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この夏も車いすをモンゴルに届けました [2010年09月16日(Thu)]

8月7日から14日、第6回ニンジン・モンゴル交流ツアーを実施しました。今回はなんと3人という少数精鋭? 出発前はちょっと寂しいかなと思ったものの、元気に一週間過ごしてきました。

今年は成田空港からモンゴル航空のチャーター便で、車いすとバギー合わせて21台を運んでいただきました。直前の日程変更があり、ウランバートルの障害児親の協会と最後の連絡が取れないままの出発で、空港に車いす用のトラックが来ない!という事態がまた起きてしまいましたが、またしてもエムジェイツアーズのご協力で運んで保管していただき、本当に助かりました。

今回運んだ車いすの寄贈についての報告です。順番は前後しています。

1.障害児親の協会(APDC)
現地での最終日13日に、障害児親の協会での贈呈式をしました。この夏協会は、盲ろう学校(第29特別支援学校)の中に仮事務所を置いていました。あいにくの雨で、事務所内で顔合わせをして順番に車いすを選び合わせる作業をしました。
今回持ってきた21台のうちの17台(車いす11台・バギー6台)を親の協会を通して寄贈。この場で直接選んで渡せたお子さんは6人でした。



この日は、 ウランバートルにいる協力隊員の佐竹裕美(国リハ・PT)さん、多田羅千恵(第10治療幼稚園・養護)、藤原(同・ST)さん、そして昨年にひきつづきソロンゴさん、ヒシゲさんが協力してくださいました。
お子さんの身体の大きさや障害、そして車いすの使途などを考えると、最適といえる車いすを選ぶのは難しく、理学療法士の吉濱さん、佐竹さんが頭を悩ませていました。いまここにあるもののなかでのベストを選んで、工夫して使ってもらうアドバイスをしてきました。ぐずっていたお子さんもぴったりくる車いすに乗ると笑顔がこぼれます。




2.障害児親の協会ムルン支部
到着の翌日は、国内線でフブスグルの県庁所在地ムルンに飛び、いったんはフブスグル湖のツーリストキャンプまで行き、翌9日(月)にまたムルンまで3時間半、草原を車に揺られ、障害児親の協会ムルン支部(2004年設立)を訪ね、車いす1台、バギー1台を寄贈してきました。

2009年のデータでは、フブスグル県全体の人口が124,000人で、そのうちに障害者が4,580人、うち障害児は2,800人。この親の協会に来ている障害児が150人(5〜16歳)ほどで、障害の種類としては知的障害が一番多い。ただ障害児といっても、診察を受けていないお子さんが多いので、多くは障害者手帳をもっていないとのことでした。

この支部は、町の一角にある一戸建ての建物にあり、1階が事務室で、お母さんたちが集まって紙袋を作っていました。スーパーがポリエチレン袋を止めて自然にいいものに変えるためにと作っていました。障害児のお母さんたちはシングルマザーで職がない人が多く、少しでも収入になるよう皆で作業をしているとのことでした。2階は16畳くらいの部屋で、子どもたちが遊んだり、勉強したりする場所になっていました。



休み中なので会えたお子さんは、車いすを受け取りに来たオトゴンバータル君(12歳)だけでした。吉濱さんが彼の日常生活での注意をお母さんはじめ皆さんに伝え、車いすを合わせて渡して来ました。車いすがあれば、家から3キロ離れたデイケアに通えるとお母さんが喜んでいました。



この支部代表のプレベさんは、昨年、学校教師を退職して代表になられたそうです。「支部の建物は自分が所有しているものなので、会としては光熱費等を負担するだけで済む」とのことでした。退職後はボランティア三昧!を地でいってます。

3.モンゴル航空
昨年に引き続き、車いす輸送に協力いただいたモンゴル航空に今年は1台寄贈してきました。帰国時には通路に置かれていてさっそく活躍しているようでした。



4.その他
南ゴビのシェアザジョイセンター用に2台を協力隊員に預け、また1台は旅行社の現地社員の家族に寄贈してきました。脳卒中の後遺症で歩けないが車いすを買うことができず困っていたので、とても喜んでいました。