石巻報告 [2012年02月19日(Sun)]
1月27日から29日にかけて、7人が石巻へ行って来ました。
ニンジンでは、昨年3月11日以降、ささやかでもできることをと、車いすやモンゴルからの支援品を被災地に送ったり、募金活動をしてきました。募金を被災地の障がい児のための活動に活かしていただきたいとの思いで、石巻の「特定非営利活動法人障碍児と共に歩む会」の新年のイベントを応援し、あわせて活動再開のための支援をお渡しすることができました。 今回は、震災以降、石巻を中心にボランティアを派遣している「特定非営利活動法人明るい社会づくり運動」の7回目の派遣プログラムに協働して実施。東京の事務局や現地の石巻地区推進協議会(齋藤正美会長)の皆さんのご協力で、無事に終了することができました。 27日は、午後移動、夜は宿泊場所の会長事務所2階に「障碍児と共に歩む会」副理事長の小林厚子さんもみえ、震災、津波で被害を受け、いまも仮設住宅や被災した自宅の2階でままならない生活を送っている人が多いことや、避難所での生活の中で、日頃、普通学校で多くの仲間とつながっている障がい児たちは、いろいろな人たちに理解されていて家族ぐるみで手助けを受けることができた様子などを伺うことができました。 28日は、朝から炊き出し100食分の準備をして、ニューイヤーコンサートをしている会場へ移動。外は凍りつく寒さでしたが、石巻焼きそばとカレーライスのお昼ご飯を皆さんに楽しんでいただきました。 29日は、被災地に行くのは初めての人がほとんどで、午前中、被災地の状況を視察して戻りました。 多くのお子さんが犠牲になった大川小学校には慰霊碑ができており、手を合わせて冥福を祈ってきました。 震災からずいぶん時間が経っているにもかかわらず、初めて訪れたメンバーはやはり実際に現地の状況を見て衝撃を受けました。寒い中でしたが、石巻ではいろんな出会いもあり、行ってよかったという声が多く聞かれました。 全行程にわたる詳しい報告は、こちらをご覧ください。 |