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コンサート会場で活動報告 [2012年07月09日(Mon)]

七夕コンサートの会場ロビーに、ニンジンのモンゴルでの活動を紹介するパネルを展示してご覧いただきました。

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七夕コンサートの第1部が終わったところで、ニンジンの足立房夫理事長からご挨拶と、

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海外協力隊員としてモンゴル国立リハビリテーションセンターで2年間活動して帰国した理学療法士(PT)の佐竹裕美さんから、モンゴルの障害者の状況について報告がありました。

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熱心に見てくださっています。

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ひよこっちライブ [2012年04月11日(Wed)]

3月24、25日に、「ひよこっち自主ライブ」が横浜ラポールで開催されました。「ひよこっち」は、ろうと難聴の青少年や大人からなるグループで、手話パフォーマンスやさまざまな社会体験、交流活動をしています。

2010年春には、ニンジンも協力して、モンゴルのろう学校から生徒6人、先生2人を日本に招きました。モンゴルのろうの若者たちには、日本のろう者がしっかり社会で仕事をしているのを見ることができ、自分たちの将来にも大きな可能性があることを認識できて、とても大きな収穫だったようです。

ライブは今回も2日間とも満席の盛況。このライブの収益金の一部は、次回のモンゴルからの呼び寄せのために貯金されます。ニンジンは後援団体として、ロビーにブースを出展しました。

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石巻報告 [2012年02月19日(Sun)]

1月27日から29日にかけて、7人が石巻へ行って来ました。

ニンジンでは、昨年3月11日以降、ささやかでもできることをと、車いすやモンゴルからの支援品を被災地に送ったり、募金活動をしてきました。募金を被災地の障がい児のための活動に活かしていただきたいとの思いで、石巻の「特定非営利活動法人障碍児と共に歩む会」の新年のイベントを応援し、あわせて活動再開のための支援をお渡しすることができました。

今回は、震災以降、石巻を中心にボランティアを派遣している「特定非営利活動法人明るい社会づくり運動」の7回目の派遣プログラムに協働して実施。東京の事務局や現地の石巻地区推進協議会(齋藤正美会長)の皆さんのご協力で、無事に終了することができました。

27日は、午後移動、夜は宿泊場所の会長事務所2階に「障碍児と共に歩む会」副理事長の小林厚子さんもみえ、震災、津波で被害を受け、いまも仮設住宅や被災した自宅の2階でままならない生活を送っている人が多いことや、避難所での生活の中で、日頃、普通学校で多くの仲間とつながっている障がい児たちは、いろいろな人たちに理解されていて家族ぐるみで手助けを受けることができた様子などを伺うことができました。

28日は、朝から炊き出し100食分の準備をして、ニューイヤーコンサートをしている会場へ移動。外は凍りつく寒さでしたが、石巻焼きそばとカレーライスのお昼ご飯を皆さんに楽しんでいただきました。









29日は、被災地に行くのは初めての人がほとんどで、午前中、被災地の状況を視察して戻りました。


多くのお子さんが犠牲になった大川小学校には慰霊碑ができており、手を合わせて冥福を祈ってきました。

震災からずいぶん時間が経っているにもかかわらず、初めて訪れたメンバーはやはり実際に現地の状況を見て衝撃を受けました。寒い中でしたが、石巻ではいろんな出会いもあり、行ってよかったという声が多く聞かれました。

全行程にわたる詳しい報告は、こちらをご覧ください。
石巻ボランティアチーム [2012年01月28日(Sat)]

今日は、石巻の障碍児と共に歩む会の新年の集いがあります。ピアノのコンサートの後、みんなで昼食を食べます。
昨日、石巻入りしたボランティアチームは、今朝から炊き出しの準備を始めています。今日のメニューは、カレーライスと焼きそばです。



ジャガイモの皮をむいているところ。
モンゴルツアー報告(4) [2011年10月24日(Mon)]

