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一昔前に比べ、子育てはとても難しくなっています。
私が専業主婦で30年以上前に子育てをやった時も煮詰まりましたが、今はさらに母親は孤立化しています。周りの大人のちょっとした優しさ・心遣いで母親たちをサポートしていきましょう。ちょっとした手助けが必要なお母さんと先輩ママが手をつなぐための「場」です。
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明日、誰かが来てくれるという安心感 [2018年09月14日(Fri)]
IMG_1544 - コピー.JPGIMG_1544 - コピー.JPG家庭訪問型子育て支援のホームスタート(HS)の船橋での3回目の講演会を13日に開催しました。HSジャパン理事でHSわこう代表の森田圭子さんからHSの特色や事例などのお話を伺いました。森田さんは人気の講師で昨年に続いての登壇。

後半に利用者さんと訪問担当のビジターさんの生の声を聞く時間も設けました。2歳になったお嬢さんのBちゃんと一緒に参加してご自分の体験談を話してくださったAさん。利用のきっかけは1歳半だったBちゃんがたえず話しかけて来て、家事もままならず、一日2人でいると煮詰まるので支援を探してHSに行きついたそうです。

知らない人に自宅に来てもらうのは不安があったので、HSしゅっぽっぽのひろばに行ってみて、ここなら安心できると依頼を決めたとのこと。訪問の2時間はビジターがBちゃんの相手をしてくれるので、自分のペースで家事ができたのが嬉しかったそうです。「何かが出来ない時、今はできないけれど、明日になったら誰かが来てくれるというのが救いになり、明日やればいいと思えました。明日になったら話を聴いてもらえるというのが気持ちの支えになりました」と。

ママ友や身内にはできない話もあるけれど、話した内容が誰にも伝わらないと(信頼できたので)安心して話せ、自分のことを受け止めてもらったおかげで、頑張る力にもなれたとも言ってくださいました。

ビジターとしては1歳半のBちゃんの相手をしながらお母さんのお話を伺ったというささやかな2時間のお手伝いでしたが、お母さんご本人からその時間が自分にとって貴重で、子どもの様子を見ながらゆっくりコーヒーを飲めたのが嬉しかったと聞いて、喜んでいただけて本当によかったと、逆に大きな贈り物をいただいたような、ほっこりした気持ちになりました。

4回の訪問修了後、利用者さんとビジターが交流することは通常はしませんが、半年ぶりに会ったBちゃんはすくすくと成長していて、お話も上手で、お母さんが丁寧に相手をしている様子が伝わってきて、嬉しい再会でした。

利用申し込み、ビジター養成講座はこちらから:
http://ninoko5656.wixsite.com/sekaino-tomodachi

IMG_1548.JPG
森田さんの講演

左ぼかし.jpg
利用者さん、ビジターさんの体験談を聴きました








Posted by 二宮 at 23:51
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