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第10期事業報告・第11期事業計画 [2014年12月15日(Mon)]

11月29日に第11期通常総会を開催しました。承認された第10期の事業報告、第11期の事業計画をご覧ください。

第10期(2013年10月1日〜2014年9月30日)の事業報告、貸借対照表、活動計算書はこちらからダウンロードできます。
第10期 事業報告書.pdf

第11期(2014年10月1日〜2015年9月30日)の事業計画および予算はこちらからダウンロードできます。
第11期 事業計画.pdf
プルタブと車いす [2014年12月04日(Thu)]

アルミ缶のプルタブだけ切り取って集めている人を見るといつもいうのですが、なかなか受け入れてもらえません。ニンジン元理事の天野俊秀さんがブログに書かれていましたので、ご本人の了解を得て転載します。皆さんどう思われるでしょうか。(槇)
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 この時期の出来事に、必ず出てくる福祉プレゼント。先日もアルミのプルタ ブを集めて、福祉施設に車椅子を寄贈、という記事が地元新聞に掲載されていました。
 そんな記事を見る度に、「集める物は何故にプルタブなの?」「贈る物は何故に車椅子なの?」と、強く疑問に感じている私です。(笑)
 これを申し上げると、いつも嫌な顔をされたり、叱られることもあります。「人が困った人たちのためにコツコツと活動しているのに、邪魔をするのですか?」と。
 地域のためになる良い活動を妨害する意図は毛頭ないのですが、違うものは違う、と言ってしまう人間だから仕方がありません。
●最初の疑問「なぜプルタブ?」
 「あっ、それ私に頂戴!」と、飲み終えたアルミ缶を取り上げて、せっせとプルタブ外し。私が横から「何故缶にくっついているものを外すの?」と尋ねると、「プルタブはアルミの純度が高いから高く引き取ってくれるんだって」と仰る。「誰がそんなことを言ったの?」、「学校の先生」、「先生は調べたのかなぁ〜?」、「知らない、そんなこと」で第一回戦は終了。(笑)
 非鉄金属の回収業者に問い合わせてみればすぐに判ります。アルミは何でもすべて重さで同じ単価であることが・・・。(誰も疑問に思わず調べようとしない)
 さらに、先生に聞くともっと素晴らしい説が登場する。「アルミ缶の胴は再生アルミだけど、プルタブだけは純粋なアルミから作られてるの」とのこと。

【この都市伝説の基点】
 昔々、場所は東京だったと思いますが、公園に落ちてるゴミの中で、タバコのフィルターと飲料缶のプルタブが大問題になった。缶の本体はゴミ箱に捨てる人が開けて取ったプルタブ(当時はプルタブを缶から引き離す方式だった)は、その場に捨てる人が多かった。これは裸足で遊ぶ子どもや動物にも危険なこと。
 そこで、ある団体が地域に呼びかけて大々的なプルタブ一掃キャンペーンを行いました。すると、何とトラック数台分のプルタブが集まってきたのです。引き取り業者に持っていったら、ある程度の大金になってしまいました。そこで、その分配方法をみんなで考えた結果、当時福祉施設が車椅子が少なくて困っていることを聞き、収益を何台もの車椅子に変えて寄贈したのです。
 このことが一石二鳥の美談として、全国紙に掲載され、全国各地で同様の活動が始まりました。
 ただ、この出来事に頭を抱えてしまったのがアルミ缶を作る製造業界。自分たちも何とかしなくてはと、その当時試作品だった本体から外れない『ステイオン』タイプのプルタブ(現在の形)への切り替え作業を進めたのです。

 つまり、もう何もわざわざ外して拾う必要はないのです。
 先ほどの回収業者の言う通りであれば、アルミ缶ごと集めた方が、早く目標達成できることになりますね。アルミ缶製造業界の話では、再生アルミの量が不足していた年もあったらしく、その時は缶本体は再生アルミで作り、足りない量に匹敵する蓋とプルタブだけを新しいアルミ原料から作ったとのこと。その話に尾ひれがついたのでしょうね。
 ちなみにアルミの再生過程では、溶かした炉の中で、不純物は徹底して除去されるため、どちらの材料でも何の問題もないのだそうです。

【もう一つの課題】
 何故、車椅子に限定しているのか?。これは多分、人の心の優しさから発生した悪循環だと思います。
 私は、福祉施設の施設長もしていましたし、社会福祉協議会の理事も長年していましたから言えることなのですが、昔と違い、施設では車椅子に困っていません。(笑) では、それなのになぜ笑顔で受領するのか?。それは多くの人の善意を無駄にはできないからなのです。誰も文句を言える人などいる訳がありません。そのため、内部では、「今度はあんたの施設で受け取ってね」と半ば押し付けあっている場合が多いのです。(笑)
 それでは、今の福祉施設は満ち足りていて何も援助は必要ないのか?。それは違います。足りないものがいっぱいあります。人手や財源等。特に利用者の楽しみにしているお祭りや行事に使う資金と人が足りません。
 車椅子を施設が本当に望んでいるなら、それは最高のプレゼントですが、多くの場合、寄贈団体から「何に困っているか?」と尋ねられることはないのです。
 相手が勝手に良かれと思って「車椅子」に決めてしまい、目標達成後に初めて連絡が入る、というパターンが多いのですね。

 折角の多くの人の好意ですから、相手が本当に困ったり欲しがっているものを事前にきちんと聞いてから、活動を始めたいですね。その方が参加する人たちにも絶対に良い経験となりますから・・。

いつか、言いたい、と思っていたことを書くと、気持ちがすっきり(笑)です。
私だけ・・、申し訳ないです。(笑)
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