17日には、 ウランバートル近郊の景勝地テレルジへ出かけました。いいお天気に恵まれ、緑の草原のなか、日本でいえば高山植物にあたるような花々が待っていました。エーデルワイスもたくさん見ることができました。全員が乗馬も体験しました。





最終日18日には、ふた手に分かれて、見学組は、今年2月に新装なった国立身体障害者リハビリテーションセンターに行きました。夏休暇中で、医師もお二人だけでしたが、施設を見せていただきました。15床の入院棟のうち3床の子どもに親が付き添って入院できるかわいい部屋がありました。ここにも、ストレッチャー代わりにも使えるフルリクライニングの大きな車いすを1台寄贈しました。



モンゴルでも医科大学に4年制の理学療法士(PT)専門学校ができ、群馬大学の先生が教えているそうです。この春最初の卒業生が出たとのこと。作業療法士(OT)のコースはスイスから先生が来て教えているとのことでした。OTは来年から卒業生が出るそうです。
こうした専門教育がきちんと根付くと、モンゴルの障がい児療育も大きく進展することと期待できます。
モンゴルツアー報告(3) [2011年10月24日(Mon)]

16日は、いよいよ障がい児親の協会(APDC)での車イス贈呈です。今年も、親の協会の事務所がある国立盲学校の中庭で車いすの適合をみてお子さん身体に調整して渡す作業を行いました。今回運んだ21台のうち親の協会へは18台を寄贈しましたが、ここで、車いすをお渡しできたのは、2歳から14歳までの11人(うち1人は午後の障がい児センターから)のお子さんでした。今年も理学療法士の吉濱理事を中心に、義肢装具士の大塚副理事長、千葉県東金市から参加された西さんが車いすの調整に当たりました。





また、事務所の中では、脳性マヒの専門医の中島雅之輔先生が診察をしてくださいました。事前に希望を受付けていたのは5組でしたが、車いすを受け取りに来た親子も希望される方が多く、10組以上になりました。

最後に勢ぞろいして記念撮影をしました。手伝いに来てくださった方々も一緒です。



また、事務所の中で、代表のセレンゲさんからお話を伺い、その後、かわいいお花のついた手づくりのお礼状をスタッフのお嬢さんのザヤさんから一人ひとりに手渡され、一同感激、涙する一幕もありました。



午後は、 ウランバートル市の北西のチンゲルテイ区のゲル地区にある障がい児センター(CBRC)を訪問しました。このセンターは、NGOのADRAモンゴル事務所が市から5年間の契約で運営を引き受けてきたところです。この11月からはWorld Visonに変わるとのことでした。
160人ほどの身体、知的、精神障がいのお子さんが通ってきていて、6人のスタッフで対応しています。ここでも中島先生に診てもらいたいと待っている方たちがいて、時間を超過して6組の診察をしていただきました。





モンゴルツアー報告(2) [2011年10月20日(Thu)]

モンゴルツアー報告(2)

南ゴビでの2日目は、ゴビ自然博物館の見学、ヨーリンアム渓谷へのハイキング、羊の解体の見学、モルツォク砂丘体験とラクダに乗る体験、そしてホルホッグの夕食とたくさんのメニューをにぎやかに楽しみました。





協力隊の現役の二人、藤原麻美子さんと野沢綾子さんは、ハイキングから戻って昼食をすませたところでまたバスで遠路ウランバートルに戻るために、ダランザドガドに移動。シェアザジョイセンターのナツァグさんが迎えに来て、バスターミナルまで送ってくださいました。



15日、また2便に分かれてウランバートルへ戻りました。





石巻に車椅子を送りました [2011年06月09日(Thu)]

ニンジンは、いつもはモンゴルの子どもたちのために子ども用を中心に使用済み車椅子を集めているのですが、東日本大震災が起きて被災地から車椅子の要望が伝えられたため、大人用の一般的な車いすも集めて送っています。

