない赤ちゃんにママは途方にくれます。新米ママは不安でいっぱいな事でしょう。ベテランの小児科医に「赤ちゃんは泣くのがお仕事。一日2時間くらい泣かせて大丈夫ですよ」と言われて気が楽になったと話してくださったママもいます。

「そうした自宅と学校・職場の往復の生活から子育てに入って戸惑う方も少なからずおられるようですね」という話をしていたら元園長が「それで、わかったわ!」

何のことか分からないでいると、先日甥御さんがガールフレンドを連れて遊びに来た時のことを話してくれました。皆で食事を作ろうということになり、そのお嬢さんに「お米を洗ってください」と頼んだそうです。「はい」と答えたお嬢さん、お釜にお米と水を入れて、台所用の洗剤を入れようとしました。「えっ?」と思わずもらすと、「お米は洗剤で洗わないのですか?」と真顔でたずねたとか。一度もお米をといだことがなかったのですね。赤ちゃんを見たこともないという話を聞いて、ご飯も出来上がったものをいつも食べていて、きっと自分で炊く機会もなかったのだと納得したと園長先生。

私も子どもが小さい頃は専業主婦だったので、キャンプで皆で飯盒炊飯をしたことはあっても、ふだんの食事の支度は私がほとんどしていたなと反省しています。共働きの娘一家は子どもたちも戦力化して、3歳でもかなり上手に洗濯物をたたみ、プラスチックのごみを回収場所まで運ぶお仕事を担当しています。家事の一端を担うことで、生活者としての体験をしていくのも大切な学びだと感じる昨今です。


1209437.jpg
Posted by 二宮 at 00:03
I am OK! [2018年11月28日(Wed)]
孫の七五三に行ってきました。
7歳のお姉ちゃんがママと着付けに行っている間、4歳の妹は自分で選んだよそ行きのジャケット付きのワンピースに大満足。どなたかが小学校の入学式に着たお下がりという服は彼女にはやや大きめでしたが、ご本人はお姉さん気分。待っている1時間余り、室内の隠し場所を利用しての宝探しゲームなどで、終始上機嫌でした。

そこへ着付けた姉が帰ってきました。髪をアップして、紅をさして、実にきれい。昨年七五三の3歳のお祝いの時に自分も着物を着たからと言ってはいたものの、7歳は着物も本格的。その違いに気が付いたとたんに、機嫌が悪くなりました。「○○ちゃん、バッグがない!」。ママが2階から昨年の七五三の一式の中からバッグを持ってきました。巾着型と正絹のバッグを比べて、ますます不機嫌に。

神社にはついてきましたが、七五三の看板の前での姉妹揃っての写真撮影も断固拒否。パパ、ママが説得しても応じません。それでもしばらく待たされてから本堂に通されご祈祷が始まると、じっと大人しく座っています。以前、この神社の節分で鬼を見て以来、怖い場所です。しかも太鼓は大人でもズシ〜ンと腹に響く大きな、大きな音。昨年の時は涙目でした。ママを挟んで一列の反対側に並んでいましたが、最後はきれいに正座していました。

終わって、「えらかったね」と私が一言いうと、「○○ちゃん、がんばった。こわいと泣かなかったし、ちゃんと座れた!」。がんばれた自分を自分で認めたとたん、すっかり機嫌が直りました。4歳でも自分の変化に気づいて「OK」が出せたこと、それによって超不機嫌から上機嫌になったのを見て、「年少さん、すごい!」と内心思いました。こちらが教えてもらった一日でした。


488475.jpg
Posted by 二宮 at 23:06
絵本だから手加減できない [2018年11月22日(Thu)]
 “「子ども向け」だからこそ、へんな手加減のない、本当の物語を届けたいと思っています。”
月刊こどものともの編集長の関根里恵さんのことばです。
ネット―のインタビュー記事でたまたま出会い、「すごい!」と思いました。
https://www.1101.com/oshigoto/fukuinkan/2018-11-17.html

「教育」とか「学習」ではなく、純粋に物語を楽しむ。一緒に絵本を楽しんで、親子のつながりが深まっていくことは子どもにとっての財産になります。たとえ5分でも、その時間を遊べると子どもだけでなく、大人にとってもすてきな時間になります。

 長女が1歳になった頃、松岡享子さんの『サンタクロースの部屋』に出会いました。「子どもたちは遅かれ早かれサンタクロースが本当はだれか知る」。でも、「幼い日に、心からサンタクロースの存在を信じることは、その人の中に、信じると言う能力を養う」。サンタクロースに限らず、「ふしぎ」の住める空間を大切にしたいという考え方に大いに共鳴しました。

 次女が歩けるようになったとき、娘2人を連れて公民館の図書コーナーに通いました。図書館が楽しい場所である事を知ってほしかったからです。そして「本を選ぶのも子どもにまかせると、たいていの場合、自然に、自分に合った本を見つけ出すすべを身につけるようです」という松岡さんの言葉に従って、娘たちが選んだものをそのまま借りてきました。子どもたちにだって失敗する権利はありますしね(笑)。

 子どもたちと一緒に絵本を通して私が小さい頃に体験しなかった新しい世界に出会えたこと、孫たちともその世界を共有できることに幸せを感じています。絵本は大人にも多くの事を教えてくれます。


