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一昔前に比べ、子育てはとても難しくなっています。
私が専業主婦で30年以上前に子育てをやった時も煮詰まりましたが、今はさらに母親は孤立化しています。周りの大人のちょっとした優しさ・心遣いで母親たちをサポートしていきましょう。ちょっとした手助けが必要なお母さんと先輩ママが手をつなぐための「場」です。
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無償ということ [2019年10月14日(Mon)]
今年の”子育て応援メッセinふなばし“も大盛況のうちに終了しました。1000名を超えた参加者。パパの参加が年を追うごとに増えています。以前はママに付き添うという印象だったのが、パパがお子さん2人を連れて参加という方がいらしたのも新しい傾向といえましょう。

ホームスタート・しゅっぽっぽの展示ブースも市長を始め、いろいろな方が立ち寄ってくださいました。しゅっぽっぽの存在を初めて知ったという方も多数おられ、もっとPRをしていかなくてはとメンバーと話しました。

その中で、「どうして無料なのですか?」、「どうやって運営していけるのですか?」という質問を複数の方から頂きました。

無料についてはホームスタートのこだわりがあります。有料になると「誰でもやっている子育てにお金がかかるの?」という目で見られるのがイヤという方や、新たな出費は困るという方もいます。「支払」が発生すると、雇用関係のように「頼む人と頼まれる人」といった上下関係も発生しかねません。あくまでも横並びの、ピアサポートであるからこそ、無料。

私の大好きなオーガナイザーのIさんは「お金を頂いたら、お茶を飲んで、おしゃべりだけして帰ってこられないでしょ」と冗談を言います。お茶は必要ありませんと最初にお伝えし、飲み物は持参しますが、お母さんがお茶を飲むときにお誘いいただいたら一緒に飲むこともあります。お子さんを遊ばせながらお母さんとおしゃべりするだけのこともあります。でも、日中、大人と一言も話す機会がない子育て中のお母さんにとって、安心してしゃべれるという環境がどれほど貴重か。経験者ですので、実感としてわかります。その時にお母さんが一番したいことに付き合う。そのための2時間です。

訪問して下さるビジターさんには交通費の実費しか出ません。でも、世の中にはお金とは別の報酬もあります。お子さんの笑顔、お母さんの笑顔、新しい自分の発見。何を得られるかはその人により様々ですが、私の場合は「やっぱり、人間っていいなぁ〜」かもしれません。自分が子育て中に煮詰まった時に先輩に助けて頂いたから、次の世代に恩送りをしているのかもしれません。

運営に関しては、民間の助成金などに毎年応募して、頂いたお金の収支は内閣府や日本財団の当団体の頁にきちんと公表しています
黄ハート

メッセ1.JPG

メッセ朝1.JPG
メッセ朝2.JPG
メッセ当日の参加団体の全体会
Posted by 二宮 at 22:26
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