第13回モンゴル交流ツアー(1) [2019年08月29日(Thu)]
2つの障がい児センターに、クラウドファンディングの成果を贈る目録をお渡ししました。
8月5日から10日にかけて、富士山静岡空港からモンゴルに、クラウドファンディングでつながった人たちやニンジンの関係者など13名で訪問・交流してきました。 今回のテーマは「モンゴルの障がい児センターにきれいな水とトイレを贈る」というものでしたが、例年通りに車いす等(車いす16台、歩行器3台、シャワーチェア1台)も一緒に運び、障がい児保護者の会に手渡してきました。 8月6日、豪雨のため道路があちこち冠水しているなか、ツァーの参加者13人がサインナイズセンターとゲゲーレンセンターを訪問しました。日本で実施した「モンゴルの障害児センターにきれいな水とトイレを贈ろう」クラウドファンディングが成功したので、そのお金でトイレと水槽等を贈る目録を持って行きました。2つのセンターでは子どもと家族がたくさん来て、歓迎してくれました。初めて参加した日本からの旅行者も多く、センターの様子を知って、とても感激しました。日本のさわる絵本の会から寄贈された手作りのおもちゃを梅村涼さんから両センターに手渡し、さっそく子どもたちが大喜びで遊びました。 サインナイズでは、リーダーのアルタントゥルフールさんから、家で家族と話すこともなく孤立していた14歳の男の子が、サインナイスに来るようになって、他の子どもたちと過ごしているうちに言葉が出るようになったことを話してくれました。その子の中にあったものが集団の中で引き出されたという話には皆感動しました。 サインナイズでは、すでにトイレの浄化槽の設置は済んでいて、トイレを作る部屋の説明を受けました。JICAの土木の専門家の奥松さんが来てくださり、工事についてみていただきました。 ゲゲーレンでは、リーダーのオヤンガーさんがノミンさんを抱きかかえながら、ゲゲーレンは障がいのあるなしにかかわらず、子どもたちが集まれる地域の児童館的なあり方を目指していると話されました。 お母さんたちが石けんをつくり販売するため石けん小屋もできていました。7月はお休みだったので、工事はまだこれからでした。 やっと雨も上がったので、みんなで記念写真を撮りました。 |