‏イラスト絵本.gif
Posted by 二宮 at 23:36
地域の手作りの祭 [2018年11月19日(Mon)]
11月18日の日曜日に西船橋駅近くの勝間田公園で“ニコふな祭”が開催されました。

今回で17回目。東日本大震災の後、お互いの顔が見える地域でありたいと美容室を経営しているのぶさん一家が声をかけて近くの公園で手作りの祭を始めました。春と秋に1回。土砂降りの時もありましたが、ここ数年はよい天気が続き、今回も当初心配していた午後からの雨の予想はそれてくれました。テントの数も増えて、公園いっぱいにいろいろなお店が並びます。

コスチュームとマスクに身を包んだ有志のニコレンジャー、和太鼓のグループ、その他のパフォーマンスもあります。私はちびっこ広場の仲間に声をかけられ、途中から参加しました。ポップコーンやかき氷、金魚すくい(手作り金魚)、焼きそば担当などを毎回体験しながらお客さんの幼児親子〜小学生との交流を楽しんでいます。

ボランティアはふだんの公民館活動などで顔なじみの方もいますが、祭に賛同して、電車で駆けつけ半年ごとに会う人もいます。春の祭ではボランティアが80人を超えたとのこと。

続けることで育ってくる手ごたえを感じます。当日のみの参加の私は段取りをして準備をしてくださる祭の実行委員会の皆さんに感謝。自前のテントが20張りになったそうで、それらすべてを保管する倉庫を提供してくれているのぶさん一家の存在があってこそですが、それに賛同するチームが育っている地域を誇りに思います。

2018.⒒ニコふな (1).JPG

2018 (秋ニコふな2) (2).JPG

子どもたちがニコニコしている写真を載せられず残念!
Posted by 二宮 at 21:52
わらべうたの楽しさ [2018年11月16日(Fri)]
近くの公民館で山田吟子さんの「わらべうたから絵本へ」という講演会の案内を見つけて参加しました。耳から聴く肉声の魅力を改めて実感できる時間となりました。

親子あるいは大人と赤ちゃんが一緒にわらべうたを楽しむことで、人との触れ合いをうむ体験となります。導入で「あんたがたどこさ」を参加者全員でやりました。大人が真剣にやってみると、面白い!歌いながら手遊びのスピードを上げていくと、夢中になっていきます。「あんたがたどこさ」の「さ」の後にもう1つ「さ」をつけて、「あんたがたどこさっさ」とやると結構難しくなり、幼稚園児〜小学生も楽しめそう。

わらべうたを歌いながら日本語の響きに触れることは、それがことばの土台ともなりますし、なによりリズミカルな動きで赤ちゃんは全身で楽しめます。

いい話だなと思ったのは「こーこはとうちゃんにんどころ」の事例。「ひろば」でやった時、2歳の子が見ていて、何の反応もなかった。2回ともそうだったので、お母さんは興味がないのだろうと思っていたら、家に帰って、お父さんの顔を指さした。次におじいちゃん、おばあちゃんの順に指して、最後にお姉ちゃん。その場では聞いているのかさえも分からなかったのに、ちゃんと聞いていたのだとお母さんはびっくりしたそうです。

赤ちゃんは空気を読むという山田さんのお話に、まさしく!と思いました。よく観察していると、ちゃんと分かっているなぁと思う事があります。

講演会の帰り道、図書館で、山田さんの資料に参考図書で載っていた中村柾子さんの『絵本はともだち』を借りてきました。たくさんの素敵な絵本に再会できます!


people-1636304_640.jpg
Posted by 二宮 at 00:44
心の予防接種 [2018年11月08日(Thu)]
 家庭訪問を担当するホームビジターの8日間の養成講座が佳境に入っています。「子どもの理解」を担当した永瀬晴美先生のお話は長いご経験に基づいた、私にとっては一言も聞き逃せない内容でした。

 ごく身近な例を引きつつ、子どもの発達に即した対応の仕方のヒントのあれこれ。例えば、木のパズルを投げる子に布でボールを作って、「これ、投げない?」。投げるのが「ダメ」なのではなく、「固いもの」ではない、「人に向ける」のではない方法を教えてあげる。大人ならカラオケへ行ったり、高価なものを買ったりして発散できるが、子どもも発散したい。危険ではない、安全な方法を教えてあげる。

 そして、子どもの気持ちには寄り添うが、行動は譲らない。毅然とした態度が大切と説かれます。例えば、他の子にかみついたら、いけないと思っても親は押え込めない。でも予防接種の時は、泣き叫んでも腕を押さえ込みます。その時押さえられるのは、たぶん子どものために必要だと思い、罪悪感がないから。それなら、泣かれても、本当に必要な行動なら、「心の予防接種」だと思ってやりましょうと。

 また、「わが子だけは愛情があれば叩いてよい」というのは、うそ。一生懸命だからこそ、そうならざるを得なかった気持ちは十分理解できるが、「子どもを叩いてはいけない」という境界線は崩してはいけない。

 「人が背負う荷物を代わりに背負う事はできないが、一緒に歩くことはできる。一人で歩くのと、誰かと歩くのは違う」と。そんな支援が出来たら嬉しいです。

 (以上は私が受け止めた内容なので、ぜひ永瀬先生のコラムを直接お読みください♪
 「子育て相談室 いっぽ、いっぽ」。予防接種と思ってという部分は2018.4.24のコラム参照)


積み木.png
Posted by 二宮 at 23:49
プロフィール

二宮さんの画像