今回は、5月31日(火)の夜、石巻に行くトラックに7台を積み込んでいただき、翌朝、石巻に到着しました。ついでに運んでいただいた車椅子のほうが場所を取っていて恐縮でした。本当にありがとうございました。

石巻では、明るい社会づくり運動石巻地区推進協議会(会長:斉藤正美さん)のご協力をいただき、津波で流されて新しい場所に施設を建築中の「めだかグループ」にすぐに届けられました。

「めだかグループ」は、宮城県石巻市で小規模多機能型居宅介護(めだかの楽園)、通所介護(めだかの楽校)、訪問介護などの介護サービスを行っています。(運営:有限会社井上技建) 施設のあった南浜町は津波で本当になにもなくなっていましたが、被災時にいた47名のお年寄りは、被災の二日前にたまたま避難訓練を行っていたことが功を奏し、全員が無事避難できたそうです。一人の犠牲者も出さなかったというので、テレビの取材をうけたそうです。



さっそく、寄贈式の画像を送ってくださいました。

建築中の新施設玄関で、寄贈した車椅子に乗るご利用者と「めだかグループ」のスタッフの皆さん。右端は、お届けいただいた石巻明社会長の斉藤さん。

いま大工さんの数も足りないということで、スタッフの皆さんも建築作業に参加しているそうです。一日も早く完成して、もとの日常が戻ることをお祈りしています。


なお、4月1日に送り出した6台は、JICAの車で仙台に運ばれ、2台はすぐに東松島の矢本第一中学校の避難所に届けられました。JICA東北事務所に保管されていた残り4台については、5月31日に日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合支援本部・みやぎ支援センターに引渡しをお願いしました。




避難所に車いすを提供 [2011年04月08日(Fri)]

 東日本大震災に関して、ニンジンとしてもどう動けるか考えているところに、JICAの協力隊事務局より、車いすの要請が届きました。帰国中の隊員が支援に入っている避難所で車いすを必要としているとのことでした。
 4月1日に、心身障害児総合医療療育センターで、センターからも新品2台の提供をいただき、6台をお渡ししました。
 4月2日に2台は避難所になっている宮城県の東松島市立矢本第一中学校に届けられました。残り4台については、仙台にあるJICA東北支部に保管し、今後要望を受けて供与される予定です。
 下は、送り出した車いす6台です。


HIYOKOCCHI Live [2011年03月31日(Thu)]

Hiyokocchi, group of young people with hearing disabilities had
held their 13th sign language performance live show on 26th and
27th of March in Yokohama.
They had discussed long time whether they should hold the show at
this time just after East Japan Earthquake. Their final decision was
"do" because they had experienced the earthquake and had many
things they wanted to tell as the hearing inpaired.
They fundraised for the deaf school of Miyagi Prefecture.





3月26日、27日に「ひよこっち」の第13回自主ライブが横浜ラポールシアターでありました。ニンジンからは、吉濱さんと槇の二人でロビーにブースを出しました。

こんなときにライブをやっていいのか相当悩んだようですが、「ひよこっち」のメンバーみんなで話し合いをし、「悩み悩んだ結果、地震を経験し、聞こえない仲間が多いひよこっちだからこそ伝えていきたいものもある」とライブを決行することにしたそうです。会場では、子どもたちが募金箱をもち、宮城のろう学校の被災した仲間たちのために募金をしました。

ライブは3部構成でしたが、第2部は昨年のモンゴルのろう学校生招へいプログラムの報告でした。誰を日本に招くか自分たちの目で決めるためにモンゴルまで行った「ひよこっち」。昨年の交流がどれだけ心に残るものであったか、ビデオやスライドを見せながら報告されました。



明るく元気に人と人の絆の大切さや温かさを伝えてくれる、この「ひよこっち」のステージを被災された方たちに見ていただくことができたらと、思わず目頭が熱くなっていました。